世界のエンターテイメントの“今”をお届け!

NHK みんなのうた ミュージカル 『リトル・ゾンビガール』歌唱披露イベント開催!

日生劇場ファミリーフェスティヴァル 2022 NHK みんなのうたミュージカル『リトル・ゾンビガール』が、
2022年8月20日(土)より東京都千代田区の日生劇場にて上演されます。
1993年、日生劇場開場30周年を記念してスタートした、家族で本格的な舞台芸術に触れてもらう事を願い、
幼稚園や小学生の子供達にも分かりやすく、また大人にも楽しんでもらえる、
本格的な演劇・ミュージカル作品を上演する「日生劇場ファミリーフェスティヴァル」。
今作ミュージカル「リトル・ゾンビガール」は2020年7~10月に公演が予定されていたものの、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、残念ながら公演中止となった作品で、
約2年の時を経て新たなキャストを迎え、日生劇場×NHK エンタープライズ×東宝による
共同企画・制作でお届けするオリジナル・ミュージカルです。

2022年3月7日(月)、8月からの公演に先立ち、東京都内某所にて出演キャストが登壇しての歌唱披露イベントが行われました。

※日生劇場ファミリーフェスティヴァルとは
ご家族で本格的な舞台芸術に触れていただくことを願い1993年に日生劇場開場30周年を記念してスタートした、
日生劇場ファミリーフェスティヴァル。お子さまにも分かりやすく、また大人の方にも楽しんでいただける、
本格的な作品を上演し、毎年夏休みに約2万人の観客が来場しています。
2022年度はNHKみんなのうたミュージカル「リトル・ゾンビガール」をはじめ、
東京シティ・バレエ団「真夏の夜の夢」、物語付きクラシックコンサート「アラジンと魔法の音楽会」、
ダンス×人形劇「エリサと白鳥の王子たち」の4作品を上演します。
特設サイトはこちら

【歌唱披露イベントの様子】

都内某所にて行われた歌唱披露イベントには、本作に出演するノノ役の髙橋ひかるさん、熊谷彩春さん、
ショウ役の石井杏奈さん、伊藤理々杏さん、クルス役のエハラマサヒロさん、ハル役の石田佳名子さん、
親分役のコング桑田さん、リリィ役の大和悠河さんの8名のプリンシパル(主要役)キャスト等が登壇。
MCの村上留奈さんの司会進行の下、最初に公演にて歌唱が予定されている楽曲5曲がメドレー形式で各キャストにより歌唱がなされます。

1曲目は「手のひらを太陽に」(1962/作詞:やなせたかし・作曲:いずみたく)。
児童絵本の金字塔「アンパンマン」の作者である、やなせたかし氏が作詞を行った、
小学校の教科書にも掲載がなされる程の説明不要の名曲。 続いては「コンピューターおばあちゃん」(1981/作詞・作曲:伊藤良一)。
1981年当時、社会的な人気を博していたテクノポップをフィーチャーし、
編曲に作曲家の坂本龍一氏が携わったバージョンが、誕生から40年を数える2022年現在も、
みんなのうたの放送楽曲の中でも特に高い人気を得ているナンバー。

3曲目は「アップル パップル プリンセス」(1981/作詞:柴田陽平・作曲:加瀬邦彦)。
シンガーソングライターの竹内まりや氏が歌唱を担当した、こちらもテクノポップ調に仕上げられた一曲。
次に 「あのね ~青空の傘~」(2012/作詞・作曲:Qoonie)
2人組の音楽ユニット「Rie&Qoonie」のQoonieが作詞作曲を担当し、Rieが歌唱を担当した
バラードソング。後にゴールデンボンバーの鬼龍院翔氏が歌う「超変身!ミネラルフォーマーズ」の
アニメも手掛ける、イラストレーターの杉崎貴史氏が描くアニメーションも素晴らしく、
楽曲放送から10年が経とうとする今も聴く者のハートを離さない一曲です。

最期は「WA になっておどろう ~イレ アイエ~」(1997/作詞・作曲:長万部太郎)
ミュージシャンの角松敏生氏が「長万部太郎」名義で発表した楽曲。同年7月には
アイドルグループ「V6」によってカバーがなされ、翌1998年に開催された
長野冬季オリンピック閉会式のフィナーレにおいて、角松氏や彼の覆面バンド「AGHARTA」によって
約5,000発の大輪の花火が夜空に咲く中、選手や出演者、約5万人の観客を巻き込んで行われた同曲の生演奏は
日本の近代音楽史に名を残す壮大なパフォーマンスとして、今なお人々の記憶に残る1曲です。
以上、全て「NHK みんなのうた」が初出しとなった5曲が約7分半に渡り歌唱披露されました。
※(年号は初回放送年)

歌唱披露後、本公演の主催者を代表し、松山保臣公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]理事長の挨拶が。
松山理事長「長い事やっていますと、紆余曲折色々ありましたが、最大の危機はここ数年のコロナのまん延でございます。
これからも子供達に記憶に残るメッセージを分かり易く届ける、という事をモットーに、児童生徒の心を
豊かにする活動を続けてまいりたいと思います。「ニッセイ名作シリーズ」の無料招待公演の招待者数が
累計800万名を迎えられるという事でございます。「リトル・ゾンビガール」の全35公演中、
17公演が無料招待でございます。どの都市で800万人目を迎えられるのか、今から首を長くして待っております。
今、世の中はとんでもない理不尽で非日常的な出来事で溢れえかえっております。
そんな時だからこそ、この「リトル・ゾンビガール」で起こった事が新しい日常として
子供達の心に芽吹いて逞しく育ってこれからの社会を作っていってもらいたいと願っています。」

続いてプリンシパルキャストと演出を手掛ける鈴木ひがしさんの9名が登壇しての会見が行われました。

【会見の様子】

各登壇者より挨拶が。

鈴木さん「今作の台本を脚本家の徳野さん2人で作る時に話し合った事の一つは、上質な絵本を作ろうという事です。
全国のお子さんや親御さんに届けたいという思いで出発をした作品です。上質な絵本というのは、
勿論子供も喜ぶし、読んだ大人も凄く共感や感動する物が有ると思うんですね。子供が本を読んでいる中で
物凄く想像を膨らまして、自分の価値観をしっかりと身に着けていく。それが普段の生活と一緒になって
根付いていける様なミュージカル作品を今作では目指していきたいと思います。
子供が気づいて大人が気づかない事というのも沢山あると思うんですけども、その事が
このドラマの中の展開で大きな起爆剤となって、最後に物語が収束をしていく事になるんですけど、
どんな事が起こるかは此処に居るキャストの皆さんと稽古場で稽古をする中で見つけていこうと思っています。
なのでお芝居に正解が無いという事は、どの様に順序立てて皆さんの目にお届け出来るかは、これからの「化学反応」を
待つ訳ですけども、この「ゾンビ・ガール」に不正解として一つ言える事は、「戦争は間違っているよ」という話を
最終的には届けようと思っています。先程の歌唱披露の通り、歌自体に物凄い力が有ります。
歌が皆さんの心に響くモノなのは、その時の自分の人生においてとてもシンパシーを覚えたりとか、
勇気づけられたりしたという事があったりした事が、凄く耳に残っていたりするものでございます。
今作の中の楽曲は、そのキャラクターの今いる人生の中において、この歌を歌う事で何かを見つけていく、
何かを発見して勇気を得たり、誰かを勇気づけたりという事が起こっていく。
これはまた新しいミュージカルの形態ではないかと思っています。」
高橋さん「今、村上さんから初舞台・初主演・初ミュージカルと初言われ過ぎて、
そんなに初が多かったんだとドキッとしたんですけど、実際、楽曲披露をさせていただいて
こうして人前で歌を歌うという事は、本当に今まで経験をしていなくて、
歌の力って凄いなというのは感じていた物のあるので、歌や演劇を通してお子さんや皆さんに
何かお届け出来る物が有ればなと思っております。」
熊谷さん「今のコロナであったり、戦争だったりで分断されている時だからこそ、
この作品を小さいお子さんや大人の方にも幅広い世代に観ていただけたら嬉しいなと思っております。
私自身、小さい頃にミュージカルを観て、ミュージカルが大好きと感じてこの道に進めたので、
今回、全国を回って色んな子供達にこの作品をお届け出来る事が本当に嬉しく思っております。
精一杯頑張りますので宜しくお願い致します。」
石井さん「私もミュージカル初出演という事で、今日メドレーを披露するという事で緊張で2日前に
音符が襲ってくる夢を見る位、凄く飲み込まれていたんですけど、この「リトル・ゾンビガール」には
子供が持つ沢山のパワーやエネルギーが詰まっていると思うので、それを沢山の方にちゃんとお届け出来る様に
精一杯努めたい思います。」

伊藤さん「このお話をいただいた時から凄く凄く務めさせていただくのが本当に楽しみで、
2020年はコロナの影響で中止となってしまったんですけど、こうやって皆さんの前で
発表が出来た事が本当に幸せに思っています。この作品は子供から大人まで
楽しみながら学ぶ事が出来る作品だと思っていて、小さなお子さんにはこれから生きていく上で大切な何かを、
大人にはちょっと忘れがちな、大切な何かを学んでいけるのではないかなと思いますし、
歌の持っているパワーが物凄いので、歌を楽しみながら、沢山色んな事を感じ取って下さったら良いのかなと思います。
精一杯、ショウとして舞台の上で生きていきたいと思います。」
大和さん「200歳位のゾンビの長老役をさせていただきます。「みんなのうた」は小さい頃から大好きで、
「みんなのうた」を聞いて沢山の曲を覚えたなと、今思うんですけど、改めて今回「みんなのうた」を聞いてみると
凄く深い歌詞であったり、とても楽しんだけどなんかシュールだなという曲だったりとか、
胸に迫ってくる様な曲が多いので、そういう曲を丁寧に心を籠めてお届けしたいなと思います。
そしてこのミュージカルが今の世界情勢に悲しくもマッチしてしまう物語なんですけども、
子供は勿論、大人に是非見に来ていただいて、今一番大切な事をお届け出来たら良いなと思っております。
皆と力を合わせて温かい作品にしたいと思います。」
エハラさん「どうも皆さん、ミュージカル俳優のエハラマサヒロです。僕は「みんなのうた」の
ファミリーミュージカルに出たくて20年前に吉本興業に入ったので、やっと夢が叶ったなって思ってます。
僕自身、人前で表現したり歌うのが凄く好きで、歌うのが大好きだと思っている最中、
僕が所属している「吉本坂46」というアイドルが、誰にもバレずにひっそりと冬眠に入りまして、
歌う場所も中々無くなってきたので、今回、舞台でやらせていただくというのは嬉しいなと思っておりまして。
僕自身、5人の子供がおりまして、「みんなのうた」は大人の方は懐かしいと思われると思うんですけども、
僕の家では10年間ずっと掛かり続ける曲なんですね。ロングヒットしておりますので、歌の練習だけは
しっかり出来ていると思っております。色んな意味で盛り上げられたら良いなと思っております。」
石田さん「今回は小学校の先生の役で、私自身、小学生の時、1日学校に行くと2日間熱が出る様なタイプの子で、
中々、周りの人に沢山支えられて生きて来た生徒で、その当時出会った実習の先生が、大人と子供の間にいる存在として
ずっと心の支えでした。私を信じさせてくれた人に寄り添う力というのをこの作品を通して届けたいですし、
普段、革命とかお墓の中から出て来る様なミュージカルばかりやって来たんですが、「みんなのうた」の様な
明るい皆の心が躍る様な音楽でも、人の争いが表現出来るという音楽の力をこの素敵な皆様と稽古で作るのが
今からとても楽しみです。」

コングさん「先に鈴木さんに聞いておきたいんですけども、ゾンビ言うても真っ青なメイクして
変な歩き方をするゾンビじゃないんですよね?」

鈴木さん「ほぼそのままで大丈夫です。」

コングさん「分かりました!見た目はそんなに変わらず、誰々を見て怖くなったり、不思議な物であったりするから、
余計にイジメたり差別したりという事も世の中にあると思うんですけど、今回の作品はそういう事じゃないよ、
というテーマもあるし、さっきの話を聞いて2年前にほんまはやる筈やったけど、これが2年後になってしもたという事は、
戦争が起きてしもうてる丁度この時期にという事は、神の見えざる何かと思ってしまうんですよね。
子供さんに観てもろて、お家に帰ってお父さん・お母さんとお話をしてもろうたら嬉しいなと思うんです、
僕は小さい時に親が変に差別的な意見を言いよったんです。「何でパパとママはこんな事言いよんのやろ?」と
凄く不思議に思ったりするんでね、社会とか学校ではちゃんとした教育が出来ているのかもしれんけど、
お家では何かおかしいくなっていってると思うし、子供が「あれ?矛盾がある」と凄く不思議になってしまうよりは、
こういう作品を観てもらって、お家に帰って観劇感想会みたいなのをやっていただいたら、なにか答えが出るんちゃうかな。
親にとっても、子供の目線になって。親分とノノの関係性なんか特にそういう所を表現出来ると思います。
そして「みんなのうた」は1961年から始まったという事ですよね。私、同級生です。頑張ります!」

【質疑応答】

Q:上質な絵本との事だが、実際の演出プランは?

鈴木さん「ビジュアル的には物凄く綺麗な舞台セットを用意しています。絵本を開いて視覚的にキレイだなと思える様な。
衣裳も、ゾンビはそれなりにゾンビの恰好はしていただくので、コスチュームも皆さんが考えている
怖いイメージのゾンビじゃなくて、ちょっと森の中にいて浄化されている綺麗なゾンビを描いていますので、
そこも楽しんでいただけるかと思います。心がけているのは子供達の会話で、平明さというのが大切だと思っているんですね。
平明な言葉の中に深い真理が有るというものを探そうと。その為のディスカッションを脚本家とずっとしていました。
選ばれた言葉が本当に端的にあるじゃないですか。子供も大人もその言葉の無限の広がりを感じられる様な物を目指そうと思っています。」

Q:初めてミュージカルを観る来場者・招待者に対し、作品をどの様に感じて欲しいか?

高橋さん「ミュージカルを私が初めて見た時は敷居が高いなと、中々自分で行くにもハードルが高いな
という印象あったんですけども、音楽って楽しいんだよ、もっと気軽に楽しめるんだよという事を
この「リトル・ゾンビガール」を通して知っていただけたらなと思いますし、ショウ君が学校で
頑張って皆と向き合おうとしているシーンは特に生徒の皆さんにも刺さる所が凄くあると思うので、
何も考えずに真っ直ぐ、とりあえず観てみよう位の気持ちで観てもらえたら必ず楽しんでもらえると思います。」

熊谷さん「今回は沢山の全国各地の公演を周らせていただけるという事で、ミュージカルに触れた事の無い
お子さんも観に来ていただいて、「こんな世界があるんだ」「私もこうしてみたい」とか、
何か新鮮な物を感じていただけたら凄く私達はやっていて嬉しいなと思いますので精一杯頑張りたいと思います。」
石井さん「私が2年前の年末まで「E-girls」というグループにいたんですけど、そのライブの時に音楽とダンスって、
お客さんと自分達との一体感が生まれる表現だなと感じていて、今回それにプラスお芝居という事で、
全ての表現の融合になるので、自分達は表現をする身ですけども、観て下さる方と一体感で
一つになれる様に頑張りたいなと思うので、あまり構えず、楽しんでいただけたら良いなと思います。」
伊藤さん「私が初めて舞台を観させていただいたのは、私が所属している乃木坂46の先輩が出ている舞台だったんですけど、
その時に凄く衝撃的というか、今まで一切舞台を観た事の無かった私がこんなに舞台って面白いんだ、と、
感銘を受けたので、その時の気持ちを今でもずっと忘れていないし、その時の気持ちがあるからこそ、
今ここに立っていると思うので、そういう素敵な素晴らしい感情を観て下さるお子さん方に
感じていただけたら私は凄く嬉しのかなと思うので、精一杯楽しんでもらえる様に頑張りたいと思います。」

Q:自身にとって初な部分が多い本作は、前からやってみたかったのか?
また、今作を通して自身がアーティストとしてどの様に成長出来ると思うか?

高橋さん「舞台に関しては憧れはありました。でも私自身、お芝居の経験がまだまだ浅くて、
映像作品に出ている作品数も少なくて。なので色んなモノに手を出して大丈夫なのかなという
不安も有ったので、舞台はまだ早いんじゃないか、でも経験としてやった方が良いんじゃないかって。
先輩や共演者の方から「舞台イイよ」と仰っていただいていて、何時かやってみたいなという
漠然とした気持ちもあったんですけど、今回のお話を頂いて、正直、先ずミュージカルと聞いて、
「私、歌を歌えるなんて言った事無いですけど」みたいなハラハラした気持ちで
最初は如何しようとテンパっていたんですけど、でもこんな貴重なチャンスは無いと思いましたし、
実際に脚本を読んで是非、ノノという少女を演じてみたいなと思い、受けさせていただいたんですけど、
この作品を通して私は何を学べるのかはまだ分からないですど、何が起こるか分からないですし、
舞台稽古というのが初めてで、皆さんの力を借りながら精一杯向き合っていきたいと思いますし、
皆さんに素敵な舞台がお届け出来たらなと思っております。」

石井さん「私も歌を人前で歌う機会が本当に無くて、基本はE-girlsでパフォーマーという
ダンスをするだけだったので、まさか自分が歌をするなんて思っていなかったですし、
私は凄く不安もいっぱいだったんですけど、お話をいただいた時に自分が過去に
「みんなのうた」を通して凄く救われてきたり成長をする糧になっていたので、
自分の表現の一つで子供達の人生を少しでも輝かせられたら良いなという思いが有ってお受けしました。
成長出来るかどうかという面では、自分が今、この発表の為にずっと歌稽古をさせていただいている中で、
分かんなくなって藻掻いて足掻いてをしている最中にスタッフさんから「その姿がショウみたいだね」と
言っていただいてその言葉が私の中で響いて、自分は自分と戦うんじゃなくてショウと一緒に
自分と戦わなきゃいけないんだと思って、そこでショウ君と一緒に手を取り頑張ろうと思えたので、
一緒に成長出来る事が沢山あるんだろうなとワクワクしています。」

Q:自身の好きな「みんなのうたは」?

高橋さん「高橋家は夕飯を食べる時間が早くて、4時位に食べるのでおやつみたいな物なんですけど、
ご飯を食べてからテレビの前に齧りついてお母さんと一緒に見るというのが、小さい頃の楽しみだったので、
何時もお風呂の中で口ずさんだりとか。その中でも私が特に印象に残っているのは「しあわせだいふく(2007/作詞・作曲:混xxx)」。
曲中の「ふわぁふわぁ」という部分が小さい時には面白くて、ついつい自分も歌っちゃったりして、
今でも家族と偶に歌ったりします。」

熊谷さん「私も小さい頃から「みんなのうた」を家で見ていたんですけども、母と自転車を乗りながら
口ずさんでいた曲ばかりだったので、今回のミュージカルに出させていただける事を本当に光栄に思っています。
好きな歌は「プレゼント(2015/作詞:Saori・作曲:Nakajin)」で、私自身、高校生の時に合唱で歌ったんですけども、
メッセージがこの「リトル・ゾンビガール」の中にも歌われているんですけども、凄くメッセージ性のある曲で
私は凄く好きでよく聞いています。」

石井さん「私は4人兄弟で家の中が賑やかな家庭だったんですけど、その中で歌う事って
家の中でも皆誰かが口ずさむと皆で歌うという一つになるコンテンツだったんですけど、
今回「みんなのうた」に出させていただくという事で、あの頃の気持ちをもう一度思い出したいと思いますし、
その頃の音楽の素晴らしさを感じれた自分の気持ちを皆にお届け出来たら良いなと思います。
兄弟4人で歌っていたのが「手のひらを太陽に」。凄く馴染のある曲ですし、今も撮影の仕事とかで
疲れた時にぼそっと歌ったりとかしています。」

伊藤さん「私も小さい頃から拝見させていただいていて、そこにあるものというか、
日常の中に自然とあったものなので、今回こうして「みんなのうた」のミュージカルに出演させていただける事が
凄くビックリしたんですけど嬉しくて、歌う事が自分も好きなので、歌の大切さとか
素敵な感情を見ている方に齎せてくれる番組だなと思うので、自分もそんな存在に
なりたいなと思っていて、その中でも特に「ぼくはくま(2006/作詞・作曲:宇多田ヒカル)」という曲がありまして、
昔から大好きでメロディも歌詞も映像も素敵で、何故か分からないけど惹きつけられるというか、
頭から離れなくて今でも不意に聞きたくなって、凄く大好きです。」

2年間の時を経て全国の子供達に送る珠玉のオリジナルミュージカル。夏の開幕が期待されます。

【あらすじ】

ノノ役:髙橋ひかる (Wキャスト)

ノノ役:熊谷彩春 (Wキャスト)

ゾンビの小さな女の子・ノノは、恐ろしい敵である人間と離れて、森の奥深くで仲間のゾンビたちと楽しく暮らしていました。
ある日その森に人間たちが押しかけてきたのです。一体何が目的なのか?不安に震えあがるゾンビたち。

ショウ役:石井杏奈(Wキャスト)

ショウ役:伊藤理々杏(乃木坂46)(Wキャスト)

正体を隠し、人間の街にスパイに来たノノは、そこでおとなしくて心優しい男の子、ショウと出会います。
「人間は恐ろしい奴ばかり」と聞いていたのに――ショウの優しさにノノは戸惑いますが、やがて二人は友達になります。

リリィ役:大和悠河

しかし人間とゾンビたちの対立は激しくなるばかり。仲良くなってはいけないはずの二人の友情の行方は…?
人間とゾンビとの未来は…?

放送開始から60年、NHK「みんなのうた」およそ1,500曲以上の中からよりすぐった名曲と共に、
みなさまに小さなふたりの友情物語をお届けいたします。

【日生劇場ファミリーフェスティヴァル 2022 NHK みんなのうた ミュージカル『リトル・ゾンビガール』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2022年8月20日(日)〜8月28日(日)
南総公演:2022年9月4日(日)
兵庫公演:2022年9月10日(土)
大分公演:2022年9月17日(土)
盛岡公演:2022年9月23日(金・祝)
久慈公演:2022年9月25日(日)
枚方公演:10月8日(土)
岸和田公演:10月10日(月・祝)

<会場>
東京:日生劇場
南総:千葉県南総文化ホール
兵庫:兵庫県立文化芸術センター 阪急 中ホール
大分:iichiko総合文化センター iichikoグランシアタ /1〜4階
盛岡:岩手県民会館 大ホール
久慈:久慈市文化会館アンバーホール
枚方:枚方市総合文化芸術センター 関西医大 大ホール
岸和田:南海浪切ホール(岸和田市浪切ホール)

<公演時間>
約2時間(休憩を含む)※予定

<料金>
東京:
大人:S席6,000円 A席4,000円
子ども:S席3,000円 A席2,000円
観劇推奨年齢:6歳以上
※3歳未満入場不可。子ども料金は3歳以上中学生以下が対象
※その他、各地での料金・詳細は決定次第、発表。
※推奨年齢は各公演を楽しんでいただける年齢の目安です。

『チケット発売』
東京:
「特別先行予約(ネット予約のみ)」
3月18日(金)11:00~(4月24日(日)まで)
「先行予約」
5月18日(水)11:00~(5月23日(月)まで)
「一般発売」
5月26日(木)11:00~
※日生劇場『Webチケット会員』(即日入会/入会金・会費無料)にご登録いただくと、
特別先行予約(通常料金)、先行予約(割引料金)をご利用いただけます。

「プレイガイド」
[東宝ナビザーブ] ※大人券のみの取り扱い。
先行抽選エントリー・4月26日(火)10:00 ~4月29日(金・祝)23:59
[結果発表・5月2日(月)13:00 ~ 5月6日(金)23:59]
先行先着・5月9日(月)10:00 ~5月25日(水)23:59
一般発売・5月26日(木)11:00~
[東宝テレザーブ]03-3201-7777 ※大人券のみの取り扱い。
一般発売・5月27日(金)11:00~

[チケットぴあ]Pコード(509-927)
[e+(イープラス)]
[ローソンチケット]Lコード(35969)
上記3社:一般発売・5月26日(木)11:00~の取り扱い

<出演者>
ノノ:髙橋ひかる/熊谷彩春 (Wキャスト)
ショウ:石井杏奈/伊藤理々杏(乃木坂46)(Wキャスト)
クルス:エハラマサヒロ
ハル:石田佳名子
親分:コング桑田
リリィ:大和悠河

新井海人
石飛幸治
今込楓
大泰司桃子
小山雲母
希水しお
斎藤准一郎
高瀬育海
田村雄一
般若愛実
武者真由
武藤寛

<STAFF>
脚本:徳野有美
作曲・音楽監督:八幡茂
演出:鈴木ひがし
振付:紀元由有
歌唱指導:山川髙風
演出助手:落石明憲
舞台監督:弘中勲
舞台美術:横田あつみ
照明:日下靖順
音響:本間俊哉
衣裳:大戸美貴
ヘアメイク:柴崎尚子
プロデューサー:佐々木将之
企画:大澤拓己(日生劇場)、河邑厚太(NHKエンタープライズ)、米久保宏(東宝)
協賛:日本生命保険相互会社
主催:公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]
企画・制作:公益財団法人ニッセイ文化振興財団[日生劇場]/株式会社NHKエンタープライズ/東宝株式会社

 - News, Stage