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東京 2020 NIPPON フェスティバル「しあわせはこぶ旅 モッコが復興を歩む東北からTOKYOへ Presented by ENEOS」詳細情報公表

東京2020組織委員会(以下、組織委)は、東京2020大会公式文化プログラムである東京 2020 NIPPON フェスティバルのうち、
テーマ「東北復興」として実施する主催プログラムについて、来場者募集開始などの詳細情報を決定しました。
また、2021年版として更新した「東京 2020 NIPPON フェスティバル プロモーションムービー」が完成いたしました。

『主催プログラム テーマ「東北復興」:しあわせはこぶ旅 モッコが復興を歩む東北からTOKYOへ Presented by ENEOS』

東北復興プログラムでは岩手県、宮城県、福島県をはじめとした地元自治体等と連携し、東北各地と東京を舞台とした
文化プログラムを展開。「しあわせはこぶ旅 モッコが復興を歩む東北からTOKYOへ」と題して、各会場で
東北の人々のメッセージを預かった巨大人形「モッコ」が、東京を目指して旅をしながら国内外へ東北の現在の姿を発信します。
モッコが東北に根付く文化や、人々との出会いを重ねるといったロードストーリーを背景に、新しい形の文化事業を展開します。

「巨大人形「モッコ」について」

巨大人形「モッコ」©Tokyo 2020

巨大人形「モッコ」©Tokyo 2020

巨大人形「モッコ」©Tokyo 2020

モッコは、岩手、宮城、福島の子ども達をはじめ、たくさんのみなさんと一緒にその存在を形にしていきます。
本プログラムクリエイティブディレクター箭内道彦のもと、宮藤官九郎(脚本家、監督、俳優)が命名、
ベースデザイン・世界観を荒井良二(絵本作家、イラストレーター)が描き、
「モッコの物語」を又吉直樹(芸人、小説家)が執筆、人形デザイン設計・人形製作操演総指揮を沢則行(人形劇師、人形作家)がつとめます。
⻑野県高森町で多くのスタッフが東北復興の思いを込めて制作し、本プログラムでパフォーマンスを披露するモッコについて、
特設ページの情報を更新しました。

◆モッコの物語(又吉直樹作):
https://tokyo2020.org/ja/events/nippon-festival/details/tohoku-mocco-story
◆ワークショップの様子:
https://tokyo2020.org/ja/events/nippon-festival/details/tohoku-mocco-workshop
◆モッコのデザイン:
https://tokyo2020.org/ja/events/nippon-festival/details/tohoku-mocco-design
◆モッコの制作の様子:
https://tokyo2020.org/ja/events/nippon-festival/details/tohoku-mocco-making

「東北会場プログラムの来場者募集について」
<申込方法>
本プログラムは新型コロナウイルス感染症対策を踏まえ、事前申込による招待制(入場無料)となります。
以下のWEB ページの「参加申し込みはこちらから」からのみ、申込可能です。
◆岩手会場WEBページURL:
https://tokyo2020.org/ja/events/nippon-festival/details/tohoku-mocco-iwate
◆宮城会場WEBページURL:
https://tokyo2020.org/ja/events/nippon-festival/details/tohoku-mocco-miyagi
◆福島会場WEBページURL:
https://tokyo2020.org/ja/events/nippon-festival/details/tohoku-mocco-fukushima
※ 参加申込は、開催日 2 週間前の時点で締め切らせていただきます。

<申込〆切>
岩手会場:2021年5月1日(土)
宮城会場:2021年5月8日(土)
福島会場:2021年5月15日(土)
※ 申込多数の場合は抽選とさせていただきます。抽選の結果は、当選された方のみにご案内メールを差し上げます。
開催日2週間前時点で定員に達しなかった場合は引き続き開催3日前まで申込サイトより参加申込ができます。
その場合、参加申込された方へは順次ご案内メールを差し上げます。(定員に達した時点で、参加申込サイトから参加申込ができなくなります。)

<メッセージの募集>
参加申込の際に、「東北復興への思い」について、メッセージを記入いただきます。いただいた「思い」については、
東京会場で披露するオリジナル楽曲の詞の参考とさせていただきます。
※ オリジナル楽曲については、後述の『オリジナル楽曲「とうほくの幸」について』をご参照ください。

<プログラム日程・会場>
①:2021年5月15日(土) 12:00開場/13:00~15:30(予定)
岩手県陸前高田市 高田松原津波復興祈念公園
②2021年5月22日(土) 12:00開場/13:00~15:30(予定)
宮城県岩沼市 千年希望の丘相野釜公園
③2021年5月29日(土) 11:00開場/12:00~15:30(予定)
福島県南相馬市 雲雀ヶ原祭場地

【オリジナル楽曲「とうほくの幸」について】
本プログラムのオリジナル楽曲「とうほくの幸」を東京会場で初披露します。本楽曲の詞は、参加申込者をはじめとする
様々な人々からいただいたメッセージの「東北復興への思い」や、5月の東北会場での来場者の声を受け、
7月の東京会場プログラムに向けて歌やラップにして作曲します。
オリンピック開幕直前の新宿御苑において、多くの人々の復興への思いを「とうほくの幸」にのせ、世界に発信します。

『「とうほくの幸」制作メンバー』

石川さゆり

「モッコの物語」朗読・「とうほくの幸」歌唱:石川さゆり(歌手)
メッセージ「名前はモッコ、大きな大きな人形が東北から大勢の皆の希望を繋ぎ歩いています。
モッコが図面から立ち上がり、実際にお人形になり動き出す映像を見せて頂きました。
東北の皆さん、子供も大人も大勢の人がいっぱい力をそそぎ、一歩ずつ足を前に進めます。
モッコの筋肉です。人の繋がりに楽しい事も、すやすや夢を見たり、ふざけたりします。
私もそんなモッコが大好きになり感情の声で参加しました。
皆が楽しく集い力を合わせて、モッコは心を持ち歩きます。応援して下さい。」

Tokyo Tanaka (MAN WITH A MISSION)

「とうほくの幸」歌唱:Tokyo Tanaka (MAN WITH A MISSION)(Vocal)
メッセージ「今回、東北ト東京 2020 ヲ繋グコノ企画ニオ声掛ケ頂キ参加出来タ事ニ感謝致シマス。
我々ノ音楽シーンモ震災カラ10年間東北ノ仲間達ト共ニ様々ナ活動ヲ行ッテキマシタ。
今プロジェクトヲ通シテ、東北デ頑張ル仲間達ニ少シデモ『復興五輪』ヲ感ジテ貰ウ自分ナリノ
オ手伝イガ出来タラト思ッテオリマス。
ソシテ”モッコ”ガ、日本ノミナラズ世界中デ東北ノ復興ニ繋ガル更ナルキッカケニナル事ヲ願イマス。」

Mummy-D(ライムスター)

「とうほくの幸」ラップ:Mummy-D(ライムスター)(ラッパー)
メッセージ「東北のみなさんの復興へのリアルな声を集めて、僕がラップに編み上げます。
希望でもいいし不満でも怒りでもいい、日本中、世界中に発信するため、僕の喉を使ってください。
東北(山形)にルーツを持つ自分にとって、このイベントを通して少しでも復興へのお手伝いが
できることは、とっても光栄&天国のばあちゃんたちに誇らしいです!」

⻲田誠治

「とうほくの幸」編曲&プロデュース:⻲田誠治(音楽プロデューサー・ベーシスト)
メッセージ「嬉しい時もモッコ、悲しい時もモッコ、優しい思い出のどこかにモッコ。
明日がわからなくなってしまった時にもモッコ。いつだってモッコはみんなと一緒です。」

協力:東京藝術大学(演奏・録音)

『東京会場プログラムについて』
7 月の東京会場では、東北を代表する祭りが集結した「東北絆まつり」も参画し、巨大人形モッコのパフォーマンスや、
「とうほくの幸」の初披露など、本プログラムのフィナーレを飾ります。

「とうほくの幸」歌唱初披露
東京会場には、歌手の石川さゆりさん、ラッパーの Mummy-Dさんが出演!
さまざまな人々からいただいた「東北復興への思い」のメッセージから紡いだ歌詞を、生歌唱で初披露します。

「東北絆まつり」
2011年、東日本大震災の犠牲となった多くの方の魂を弔い、東北の復興の狼煙を上げるためはじまった「東北六魂祭」。
東北を代表する「⻘森ねぶた祭」「秋田竿燈まつり」「盛岡さんさ踊り」「山形花笠まつり」「仙台七夕まつり」「福島わらじまつり」が
想いをひとつに集結し、2017年に「東北絆まつり」と名称を変えてからも、その流れと魂を継承しながら東北を盛り上げてきました。
東北復興のシンボルとして、新宿御苑から全国、世界へ元気な姿を発信します。

<プログラム日程・会場>
2021年7月17日(土)15:30開場/17:30〜20:30(予定)
東京都 新宿御苑風景式庭園
※東京会場プログラムについては、5月中旬頃に来場者募集を行う予定です。

『新型コロナウイルス感染症対策について』
本プログラムは、東京 2020 大会における新型コロナウイルス感染症対策をはじめ、政府からの通知や
各種業界団体のガイドライン、自治体との協議、専門家からの助言を踏まえ、感染症対策を徹底します。
新型コロナウイルス感染症対策の専門家、メディカルディレクター(新型コロナウイルス感染症対策)として、
忽那賢志医師(国立国際医療研究センター 医師)に本プログラムにご協力いただき対策を徹底します。

忽那賢志医師

忽那医師メッセージ「2021年現在、日本全国で新型コロナという災害が起こっています。
新型コロナによってこのイベントが邪魔されないように、東北の皆さんがモッコに無事会えるように
協力させていただきます。このイベントに関わることができて大変うれしく思います。」

『クリエイティブディレクターからのメッセージ』
本プログラムクリエイティブディレクター:箭内道彦
メッセージ「当初、灯を感じた「復興五輪」という言葉が萎んでしまっている現在、それでも
大会が行われるのであれば、全国の、世界の人々に、東日本大震災から10年後の東北の今を
知ってもらうためにと、準備を進めています。
その後も全国各地で続いた災害、そしてコロナが生んだ無数の溝。その中で、人と人を、もう一度、
丁寧に繋ぎ直せるように。復興を歩む東北の姿が、今度は世界のみなさんに元気と笑顔を
送ることができるならと。細心の対策を講じながら。」

その他:荒天等の気象状況や新型コロナウイルス感染症拡大等により、イベントの中止や、一部プログラムが変更になる場合があります。

【東京 2020 NIPPON フェスティバルとは】
東京2020組織委員会は、世界の注目が日本・東京に集まる2021年4月から9月までにかけて、
あらゆる境界を超えた連帯の象徴となるよう、公式文化プログラムとして東京 2020 NIPPON フェスティバルを実施します。
東京 2020 NIPPON フェスティバルは、スポーツと共にあらゆる境界を超えた連帯の象徴として
平和な社会の実現に貢献しつつ、日本が誇る文化を国内外に強く発信するとともに、共生社会の実現を目指して
多様な人々の参加や交流を生み出すこと、そして文化・芸術活動を通して多くの人々が東京2020大会へ
参加できる機会をつくり、大会に向けた期待感を高めることを目的としています。

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