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舞台「信長の野望・大志-春の陣-」天下布武~金泥の首編~いよいよ開幕!

原作は2017年にコーエーテクモゲームスより発売された最新タイトル「信長の野望・大志」。
戦国を生き抜いた数多の群雄の生き様を、リアルに描き出す歴史シミュレーションゲームの元祖にして今なお伝説をつくり続ける『信長の野望』がついに舞台化されます。

豪華な俳優陣、練りこまれた物語、ド迫力の戦いを展開。原作ゲームとの完全連動舞台となり、信長が天下に雄略する対浅井・朝倉戦線を舞台に、織田家を中心とした<SIDE織田>と浅井家を中心とした<SIDE浅井>の多元視点のWストーリーが公演回により展開され、その時敵は何を考え、何をしていたか─。

SIDEに分かれた物語進行の場面と、両SIDE共通の場面、両SIDEを見ることでわかるお互いの心情。観るSIDEによって変わる感情移入の変化。新しいエンターテイメントを体感することができます。

昨年11月の製作発表、今年5月の公開稽古を経て、2018年5月17日に東京都渋谷区のCBGKシブゲキ!!にて遂に開幕した舞台「信長の野望・大志-春の陣-」天下布武~金泥の首編~。

初回公演に先駆け行われた公開ゲネプロと囲み取材の模様をお伝えします。

公開ゲネプロの模様

今川義元を破り、美濃制覇を目指す織田信長は、北近江を支配末う浅井氏の若き当主、浅井長政に自らの妹、市を輿入れさせ、美濃支配の強化と京への路を開く。

浅井家は旧来より続く越前守護・朝倉氏との盟を維持しつつ織田との同盟を結ぶ為、織田=朝倉間の不戦協約を結んでいた。

しかし、足利義昭をめぐる対立により、織田=朝倉の関係は悪化していた。

ゲネプロにて上演されたのは、織田家を中心に物語が展開される「SIDE織田」。
小国、尾張の“うつけ者”と評されていた若き織田信長が天下人へと、駆け上がる様を40名の出演者による大迫力の戦国絵巻が描かれます。

本作が唯の時代劇作品では無く、ゲーム作品の舞台化における最大の意義は、信長を始めとする「現代、平成の世の記憶を持って戦国の世の歴史を知りながら生きる者」が、作品内に登場するという所。しかし、物語中盤に史実上では起こりえない、“ある決定”を信長は井伊直虎に下します。

「恐れながら、少々、歴史と違いますが……」

“戦国の歴史好き”として信長に真意を尋ねた木下秀吉が発したこの一言の後、物語は誰も予測が出来ない方向へと大きく舵を切って行きます。

カーテンコールにて、笹木香利さん演じるお橋より、織田信長役の鶏冠井孝介さんへ、超重大発表と書かれた密書があると告げられ、広げてみるとそこには続編決定の文字が。

詳細は千秋楽公演にて発表されるとの事です。

囲み取材の模様

本編終了後、舞台上にて囲み取材が行われました。
登壇されたのは、織田信長の鶏冠井孝介さん、浅井長政役の小西成弥さん、お市役の田中れいなさん、今井宗久役の彦摩呂さんの4名。

本作の見所について鶏冠井さんは「やはり2つのSIDEが存在する事です。別の作品じゃないかと思う程、公演を見た後の感想が違うと思うんですよ。どちらか一つだけでも十分楽しいんですけど、見比べて貰うとかじゃないけど、新しい発見を見つけて貰うという部分が見所だと思います。」と話され、本日はSIDE織田だったが、SIDE浅井の見所はとの問いに「SIDE浅井は、浅井長政がメインでやっていて、一つの物語を二つのSIDEから観ているストーリーなので、SIDE織田を観た方がSIDE浅井を観ると、新たな発見があったりとか、裏ではこういう風な事が行われていたんだという所が分かるのが、舞台「信長の野望」ならではのポイントなのかな?という風に思います。」と小西さん。

演技において苦労された点について彦摩呂さんは、「時代背景上の話言葉なので、中々、現代語とは違うという部分と、丸々その当時の書物を当時の言葉にすると全く何を言っているのか分からないというのもあるでしょうけども、ある程度、戦国時代の言葉、語尾、一字一句が本当に演出家の久保田さんの台本の一文字一文字に命が有り、生きて浮いて出てくるので、それを忠実に再現するのが大変だったですね。「その後」って書いてあるけど、「そののち」って読んだり、小さい事なんですけど、そういう事が沢山ありました。」とストーリーテラーならではの言葉の重みの意味を力説。

田中さんは「私は全て苦労しました(笑)。普段、「イエェイッ!!」みたいな感じなので、お市という役は凛としていて余り感情を“なんだよっ!”という風に出さないので、“地味じゃないかな私の演技”みたいな心配が最初有ったりとか、台詞が全て丁寧語なので、普通にやると全部柔らかくなってしまうんですけど、それを練習する時にやった手が“台詞を博多弁に直す”というのをやったんですけど、例えば、殿に「ですから、誠の歴史とは一体何なのです?」の所を「だけんさぁ!」という風に、そういうテンションで言えば良いのかというのが分かってきて、自分なりに試行錯誤しながら、所作とかも美しく見える様に研究して今日に挑みました。」と何時もの自分と正反対のお市の役の攻略に自信を覗かせました。

ゲームや戦国の歴史好きは勿論、ちょっとでも気になるという方は是非、劇場へ。

【次回公演 舞台「信長の野望」続編 概要】

<公演期間>
2018年11月7日(水)~11月12日(月)

<会場>
シアター1010

※詳細は5月28日の千秋楽公演にて発表。

【公演概要】

公式ホームページはこちら

<公演期間>
2018年5月17日(木)~5月28日(日)

<会場>
CBGKシブゲキ!!

<公演時間>
約2時間25分(途中休憩無し)※両SIDE共

<料金>
プレミアム席(前方1~3列・お土産付き):10,800円
パンフレット付きS席(4~10列):9,800円

※パンフレットはグッズコーナーにて販売予定(2,500円)の物と同内容。

S席(4~10列):7,800円
A席(11~12列):6,800円

<出演者>
織田信長:鶏冠井孝介
お市:田中れいな
明智光秀:谷佳樹
羽柴秀吉:後藤健流
前田利家:八巻貴紀
竹中半兵衛:黒貴
柴田勝家:鵜飼主水
佐久間信盛:岡田隆之介
蜂須賀小六:田中しげ美
森可成:七枝実
丹羽長秀:中村ヒロユキ
濃姫:高宗歩未
瞼:香音有希
徳川家康:竹石悟朗
酒井忠次:大海将一郎
石川数正:石渡真修

ねね:大鳥れい

井伊直虎:緒月遠麻

浅井長政:小西成弥
八重の方:成瀬瑛美(SIDE浅井)/水城夢子(SIDE織田)Wキャスト
赤尾清綱:吉田宗洋
海北綱親:仲井真徹
遠藤直経:福場俊策
茶々:野口真緒
足利義昭:加藤凛太郎
お橋:笹木香利
お焦:荒澤守
朝倉義景:幸村吉也
糸:柴崎咲子

今井宗久:彦摩呂

『アンサンブル』
石岡遼士
氏家康成
掛川将希
神谷洸太
川井優樹
木村一也
高田紋吉
常光博武
望月祐治

<STAFF>
原作:コーエーテクモゲームス
脚本・演出:久保田唱(企画演劇集団ボクラ団義)
音楽:三善雅己
美術:濱田真輝
照明:萩原賢一郎
音響:古川直幸
映像:神林裕介
衣裳:加藤佑里恵、前野里佳
ヘアメイク:青山亜耶
殺陣:芹澤良、加納義広
振付:松本稽古
舞台監督:田中翼 中西隆生
演出助手:梅澤鮎美、石黒紗雪
宣伝デザイン:刑部一寛、渡邉修平
宣伝撮影:山岸和人
スチール撮影:洲脇理恵(MAXPHOTO)
制作プロデューサー:小林諸生
制作:後藤由香理(TEAM#BISCO)、長浜あかね
宣伝:キョードーメディアス、CNプレイガイド
協力:アービング、ACT JPエンターテイメント、アップフロントクリエイト、WAVE MASTER、As Around、エナエンターテインメント、MSエンターテインメント、太田プロ、オッドエンターテインメント、GENKI Produce、サンミュージック、砂岡事務所、スーパーエキセントリックシアター、ソニーミュージックアーティスツ、タイムリーオフィス、トキエンタテインメント、BLUE LABEL、ブロッサムエンターテイメント、ボクらの罪団、ネオエージェンシー、liveasia deastage、ワーサル
企画:SANETTY Produce
プロデューサー:東川真之 (SANETTY Produce)中野則俊、佐藤崇行、紀嘉久(日活)飯原尚志、片山由貴(BSフジ)竹澤寿之(キョードーファクトリー)
製作:”舞台「信長の野望・大志」製作委員会

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