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紀伊國屋ホール改修後柿落とし公演第二弾『改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン 復讐のアバンチュール』ビジュアル&キャストコメント到着!

耐震補強工事と内装一新のため4月末に改修に入った新宿・紀伊國屋ホールが、
6月に改修後の柿落とし公演をスタートします。日本の演劇の聖地として
57年の伝統を誇る新しい紀伊國屋ホールの演劇公演第一弾を飾る「新・熱海殺人事件」に続く
第二弾として、「熱海殺人事件」の数あるバージョンの中で最も異端な作品
「熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン 復讐のアバンチュール」を上演。

「演劇」という名のもとに日本の明日を夢見て、日本の未来を信じ、日本と闘った哲学者の作品を
日本に蘇らせることが、今を生きる人々に新たな「希望」を見せてくれると信じ、
リニューアルされた紀伊國屋ホールをリベンジマッチの舞台として、再び上演します。

主演の木村伝兵衛部長刑事は、見事なパフォーマンスと妖艶で狂気的な演技で観客を圧倒した
多和田任益 が『新・熱海殺人事件』(熊田留吉役)から続けざまに出演。
相反する2役を連続で演じるのは、長い「熱海殺人事件」の歴史の中でも“前代未聞”となります。
木村伝兵衛に翻弄されながらも事件を捜査する速水健作刑事は、高いポテンシャルを証明し、
圧倒的な熱量で輝きを放った菊池修司。ヒロインの水野朋子婦人警官は、女優としての新境地に到達し、
その悲哀を見事に演じ切った、元HKT48兒玉遥。そして容疑者・大山金太郎は、
数多くの舞台経験に裏打ちされた風格で、作品や座組の根幹を担った鳥越裕貴。
演出は、高い演劇教養と演出力で異端な戯曲を見事に昇華した中屋敷法仁が再びその腕を振るいます。

【演出家・出演者コメント】

演出:中屋敷法仁
「一年前、「改竄」という不埒な表題の下、つかこうへいの言葉たちを巧妙にすり替え、
令和ならではの新たな熱海殺人事件の創作を楽しんだ。公演が終わった後もその背徳的で
甘美な味が忘れられず、再集結する機会を狙っていた。紀伊國屋ホールの新装開場は、
我々のあふれんばかりの表現欲求を爆発させるのに相応しい。出演者4名はまさに手だれの詐欺集団。
つかこうへいの物語の奥底に秘められた真実の愛。その核心を暴き出すために、さらなる改竄を行う。」

木村伝兵衛部長刑事役:多和田任益
「こんなに早く新装紀伊國屋ホールにモンテカルロ木村伝兵衛として帰れること、本当に幸せです。
昨年苦しい情勢の中で演者・スタッフ・観客全員が演劇への思いを振り絞りながら上演された、
僕にとって特別な作品。新・熱海とは 180 度違う引き出しを開けて、熊田を演じていたのが
嘘だったかのように、伝兵衛として言葉にできないくらいの衝撃と歪んだ愛をお客様にぶつけたいと思います。」

速水健作刑事役:菊池修司
「忘れられない公演となったあの日から約一年。この作品を同じ座組で挑めること、今はただ、
大変嬉しく思います。この一年間たくさんの経験をし、グレードアップした「改竄・熱海殺人事件」を
お届けできるよう、大好きで尊敬する先輩方と中屋敷さんと共に作り上げていきたいと思います。」

水野朋子婦人警官役:兒玉遥
「再演が決まり嬉しい気持ちでいっぱいです。前回、コロナの影響を受け、千秋楽が前倒しになって、
心残りな部分があったので、今回は 1 年溜めた舞台への情熱は発揮したいです。4人でまた
奇想天外エネルギッシュなお芝居を届けていきますので、ぜひ劇場に足を運んでください!よろしくお願いします!」

容疑者大山金太郎役:鳥越裕貴
「再集結しましたよ。モンテカルロ・イリュージョン。急遽、千秋楽になってしまった前回公演。
まさに、復讐のアバンチュールですよ!あの爆撃的に熱い演劇が帰ってます。
そして中屋敷さんも燃えております。また進化したモンテカルロを皆様、是非!」

【『改竄・熱海殺人事件 モンテカルロ・イリュージョン 復讐のアバンチュール』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2021年6月24日(木)~6月27日(日)

<会場>
紀伊國屋ホール

<公演時間>
未定

<料金>
7,500円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

<出演者>
木村伝兵衛部長刑事:多和田任益
速水健作刑事:菊池修司
婦人警官水野朋子:兒玉遥
容疑者大山金太郎:鳥越裕貴

<STAFF>
作:つかこうへい
演出:中屋敷法仁
音響:山本能久
照明:熊岡右恭
衣裳:大野雅代
舞台監督:中島武
宣伝美術:山下浩介
宣伝写真:神ノ川智早
WEB制作:メテオデザイン
制作:藤井良一、山田紗綾
総合プロデューサー:岡村俊一
提携:紀伊國屋書店
制作:つかこうへい事務所
制作協力:アール・ユー・ピー
製作:ゴーチ・ブラザーズ

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