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レゴランド®・ジャパン・リゾート 本多良行レゴランド・ジャパン合同会社社長インタビュー

『レゴランド®・ジャパン・リゾート』を運営するレゴランド・ジャパン合同会社は
2021年12月6日(月)付で、社長に本多良行(ほんだよしゆき)氏の就任を発表しました。

本多氏を社長とする新体制がスタートしてから約3か月、2022年3月17日(木)に
愛知県名古屋市港区のレゴランド®・ジャパン・リゾートにて行われた開園5周年のメディア向け先行体験会にて、
本多社長に単独インタビューに応じていただきました。

『インタビューの様子を動画で』
【レゴランド】本多良行社長 単独インタビュー – YouTube

Q:社長職に就任されてから早3か月、現在の心境は?

本多社長「正直、❝まだ3か月?!❞という気持ちですね。もしかしたら1年間以上いる位のイメージで、
毎日、色々改革といいますか、色々な所を改良していっているので日々が早いと思ってます。
私は元々、コンサルティング・ファームの仕事をしていたんですけども、3か月間というと、
大体、コンサルティング・ファームでの1プロジェクト(の期間)に相当するんですけど、
それに比べると更に濃い3か月を過ごしているなというイメージで、
今後ともどんどん濃くしていきたいなという風に思っております。」

Q:リゾートのブランドメッセージである「いましか、家族でできないこと」、
先月の会見では、人生の中で
わが子と親が1対1で接する時間の短さを説いていたが、
2児の父という目線でみた、子供達が体験で得られる笑顔・成長を通して親側に感じて欲しい心境変化の”ツボ”は?

本多社長「レゴランド®・ジャパン・リゾートは、特にパーク側に関しては、お子様に如何に喜んでもらえるか、
如何に成長を感じていただけるかという作りになっています。ウチの息子の事で恐縮ですけども、
つい先日、家族でレゴランド®・ジャパン・リゾートにお邪魔したんですけども、やっと「ザ・ドラゴン」の
ローラーコースターに乗る事が出来まして、そこに行きつくまでの成長過程が非常に面白かったなと思っています。
実は「ザ・ドラゴン」の横に「ドラゴン・アプレンティス」という同じドラゴンの形をした小さいコースターがあって、
更に大人が楽しめる大きなコースターがあるんですね。僕が「乗ってみる?」って言うんですけど、
怖くて乗れなかったんだけど、ついに先日「乗る!」って。その時は非常に成長を感じられましたし、面白いなと思いましたね。」

Q:HRS(ホテル・リザベーション・サービス)という、ホテルに関わる業界に身を置いていた自身から見て
レゴランド®・ジャパン・リゾートに今現在、どれ程のポテンシャルがあると感じるか?

本多社長「我々、レゴランド®・ジャパン・リゾートは主に3つの設備から成り立っておりまして、
テーマパーク、ホテル、シーライフ名古屋がありますが、夫々のバリュー(強み)が
きちっと表れているなという印象ですね。パークに関してはお子様に如何に喜んでもらえるかというのを
重視している、シーライフは海洋保全や海の環境を如何に良くしていくのかというのをメインに、
海の生物の保護であったりとか、SDGsを含めた海の環境改善をテーマにしている水族館であったりとか、
ホテルに関しても、ドップリと(昼間パークで遊んで)夜もレゴに浸かってもらうというコンセプトなので、
ホテル業界で働いていた立場としては、非常に強いコンテンツを持っていると思います。
如何に今後、我々の強みを対外的に発信をしていくのかというのが大事かなという風に思っています。」

Q:今年5月には韓国にレゴランド・コリア、2024年には中国にもレゴランドがオープンし、
アジア圏はアメリカと同等の、レゴランドの密集地となるが、
ここ名古屋の地にあるレゴランド®・ジャパンの強みは何か?

本多社長「そもそもレゴランドが何の為に存在するのかというのを考えるべきだと思うんですけども、
レゴランドは地域によって地域によって役目が違うんですね。例えば北米の3つのレゴランドは
レゴ好きの方達に楽しんで頂ける様なコンセプトになっています。我々、アジア圏にある
レゴランド®・リゾートに関しては、如何にそこで楽しんでもらった上でレゴを好きになって貰うという
❝逆パターン❞なんですね。何故かというと、そもそも欧米では既にレゴが浸透していて、文化の有る土地ですので、
アジア圏に関しては、レゴを更に好きになって貰うという考え方になっています。なので、レゴを知らない
お子さんや親御さんが特に中国の場合には多いという事なので、中国でレゴランドを通してレゴのファンを作り、
レゴが好きだから日本の、韓国の、アメリカのパークにも行きたいよね、という事なんです。
私もレゴランドが韓国や中国に出来るのを非常に楽しみにしていて、レゴのファンが中国や韓国で更に増えたら
日本に行ってみたいな、となるし、何故、日本に行ってみたいとなるかというと、そもそも我々レゴランドは、
エリアによってカラーが全然違います。日本全国の地域の建物をブロックで模した「ミニランド」は
パークの中心部にあるんですけども、東京・大阪、勿論ここ名古屋の駅前や名古屋城を再現しているので、
それを楽しんで頂くというのがあると思います。逆に言うと私は韓国や中国レゴランドに行きたいと思っています。」

Q:社長という立場を抜きにして、レゴランド®・ジャパン・リゾートで今一番のお気に入りは?

本多社長さん「一ビジターという観点からとすると、今一番好きなのは「ビッグ・ショップ」と呼ばれる、
大きなレゴのショップです。何故かというと、私もこの仕事に就くにあたって、非常にレゴに
どっぷりと浸かってしまいまして。裏のオフィスにもレゴが沢山有りますし、発売前のレゴ製品とかも
当然ながら我々は知っていないといけないので、そういうのが置いてあったりするんですね。
例えばそれをディスプレイする為に発売前に社員全員で組み立てたりするんですが、それをしていくうちに
私自身もレゴが好きになってですね、ビッグ・ショップに行くのを非常に楽しみにしています。
以前、レゴランド®・ジャパン・リゾートは遊びを通じて学んでいただく場所だとお話を
させていただいたと思うんですけども、我々バックヤード側の人間すると、「楽しく仕事をしよう」という
レゴランド®・ジャパン・リゾートとしての大きなモットーがあるんですね。
それは非常に良く出来ているなと思って、私も楽しみながら仕事をしていますし、そういうレゴの姿勢を嬉しく感じています。」

Q:新施設「レインボー・デザイン・スタジオ」に期待する部分は?

「レインボー・デザイン・スタジオ」で行われるワークショップ

「レインボー・デザイン・スタジオ」で行われるワークショップ

本多社長「大きな目的は、我々のワークショップというのは常に大人気なコンテンツなので、
キャパシティを増やしたいというのがあります。そして今回、「レゴ®ドッツ」というコンテンツを
如何に子供の想像力を構築するかというのがキーワードで、ドッツさえあれば何でも出来て想像力を育む
という所を「レインボー・デザイン・スタジオ」に期待します。

母校である州立ミシガン大学の校章を象ったレゴ作品を手にする本多社長

そしてこれ、私が行っていたミシガン大学の校章なんですけども、青と透明白と黄色のブロックだけで
ステンドグラスみたいになっているオブジェを作ったりして。想像力とは正にこういう事で、
ブロックさえあれば何でも出来るというのをお子様に知っていただくという機会にしたいと思っています。」

最後に5周年を迎えたレゴランド®・ジャパン・リゾートの魅力を。

本多社長「レゴランド®・ジャパン・リゾートはお子様に精一杯、遊んでいただける施設になっています。
そしてやはり、そのお子様の表情を見て喜んでいただいている親御さんの顔を見る事も私は非常に好きですし、
非常に楽しい場を提供している所です。5周年という折角の機会で我々にとっても節目を迎えるので、
是非是非、足を運んでいただいて、レゴランド®・ジャパン・リゾートの魅力を感じていただければという風に思います。
宜しくお願いします。」

【本多良行氏経歴】

氏名:本多良行(ほんだよしゆき)/レゴランド・ジャパン合同会社社長
生年月日:1981年2月16日生 京都府出身
略歴:
2012年8月:ローランド・ベルガー(デトロイトオフィス) 入社
2014年6月:ストラテジーアンド(東京オフィス) 入社
2017年8月:HRS Japan株式会社 代表取締役社長就任
HRS 日本・韓国地区代表取締役社長就任
学歴:
2005年12月:インディアナ大学ブルーミントン校 ケリー・スクール・オブ・ビジネス卒業
2012年5月:ミシガン大学 ロス・スクール・オブ・ビジネス MBA(経営学修士)

レゴランド・ジャパン・リゾートの公式サイトはこちら

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