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舞台「バレンタイン・ブルー」公演スタート!

『バレンタイン・ブルー』は、若者達の夢と挫折、友情、恋、そして家族の愛が、歌と共に綴られていくファンタスティック・コメディ。
物語は、とある通りにあるカフェ&バー、「バレンタイン・ブルー」で繰り広げられる。カフェに訪れる様々な客が織りなす人間模様を優しく描いており、舞台や映像で活躍を続ける15名の男女が出演。作・演出はプラチナ・ペーパーズの堤泰之氏に依頼し、キャストたちの普段に近い等身大の現代群像劇で、コメディ要素が満載の中にも涙が滲むような人間味溢れる作品をお届けします。

初回の公演に先立ち2020年2月18日(火)東京都中央区の銀座博品館劇場にて、囲み取材と公開ゲネプロが行われました。

【囲み取材の様子】

登壇したのは、深水梨子役の前島亜美さん、若林優介役の久保田秀敏さん、三沢研役の武子直輝さん、深水由起恵役のしゅはまはるみさんの4名。

いよいよ初日ですが、今の気持ちはいかがでしょうか。

前島さん「この「Avenue X Theater」 というのは、アナグラムになっていまして、「エイベックス・シアターVol.1」という意味なんですけども、その名の通り、ゲストの西ノ園さんを含めて15人でエイベックスに居る若い役者の力を見せていくという公演になっているんですけども、一人一人魅力溢れるキャストで、エイベックスにこんな素敵な俳優がいるんだという事を一人でも多くの方にお伝え出来ればと思っていますし、芝居だけでなく、エイベックスならではの歌やダンス等もあるので、一人でも多くの方に俳優それぞれの事を知って貰いたいと思っております。」

武子さん「前島さんに全部言われちゃった。僕等が普段やる現場の中で一緒になる事が無い人達も凄く多くて、僕も初めましての方が凄く多かったので本作はどんな感じになるんだろう?って思ったんですけど、一緒に芝居を作っていく中で素晴らしいお芝居だったり見せ方だったりというのがあって、僕も新しい可能性が開けた気がするんじゃないかなと思う作品になっています。なので、早く本番がやりたいです。」

久保田さん「本作は亜美ちゃんが一応、主演という形にはなっているんですが、堤さんの脚本は一人一人に焦点を当てた、ドラマがあるので、亜美ちゃん以外の登場人物にもしっかりと注目して観て頂きたいというのと、僕の演じる優介は今回のキーマン的な位置になるので、そこも凄く観て欲しいなという意気込みで今日の初日は頑張りたいと思います。」

しゅはまさん「「バレンタイン・ブルー」というタイトルなんですが、バレンタイン当日を稽古中に迎えたんですけど、つい何日か前で本当に慌しい日にバレンタインを向かえたので、何もチョコもあげていないし、ハッピーバレンタインとか何もやっていないんです。なので、観に来て下さったお客様に今年バレンタインで何もあげられなかった優しい気持ちとかをお客様に届けられたら良いなと思います。宣伝チラシを見るとちょっと暗いイメージな印象と、タイトルが「ブルー」となっているんですけど、全然それと真逆で明るく楽しい、どちらかと言うとコメディの作品になっています。ほろっとしてハートフルで、ちょっとだけファンタスティックな所が有る舞台になっていますので、お気軽に楽しみにして来て下さったら良いなと思います。」

劇中の注目ポイントはありますか。

武子さん「何気ない日常が流れてる中で久保田さん演じる優介が入ってくる事によって、そこに変化が起きてその変化によって一人一人の感情が色んな所に動き出して行くという感じなんです。僕の役で言えば、街のムードメーカーであり笑顔溢れる楽しい青年という感じなんですけど、人生の挫折であったり、色んな苦い思い出を経て今の笑顔が有るというか、昔捨ててしまった夢、その夢を捨てた事によって今何が出来るのかというのが、僕の役のストーリーだと思いますし、本当にそれぞれストーリーがあると思います。」

前島さん「全体的に見て、とても分かり易くバトンが繋がれていく作品だなと思っていて、舞台を観た事が無い方にも凄く伝わりやすいと思っているからこそ、歌もダンスもありますし、今まで観劇という文化が無かった方にも観て欲しいなという気持ちが凄く強くて、私のキャラクターで言うと、バレンタイン・ブルーというカフェの一人娘なんですけども、とても現代っ子ぽいといいますか、悟り世代・リアリストで夢なんか叶わないでしょうと無気力に生きている所もあるんですが、カフェにやってくる色んな人達の人柄とか、生き方とか夢を追いかける姿を見て感化されていくというキャラクターなので、最初から最後までの変化を注目して頂きたいなとおもいます。」

久保田さん「お芝居は言ってしまえば全てが嘘の連続なんですけど、その嘘の中でお客さんが何処に見入るかというと、感情が動いた瞬間にお客さんもグッと引き込まれるものだと思っているんですけども、堤さんの脚本は一人一人焦点を当てて、特に僕がその歯車を回していくといいますか、皆の感情や過去にあったことだったりを繋げていく役割だったりするので、皆の橋渡しといいますか架け橋となって、皆の心を動かしていきたいなと思っております。」

しゅはまさん「私の役は25年間この街でカフェ&バーを営んでいる店主の役なので、ずっとそこで街の人々を見てきたんだと思うんですよね。武子君演じる三沢を幼稚園ぐらいの頃から見てきた役所なので、この街のお母さん的存在の人なのかなというのがあって、私とカフェ&バーに集まる皆との色んな関係性から生まれてくる新しい物語に注目して頂けたらなと思うのと皆が日常に抱えている本当に小さな悩みを少しでも解消出来る様に明日を見つけようみたいな物語になっているので、このお芝居を観て、一歩踏み出してみようと思って頂けたら良いなと思います。」

最後に来場者へのメッセージをお願いします。

前島さん「エイベックスの役者で作る作品という事で、今作だけでは終らず、観て下さった一人でも多くの方にエイベックスにはこんなに良い女優や役者がいるんだと知って頂き、今後、その役者達が出ていく作品も応援して頂けたら嬉しいなと思いますし、もし第二弾があるとしたら、私達よりももっと若い子達がどんどん学んで羽ばたいていく子達も育つ様なホームみたいな場所になれば良いなと思っているので、先ずはこの公演を成功させる為に一人でも多くの方に何度でも観て頂ける作品になる様、私達は精一杯頑張ります。」

【公開ゲネプロの様子】

Xアベニューという通りにあるカフェ&バー、「バレンタイン・ブルー」。
音楽好きの主人の趣味なのか、店内にはギターやレコードジャケットが飾られている。

カフェには様々な客が訪れる。体育会系のダンス部の高校生、アイドルミュージシャン、地元を活性化したいと思っている若者たち。そして夜は夜でまた怪しい地元のメンバーたちが集まって来る。新しいバーテンが入店したことで物語は大きく動き始める。


騒動に振り回される人たち。Xアベニューに吹くさまざまな風たちは素敵なメロディとともに今日も店に訪れます。

【Avenue X theater Vol.1舞台「バレンタイン・ブルー」~Xアベニューに吹く風は素敵なメロディを連れてくる~公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2020年2月18日(火)~2月25日(火)

<会場>
銀座博品館劇場

<公演時間>
約1時間55分(途中休憩無し)

<料金>
7,500
(全席指定・税込)
※未就学児の入場不可

<出演者>
深水梨子:前島亜美
若林優介:久保田秀敏
三沢研:武子直輝
杉山緑=うみぽん:日比美思
秋元繭:飛鳥凛
榊原令子:出口亜梨沙
杉山葵=そらぽん:中﨑絵梨奈
丹波章一郎:行徳智仁
ヴォー・グエン・ザップ:會田海心
大河内雅男:近藤廉
佐々川景:髙橋果鈴
板倉留美:福田愛依
丘満里奈:髙石あかり

深水由起恵:しゅはまはるみ
深水和隆:西ノ園達大

<STAFF>
作・演出:堤泰之(プラチナ・ペーパーズ)
音楽:伊真吾、楠瀬拓哉
美術:本江義治
照明:阿部典夫
音響:ヨシモトシンヤ
振付:木野村温子
演出助手:中川智美
舞台監督:松嵜耕治
演出部:山口ミハル
大道具:保坂史朗
宣伝:河原伯幸
宣伝協力:石橋千尋
宣伝美術:菊田参号、田中しおり
宣伝カメラマン:園田昭彦
宣伝ヘアメイク:吉森香織、根本昌代
票券・協力:吉田祥二
協力:プラチナ・ペーパーズ/オフィスPSC
監修:佐藤萬之介
制作:木村彩菜
制作助手:池永聡子、木村菜摘
プロデューサー:難波利幸
企画・製作:株式会社エヌオーフォー【NO.4】
主催:エイベックス・マネジメント

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