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東京成人演劇部 vol.2月3日(日)『命、ギガ長ス W(ダブル)』宮藤官九郎×安藤玉恵/三宅弘城×ともさかりえ Wキャストで開幕・ライブ配信も決定!

撮影:田中亜紀

2022年3月4日(金)~4月3日(日)、東京都世田谷区のザ・スズナリにて『命、ギガ長ス W(ダブル)』が
開幕いたしました。東京公演は初演と同じく、「ザ・スズナリ」で、約一ヶ月の上演となります。
東京公演後は、大阪・北九州・松本へ巡演いたします。
そして、3月16日(水)長ス組:13時の回、ギガ組18時の回のライブ配信も決定いたしました。

『ギガ組』安藤玉恵 (左)宮藤官九郎(右)撮影:田中亜紀

「大人計画」を主宰し、作家、演出家、俳優、映画監督とマルチな才能を発揮する松尾スズキが、
2019年に“演劇を始めたころの素朴な悦び”を求め自ら企画・プロデュースし、
「部活」として新しく立ち上げた「東京成人演劇部」。旗揚げ公演となった『命、ギガ長ス』は、
作・演出の松尾スズキと映画・ドラマ・舞台と幅広く活躍する俳優・安藤玉恵による、
“8050問題”をテーマにした二人芝居。登場人物は認知症の年老いた母親と、その年金を当てに生活している
ニートでアルコール依存症の中年の息子、その親子のドキュメンタリーを撮るために
彼らに密着している映像作家志望の女子大生と彼女を指導する大学教授の四人。

『長ス組』ともさかりえ(左)三宅弘城(右)撮影:田中亜紀

舞台上の役者の息遣いまで感じられる空間で濃密な芝居が繰り広げられ、チケットは連日完売の大盛況。
正に演劇の原点であり醍醐味を堪能させてくれる作品となりました。そして今回、タイトルを
『命、ギガ長ス W(ダブル)』とし、ナイスなダブルキャストで開幕致しました。
出演は、松尾スズキが絶大なる信頼を寄せる宮藤官九郎と初演から続投の圧倒的存在感の安藤玉恵が
“ギガ組”として。松尾作品は「悪霊」(2013)以来の三宅弘城とキュートな魅力と実力を兼ね備え、
あらゆるジャンルで活躍を続けるともさかりえが“長ス組”として、二人芝居に挑みます。

コロナ禍で以前よりも深刻化している “8050 問題”というシリアスなテーマを扱いながらも、
可笑しみやばかばかしさ、切なさのエッセンスがふんだんに詰め込まれた本作。
演劇の持つ臨場感を、笑いと共に体感して下さい。そして、今回の配信限定の特典は、
宮藤×安藤×三宅×ともさか4名のスペシャル座談会を前後編でお届けします!稽古場ではお互いの稽古は見ず、
決して交わることのなかった「ギガ組」と「長ス組」のトークは、配信だけのお楽しみです。

【演出家・出演者コメント】

作・演出:松尾スズキ
「命ギガ長スW、始まります!
いつもの二倍の演出料、身が引き締まります!
乞うご期待!」

宮藤官九郎(左)撮影:田中亜紀

宮藤官九郎
「ギガ組オサムを演じます、宮藤です。
長ス組の稽古を一切見てないのですが、両方見ているスタッフさん曰く、全然違うんだそうです。
なんだかこっちが間違ってるんじゃないか?と不安になりますが、安藤さんが我が道を邁進しているのでついていくしかないです。
スズナリの舞台に立つのは20数年ぶりですが、とてもしっくり来ます。
ギガ長スギガギガ長ス長スギガ…と複雑なスケジュールなので間違えて長ス組の日に劇場に行かないように気をつけます。」

安藤玉恵(右)撮影:田中亜紀

安藤玉恵
「楽しみでしかなかった稽古が終わってしまいました。セリフや動きの、減ったところ、
増えたところ、初演との変化にこの2年半を感じていて、終幕の演出が特に好きです。
私はちょっとは成長してるんだろうか、だといいな(終わってから松尾さんに聞きたい…恐る恐る)。
宮藤さんとは二度目の共演で、やっぱり、一緒に舞台にいてワクワクします。千秋楽まで楽しみます!
ほんと、この「命、ギガ長ス」という戯曲は、すごいなぁ。」

三宅弘城(左)撮影:田中亜紀

三宅弘城
「暖かくなってきましたね。松尾さんの演出のもと、春のお天気のような
「暖かいんだけどどこか不安定」なお芝居ができました。面白いと思います。
そしてこんなともさかさん見たことありません。面白いです。
ぜひギガ組長ス組の両方ともご覧になってください。もっと面白いと思います。」

ともさかりえ(右)撮影:田中亜紀

ともさかりえ
「新しい自分と向き合うお稽古でした。松尾さんが与えてくださる課題は難しいけど、でも楽しいです。
2人芝居という、かなり追い詰められた環境ですが、三宅さんという最高のパートナーに恵まれて幸せです。三宅さんで良かった。
この戯曲の素晴らしさを、ちゃんと届けられるように2人で頑張ります。
ギガ組、長ス組、それぞれの「命、ギガ長ス」を楽しんでもらえた嬉しいです。」

【あらすじ】

80代で認知症気味の母親エイコと、ニートでアルコール依存症の50代の息子オサム。
貧困生活を送っている2人を撮影するために、ドキュメンタリー作家志望の女子大生アサダが密着していた。
エイコの年金を当てにして酒を飲み続けるオサムと、パチンコに依存するエイコ。
アサダが撮るドキュメンタリーのVTRを見て、彼女の所属ゼミの教授キシは、ある問題を指摘する。
エイコとオサムには、ある秘密があったのだ…。

【ライブ配信決定】

東京成人演劇部vol.2「命、ギガ長スW」2022年3月16日(水)の【長ス組】13:00開演、
【ギガ組】18:00開演の2公演がPIA LIVE STREAMにてライブ配信が決定。

<配信対象公演>
2022年3月16日(水)
【長ス組】13:00の回 開場12:30/開演13:00
【ギガ組】18:00の回 開場17:30/開演18:00

<販売期間>
【長ス組】~3/16(水)13:00まで
【ギガ組】~3/16(水)18:00まで

<配信チケット料金>
3,500円(税込)

<チケット取り扱い>
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/gigaw/

<配信特典>
宮藤官九郎×安藤玉恵×三宅弘城×ともさかりえ キャスト4名による座談会!「稽古どうだった?」
「お互いの本番観た?」など、稽古場で交わることがなかった2組のクロストークを前編後編に分けて配信限定でお届けします。
【長ス組】開演13:00本編終了後に《前編》
【ギガ組】開演18:00本編終了後に《後編》

<ライブ配信ご注意>
※チケットは、お一人様1枚のみ購入が可能です。
※ライブ配信チケット1枚につき閲覧できる端末は1台となります。第三者への譲渡・転売はできません。
チケットのご購入は必ず視聴するご本人様が行ってください。
※配信チケットのご購入にはチケットぴあへの会員登録が必要となりますので予めご了承ください。
既にチケットぴあの会員の方は、改めてのご登録は不要です。
※視聴環境や通信環境などについて各配信サービスのHPに記載の注意事項を事前によくお読みの上、ライブ配信チケットをご購入ください。

<ご視聴に関するお問合せ>
電話:017-718-3572
メール:event@linkst.jp
平日10:00-18:00
※公演日当日の問合せ対応は該当公演(土日祝含む)の終演後1時間程度で終了とさせていただきます。

【東京成人演劇部vol.2『命、ギガ長スW』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2022年3月4日(金)~4月3日(日)
大阪公演:2022年4月7日(木)~4月11日(月)
北九州公演:2022年4月15日(金)~4月17日(日)
松本公演:2022年4月23日(土)・4月24日(火)

<会場>
東京:ザ・スズナリ
大阪: 近鉄アート館
北九州:北九州芸術劇場 中劇場
松本:まつもと市民芸術館 実験劇場

<公演時間>
約1時間45分(途中休憩無し)

<料金>
東京:
指定席:6,500円 ヤング券:3,800円(22歳以下/チケットぴあのみ取扱)

大阪:
指定席:6,800円 ヤング券:3,800円(22歳以下/チケットぴあのみ取扱)

北九州:
一般:6,000円 ユース:3,000円(24歳以下・要身分証提示)高校生〔的〕チケット:1,500円(枚数限定、劇場窓口・電話/前売のみ取扱い、要学生証提示)

松本:
指定席:4,800円 U18:2,000円(18歳以下/要身分証提示)

(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

<出演者>
『ギガ組』
宮藤官九郎
安藤玉恵

『長ス組』
三宅弘城
ともさかりえ

<STAFF>
作・演出:松尾スズキ
効果音:吹越満
照明:佐藤啓
音響:佐藤こうじ
衣裳:戸田京子
ヘアメイク:大和田一美
演出助手:大堀光威
舞台監督:幸光順平
衣裳進行:梅田和加子
照明操作:溝口由利子
音響操作:今里愛
小道具製作:佐藤涼子
協力プロデューサー:三好佐智子(quinada)
票券:河端ナツキ
制作:横山郁美、北條智子、赤堀あづさ
プロデューサー:長坂まき子
宣伝美術:榎本太郎
宣伝写真:興村憲彦
宣伝スタイリスト:宮本茉莉
宣伝ヘアメイク:大和田一美
宣伝広報:る・ひまわり
大阪公演主催:サンライズプロモーション大阪
北九州公演主催:(公財)北九州市芸術文化振興財団
松本公演主催:一般財団法人松本市芸術文化振興財団
北九州公演共催:北九州市
松本公演後援:松本市/松本市教育委員会
企画・製作:大人計画 (有)モチロン

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