世界のエンターテイメントの“今”をお届け!

News

舞台「信長の野望•大志 ‒夢幻-~本能寺の変~」製作発表会開催!

2017年にコーエーテクモゲームスより発売された最新タイトル「信長の野望・大志」。戦国を生き抜いた数多の群雄の生き様を、リアルに描き出す歴史シミュレーションゲームの元祖にして今なお伝説をつくり続ける『信長の野望』を原作とし、2018年5月、舞台「『信長の野望・大志-春の陣-』天下布武~金泥の首編~」として、ついに舞台化。
豪華な俳優陣、練りこまれた物語、ド迫力の戦いを展開し、原作ゲームとの完全連動舞台となり、信長が天下に雄略する対浅井・朝倉戦線を舞台に、織田家を中心とした<SIDE織田>と浅井家を中心とした<SIDE浅井>の多元視点のWストーリーが公演回により展開され、その時敵は何を考え、何をしていたか─。SIDEに分かれた物語進行の場面と、両SIDE共通の場面、両SIDEを見ることでわかるお互いの心情。観るSIDEによって変わる感情移入の変化。新しいエンターテイメントとしてゲームファン・戦国歴史ファンのみならず、あらゆる方面から大絶賛を受け好評の内に幕を閉じました。

2018円11月には第二弾作品となる、舞台「『信長の野望・大志-冬の陣-』王道執行~騎虎の白塩編~」を公演。武田信玄の息子、武田勝頼と軍神・上杉謙信を交えた類希なストーリーは初演にも増して重厚な物語を繰り広げ好評を博します。

そして2019年5月、第三弾作品にして、いよいよ「本能寺の変」を描く、舞台「信長の野望・大志 ‒夢幻-~本能寺の変~」が公演されます。
5月からの公演に先駆け、2019年4月15日(月)。東京都足立区のシアター1010視聴覚室にて制作発表会が行われました。

【制作発表会の様子】

MCを務めるお橋役の笹木利香さんの進行の下、織田信長役の鶏冠井孝介さん、お市役の田中れいなさん、明智光秀役の谷佳樹さん、今井宗久役の彦摩呂さん、そして脚本・演出を務める久保田唱さんの5名が登壇。

先ずは第三弾にして、いよいよ本能寺の変が描かれるが?との問いに久保田さんは

「第三弾という事で、よく映画とかでも1・2・3みたいな物とかあると思うんですけども、何となく、パターンのようなものが出来て「これが起こって…」みたいな事が出来てくるのかなと思うんですけど、今回はあえて、「3」ではあるんですけど、今までの流れを踏襲する訳ではなく、また新たなドラマが作れたらなと思っておりまして、舞台は「本能寺の変」なので。舞台『信長の野望』の最大の特徴がゲームもそうなんですが、本当の歴史では無い事というのがゲーム上では描けるというのが最大の特徴でございますので、『信長の野望』の中では、もしかしたら「本能寺の変」も本来のモノとは違うかもしれないと言うのがポイントなんですが、「本能寺の変」が起こるぞ!起こるぞ!と言っていて、結局起きないのかな?というのではなく、確実に「本能寺の変」は起こります。そこで本来の歴史からズレているとしたら、どのような「本能寺の変」になるのか。そしてSIDE織田、SIDE明智となっていますけども、信長の気持ちは…、光秀の気持ちは…というのが夫々の視点で描かれるというような形になっております。」

舞台『信長の野望・大志』の大きな特徴である「Wサイドストーリー」については、
久保田さん「全く違う2編が描かれるのでは無く、そして結末だけがマルチエンディングの様に分かれるのでは無く、始まりと終わりは同じ物語なんですけども、その時は「どっちは如何思っていたんだろう?」という事で、途中から分岐する。なのでそのシーンは片方の心情や、片方での出来事しか描写されない。そしてある地点で話が合流する。そしてまた分岐して、ラストは同じ所が描かれるという事なので、それぞれどっちをのSIDEを見ていたかでラストの心情が変わるのでないかというのが最大の特徴です。2編しかないというか、2編に分かれているんですけども、片方を見てもう片方を見た時に、その相手側で起こっていた事も思い出したりすると思うので、そうすると二つの舞台を観るというよりは、3つ目の違う何かが見えるのではないかなというのがWサイドストーリーの最大の特徴だと思っております。」

演じる我々は台本が2冊になるとのMCからの投げ掛けに鶏冠井さんは
「過去二作をやらせてもらいましたけど、大変さは変わらないですね。」と答え、
お市は今回、出ずっぱりだが?との問いに田中さんは

「175ページに及ぶ台本で、ずっと出ずっぱって凄いなと思っていて。前回公演のSIDE織田では、兄上(信長)に対して強め怒ってにツッこむシーンが有ったんですよ。今回はもっと怒るシーンがあるみたいでそこは本当に気合を入れて怒ってやろうと思っています。史実では兄上が「本能寺の変」で亡くなる訳ですが、死んじゃうのかな~と思いながらも、今回は舞台なのでどうなるか分かりませんが、お市はこの舞台の中で兄上より心が強いから、お市が兄を守って戦いに出ます!」と槍を持って出陣を宣言。

主役である織田信長と明智光秀役の鶏冠井さんと谷さんは「本能寺の変」を演じる事について、

谷さん「丁度去年の5月ですよね、初演の幕が開いたのが。その時から「本能寺の変」は意識している部分があって、遂に来たなという気持ちはありますね。日本史最大のミステリーに向かって僕も明智光秀として、信長に対し、他の武将に対し、この一年間作り上げて来たので、それがどういう風に稽古を経て、皆様の前に明智光秀が立つのかというのも凄く楽しみではありますし、信長と光秀が如何”バチバチ”になるのかならないのかというのも、物語の展開がどういった物になるのかワクワクしています。」

彦摩呂さん演じる今井宗久と笹木利香さん演じるお橋はどうなるのかとの問いには

彦摩呂さん「宗久・お橋・お焦、他の皆もそうですけど、先の世を知る、全体観を知っているが故の苦しみみたいなものが人間模様に現れてくると思うんですよね。あとは以前は茶室のシーンでほっこりとする場面が宗久にはありましたけど、今回は武将の下へ実際に出向いて行くシーンとか、場面のその場に存在するという事が多くなりますので。そこへきて「本能寺の変」です。本能寺という事は燃えます。宗久が燃えるとエンディングには美味しいチャーシューが…。恐ろしい事にならんように気をつけたいと思います。」

そして、第3弾にして新衣裳が各キャストに与えられ、登壇者に感想を聞くと、

田中さん「前回は淡いピンク色だったんですけど、今回は真っ赤に染まっていて何処に居ても凄く目立つし、ラメとかも入っていて、お市としても頑張って行かないとなと思っております。」

谷さん「衣裳も凄くバージョンアップして、大変凄いのを作って頂いたんですけど、和久井優さん演じる、帰蝶と似ている部分が実はあって紫色もですし、同じ柄というか模様が入っていて(登壇者からいやらしいの声が)、ペアルックみたい。是非、細部も見て欲しいです。」

彦摩呂さん「衣装と言えばマジックテープの位置がちょっと短くなって、ちょっと痩せました。見えない所で変わっていますので宜しくお願いします。」

そして今回、50名近い大カンパニーの中で注目している新キャストは?とMCより問われると、登壇者から真っ先に出た名前は黒田官兵衛。
彦摩呂さんは森蘭丸と様々。そしてお市が何度も柴田勝家の嫁になるのでは?との質問に、田中さんは
「私がどうなるかは是非、お楽しみにしていて欲しいんですけど、私は嫁にはなりたくないです。」とバッサリ。
新キャストの意図する所として久保田さんは「大河ドラマの主人公にもなっているような登場人物が多く出てはいるんですけど、やっぱり、見ている方の「この人って、こういう人だよな」という目線で見るとちょっと身近になるだろうなというのもありますので。」

そして、コーエーテクモゲームスがリリースするスマートフォン向けゲームアプリ『信長の野望 201X』に
信長、お市、光秀、宗久、お橋の5名が師範武将として登場するとの発表が。登壇者は一様にゲームデビューだとはしゃぎます。

続いて質疑応答へ。

Q:今言える範囲でSIDE織田とSIDE明智との違いは?

久保田さん「SIDE織田の方では織田サイドの徳川家康だったり、前回登場していた武田方の武将も何人か登場している中でSIDE明智はどちらかと言うと、明智光秀の心情が凄く描かれていたりとか、明智光秀に今までどんな事があったんだろうか…みたいな事が描かれているのと、SIDE明智は織田とか徳川等、今まで出て来た武将よりは毛利や雑賀孫市等、新しい武将がどんな動きをしているのかが分かるのがSIDE明智になります。」

Q:田中さんの主題歌を含めた歌と、殺陣はどの位の激しさでやるのか?

田中さん「歌はあります。」久保田さん「前回歌っていた歌も物語上で出て来ていますし、新しい曲もあるのではないかと。」
鶏冠井さん「そろそろミニアルバム位は…」
田中さん「殺陣の方は私は槍は持ちます。其処までしか教えられないです。」

Q:彦摩呂さんの今の体重は?

彦摩呂さん「今、順調に落ちていまして、もう直ぐ端数を切る状態にまでいきたいと思います。遺作にならないように。生きて生きて生き抜きます。役作りとは関係なく、宗久も段々と年老いて来てですね、だんだん痩せてきたので若干被しております。元々135kgまで行ったんです。そこで一旦、”デブの壁”をみて、其処から引き返す事を決意しまして今まで全部リバウンドの歴史だったんですが、リバウンドしない様に少しずつ落としてきました。それで今23kg位落ちてます。ダイエットクリニックの指導も有るんですけど、漢方を飲んだり、プールでアクアウォークしたり、代謝が上がるようにして。あと糖質を少し変えるだけで…お茶碗一杯分の糖質を我慢したら焼き鳥の塩味180本食べて良いそうです。ハイボールにいたっては糖質ゼロなんです。だからハイボールと焼き鳥180本で相当食べれます。」

そして最後に5月の公演に向けた意気込みを。

田中さん「今回、舞台『信長の野望』3作目という事でこんなにシリーズ化された作品に私も係わることが出来て凄く嬉しいんですけど、私も最初は「あんまり分かんない」と言っていた所から、舞台を経験することによって、歴史を知る事が楽しくなってきたり、次はどんな台本が来るんだろうと凄く楽しみになったりして、私自身も凄く興味が沸くというよりも、武将の名前を聞くと「おっ!」とか、歴史ドラマが流れていたりすると見よっ!と思うようになっていて、まだ今回の台本は全部読めてはいないんですけど、今から顔合わせして台本を読むのが凄く楽しみで、お市もどんな風に動いて行くのか、兄上にどんな風に寄り添っていくのかとか、凄く楽しみなので、頑張りたいと思います。」

谷さん「遂にこの時がやって来たのかという気持ちで本当に武者震いに近いものを感じております。脚本・演出の久保田さんとお話をさせて頂いて、今回の話の流れを教えていただいたんですけども、皆さんが思っているような展開じゃないというか、僕も度肝を抜かれたという展開が待っていると思います。その展開を皆様に2時間半全編を通してワクワクドキドキをずっとお届け出来る様に全身全霊で挑ませて頂きます。」

彦摩呂さん「最も有名な歴史上の出来事がタイトルになっておりますし、史実にある事とゲーム上の史実以外の起こる事の楽しみが此処へ持ってくる為の1作目、2作目であったような、本当にショートケーキの苺の部分が今回の公演に込められているような、最も美味しい所がやってきます。初めて観る人にも楽しめるような、そんなエンターテイメントショーとして頑張って行きたいと思います。」

久保田さん「今まで観ていない方は不安になるかもしれないんですけども、此処から見ても今まで起こった事とかが、分かるような作りになっております。それから「本能寺の変」というのは凄く大事件なんですけども、舞台『信長の野望・大志』の特徴が、本来の歴史で起こった事を知っている人が何人か居るというのがポイントになっています。なので織田信長も勿論、「本能寺の変」があるという事を知っていますし、その「本能寺の変」が起こる事を知っている人達が如何、「本能寺の変」を迎えるのかというのが凄く見所になっていると思います。他にはなかなかない表現の舞台になっていると思いますので、是非、お楽しみにして頂けたらと思います。」

鶏冠井さん「丁度1年前にこの視聴覚室で顔合わせがあって、そこから春の陣が始まって、今回3作目として続いて来た舞台『信長の野望』が遂に「本能寺の変」まで来たなという実感が凄くありまして、舞台『信長の野望・大志』でしか観れない・出来ないという「本能寺の変」を今回、お見せ出来たら良いなと思っております。」

遂に戦国史上最大の謎に迫る第3弾、チケットのお求めはどうぞお早めに。

【舞台「信長の野望・大志 ‒夢幻-~本能寺の変~」公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
埼玉公演:2019年 5月18日(土)
東京公演:2019年5月21日(火) ~ 26日(日)

<会場>
埼玉:戸田市文化会館
東京:シアター1010

<公演時間>
約2時間30分(予定)

<料金>
埼玉:プレミアムシート8,800円(特典付)S席5.800円A席4.800円
東京:プレミアムシート10,800円(特典付)S席7.800円A席6.800円
東京(千穐楽):プレミアムシート11,800円(特典付)S席8.800円A席7.800円
5月22日、23日、24日の3日間限定1日通し券:プレミアムシート21,600円(特典付)S席 15.600円
※通し券専用の記念品あり
※特典は観劇当日の引換になります。
※未就学児のご入場はご遠慮ください。
※通し券は、GAMECITY先行、出演者先行、CNプレイガイド先行のみとなります。

<出演者>
織田信長:鶏冠井孝介
明智光秀:谷佳樹

『織田家』
お市:田中れいな
前田利益(慶二郎):友常勇気
柴田勝家:鵜飼主水
丹羽長秀:中村ヒロユキ
森蘭丸:高岡裕貴
浅井重政(万福丸):小栗諒
熙子(ひろこ):小川夏果
帰蝶:和久井優
茶々:前田亜美

『羽柴家』
羽柴秀吉:後藤健流
ねね:斉藤レイ
石田光成:影山達也
うた:橋本耀
黒田官兵衛:幸村吉也

『上杉家:』
上杉謙信:根本正勝
直江兼続:宮澤佑
お船:根岸愛

『徳川家』
徳川家康:竹石悟朗
石川数正:登野城佑真
本多忠勝:宮元英光
榊原康政:霜月紫
井伊直政:松田将希
瞼:香音有希

『毛利家』
毛利輝元:田淵法明
吉川元春:輝海
小早川降景:吉武大地
山中鹿之助:山本誠大

『その他勢力』
松永久秀:南翔太
鈴木重秀(雑賀孫市):柏木佑介
真田昌幸:菊田大輔
下間頼廉:矢野たけし
真田信幸:岩崎良祐
本願寺顕如:吉田宗洋
足利義昭:加藤凛太郎
お橋:笹木香利
お焦:荒澤守

今井宗久:彦摩呂

<STAFF>
脚本・演出:久保田唱
主催:舞台「信長の野望・大志」製作委員会、足立区シアター1010指定管理者(東京公演)
企画・製作:SANETTY Produce
制作協力:キョードーファクトリー
共催:戸田市文化会館(埼玉公演)

©コーエーテクモゲームス All rights reserved.
©舞台「信長の野望·大志 -夢幻-」製作委員会

 

 - Stage