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約3年の延期を経て1月31日(火)全面開業 羽田エアポートガーデン開業式典および商業エリア特別内覧会開催

『羽田エアポートガーデン』遠景イメージ

住友不動産株式会社及び関連3社(100%子会社)は、新型コロナウイルス感染症の影響で
開業延期をしていた羽田空港第3ターミナル直結の複合開発プロジェクト『羽田エアポートガーデン』を、
2023年1月31日(火)に全面開業することを決定した発表しました。
羽田空港の24時間国際拠点空港化に伴い求められる多様なニーズに対応するため、
世界のハブ空港にふさわしいホスピタリティと機能性を兼ね備えた「全1,717室のエアポートホテル
(プレミア・グランドの2つのブランド)」を核に、国際交流機能強化のための「MICE対応のイベントホール・会議室」、
富士山・飛行機を望む「展望天然温泉」、地方都市や観光地など「日本各地と結ぶ全天候型バスターミナル」、
日本文化を感じられる銘産品や旅行グッズ等を扱う物販店舗、ホテル内レストランからフードコートまで
「約90店舗の多彩なラインナップの商業施設」を備えた複合開発プロジェクトとなっています。

2023年1月25日(水)、1月31日(火)からの全面開業を前に開業式典び商業エリアの特別内覧会が行われました。

【開業記念式典の様子】

羽田エアポートガーデン1階中央部に位置するグランドホワイエに特設されたステージにおいて、
午前中に主催者・来賓14名を筆頭に関係者が出席しての開業記念式典が行われました。

羽田エアポートガーデン全面開業のPVが場内に流れた後、主催者及び来賓の挨拶が。
住友不動産商業ヴィラフォンテーヌ株式会社代表取締役社長 桝井俊幸氏
「羽田エアポートガーデンは日本の玄関口、羽田空港第3ターミナルに直結する、住友不動産グループが
総力を結集して作り上げた大規模複合施設でございます。空港跡地推進計画に基づき、
「HANEDA GLOBAL WINGS」として羽田イノベーションシティ様と手を携え、
多摩川対岸のキングスカイフロント様を含めた周辺地域との連携を強化し、地域との調和を図りながら、
空港がもつポテンシャルを最大限活用すべく、微力ながらも尽力してまいります。
「ここは、新しい羽だ。」このメッセージを胸に皆様と全体開業を迎えたいと思います。」

国土交通省航空局長 久保田雅晴氏
「この羽田エアポートガーデンは2010年10月に「羽田空港跡地まちづくり推進計画」が
策定されました中におきまして、羽田空港の24時間国際拠点空港化に伴って求められる宿泊機能等を
整備運営していく方針が示され、住友不動産グループにより進められたプロジェクトです。
羽田空港は我が国を代表する国内・国際の空の玄関口として、大きな役割を果たしている所でございます。
国際線に関しましては、水際対策の緩和に伴いまして、旅客数も回復基調でこの年末年始に
羽田空港の国際線はコロナ以前の7割の水準まで戻ったと聞いております。
空港は海外の方にとってみると、先ず最初に(その国に)訪れる場所でございます。
そしてまた、海外に帰られる方にとってみると、最後に訪れる場所でございます。
日本の国の第一印象を決める、そして帰国後も残る日本の国の印象という、とても大切な場所でございます。
おもてなしの気持ちを持った質の高いサービスを心から期待するものでございます。」

そして羽田エアポートガーデンのオープンを記念して、書家の岡西佑奈さんによる「飛翔」の書道パフォーマンスが行われました。

【羽田エアポートガーデン】

羽田エアポートガーデン/施設外観(多摩川側から撮影)

羽田エアポートガーデン/敷地配置図

羽田空港第3ターミナルに直結するという好立地により、国際線旅客等の利便性向上と
国際交流都市観光に資する賑わいの創出をテーマに、当初計画では2020年4月21日のオープンを目指し、
開業準備がなされていた羽田エアポートガーデン。
しかし新型コロナウイルス感染症の世界的な流行拡大、それに伴う政府からの緊急事態宣言の発令により、
開業延期を余儀なくされるという事態に。

「住友不動産 ホテルヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港」ロビー

「住友不動産 ホテルヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港」フォンテーヌスイート寝室

「住友不動産 ホテルヴィラフォンテ―ヌ グランド 羽田空港」ロビー

「住友不動産 ホテルヴィラフォンテ―ヌ グランド 羽田空港」スーペリアツイン

それから2年半後の2022年12月21日に空港敷地内に位置するホテルとしては国内最大規模となる、
2グレード全1,717室を有する「住友不動産 ホテルヴィラフォンテーヌ プレミア 羽田空港」、
「住友不動産 ホテルヴィラフォンテ―ヌ グランド 羽田空港」が開業。

【泉天空の湯】展望天然温泉(露店)

また、ホテル宿泊者のみならず、空港利用者も利用可能な24時間営業の
「天然 泉天空の湯 羽田空港」も同時に先行オープン。約2,000㎡の施設には、
地下約1,500mから汲み上げられた自家源泉の天然温泉を使用した展望天然温泉をはじめとした
計10種の設備が設けられ各種サービスや併設されたレストランと共に癒しを体感出来る温浴施設となっています。

【ベルサール羽田空港】ホール

【ベルサール羽田空港】バンケット利用イメージ

グランドホワイエCGイメージ

更に羽田エアポートガーデン1階には宿泊研修、国際会議等にも対応する約1,100㎡の大型イベントホールと
10の会議室/宴会場、イベントホールと同時利用可能なグランドホワイエを有する
羽田空港敷地内では最大となる、総面積約2.400㎡の面積を誇る「ベルサール羽田空港」がオープンしています。

【商業エリア『住友不動産 ショッピングシティ 羽田エアポートガーデン』】

そして2023年1月31日に満を持して開業を果たしたのが「住友不動産 ショッピングシティ 羽田エアポートガーデン」。
全国各地の名産品やご当地グルメ等、日本の文化・伝統・技術を発信する74の多彩な店舗が集まった商業施設で
5つのゾーンで構成され、海外から旅客のみならず、空港を利用する全ての雷序者に楽しんでいただける施設、としています。

『Japan Promenade(ジャパンプロムナード):2階」
古きよき日本文化を今へ伝える物販12店舗、軽飲食15店舗(内、東京初出店8店舗)が軒を連ね、
日本の伝統色を使用した暖簾がかかるストリートにメイドインジャパンの品々が並びます。

その内の1店として、昨年創業130周年を迎えた台東区浅草の仲見世を発祥の地とする「老舗ヤマト屋」を紹介。

多数の収納部を持つバッグ

ポリカーボネイトを表面素材に使用した、丈夫で軽量なバッグやポシェットを販売。
多数の収納ポケットがあり、底の部分には貴重品を入れられる「隠し底ポケット」も。
洗濯ネットに入れての丸洗いも可能となっています。

『羽田参道:2階』
連続する鳥居のような誂えが特徴的なショッピングストリートゾーン。お土産に最適な和菓子やお煎餅などの食物販から、
キャリーケース等の必需品まで17店舗(内、東京初出店3店舗)が集います。

『HANEDA COLLECTION(ハネダコレクション):2階』
旅行先へ“プラスワン”で持っていきたいアイテムが勢ぞろい。旅先でおしゃれを楽しめる服飾雑貨から
旅をより快適にサポートする15店舗(内、東京初出店3店舗)が揃う星空をイメージしたショッピングエリア。

その中から都内初出店となる「andè TOKYO」を紹介。名古屋中心に展開するブランドショップが羽田空港にお目見え。

ノルマンディー産の麻糸と、岐阜県美濃市の長良川流域を中心に作られている「美濃和紙」の糸を使用した
履き心地の良い靴下やファッションアイテムを販売。海外からの足の大きな女性客などに向けて、
レディースXL(アメリカンサイズ)の大きさの靴下も取り揃えています。

『Haneda Food Selection」(ハネダフードセレクション):1階・2階』
飲食ゾーンには全国各地の特色を生かしたレストラン13店舗(飲食12店舗・軽飲食1店舗)を用意。
移動の合間に利用しやすい江戸がテーマのフードホール(約230席)など、日本のバラエティ豊かな食事を気分で楽しむことができます。

その中から昭和七年創業の鰻問屋が提供する備長炭の強火で繊細に焼き上げる鰻が自慢の「うなぎ四代目菊川」等、

230席を有する大型フードコートの「大江戸フードホール」も。

 ご当地限定はもちろん百貨店系菓子や全国で初出店となる国立博物館公認ショップ等、
全国各地の人気スイーツが並ぶ「TOBI・BITO SWEETS TOKYO」

世界で人気のジャパニーズアニメグッズから、手仕事が美しい伝統豪芸、こだわりの食材や日本酒まで
日本でのミラクルな感動を手土産としてセレクトした「TOBI・BITO SOUVENIR TOKYO」

その他、1・2Fショッピングエリアには、お土産物から服飾雑貨や食物販だけではなく、
ドラックストアやコンビニなども並びます。

『“空港直結”だからこそのダイレクトアクセス』

『羽田エアポートガーデン』外観

羽田空港第3ターミナル直結・徒歩1分の京急空港線「羽田空港第3ターミナル」駅(地下)、
東京モノレール「羽田空港第3ターミナル」駅が利用可能。電車だけでなく、車やバスでも
都内や横浜・川崎方面への交通アクセスも良く、羽田空港国内線第1ターミナル・
第2ターミナルとはシャトルバスや電車で行き来可能です。さらに予約ができる駐車場約450台完備し、
公共交通機関以外のアクセスにも対応しています。

既存のバスターミナルに加え、「羽田エアポートガーデン」1階に敷設するバスターミナル
(15停留所)では、首都圏主要駅行きのリムジンバスのほか、地方都市・観光地を
ダイレクトに結ぶバスルートを誘致予定。今までにない新しい観光ルートも創出し羽田と日本各地を結びます。

そして舟運を新たに観光・交通の手段として定着させるため、国と東京都主導で2020年に
社会実験が実施されました。これにより現在でも浅草などへのルートが設けられ、
多くの方に利用されている舟運に、新しい大きな期待が寄せられています。
多摩川に位置する発着場と当施設で連携し、舟運の活性化を図ります。※現在運航休止中

【「羽田エアポートガーデン」概要】

公式サイトはこちら

<計画名>
羽田空港直結複合開発プロジェクト

<街区名称>
羽田エアポートガーデン

<所在地>
東京都大田区羽田空港2丁目7

<アクセス>
京急線「羽田空港第3ターミナル」駅直結徒歩1分/東京モノレール「羽田空港第3ターミナル」駅直結徒歩1分

<面積>
敷地面積:43,000㎡
延床面積:91,500㎡
階数:地上12階

<主な用途>
ホテル(ラグジュアリーホテル:160室、ハイグレードホテル1,557室、おもてなしセンター)
温泉
商業施設(約80店)
イベントホール
会議室・バンケット
バスターミナル

<スケジュール>
2018年4月土地借受・着工、2022年12月21日ホテル開業、2023年1月31日施設全面開業

<体制>
事業者:羽田エアポート都市開発株式会社(住友不動産株式会社100%子会社)
運営者:住友不動産株式会社(上記事業者より一括マスターリース)
設計・施工:株式会社日建設計・西松建設株式会社

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