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ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 全国大会 青学vs立海 前編 開幕!

「週刊少年ジャンプ」(集英社刊)で連載されていた、許斐 剛原作の大ヒットテニス漫画「テニスの王子様」(通称「テニプリ」)。現在は続編の『新テニスの王子様』が「ジャンプSQ.」で連載されており、コミックの累計発行部数は約5700万部を超える大人気作品です。
また舞台化したミュージカル『テニスの王子様』通称「テニミュ」は1stシーズン、2ndシーズンを経て、2014年11月より3rdシーズンが始動。

そして3rdシーズンの最後を飾る全国大会の決勝戦である青学vs立海の前編がいよいよ幕を開けます。
初回の公演に先がけ2019年7月11日、東京都文京区のTOKYO DOME CITY HALLにて公開ゲネプロと囲み取材が行われました。

【ゲネプロの様子】

テニスの名門校・青春学園中等部(青学(せいがく))に入学してきた越前リョーマはアメリカJr.大会4連続優勝の経歴を持つテニスの天才少年。強豪揃いのテニス部でその圧倒的な強さとテニスセンスを武器に、異例の1年生レギュラーとして活躍していた。
全国中学生テニストーナメントで都大会、関東大会と優勝し、続く全国大会でも快進撃を続ける青学は準決勝で昨年のベスト4・大阪の四天宝中学校と対戦。

聖書(バイブル)と謳われる部長の白石や、”お笑いダブルス”を組む金色と一氏のペアなど、予想だにしないテニスに翻弄されながらも勝利を手にした。

準決勝後に行われたリョーマと四天宝の1年生・遠山金太郎の一球勝負で突然現れた眩しい光は何だったのか?そしてついに迎えた決勝戦。
相手は関東大会でも共に死闘を繰り広げた立海大付属中学校。

関東大会でリョーマを苦しめた副部長の真田や、「コート上の詐欺(ペテン)師」仁王のシングルス、丸井とジャッカル桑原の「プラチナペア」は勿論の事、病を克服した部長・幸村も加わり、王者・立海の完全復活を遂げた。
青学と満を持しての頂上対決となる!

【囲み取材の様子】

公開ゲネプロ終了後、囲み取材が行われました。
登壇したのは越前リョーマ役の阿久津仁愛 さん、手塚国光役の青木 瞭さん、幸村精市役の立石俊樹さん、真田弦一郎役の田鶴翔吾さん、白石蔵ノ介役の増子敦貴さんの5名。

本作にかける意気込みをお願いします。

阿久津さん「今年も「テニミュ」の夏がやってまいりました。今回は皆が本公演を経験しているので、だからこそ熱量と向上心を持って62公演、僕も62回という公演は初めてなので、その長丁場を全力で駆け抜けたいと思います。」

青木さん「今回、青学は(現体制で)3公演目になりましたので、青学の一つの目標として、
一丸となって立海に立ち向かうという事を皆で目標にしていまして、その事によって、青学の話し合いの場が広がったりですとか、一人一人の意見をしっかりと大切にしていけると思いますので、頑張って行きたいと思います。」

立石さん「関東大会から約2年が経って、今回の全国大会になったんですけども、それがまず一つ感慨深いなと思いました。後は今回で本編ラストの戦いになる、その前編なので長い62公演ですけども毎公演ベストを尽くして、全員が常に上を目指しながら、熱い戦いを皆さんにお届けできたらなと思います。」

田鶴さん「立海は約2年ぶりにここへ戻って来たんですけども、ここでまた新しい目標とかを立てず、常に向上して62公演を走りきろうと決めています。満足のいく公演を毎回しているんですけども、それがゴールじゃないというのを改めて認識しあって、青学の皆、四天宝寺の皆と一緒に怪我無く駆け抜けて行きたいと思います。」

増子さん「四天宝寺は準決勝で青学に負けてしまって、今回は決勝戦を見届ける側なんですけども、その中でも観るお客様のその時の感情だったり、臨場感を僕達がその代わりに、その白熱した様子を四天宝寺らしいお笑いだったり、色々なやり方でお見せしたいと思います。」

見所はどこでしょうか。

阿久津さん「”今までのリョーマ”が見られるのが冒頭とあと少しだけで、観ていて多分「あれっ?リョーマってこんなにカワイイんだ」って思うと思います。リョーマが記憶喪失になっていて、今まで青学)に貢献してきた存在が居なくなって、だからこそ青学は越前に繋ぐためにより試合に熱くなれると思います。見所といったら全試合なんですけど、でも一番はリョーマと桃城のテニスを思い出させるシーンが見所だと思います。そのシーンで流れる曲が大好きで、自身で演じる事ができて本当に光栄です。毎公演研究していって、記憶を失って、仲間やテニスに触れた時の新鮮な表情や表現というのはまだまだ出来ると思うので、リョーマがどう変わっていくかも見所だと思います。」

青木さん「最初から最後まで全部が見所だと僕は思っています。その中での見所は僕・手塚と真田の試合ですが、何故観て欲しいかというと、関東大会で手塚と幸村が不在で、全国大会で手塚と幸村が帰って来て、青学が立海と戦います。今まで戦った事の無い手塚と真田が死闘を繰り広げるシーンが余りにも凄過ぎて、演じる僕達も本当に熱が入って、その熱をどう表現していこうかというのを二人で話し合って作り上げていったので、本当にこれは観て頂ければなと思います。」

立石さん「関東大会の決勝は幸村が不在で真田に立海を引っ張って貰ったんですけども、今回は幸村が完全復活をしていよいよコートに立てたという事で、やっぱり幸村を軸とした立海の真の姿を皆さんに随所でお届けできるんじゃないかと思います。舞台全体を通してそこを感じて頂けたらと思います。」

田鶴さん「僕の中では「シングルス3」は演じていて凄く熱が入っています。元々大好きな試合なので演じられて本当に光栄なんですけども、今回他に注目して欲しいポイントが、立石君が言ってくれた幸村と真田の友情というのが僕達のベースにあって、立海というチームを作っていて非道なテニスとして見えがちなんですけども、純粋にテニスが大好きなチームで、勝ちたくて勝ちたくて堪らないチームの熱量など、試合以外の人間性や関係性も見て欲しいです。僕達は後編も見据えているので熱を切らさぬ様、その熱でお客様を汗だくにしたいと思います。」

増子さん「見所は全試合ですけど、僕的な見所としては、「シングルス2」。仁王のイリュージョンで仁王が白石に変わるんですね。その時に不二君が白石にリベンジというか、新しい必殺技を出す所とかを観て頂きたいなと思います。もう一つは日替わりシーン。幕が開いた瞬間から日替わりのシーンが始まるんですよ。所々に四天宝寺の日替わりシーンがあるので、じっくりと細かい所まで見て貰えると、「細か過ぎて面白い」ってなるので、そこが見所です。」

最後に来場者へのメッセージをお願いします。

阿久津さん「令和初の「テニミュ」です。1stシーズンの時は前編・後編に分かれていて、2ndシーズンでは一つの公演だったんですけど、3rdシーズンでまたそれが前編・後編に分かれるという事は、もちろん「テニミュ」は進化していると思いますし、その進化した演出に負けない様に僕達も必死に喰らいついていきたいと思います。なので、何回でも観に来て下さい。一人一人にドラマがあります。前編ではありますけども”お腹いっぱい”になると思います。それは演じている僕等も感じますし、観ているお客様にそう思わせられる様に頑張りたいと思いますので、全62公演よろしくお願いします。」

【ライブ・ビューイング決定】

2019年9月29日(日)17:30開演の大千秋楽公演を全国の映画館、香港・台湾にてライブビューイングが決定。

詳しくはこちら

 

【「ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズン 全国大会 青学vs立海 前編」公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2019年7月11日(木)~7月21日(日)
大阪公演:2019年7月26日(金)~8月12日(月・休)
愛知公演:2019年8月17日(土)~8月18日(日)
福岡公演:2019年8月31日(土)〜9月1日(日)
宮城公演:2019年9月7日(土)〜 9月8日(日)
東京凱旋公演:2019年9月19日(木)~9月29日(日)

<会場>
東京:TOKYO DOME CITY HALL
大阪:大阪メルパルクホール
愛知:豊田市民文化会館 大ホール
福岡:アルモニーサンク北九州ソレイユホール
宮城:多賀城市民会館 大ホール
東京凱旋:TOKYO DOME CITY HALL

<公演時間>
約2時間30分(15分間の途中休憩を含む)

<料金>
6,000円
(全席指定・税込み)

<出演者>
『青学』
越前リョーマ:阿久津仁愛
手塚国光:青木 瞭
大石秀一郎:江副貴紀
不二周助:皆木一舞
菊丸英二:田口 司
乾 貞治:竹ノ内大輔
河村 隆:岩田知樹
桃城 武:大久保 樹
海堂 薫:中島拓人
堀尾聡史:琉翔
加藤勝郎:中三川歳輝
水野カツオ:奥田夢吐

『立海』
幸村精市:立石俊樹
真田弦一郎:田鶴翔吾
柳 蓮二:井澤巧麻
仁王雅治:後藤 大
柳生比呂士:大隅勇太
丸井ブン太:大薮 丘
ジャッカル桑原:川﨑優作
切原赤也:前田隆太朗

『四天宝寺』
白石蔵ノ介:増子敦貴
小石川健二郎:安東秀大郎
千歳千里:江本光輝
金色小春:森田力斗
一氏ユウジ:谷津 翼
忍足謙也:千田京平
石田 銀:森 一平
財前 光:廣野凌大
遠山金太郎:平松來馬
渡邊オサム:碕 理人

原作:許斐剛『テニスの王子様』(集英社 ジャンプ コミックス刊)

©許斐 剛/集英社・NAS・新テニスの王子様プロジェクト
©許斐 剛/集英社・テニミュ製作委員会

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