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『Acrobat Stage「Infini-T Force」』開幕!

タツノコプロ創立55周年記念作品として、2017年10月より日本テレビ系列にて放送された「Infini-T Force」は、全編フル3DCGで描かれ、女性高生の界堂笑を軸に4名のタツノコ・レジェンズが繰り広げるハードなストーリーは話題を呼びました。2018年2月にはTV版のその後を描いた映画「劇場版Infini-T Force/ガッチャマン さらば友よ」が公開され、ヒーローズ発行の青年漫画雑誌「月刊ヒーローズ」には2015年12月より脚本・小太刀右京、画・江尻立真の漫画『Infini-T Force 未来の描線』が連載中と、その世界観を存分に広げる「Infini-T Force」。
先日のヒーロースーツ御披露目イベントを経ていよいよ、2018年8月29日(火)より、東京都練馬区の光が丘IMAホールにて初の舞台化作品『Acrobat Stage「Infini-T Force」』が開幕します。
初回の公演に先駆け公開ゲネプロと囲み取材が行われましたので、その様子をお伝えします。

公開ゲネプロの様子


渋谷に暮らす女子高生・界堂笑は、ある日、駅前の交差点で突如、時空を超えて空から降り注ぐ瓦礫の山と、正体不明の戦闘ロボットの群れに襲われる。


戸惑う彼女を救ったのは、別の世界から来たヒーロー、ガッチャマン、ポリマー、テッカマンの三人であった。


ガッチャマンこと健、ポリマーこと武士、テッカマンこと城二、そして鉄也は望まぬままにこの世界に集うことになった彼らだが、戦いの日々や果てしない旅といった特異な人生を送ってきた者たちにとって、久々に訪れた穏やかな時間に笑みが毀れる。



そして時空を超えて様々な並行世界を旅してきた城二から、可能性のバランスを変える事により、持ち主の願いを叶える最強の武器「ケース」と、世界の破壊者Zの存在が語られる。






「ケース」と笑との関係とは?Zの狙いとは…?

ゲネプロ終了後は、囲み取材が行われました。

囲み取材には鷲尾健役の井澤勇貴さん、南城二役の⼩坂涼太郎さん、鎧武士役の⼩波津亜廉さん、東鉄也役の⼤崎捺希さん、界堂笑役の⼤⽮真那さん、脚本・演出を手掛けた吉⽥武寛さんの6名が登壇。

初日を迎えた気持ちはいかがでしょうか。


井澤さん「稽古始まってから1ヵ月半位ですかね。でも、「Infini-T Force」という作品が始動したのが大分前で、最初は南城二と笑と僕の取材からだったんですけども、その時話していた内容とかが、今に成って昨日、ふと思い出したんですよ。なんか、熱い作品にしたいなとか。それを今日、劇場に来て今この場で間も無く初日の幕が上がるという状態で、なんかその時の気持ちがより更にメラメラと湧いてくると言いますか、やるからにはガッチャマン、そして「Infini-T Force」の名を汚さぬ様に楽しく最後まで怪我無くやりたいなと思っております。」


小坂さん「稽古場だと、あまり照明とかも無かったのでイメージとかあんまり付かなかったんですけど、舞台で通してみて“自分がヒーロー”という実感が湧くという現象が起きました。」


小波津さん「涼太郎も言っていたんですが、劇場を迎えて自分達の衣裳を着て、より「Infini-T Force」で僕らがヒーローになるだという実感と、お客様に早く観て頂きたいなという。この熱いストーリーと、ヒーローが4人揃うというのは今までに無い事をやっていると思うので、来て頂けるお客様に感謝しながら僕自身も凄く楽しんで、演じられたら良いなと思います。」


大矢さん「最初は兎に角、凄く不安しかなくて、初日までが凄く長く感じたんですけど、お稽古をして行くにつれて皆が色んな事を教えてくれたり、アドバイスをくれたりして今日を迎える事が出来たので、一人だったら絶対に心細かったりして不安が100%のまま、初日を迎えたんだろうなと思ったのが、楽しいなと思ってゲネプロを終えられた事が嬉しいです。このままの気持ちで本番頑張りたいと思います。」


大崎さん「「Infini-T Force」のアニメをリアルタイムで見ていたんですけど、こうやって舞台の上に立ってこの面子を見て、「あっ、あの時見ていた世界が実際にこのステージでリアルに行われているんだな」と思うと凄い感動するし、あの時アニメで見ていた感動を来て下さったお客様にそれをもっと伝えられる様に頑張っていこうと思いました。」


また、演出の吉田さんは「企画自体は一年位前から決めていたんですけど、ヒーロースーツをどうするのかだとか、実際にヒーローをどういった方に演じてもらうとか、沢山の困難があったんですけど、こういう形で本日、初日を迎える事が出来まして大変嬉しく思い、また、早くお客さんに観に来て頂きたいなという風に思っております。『Acrobat Stage』とタイトルにある通り、アクションの部分とクラウドファンディングで集まった、完成した衣裳を見て頂きたいなと思います。後は、やっぱりタツノコさんがこれまで作り上げて来たヒーローが現実に存在するという所を是非、体感して頂きたいなという風に思います。」
とコメントされました。

男性出演者の多い作品ですが、稽古場の雰囲気はどうでしたか。


大矢さん「私は今まで女子アイドルグループだったので、周りの景色は常に女の子ばかりだったんですけども、今回は男性の方が多くて。でもあんまり変わらなかったというか、女子は女子で結構、動物園的な感じがあるんですけど、今回の現場も動物園みたいな感じです。(男子爆笑)そういう空気感は変わらなかったなと思います。」

先日の御披露目イベントで、井澤さんが「僕達は男の子なのでヒーローに対する憧れや、
ロマンが凄く強い」と話されたが、改めて自分がヒーローになった感想は?


井澤さん「実は、まだなんと言うか実感が湧かないと言いますか、やはりヒーローって全般的にかっこよくて、もう“目指したいモノ”なんですね。目指すものというより、目指したかったものっていうのに、それが子供の頃、夢があって、そしてどんどんドンドン現実を見ていく訳ですよね。「あれはアニメだ、あれはドラマだ」と。そういった理由でヒーローになるという事が、
どんどん夢から外れて行ってより現実的な夢になる、そういう風に育って来て今に至る訳なんですけどもただ、舞台とはいえ、フィクションをノンフィクションの様に演じているので、そこに関しては例えば、ヒーロースーツに成ったアクションチームの動きを舞台袖で見ていたりするんですけども、本当に素直に物凄くカッコよくて、印象的なシーンでは、本当に子供の頃、ヒーローショーを見た時に「うわぁ~、すげえぇカッコイイ!!」って声が出る感覚だったんですね。だから、そこに携われて本当に良かったなっていう思いが一番僕は強いです。」

最後に来場者へのメッセージをお願いします。

吉田さん「変身前のヒーローと変身後のヒーローが同時に出てくる舞台というのは、本当に他に無いと思いますので、是非、昔、子供の時にヒーローが好きだった方にもタツノコ作品が好きだった方にも見に来て頂きたいなと思います。」

井澤さん「本日の18時半から幕が上がる本作ですが、非常に熱い作品です。ヒーローという、皆が憧れる存在なんですけども僕達演者は、割と泥臭く演じていて、ヒーロースーツじゃない私服の姿のシーンが割と多いんですけども、泥臭く演じて、そこに変身したカッコイイヒーロー達がかっこよく戦う。本当に子供心を擽られる作品に成っていると思いますので、作品的にアクションの多い作品ですので、怪我をしない様にキャストさんも含め、この作品に携わる一同、最後まで頑張りますので、宜しくお願い致します。」


「花奈澪のコンフェティ☆シャワー」でお馴染みの花奈澪もベル・リン役として出演。
あの憧れのタツノコ・レジェンズが目の前に繰り広げるスペクタクルなアクロバットステージ、是非ご自身の目で確かめてみては。

【Acrobat Stage「Infini-T Force」公演概要】

公式ホームページはこちら

<公演期間>
2018年8月29日(木)~9月2日(日)

<会場>
IMAホール

<公演時間>
約1時間45分(途中休憩無し)

<料金>
S席8,800円(前方・非売品特典付き)
A席7,500円
※全席指定・税込
未就学児童入場不可

<出演者>
ガッチャマン/鷲尾健:井澤勇貴
テッカマン/南城二:小坂涼太郎
ポリマー/鎧武士:小波津亜廉
キャシャーン/東鉄也:大崎捺希
界堂笑:大矢真那
ダミアン・グレイ:鮎川太陽
ベル・リン:花奈澪
Z/界堂一道:GOH IRIS WATANABE(ゴウ・イリス・ワタナベ)
北野聖母(まりあ):飯野雅
ぺガス(擬人化):佐藤弘樹 ※舞台版オリジナルキャラクター
咲坂(カプリコーン店長):中谷智昭 ※舞台版オリジナルキャラクター
軍指令マーシャル:谷口敏也 ※舞台版オリジナルキャラクター

『スーツアクター』
ガッチャマン:伊与田良彦
テッカマン:小笠原祐太
ポリマー: 中西奨
キャシャーン:大塚晋也

『ザコメカ兵』
田沼ジョージ
高木俊輔
渡井瑠耶
松田朋樹
川端恭介

『アンサンブル』
影山優亜
長澤綾乃
濱野彩加
武藤志織
Ricky
坂弥音

脚本:春日康徳 吉田武寛(LIPS*S, ILLUMINUS)
演出:吉田武寛(LIPS*S, ILLUMINUS)
協力:タツノコプロ
企画・製作:ILLUMINUS

©タツノコプロ/Infini-T Force製作委員会

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