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ONE-Our New Episode- Presented by Japan Airlines 「Our Glorious Future 〜KANAGAWA 2021〜」配信内容決定&一部作品がメディアに公開

東京2020組織委員会(以下、組織委)と神奈川県は、東京 2020 NIPPON フェスティバル主催プログラムのうち、
「共生社会の実現に向けて」をテーマにした、「ONE-Our New Episode- Presented by Japan Airlines」の
コンテンツの一つ、「Our Glorious Future 〜KANAGAWA 2021〜」について、オンライン配信の内容や
配信日を決定しました。そして2021年8月14日(土)、神奈川県横浜市西区の紅葉ケ丘文化ゾーン
(神奈川県立音楽堂、神奈川県立青少年センター等)にて一部部門の作品のメディア公開が行われました。

【メディア公開の様子】

「Our Glorious Future 〜KANAGAWA 2021〜」の「アートのミライ」部門の公開にあたり、
アート部門のキュレーターを務める茅ヶ崎市美術館学芸員の藤川悠さんは、以下のコメントをされています。

「5組のアーティストの作品は、前川國男の建築群を舞台に場に呼応し、人・生物・光・音・風など
有形無形のものたちと創られていきます。大きな流れの中で変わりつづける今、無観客開催と決まり、
本来であれば迎える予定であった人間の存在に深く思いを馳せ、人のいない空間に佇む作品を通し、
ささやかな存在と多様なものたちとの共生について考えを巡らせるひとときを創出できたらと思います。」

【アートのミライ】

『あなたは、翌日私に会いにそこに戻ってくるでしょう』津田道子(県立青少年センター)

「あなたは、翌日私に会いにそこに戻ってくるでしょう。」(展示会場)撮影:冨田了平

「あなたは、翌日私に会いにそこに戻ってくるでしょう。」(展示会場)撮影:冨田了平

カメラ、プロジェクタ、枠、鏡、スクリーン等、映像装置が有る空間を自由に
歩き回りながら体験するインスタレーション。
その空間にいて、映像や鏡に映りこむ「観客」の存在がこの作品の重要な要素の一つ。
空間内に複数の「枠」があり、何もない枠、鏡になっている枠、
スクリーンが張られ、24時間前にそこを通った人間の映像や、自分の後ろ姿の映像が映る枠など、
現実には、会わなかっただろう人との出会いを創出する場として
個々の感覚をこの作品で開いて、次のゾーンへと向かう最初の作品になる筈でしたが、
無観客展示でオンライン開催となり、津田さんは、「作品設置はしない。
展示するはずだったこの空間が作品なしで映っている映像と過去にこの作品を展示した記録映像で、
作品がある空間とない空間、現在と過去の時間を、配信映像を見る人が想像する助けになるようなことを」しています。

『Culturing <O/Paper>cut』岩崎秀雄(県立図書館)

『Culturing <O/Paper>cut』作品全景 撮影:西野正将

岩崎さんのライフワークとしている「Culturing <Paper>cut」というシリーズを基調としつつ、
今回の特殊な展示の為に制作されたもの。生物学者にとって論文は作品に相当する成果物、と話し、
シアノバクテリアという光合成微生物を研究して論文を書く岩崎さん。
客観的と見られがちな論文(Paper)には、実はとても人間臭い部分があって、そこを切り取ると、
その部分から論文の観察対象となっていた微生物が論文全体をハッキングする様に増えていき、
切り絵(Papercut)と相互作用しながら複雑なパターンを描きます。

撮影:西野正将

撮影:西野正将

培養器の下のフラスコの中の水と光、そこから発する音は光合成をおこなうシアノバクテリアの生きざまを反映。
今作では、更にオリンピックにまつわる文書を切ったもの(<Olympic>cut=<O>cut)を併せています。
岩崎さんは、オリンピックの誘致や開催にはコロナ騒動以前から色々と思う所があり、
この展示には個人的に多くの葛藤があったと話し、作品内にいくつかのエピソードを取り上げていて、
例えば五輪憲章とそぐわないように思われる東京オリンピックの開催都市契約書の4つの条文を下地に、
過去の五輪で論議を呼んできたいくつかの論点を表象するモチーフが刻まれています。

「Culturing <O/Paper>cut」の「<O>cut」には制作時まだ可能性としてあり得た縮小・中止の含意もあります。

撮影:西野正将

もう一つ今作で重要なのは、会場となった図書館。オリンピックも図書館も人が集う場ですが、
集団的な動員と、個人が個人のままに集う集まり方には大きな違いがあります。
芸術はそのどちらも媒介し得ますが、岩崎さんは個人が個人として集う形式の価値を
今回改めて尊重したいとの事。2点の切り絵には今回の展示会場となった建築家、
前川國男設計の図書館のモチーフを刻み、テーブルや足元には、江戸後期から現代までの
自然観・生命観に関する様々な文献を配置しています。

『空気の研究』三原聡一郎(県立音楽堂と県立図書館との間)

『空気の研究』作品全景 この展示室の屋上にセンサーが設置されています。撮影:西野正将

1954年、公立施設としては日本初の本格的な音楽専用ホールとして開館した神奈川県立音楽堂
と県立図書館との間をつなぐ一室で行われた展示が「空気の研究」。
天井が低めな会議室に、パソコン等で使用される冷却ファンが円形に6ヵ所設置され、
その真ん中にビニールの輪が浮遊体として浮いているという展示。

撮影:西野正将

仕組みとしては、この部屋の屋上に野外設置されたセンサーがあり、水平方向60度づつ、
「風」のデータを取得していて、25回/秒という高頻度で計測する事で微妙な風の揺らぎを
再現し、全て内側に向けられたファンが円の真ん中で作り出す渦上の気流の発生により、
浮遊体が中央付近で舞うというもの。ファンの性能、円の直径、浮遊体の質量等が
絶妙にバランスし、また高い時間解像度による制御により、人間が皮膚感覚で感じられる
風を超えた空気感がこの円に反映されています。

撮影:西野正将

三原さんが本作を作ろうとしたキッカケは、山本七平著「空気の研究」を
何度か本棚から引っ張りだして来た事によるものと、日本では集団的な意思決定で
「空気を読む」という独特の言葉があり、この言葉を検証する為、先ずその比喩対象の
「空気」それ自体を実験的に客観性に基づき定量的に捉える装置の開発から始めたとの事。
三原さんは、この作品を眺めながら、移ろう浮遊体の動きが目に見えない気流の檻によって
維持される事を意識し、何処の国にも属せず、言葉を発せない「空気」は
迷惑しているのではないかと申し訳なく想像すると話しています。

『Ether – liquid mirror -』佐久間海土(県立青少年センター及び広場展示)

撮影:西野正将

本作は鑑賞者と呼応する1対1の鏡。一見する四角い鏡に見える展示物は振動により、
平面スピーカーとして機能し、紅葉ケ丘文化ゾーンのシンボルツリーである
楠の木と呼応する形でその「呼吸」を鳴らし続けます。青少年センター屋上の円形の鏡は
周りの景色を移しこみながら、事前録音された心拍の音を流し、目に見えない音を可視化する展示となっています。

撮影:西野正将

展示の主旨は、いかにそこの場に音を閉じ込めておくか。
新型コロナウイルス感染症が猛威を振るう時代、死亡者数が連日報道される一方で
報道されない「死」も生まれている現在、死との距離は日々、遠くなっている気がしてならない。
そんな時代だからこそ、改めて生き物同士の1対1の関係を問いたい。
東京2020オリンピックが未来への希望として行われるならば、この展示は
「現在地」を確認するものであって欲しい、と佐久間さんは話されました。

『ステラノーヴァ』MATHRAX〔久世祥三+坂本茉里子〕(県立音楽堂)

『ステラノーヴァ』作品全景 撮影:冨田了平

撮影:冨田了平

通称「木のホール」として、クラシックは勿論、各種音楽興行関係者から日本国内外を問わず
音響面で高い評価を得ている神奈川県立音楽堂。作品「ステラノーヴァ」は、コロナ禍で人と会えなかったり、
触れ合う事すら敬遠されてしまうような状況下、ホールを宇宙空間に見立てて、
2人の体験者が音によるコミュニケーションを試みるインスタレーションです。
「新星」という意味を持つ本作は、本来は寿命を迎えた暗い星が、別の星の接近によって
化学反応を起こし明るく輝く現象のことであり、人が誰かと出会うことによって新しく生まれ変わる様子に着目したものです。

客席に配置された 音と光を発する木製のキューブ 撮影:冨田了平

この作品は、惑星をイメージした2つの円形の木のインターフェイスと、それを取り囲む星々をイメージした
複数のキューブ型の木のオブジェからなります。ステージと客席上段に置かれた2つのインターフェイスは、
手を近づけたり触れることで音色の異なる音を奏でます。体験者の行為はサラウンドに音を奏でるキューブにも連動し、
さらに体験者2人のコミュニケーションが持続すると、ホール全体もそれに呼応して音と光を放ちます。
本作におけるステラノーヴァとは、人が誰かに出会った時の音の現象のことであり、
そのコミュニケーションによって生まれる光や音は、体験者たちを包み込み、
時間や空間の境界を忘れるような不思議な感覚を想起させてくれます。

【演劇のミライ】

そしてこの日の18時過ぎより、県立青少年センター駐車場にて『演劇のミライーしるやるかわるいるおどるプロジェクトー』
の内の一つである「いる・おどるセレモニードキュメント『わんす おぼん な たいむ』のリハーサルが公開されました。

神奈川県出身の演出家、多田淳之介さんがディレクターを務める演劇部門の
『演劇のミライーしるやるかわるいるおどるプロジェクトー』。
演劇部門では、自分や自分でないものを体験する“演じる体験”から、自分について、
そして他人について、異なるものとの共生についての気づきにつながるワークショップ、
そしてそれぞれの違いに関わらずその場にいること、場所と時間を共有するだけで
だれでも参加できる“盆踊り”を開催する予定でしたが、残念ながら無観客、映像配信となり、
ワークショップのドキュメントと盆踊りをモチーフにしたセレモニーのドキュメンを制作します。

約15分間の映像中に総勢約20名の出演者が盆踊りをベースに「鎮魂」「人とひととのつながり」
今「ここにいる」事を祝い共有する時間と、誰もが心地よくHAPPYになれる空間を創出すること、
をコンセプトに 日本人に馴染み深く、その音色を聞いただけで自然と体が動き出す
お囃子にのせてパフォーマンスがなされます。
リハーサル公開はおよそ30分に及びましたが、本番映像ではどの様になるのか、期待が高まる所です。

【東京2020 NIPPONフェスティバル ONE -Our New Episode- Presented by Japan Airlines 「Our Glorious Future 〜KANAGAWA 2021〜」配信概要】

コンテンツの公式サイトはこちら

【配信内容】
①『ダンスのミライ』ディレクション:森山開次(ダンサー・振付家)
「1人ひとり異なるからだ」をテーマに森山開次・ひびのこづえ・川瀬浩介による協働作品
『LIVEBONE』シリーズとして、義足のダンサー・大前光市をゲストアーティストに招き、
前川建築の代表作 神奈川県立音楽堂で制作した新作映像のほか、AR森山開次、
大前光市ソロパフォーマンス、海の中で共生する多様な生き物を色鮮やかに描くパフォーマンス
「WONDER WATER」を順次公開。スマホからのアクセスで、森山開次の“キモかわ”ダンスを
眼の前で楽しめる「AR森山開次」をぜひ体験ください。
(※ARとは、実在する空間にバーチャルなコンテンツを重ねて表示することで、仮想的に目の前の世界を拡張するというものです。)

(1) AR 森山開次「心臓」「胆のう」
・振付・出演:森山開次 衣装:ひびのこづえ 音楽:川瀬浩介
(2) 新作映像「BODY face | 目と目で向き合う」「BODY resonance | からだの音色」 ほか
・振付・出演:森山開次、大前光市 衣装:ひびのこづえ 音楽:川瀬浩介
(3) 新作映像 大前光市×LIVE BONE 「タイトル未定」
・振付・出演:大前光市 衣装:ひびのこづえ 音楽:川瀬浩介
(4) パフォーマンス ひびのこづえ×ホワイトアスパラガス×川瀬浩介「WONDER WATER」
・振付・出演:ホワイトアスパラガス(谷口界、ハチロウ) 衣装・美術:ひびのこづえ 音楽:川瀬浩介

②『演劇のミライ』 「しるやるかわるいるおどるプロジェクト」総合ディレクション:多田淳之介(演出家)
多田淳之介総合演出による、自分や他人を知ることから共生社会の実現へ一歩踏み出すためのプロジェクト。
共生へのヒントやきっかけとなる活動をされている方へのインタビューやワークショップのドキュメント映像、
そして盆踊りをモチーフに、亡くなったヒト、失ったモノ、
そして今いるわたしたちのこれからのためのセレモニーをお届けします。

(1) しるやるかわる共生ドキュメント
・老いとの共生
『菅原直樹氏:老いとボケと演劇〜認知症の人と“いま、ここ“を楽しむ〜』
・モノとの共生
『大月ヒロ子氏:くふうよ!→(きったり・ぬったり・つないだり)→!ようふく』
・自分との共生
『ヴィヴィアン佐藤氏:名付けられない時間、名付けられない空間、名付けられない自分』

(2) いる・おどるセレモニードキュメント 『わんす おぼん な たいむ』
‧ 構成、振付:永野百合子(妖精大図鑑)
‧ 出演:飯塚うなぎ、永野百合子、間野律子、山下恵実、安部萌、齊藤コン、住玲衣奈
‧ 特別出演:ヴィヴィアン佐藤 ほか
‧ 作詞:飯塚うなぎ(妖精大図鑑)、やまみちやえ
‧ 作調・演奏:やまみちやえ(太棹三味線)、望月左太助(囃子)、藤舎雪丸(囃子)、迎田優香(笛)、西垣秀彦(唄) 他

③『アートのミライ』キュレーション:藤川悠(茅ヶ崎市美術館学芸員)
5組のアーティストの作品は、前川國男の建築群を舞台に場に呼応し、人・生物・光・音・風など
有形無形のものたちと創られていきます。大きな流れの中で変わりつづける今、
人の居ない空間に佇む作品を通し、本来であれば迎える予定であった人間の存在に深く想いを馳せ、
ささやかな存在と多様なものたちとの共生について考えを巡らせるひとときを創出できたらと思います。

「作品・アーティスト」
(1) 「あなたは、翌日私に会いにそこに戻ってくるでしょう。」 津田道子
(2) 「Culturing <O/Paper>cut」 岩崎秀雄
(3) 「ステラノーヴァ」 MATHRAX〔久世祥三+坂本茉里子〕
(4) 「空気の研究」 三原聡一郎
(5) 「Ether – liquid mirror –」 佐久間海土

④『音楽のミライ』
(1) 「楽しさを分かち合おう!」
サルサガムテープのコンサートは、多様性や共生社会を声高にアピールするのではなく、
ライブ演奏をして、サルサガムテープそのものが、多様性や共生社会を、目の前で具現化していきます。
とびきり自由なライブ空間の中で、楽しさを分かち合い、本来必要のなかった心の壁がゆっくり崩れていく、
心地よさを体験できます。今回は、尺八演奏家の大山貴善氏とのジョイント演奏もお楽しみ頂けます。
・出演:サルサガムテープ、大山貴善

(2) 「時をかける韻 ~奇蹟の尺八 三橋貴風~」
尺八の祖先は遠く古代オリエントであったと言う説があります。公演の前半は古の虚無僧の音楽から上方の地歌、
そして武満徹ほかの現代の音楽、そして後半はギリシャの楽器ブズキ等とのコラボで、音楽の十字路を!
‧ 出演:三橋貴風、福田栄香、外山香、手使海ユトロ ほか

⓹『工芸のミライ』
2019年第68回神奈川文化賞を受賞するなど、半世紀以上、神奈川・横浜を拠点に創作を続け、
現代工芸界をリードする陶芸家 前田正博の華やかでありながら繊細、かつ重厚感のある作品を紹介。
同時に、神奈川を代表する陶芸家、白石和宏と小林佐和子の作品も紹介します。

(1) 「青・黄・黒・緑・赤 前田正博作陶50周年 色の風景展
同時開催 白石和宏・小林佐和子 神奈川の作家展」
‧ 陶芸家:前田正博、白石和宏、小林佐和子

(2) トークショー「工芸から見える日本酒のミライ」
‧ 出演:前田正博、植野広生、外舘和子、橋場友一

【配信スケジュール】※予定

<全体紹介>
◆各部門ダイジェスト映像:2021年9月10日(金)

<ダンスのミライ>ディレクション:森山開次
◆AR 森山開次「心臓」「胆のう」:2021年8月16日(月)
◆新作映像「BODY face | 目と目で向き合う」「BODY resonance | からだの音色」 ほか:2021年8月23日(月)
◆新作映像 大前光市×LIVE BONE:2021年8月25日(水)
◆パフォーマンス ひびのこづえ×ホワイトアスパラガス×川瀬浩介「WONDER WATER」:2021年9月10日(金)

<演劇のミライ>総合ディレクション:多田淳之介
◆しる・やる・かわる共生ドキュメント
・老いとの共生『菅原直樹氏:老いとボケと演劇〜認知症の人と“いま、ここ“を楽しむ〜』
・モノとの共生『大月ヒロ子氏:くふうよ!→(きったり・ぬったり・つないだり)→!ようふく』
・自分との共生『ヴィヴィアン佐藤氏:名付けられない時間、名付けられない空間、名付けられない自分』
:2021年9月10日(金)

◆いる・おどるセレモニードキュメント
『わんす おぼん な たいむ』:2021年9月10日(金)

<アートのミライ>キュレーション:藤川悠
◆「あなたは、翌日私に会いにそこに戻ってくるでしょう。」 津田道子
◆「Culturing <O/Paper>cut」 岩崎秀雄
◆「ステラノーヴァ」MATHRAX〔久世祥三+坂本茉里子〕
◆「空気の研究」 三原聡一郎
◆「Ether – liquid mirror –」 佐久間海土
:2021年9月3日(金)

<音楽のミライ>
◆「楽しさを分かち合おう!」サルサガムテープ
◆「時をかける韻 ~奇蹟の尺八 三橋貴風~」三橋貴風
:2021年9月10日(金)

<工芸のミライ>
◆「青・黄・黒・緑・赤 前田正博作陶50周年 色の風景展 同時開催 白石和宏・小林佐和子 神奈川の作家展」
◆ トークショー「工芸から見える日本酒のミライ」前田正博、植野広生ほか

<実施体制>
主催:神奈川県/公益財団法人東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会
共催:神奈川県立音楽堂/神奈川県立県民ホール

©Tokyo 2020

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