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ブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ』開幕!

『コーラスライン』の振付・演出を手掛けた鬼才マイケル・ベネットの遺作ともなった伝説的ミュージカル『ドリームガールズ』。
ある女性コーラスグループのサクセスストーリーを基に、華やかなショービジネスの裏側にある人間模様と栄光、そして友情をドラマティックに描き、ブロードウェイ初演時にはトニー賞で6部門受賞するなど話題なり2006年には豪華キャストで映画化もされ日本でも大ヒットしました。
映画で追加された楽曲などを加え、2009年にブラックミュージックの聖地・ニューヨークのアポロシアターで復活した舞台版も今回で4度目の来日公演となり、ニューヨークでのオーディションで選ばれた美貌と才能にあふれる若手実力派キャストが出演します。

初回の公演に先駆け、2020年1月29日(水)東京都渋谷区の東急シアターオーブにて、プレスコールが行われました。

【プレスコールの様子】

今回のプレスコールでは振付助手のアシュレイ・マクマニスさんの場面紹介がの下、劇中から3曲が披露されます。

1曲目は第二幕後半の「One Night Only」。
エフィー・ホワイト役のカディージャ・オネが哀愁溢れる歌声でオリジナルであるバラードヴァージョンを披露。

そこから連続でシャラエ・モールトリーが演じるディーナ・ジョーンズがパフォーマンスをするディスコバージョンの「One Night Only~Disco」へと、2つの曲が1つのナンバーとして流れます。

2曲目は第二幕前半のナンバー「I’m Changing」。
エフィーのソロナンバーとなり、カデージャがステージ上から圧倒的なパワーとソウルで客席を圧倒。

プレスコールにも関わらず、報道陣からも大きな拍手が送られます。

そして3曲目はタイトルナンバーである「Dreamgirls」。
第一幕後半にパフォーマンスされる楽曲で、エフィ、ディーナ、そしてベランド・ミラス演じるローレル・ロビンソンの3人がパフォーマンス。

照明の色を拾い易い白を基調とした衣装、ステージ後方のLEDパネルの演出も相まって煌びやかな一曲となっています。

【バックステージ公開】

プレスコールの終了後、特別に報道陣にステージ裏の公開が行われました。

ステージ上から見えるLEDパネルは横約10m、高さ6mの巨大なもので多数のモジュラーが組み合わさって一つの画面を構成しており、圧倒的なビジュアル面での存在を放ちます。

音響エリアを通り過ぎた先に現れたのはバックステージで最大の面積を占有する実に約400着というワードローブエリア。さらに200台を超える数のシーン別のウィッグが整然かつ、所狭しと並んでいます。

主要キャストには個別の早替え部屋が用意されていますが、中にはあるシーンでなんと9秒間で早着替えをしないと間に合わないキャストもいるそう。

その更に奥手には10人のバンドキャストが演奏を行うオーケストラピットが。

バックステージを案内してくれた舞台監督のケヴィン・ブラニック曰く「シアターオーブはこれまで「ドリームガールズ」を公演して来た劇場の中でも空間が広く、バックステージを含め混み合う空間が無く、非常に嬉しく思っている」との事。

「ドリームガールズ」という作品に対してケヴィンは
「自分が初めて本作を観たのはティーンエイジャーの時だったんですけども、その時に自分にはあまりにもエキサイティングなショーで、展開が凄く速く、だけれどもストーリーの内容も凄く良かったし、心に訴えかけて来たという記憶があります。同じ様に今回、皆さんにも響いてくれたらなと思います。やはり「ドリームガールズ」は劇場に足を運んで頂いて、目や耳で感じて頂きたいんです。映画で観るのと、劇場で直に感じて貰えるのとでは、エモーショナル部分がより沢山伝わって来ると思いますので、そういう意味ではとても強く皆様にお勧めしたいと思います。」
と、劇場で体験する事を強く勧めていました。

4度目の来日公演、シアターオーブに是非足を運んでみてはいかがでしょうか。

 

【ブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ』日本公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2020年1月29日(水)〜2月16日(日)

<会場>
東急シアターオーブ

<公演時間>
約2時間35分(20分間の途中休憩を含む)

<料金>
S席14,000円 A席12,000円 B席10,000円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

<出演者>
エフィ・ホワイト:カディージャ・オネ
ディーナ・ジョーンズ:シャラエ・モールトリー
ローレル・ロビンソン:ベランド・ミラス
ほか来日カンパニー

※やむを得ない事情により出演者が変更になる場合がございます。
※出演者の変更に対してのチケットの払い戻しは行いませんので予めご了承ください。

<STAFF>
脚本・作詞:トム・アイエン
音楽:ヘンリー・クリーガー
構想・オリジナル・ディレクター/振付:マイケル・ベネット
補筆:ウィリー・レアーレ
演出・振付:ロバート・ロングボトム
セットデザイン:ロビン・ワーグナー
衣装デザイン:ウィリアム・アイヴィー・ロング
照明デザイン:ケン・ビリングトン
メディアデザイン:ハワード・ワーナー
主催:Bunkamura/TBS/ローソンエンタテインメント/VIS A VISION/ディスクガレージ/BS-TBS/日本経済新聞社
後援:TBSラジオ
企画:TBS/John Gore Organization
招聘:TBS/VIS A VISION

©DREAMGIRLS 2020TOKYO

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