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ニジゲンノモリ『ゴジラ迎撃作戦~国立淡路島研究センター』完成披露イベント開催!

株式会社ニジゲンノモリは、兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」に、
『ゴジラ迎撃作戦 ~国立ゴジラ淡路島研究センター~ 』を2020年10月10日(土)にオープンします。
新アトラクション『ゴジラ迎撃作戦』は、淡路島に上陸した世界最大の実物大ゴジラをテーマにし、
ゴジラの強大さと迫力を存分に体感できる世界唯一のエンターテインメントアトラクションです。

オープン日を目前に控えた2020年10月8日(木)、完成披露イベントが行われました。

【完成披露イベント】

台風14号(チャンホン)が日本列島へと接近する中、その前線の影響か、本降りの雨模様となった10月8日。
当日午前10時30分より、ニジゲンノモリ内、『ゴジラ迎撃作戦~国立淡路島研究センター』の実物大ゴジラ前にて
完成披露イベントが行われました。

MCを務めるのは「シアター」のアトラクション映像内にてニュースキャスター役で出演しているサンテレビジョンの木内亮アナウンサー。

オープニングを飾るのは淡路島を中心に活動する「パソナあわじオルケスタ」による、伊福部昭氏作曲の「ゴジラのテーマ」。
そして淡路島の太鼓集団「鼓淡」による勇壮な和太鼓の祝典演奏が行われました。

『登壇者挨拶』
次に登壇者の挨拶。最初に主催者を代表し、株式会社パソナグループ代表取締役グループ代表の南部靖之氏の挨拶から。
南部代表「荒ぶる神の化身、ゴジラがとうとう来てくれた。しかも今日の大雨の中に。流石といいますか、
(もうちょっと晴れて欲しかったと思いながら)心をワクワクドキドキしながら今、改めてここに立たせて頂いております。
本当はもう少し、オープンの日を早めたかったんですけども、コロナ禍の為、また長雨の為、ちょっと長引きました。
でも本当にオープンが出来て嬉しかったです。一番お礼を申し上げたいのは、井戸県知事、門市長ですが、
このニジゲンノモリでゴジラをやっていいよ、と許可を頂いたのは、東宝の大田常務さんであります。
ゴジラを通して淡路島を世界中の方に知って頂き、もっともっと世界中からお越し頂ける場になるように、
そしてこのゴジラは淡路島島民の方々に愛されるゴジラへと変わっていきます。そしてもっともっと、
心が通じる様なゴジラになっていくようなそういう仕掛けも沢山、ございます。
「with Godzilla」で私も精一杯頑張りますので、これからもご愛顧の程、宜しくお願い致します。」

次に来賓として井戸敏三兵庫県知事の挨拶。
井戸知事「南部代表の通り、ゴジラが風雨を引き連れて淡路島に上陸した事の様であります。
何故、ゴジラが淡路島に上陸したのか?それは先程シアターで映像を見ました所、
「淡路島古事記」ゴジラが淡路島を襲った古図が描かれていまして、
そしてゴジラは何年かに一度目を覚まし、風雨を引きつれて淡路島にやってくるという
淡路島の象徴との事であります。この実物大ゴジラは南部さんが7年位前から考えておられまして、
大体、南部さんの最初の話しは「全然、こんなのが実現するはずが無い」と、荒唐無稽の様に
聞こえていたんですけども、それが何時の間にやら実現してしまう。それが南部さんの不思議な活力であります。
平成25年の夏にこの淡路島公園を活性化するという事で、民間の色んなアイディアを導入させて頂いて、
プロジェクトを進めようという事で、パソナグループが応募して頂いた訳ですが、「火の鳥」から始まり、
「NARUTO」、今度は「ゴジラ」。そして、まだ計画があるんだとの事でありますので、
何処まで「楽しさ」を淡路島に作って頂けるのか、大いに期待をしている所でございます。
今回、お祝いの歌を作りました。「ゴジラ来る またもや驚き 淡路島 火の鳥 NARUTOに 引き続いて」
引き続き引き続き、淡路島に驚きをもたらしてくれるのがこのプロジェクトであります。」

続いて門康彦淡路市長の挨拶が。
門市長「2008年、7名のパソナ濃援隊がこの島に上陸しました。それから時が過ぎ今日、南部代表を始め、
パソナグループの方々がこういった素晴らしい施設を淡路島に作って頂いたわけであります。
実はゴジラは台風と共に上陸をするんですよ。今日の天気もこれで当たり前なんです。
ですから淡路島の地元の者達はこういったイベントの際に降る雨を吉兆の雨と言い、喜びます。
まさにそういった事に全部繋がっているのではないかなと思います。」

そして制作者を代表し、東宝株式会社常務取締役 映像本部映像事業担当兼
音楽事業担当兼チーフ・ゴジラ・オフィサー(CGO)の大田圭二氏の挨拶。
大田CGO「世界広しと言えど、実物大のゴジラはこれが初めての事になります。
3年程前にこの企画を頂きました。実物大のゴジラの口の中にジップラインで飛び込む、
そういうアトラクションを作りたい。そういう提案を頂いた時、正直これは無理でしょうと思いました。
というのは、我々は東京の新宿歌舞伎町のビルの屋上にゴジラヘッドというものを
2015年に作ったんですけども、建設時に非常に苦労をしたんですね。
今回の実物大サイズは新宿の物をはるかに上回るサイズだったので、無理じゃないかと思っていたんですが、
ニジゲンノモリの皆様を始め、関係者が安全面を考慮しながら今日の完成に至りました。
コロナ禍の中で工事の進行にも制限をされる事が多かったかと思います。3年越しのプロジェクトを本当に有難うございました。
ゴジラは1954年に生まれ、今年で66年です。人間でいいますとまもなく古希を迎えます。
(Longest continuously running movie franchise=もっとも長く継続しているフランチャイズ映画)
としてギネス世界記録を保持し、ハリウッドでも3度映画化もされました。
そして来年春「ゴジラvsコング」が公開されます。是非多くの方に“勇気と挑戦のストーリー”を
体感していただきたいと思っております。」

そしてテープカットへ。
ここで、「シアター」で上演されるアトラクション映像にNIGOD(国立ゴジラ淡路島研究センター)の
研究員、三枝役として出演した、俳優の山崎紘菜さんとタレントで淡路島大好き芸人のたむらけんじさんが登壇。
そして登壇者が「ゴジラ迎撃作戦開始!」の号令と共にテープに鋏を入れると、後方よりジェットスモークが
吹き上がります。

【トークセッション】

続いてゲストによるトークセッション。完成披露イベントに続いて、山崎紘菜さんが登壇します。
そしてたむらけんじさんもいっしょに登壇・・・と思いきや、何故か姿が現れず。と、次の瞬間、
ジップラインのスタート地点方向からなにやら大声が。現れたのは後ろ向きに滑走するたむらさん。
そしてゴジラの大きな口に吸い込まれる瞬間「たむらがゴジラに食べられる~!!」と
渾身のギャグを披露しながらかなりのスピードでゴジラの腹へと消えていきました。

先ず、改めて実物大ゴジラを目の前にした観想を問われると、
山崎さん「自分が想像していた以上の迫力でメチャクチャ大迫力だなと思いました。
歯や手の爪も細かい所までしっかりと作りこまれていて、この距離でゴジラを見れるだけでも
大興奮なのに口の中に入れるなんてゴジラファンには堪らないんじゃないかと思います。
勿論、映画とかで拝見をしているのでゴジラが巨大なのは分かっているんですけど、
実際に実物を見ると、また映画の見方も変わるのかな?と思います。」と圧倒されている様子。

とここで、辛くもゴジラの腹から生還したたむらさんが登壇。
たむらさん「あのさ・・・僕芸暦27年なんやけど、ジップラインでの登場なんてデビューしたての若手がやる奴やん。
今日は絶対に(体張るシーンなんて)無いと思ってたら、「雨降ってますけど行って下さい!」って。
ほんで、これメチャクチャ怖いで!僕もやるまでナメててん。いけるやろ!って思ってたら、スピードが目茶苦茶速いがな。
手放しでイケますよって言ってたから、僕も魅せなあかんと手を離したらグルグル回り出すし。
でも、たむらはこれまで何度も淡路島に上陸をしていたんですけども、ゴジラが初上陸という事で、
僕もこんなにドデカイのが出来ているなんて知らなかったんですよ。南部さんも全然教えてくれへんし。
また新名所・新アトラクションが出来たなと喜んでおります。」と生還第一声を話します。

そして、「シアター」のアトラクション映像に研究員役で出演しているが、研究員役は初めてなのか?という問いに、
山崎さん「初めてやらせて頂きました。アトラクション映像ではあるんですけど、撮影自体も映画の撮影と
変わらないスケールとクオリティで撮影していたので、映像を作るという意識よりも、
映画に挑む、一つの作品に携わるという気持ちと全く変わらない様に役作りをさせて頂きました。
アトラクション映像の見所は、何故、淡路島にゴジラがいるのか?という事と、NIGODは一体何をしているのか、
どんな機関なのかというのが明らかになる映像で、ニジゲンノモリ限定でしか見られない映像になっているので、
新たなゴジラの歴史を知る事が出来るし、ゴジラファンも、ファンで無い方も必見です。」

続いてジップラインの感想は?との質問に
たむらさん「あのね、遠くから見てもデカイでしょ。そしてまず、自分が生き物に食われる事って無いやんか?
食われるという感覚が人生初体験よ。後輩芸人には沢山喰われて来たけど。ちょっと新感覚でしたね。」

そしてもし、ゴジラを迎撃するとしたらどの様に戦うか?と問われると、「ちょっと待っててや」と
たむらさんが控え室から愛用の獅子舞を持ち出します。
「次のハリウッド版は「ゴジラvsSHISHIMAI」やで。これでゴジラと頭の噛み合いや。」
と、ここで報道陣向けに大きく口を開けたゴジラとこちらも口を開いたたむらさんの獅子舞の共演カットを披露。

たむらさん「僕はただただ淡路島が好きなだけやったの。ほんで淡路島の人達と知り合う事となって、
南部さんとも知り合って、7年前の僕の芸暦20周年のイベントもやらせて貰って。
こんなに近くにこんな楽園があるなんて知らなかったんですよ。旨いモノは多いし、景色は良いし、
海もあって温泉も島の北と南で泉質が違う。そして皆、淡路島は遠いと思っててん。
さんまさんも「あかん、淡路島遠いやろ?」って言うてたけど、さんまさんに白浜と淡路島、どっちが近いと思ってます?って
聞いたら白浜やろ?って。それが7~8年前。今では皆さん、こうして淡路島を知ってくれて沢山来てくれて。」

また、淡路島名物の話になると、焼肉店等を経営している経営者として
たむらさん「淡路牛は高くて出されへんねん(泣)。高級やからな~。でも玉葱は絶品。
他所の玉葱は苦いというか、癖があるんやけど、淡路島にはそれが無いねん。何が良いか言うたら、
土壌が玉葱の育成に合うてんねん。せやからエグみが出えへんという理由があんねん。」

最後に『ゴジラ迎撃作戦~国立淡路島研究センター』を体験するのを楽しみにしていファンへのメッセージが。
山崎さん「アトラクション映像に参加させて頂いたんですけど、映像を作ってくれた監督、スタッフの方々、
そしてこのプロジェクトに関って下さる皆様、本当にゴジラへの愛が深いというか、
本当にゴジラが大好きな方が作った最高のアトラクションが誕生したのではないかと思います。
往年のファンの期待を絶対に裏切らないアトラクションですし、勿論、ゴジラに初めて触れる方にも
楽しんで頂けるので、沢山の方に淡路島に来て欲しいなと思います。」

たむらさん「ゴジラは日本の宝ですから、その日本の宝が僕の好きなこの淡路島来てくれたというのが
本当に幸せでございます。家族の中でお父ちゃんがゴジラを知っていて、ゴジラを知らない子供達に
ここへ来て「コレがお父ちゃんが子供の頃大好きやったゴジラやねん」とか言いながら、
そうやってゴジラがずっと皆さんの中のヒーローとして伝えていける、そういうアトラクションかなと
思っていますので、47の僕みたいなおっちゃんもキャッキャッとはしゃげますので、
親子で楽しんで頂いて、淡路島に足を運んで頂きたいと思います。宜しくお願い致します。」
とお二人は話され、トークセッションは終了しました。

【囲み取材】

イベント終了後、ステージ上にて株式会社パソナグループ代表取締役の南部靖之代表の囲み取材が行われました。

Q:ゴジラという題材に着目したのは何故か?淡路島、そしてニジゲンノモリにインバウンド需要を引き込む目的としてか?

南部代表「ゴジラはやはり世界からお客様が来てくれる。この淡路島に世界中、東南アジア・ヨーロッパ、
特にアメリカからここにお客様を招きたいというのが狙いでした。その中で一番親しみがあって、
一番記憶にある、それも老若男女、子供から大人まで全員に共通した話題性がある。
そういう意味でゴジラを選びました。将来、淡路島をインターナショナルアイランドにして、
そして日本中のアニメが集まる、それを世界中から見たい知りたいという人達が集まる。
そういう島にしたい。それが狙いです。ゴジラといえば、荒ぶる神の化身でありますから
当然嵐と共にやってくる。そういう意味では幸先良いなと僕は思っているんです。」

Q:コロナ禍で漸くオープンに漕ぎ付けた感想は?

南部代表「実は、インバウンドを中心に考えていたものですから、どうなるのかなと思っていたんです。
来年のハリウッド版ゴジラ映画の公開の情報も入っていましたし、インバウンドだけを考えた場合、
確かにコロナ禍は大きな問題ではありますけども、多分10月10日以降は先ず、日本中の方々に来てもらえる、
そういう意味では日本の方々の一番の楽しみの場所になれるなと今、思っています。
来年度、コロナ禍が過ぎれば、僕は多分、ここはインターナショナルアイランドに変わっていると思います。」

Q:先程の県知事の挨拶でこれからも何かあるとの事だったが、具体的には何を考えているのか?

南部代表「年に1つか2つは日本のアニメを代表する物をこの淡路島公園内にオープンします。
発表等は具体的な契約を結んでからになりますので、今は出来ませんけども、2~3年をかけて導入をします。」

Q:完成披露を終えた感想は?

南部代表「いやぁ、流石にゴジラは雨だ!台風だ!という感じで凄く相応しい現れ方をしたなというのが一点。
そしてもう一つはやっぱりゴジラは日本のみならず、世界で愛されるキャラクターだと確信しました。
今、世界中のメディアからも問い合わせが入っておりますから、世界中の皆さんが
ここに来てくれるだろうなと思っています。今はゴジラのテーマを聴いただけでワクワクドキドキして
やっぱりオープンしてよかった。実物大のゴジラが体験出来るという事に一番僕は喜びを感じています。
子供時代に戻り、大人になった今でもまた新しいゴジラがドンドン誕生するという意味で、
これからも長生きをしたいなと思っています。」

と、更なるコンテンツの導入を匂わせて囲み取材は終了しました。

【ニジゲンノモリ『ゴジラ迎撃作戦~国立淡路島研究センター』完成披露イベント概要】

ニジゲンノモリの公式サイトはこちら
『ゴジラ迎撃作戦~国立淡路島研究センター』の特設サイトはこちら

<日時>
2020年10月8日(木)10:30開始

<会場>
兵庫県立淡路島公園アニメパーク「ニジゲンノモリ」内 完成披露イベント会場

<登壇者>
南部靖之:株式会社パソナグループ代表取締役グループ代表
井戸敏三:兵庫県知事
門康彦:淡路市長
大田圭二:東宝株式会社常務取締役 兼 チーフ・ゴジラ・オフィサー(CGO)
山崎紘菜:俳優
たむらけんじ:タレント

MC:木内亮(サンテレビジョンアナウンサー)

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