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体内活劇「はたらく細胞」Ⅱ公演スタート!

漫画家、清水茜作の漫画「はたらく細胞」。
体内に存在する約37兆個の細胞を「擬人化」し、人間の体内で起こる様子を「体内擬人化劇」として描く本作は、原作コミックスの累計発行部数が250万部を突破。
2018年11月には初舞台化作品、体内活劇「はたらく細胞」を公演し大成功を納めました。
あれから約11ヶ月、ファン待望の第2弾となる体内活劇「はたらく細胞」Ⅱが東京都足立区のシアター1010にて公演されます。
2019年9月27日(金)、初回の公演に先駆けて囲み取材とゲネプロが行われました。

【囲み取材の様子】

登壇したのは、白血球(好中球)役の北村諒さん、赤血球役の川村海乃さん、キラーT細胞役の君沢ユウキさん、一般細胞役の杉江大志さん、インフルエンザウイルス感染細胞・ムンプスウイルス役の髙木俊さんの5名。

初日を向かえた今の心境をお願いします。

北村さん「やっと劇場にこれたなという感じです。この作品はお客様と作るシーンだったり、空気感が凄く大事だと凄く思うので、やっとお客様と一緒にこの舞台を完成に持っていけるんだなと思うと凄くワクワクして楽しみでございます。」

川村さん「お客さんと絡むというお話もありますし、兎に角テンポと笑いと凄くインフルエンザがお客様をイジり倒すので、どう本番でイジるのかそれが楽しみで仕方がないです。」

君沢さん「北村君が言ってくれた様に、お客様「一般細胞」の皆様が劇場に来てからが、この体内活劇の完成なので、来場された服装が赤のTシャツならば、赤血球を意識してきますし、緑色のを着てくればインフルエンザウイルスになっちゃいまして、強制的に僕達からボコボコにされちゃうんですが(笑)、そういう楽しみ方も皆さんと一緒に出来る素敵な舞台ですので、ワクワクしています。」

杉江さん「稽古場でやっていてイメージしかなかった物が、映像や照明が入って凄く形になったなと思っていますので、それを見てお客様がどんな反応を返してくれるのか、凄く楽しみにしていますし、不安でもありドキドキしている部分です。」

髙木さん「去年に引き続き、またインフルエンザ役で出演させてもらって、去年は大好評だったんですけど、今年は更にそれを超える位の作品になっていると思うので、それを観に来てくれるお客様にぶつけて、僕としては油断しているお客様をイジって、イジってイジって……イジって、楽しみたいと思います。」

この体内活劇「はたらく細胞」チームでやってみて良かった事はありますか。

川村さん「私、稽古場で君沢さんにめちゃめちゃ熱血な応援をして頂いて、「イイぞ!頑張れ!いいぞ!」みたいな感じで、圧の凄い”君沢細胞”の熱い応援を受けて、「私達、仲間だな」みたいな気持ちになりました。」

君沢さん「僕は普段は本当に全く喋らないクールな男なんですけど…僕のキラーT細胞と白血球は免疫細胞と言いまして、身体の中の殺し屋というか。主にばい菌を倒す役なんですけど、赤血球を守ってあげる、結構そういうのが舞台の話でもあるし、チームワークやカンパニーの舞台での連携になっていたり。そういうのを一緒に感じられる稽古だったですね。」

北村さん「皆で良くする為に声を掛け合ったりとか出来るチームなのが、凄く素敵だなと今回思いました。」

初演と一部キャストが変わりましたが、前任者の演技を受け継ぎますか。

君沢さん「リスペクトはしつつ。やっぱり、白血球だけで体内に何十億ありますから。」

北村さん「まーしー和田雅成君がやっていた白血球はありますけど、僕は和田君じゃないので。どうしたって、まーしーには成れないから、前回公演の温度感や、やり方へのリスペクトはありつつ、今いるカンパニーのキャスト、演出の川尻さんを含め、今ある物をより良くする為の意識の方が強かったですね。」

髙木さん「前回から出ている身としては、良い意味で全然違いますよ。良い意味で凄く新しいので。」

君沢さん「そういう意味では、シンプルだけどパワーアップしましたね。ベースが有りつつも新たなキャストが来てくれて、そこでベースと上乗せでその分の「Ⅱ」をやった意味が今回凄く有るんじゃないかと。」

杉江さん「はたらく細胞という作品自体が個性豊かだから、そこは多分、前回から引き継げている部分だと思うし、そこに各々の個性が混ざって「Ⅱ」ならではの体内活劇になっているんじゃないですかね。」

君沢さん「今回は前回出ていないキャストがいたりしたり、新しいセクションがあったり、一般目線で観れるという舞台だと思っていて、それがちょっと面白いですね。」

自身が勧める本作の推しポイントはありますか。

髙木さん「前回よりもウイルスチーム・敵側が増えているので、どういう感じで出てくるのか?というのは、「発表されていない」ウイルスが居たりするかもしれない。そういう楽しみもあるので、是非是非、劇場へ。」

君沢さん「個人的にキラーTとしては、ウイルスを見つけ次第、2秒でブチ殺すというのが使命なんですけども、今回は殺し屋ならではの寂しさというか孤独さみたいなのも描いてもらっていて、そこは是非劇場で観に来て欲しいなと思います。」

北村さん「今回、白血球は可愛い所が観れるんじゃないかなというのはありますね。」

髙木さん「白血球と赤血球の関係性が今回は結構描かれていて、凄くほのぼのするので、
二人の関係性を観て欲しいです。」

杉江さん「一般細胞は「頑張れ!」って思って貰える様に頑張りたいと思います。」

川村さん「前作を観させて頂いてから今回の役に挑ませて頂いたんですけども、七木奏音ちゃんには奏音ちゃんの良い所があってそれをリスペクトしつつ、明るく元気で、尚且つ台本を読んで応援したくなるような赤血球になれたらなと思ったので、そういう所を見て頂けたらなと思っています。」

最後に来場者へのメッセージをお願いします。

髙木さん「劇場が体内という設定になっているので、本当に皆さん一人一人が細胞になった気分で暴れまわるウイルスから怯えたり、逃げたりするような気持ちを楽しんで頂けたらなと思います。一緒に体感して楽しみましょう。」

杉江さん「演出の中にお客様を巻き込む色んなサプライズが入っていると思うので、来るだけで凄く楽しめる作品になっているなと思いますので、(観るかどうか)迷っている方がいたら、是非、一度来て頂いて生で体感して頂けたらなと思います。頑張ります。」

君沢さん「楽しんで笑っている内に、何の情報も知らなくても帰る頃には勉強になっていて、面白い事にお子様が観れる「子供席」というのがあるんですよ。僕も小さい頃によく演劇を観ていて、それが影響でこの仕事をしていたりもするので。そういう素敵な影響もありますし、勉強にもなりますし、何時かどこかで自主的に「学校公演」もやって欲しいという欲望も持ちながら、先ずは今回の公演を必死に頑張りたいと思います。」

川村さん「お客さんと絡んで、お客さんから貰って、お客さんに渡せる様に頑張りたいと思いますので、是非是非劇場で生で観に来て頂けると生独特の楽しみ方があると思います。是非、劇場の方に足をお運び下さい。」

北村さん「皆さん言う様に、体感出来るという所が一番の魅力かなと思いますし、原作漫画は読んで楽しくて、更に勉強が出来るという目茶苦茶に素晴らしい原作だと思うんですけども、それが体内活劇だと、体感しながら楽しみながら勉強が出来るという、遊園地に行っているのに勉強が出来るみたいな、素晴らしいコンテンツだと思うので、是非、劇場に足を運んで貰えたらなと思いますし、お子さんとかも楽しんで頂けたらと良いなと思える様に頑張りますし、舞台上に居る僕達は死ぬで戦ったり、逃げたりとか、協力したりとかしますので、是非、そこも楽しみにして頂けたらなと思います。」

【公開ゲネプロの様子】

人間の体内におよそ37兆個 あるといわれている細胞たち。
白血球、赤血球、血小板、マクロファージ、記憶細胞、キラーT細胞、NK細胞、B細胞、マスト細胞etc…
今日も彼&彼女たちは体内を舞台に奮闘中。

一人立ちを目指し循環器を自分の力で巡ろうとしたり、それをこっそりサポートしようとしたり、襲来してきたウイルスを撃退すべく古の記憶を呼び覚まそうとしたり…

さらには、一般細胞が迷子の乳酸菌を拾ったことから始まる“腸”大冒険もあったり!道中では遭遇する菌や
ウイルスたちとのバトルに加え、 あの最強の敵が再び白血球(好中球)たちの前に立ちはだかる――

2018年の初演も大好評だった“体内活劇”待望の第2弾!! 今回も細胞たちは一生けん命はたらきます!ご期待ください!!

【Blu-ray&DVD発売決定】

体内活劇「はたらく細胞」ⅡのBlu-ray&DVDが2020年3月25日(水)に発売決定。
詳しくはこちら

【千秋楽公演を ニコニコ生放送にて独占有料生配信】

2019年10月6日16:00開演の千秋楽公演のライブ配信が決定。
詳しくはこちら

 

【体内活劇「はたらく細胞」Ⅱ公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2019年9月27日(金)~10月6日(日)

<会場>
シアター1010

<公演時間>
約2時間(途中休憩無し)

<料金>
1階席:大人8,200円 子ども5,000円(1階席のみ)
2階席:7,200円
(全席指定・税込)
※2階席は1階客席内でのお芝居が見えません。あらかじめご了承ください。
※子ども料金席は1階席のみとなり、ご購入いただけるのは「小学生のみ」となります。
※「子ども料金席のみ」のご購入およびご来場はご遠慮ください。必ず大人の方が付き添いをお願い致します。
※子ども料金席にお座りのお客様には年齢確認ができる書類のご提示をお願いする場合がございます。あらかじめご了承ください。
※未就学児童入場不可

<出演者>
白血球(好中球):北村諒
赤血球:川村海乃
キラーT細胞:君沢ユウキ
一般細胞:杉江大志
がん細胞:山田ジェームス武
B細胞:糸川耀士郎
記憶細胞:北村健人
制御性T細胞:甲斐千尋
樹状細胞:川隅美慎
NK細胞:宮原華音
血小板:田中紗羽、木村奏南
化膿レンサ球菌:増田裕生
インフルエンザウイルス感染細胞&ムンプスウイルス:髙木俊
黄色ブドウ球菌&日和見菌:小玉久仁子
肺炎球菌&悪玉菌:澤田拓郎

『アンサンブル細胞』
髙久健太
菅野慶太
福田圭佑
前田りょうが
相田真滉
高橋凌
網代将悟
栗本佳那子
松田祐里佳
田中里奈
柿の葉なら

<STAFF>
原作:清水茜(講談社「月刊少年シリウス」連載)
脚本・演出:川尻恵太(SUGARBOY)
殺陣:六本木康弘
美術:角田知穂
映像:川崎貴司(T.K.C)
音響:ヨシモトシンヤ(sacra sound)
照明:田中徹(テイク・ワン)
衣裳:木村春子(花桃ワードローブ)
ヘアメイク:茂木美緒、杉浦なおこ、工藤聡美、嘉山花子
演出助手:高橋将貴、山崎恵里佳
演出部:横川奈保子、戸川翔太郎、和田悠、長井咲花
特殊小道具:林家陽二
小道具:小山内ひかり
音響操作:久保勇介、桜井有未、赤間千咲都、野瀬夏海
照明操作:清家玲子、鹿子澤栄、安部さやか
衣裳進行:大門美貴子
舞台監督:松澤紀昭
技術監督:寅川英司
宣伝美術:圓岡淳(Ateller caprice orchestra)
写真撮影:宮坂浩見
制作:トライフルエンターテインメント
制作協力:オデッセー
主催:体内活劇「はたらく細胞」プロジェクト(アニプレックス/トライフルエンターテインメント/講談社)

©清水茜/講談社 ©清水茜/講談社・体内活劇「はたらく細胞」プロジェクト 2019

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