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体内活劇「はたらく細胞」公演開始

講談社発行の漫画雑誌『月刊少年シリウス』に2015年3月号より連載が開始され、現在までに、2017年5月より『なかよし』にて「はたらく細菌」、同年9月より、『月刊少年シリウス』にて「はたらかない細胞」、2018年より『モーニング』にて、「はたらく細胞BLACK」が連載中でありそして同年7月より「小説はたらく細胞」が発売中の漫画家、清水茜作の漫画「はたらく細胞」。
体内に存在する約37兆個の細胞を「擬人化」し、人間の体内で起こる様子を「体内擬人化劇」として描く本作は、原作コミックスの累計発行部数が330万部を突破。
2018年7月から9月にかけてTOKYOMX他にて放送されたTVアニメは、2018年夏季放送アニメにおいて一番との呼び声と評価を獲得し、大変な人気を博しました。

そして2018年11月、満を持しての舞台化作品、体内活劇「はたらく細胞」が、東京都足立区のシアター1010にて、開幕します。
初回の公演に先立ち、囲み取材が行われました。

囲み取材の様子

登壇されたのは、白血球役の和田雅成さん、赤血球役の七木奏音さん、キラーT細胞役の君沢ユウキさん、肺炎球菌の馬場良馬さんの4名。

先ずは初日を迎えた今の意気込みをお願いします

和田さん「今日、遂に初日を迎えます。お客様と一緒に「はたらく細胞」の世界を作り上げたいと思っております。」

七木さん「遂にこの日が来まして、早く兎に角、この稽古場の皆を見て欲しかったので、凄く楽しみにしています。」

君沢さん「細菌を発見次第、2秒で殺すという役です。パワー全開で皆と一緒に頑張りたいと思います。」

馬場さん「僕自身、違う仕事ですけれど、一年間ヒーローをやっていましたので、その時の知識を存分に生かして、今回の肺炎球菌という“噛ませ犬”を頑張っていきたいと思います。」

自身の演じる役所の見所は?

和田さん「白血球って、雑菌とか見つけた時は凄い形相なんですけどちょっとした“天然さ”が有るんですね。僕はその天然さが凄くい白血球の可愛い所だなと思うので、そこが僕の“可愛さ”とマッチすれば良いなと思います。」

七木さん「赤血球さんは、酸素とかを運ぶ仕事なんですけど、私が演じる赤血球は兎に角、迷子になるので、その可笑しな感じを精一杯出せたら良いなと思っております。」

君沢さん「キラーT細胞は兎に角、戦います。この作品は本当に演出のきださんが拘って、殺陣師の六本木さんが拘って作って下さった所が沢山有るので、兎に角、戦うので、色んな種類の戦いを是非楽しみにしていて下さい。」

馬場さん「僕達、細菌・ウィルスチームは、勉強になる「はたらく細胞」の世界観で悪い人ながらに笑いを残していくかというのをモットーにしておりまして、やっぱり皆さんの空気が温まる様な笑いを僕以外の先輩達が頑張っていますので、是非、そこを観て頂ければ・・・・・」

和田さん「馬場良馬が一番面白いですよ!」

 

役の衣裳とメイクをしての感想は?

和田さん「白いなーって。僕、基本的に腹黒なんですけど、アニメとか原作だと血で染まっているシーンが多いんですけど、赤く染めて行きたいと思います。そして、「レセプター」を如何するんだろうと気になっている原作ファンの方が凄く多いと思うんですが、しっかりとおっ立てていきます。」

七木さん「私は赤いな~って感じます。本当に衣裳さんもメイクチームさんも凄く素敵にして下さって、赤血球さんのポイントのアホ毛とかも凄い角度を保たれて他のキャラクターもそうなんですけども、好きだなって思います。」

君沢さん「僕は黒いな・・・。アメリカの海軍ではないですけど、強めの特殊部隊の感じで男の子としては凄くテンションが上がる服だなと思います。筋肉も頑張って鍛えて来ました。」

馬場さん「僕を始め、ウイルス・細菌チームはこの舞台で一番お金が掛かっております。その分に見合ったお芝居を還元できれば良いなというモチベーションに繋がっております。この製作技術って凄いと思います。本当にウイルスってどうなるんだろう?という所をビジュアルで本当にこういう風に皆さんがモチベーションとかを作って下さったので、後は演じる人間次第です。」

稽古中のエピソードは?

和田さん「富田翔という役者が居まして、その役者さんが自由にやり過ぎて僕が困っています。僕、本当に笑う事が好きで、周りの役者さんが本当に素敵でなんかそういうのを見ていたら微笑ましくなっちゃって。僕との対立の多いウイルス・細菌チームですが、一対一になる場面が凄く多くて、その時にちょっとした“ホンワカ”するシーンが多くてそれに僕が耐えられるかどうかというのが稽古場からの課題でした。」

君沢さん「今回、血小板役の子供達が居るとても変わった舞台なんですよ。あの子達も稽古中、最初は緊張していたんですが、途中から一緒に腹筋とかしだして、こっそり誰が好きなの?と聞いてみたら、7~9歳の彼女達なりに好みがあって、“言えない~”みたいな感じで。でもいるにはいるんだと。7歳の子は雅成が好きなようで。それだけに子供達がいる舞台で、大人がしっかりやらなければならないなと思う、そういう現場です。」

七木さん「私は血小板の3人が稽古場に来てくれただけで、“幸せ”と思って。学校との両立で直ぐ帰らなきゃいけなかったり、遅い時間に来るとかで頑張っていたりして、子供たちが稽古場に入って来た時にちゃんと挨拶するじゃないですか。兎に角、癒されていました。」

馬場さん「今回、アクションが結構ガッツリとあるので、そこは一ヶ月ちゃんと稽古した成果が出ているんじゃないかなと思うので。元々はそんなにアクションないかもしれない、みたいな所でキャスティングされていて、でも、蓋を開けてみたらアクション一杯有った方がカッコイイよねという所で、アクションが出来ない人達も本当に裏で一生懸命やったり、皆で支えあって、教えあって出来ている今の形って素敵だなと思うので、そこが少しでも皆さんと共有出来て、この作品が素敵な物語になっていけば良いんじゃないかと思います。」

客席との掛け合いシーンが有るそうだが?

和田さん「どんなシーンになるかは、僕等も分からなくて。本当にウイルスチームが、来場したお客様の客層に合わせた掛け合いをその場でするんです。そこが逆に僕達も楽しみというか。」

馬場さん「基本、ウイルスチームがお客様に絡みに行く事が多いので、そこを楽しんで一緒になってこの体内活劇を楽しんで頂ければ嬉しいかなと思いますね。」

和田さん「僕達、細胞チームと一緒に体を守っているという気持ちになってもらえたら、この舞台の一つの成功なんじゃないかなと思います。」

最後に来場者へのメッセージをお願いします

馬場さん「役者として、怪人だったり、悪役が出来るというのは、凄く役者冥利に尽きるなと思いますので、今回の満を持してのこの細菌も存分に楽しんで頂きたいですし、今回は体内活劇という事で、皆さんと一緒に一公演一公演を作って行くので、皆さんに力を貸して頂いて白血球を倒しに行きましょう。」

君沢さん「本当にパワフルで観ている皆さんが楽しんで貰える舞台を作りたいと思っています。今回、お子様シートとかも有るので、見てくれた子供達が演劇を何時かやりたいとか、観てくれた先生が勉強になる話で、小学校や中学校でやってみたい、そんな事になったらちょっと楽しいかなと思いながら、先ずは初日を想いっきり頑張りたいと思います。」

七木さん「知ってる細胞さんがいるとか、知らかった細胞さんもいて、兎に角、皆で楽しめる作品になると思いますし、お客さん同士でも楽しめて、とにかくお勉強になるお話にもなっていると思うので、観て良かったなと元気になって帰って、長生きしてくれたらよいなと思います。頑張ります。」

和田さん「本当にこの作品は楽しく学べるというのが、僕的にテーマに上げていて、演出のきださんや、脚本の川尻さんが凄く分かりやすくこの作品を届けようという思いで書いてくれて演出して下さったので、僕達はしっかりそこを体現してお客様と一緒に楽しんで、一緒に学んでいけたらなと思っております。」

とコメントされました。

公開ゲネプロの様子

人間の体内におよそ37兆個あるといわれている細胞たち。

白血球、赤血球、血小板、マクロファージ、記憶細胞、キラーT細胞、NK細胞、B細胞、マスト細胞etc…。

私たちの生命維持のために酸素を運んだり、体内に入ってきた細菌・ウイルス・異物には徹底抗戦!

そんな彼らには知られざるドラマがあって…?

原作コミックスはシリーズ累計発行部数330万部突破。TVアニメ化もされた大人気「体内擬人化」漫画、衝撃の舞台化!!

もっとも身近な存在である彼らのはたらく姿を、舞台で“体感”してください!

カーテンコールにて白血球(好中球)役の和田さんは「最後の最後までスタッフの皆さんと此処に居るキャストでこの物語の魅力を届けて行きたいなと思っています。最後の最後まで御力添えの程を宜しくお願いします。」と挨拶されました。
合言葉は「ばいばい菌だ」。気になっている方は是非劇場へ。

千秋楽公演ライブ配信決定

2018年11月25日(日)15:30開演の千秋楽公演のライブ配信が決定。
そして、アンコール配信も実施。詳しくはこちら

Blu-ray&DVD発売決定

発売日:2019年3月27日(水)
形態:Blu-ray、DVD
仕様:完全生産限定版:三方背、デジケース
特典:特典DVD:サービス残業(アフタートーク)3公演分の模様を収録!
ほかバックステージ映像、メイキングなど収録予定。
封入特典:特製ブックレット
※この他に、特典DVDがさらにもう一枚ついた「アニメイト限定セット」も発売!
価格:Blu-ray9,800円 DVD8,800円
アニメイト限定版 Blu-ray:10,300円DVD9,300円(税別)

 

【体内活劇「はたらく細胞」公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2018年11月16日(金)~11月25日(日)

<会場>
シアター1010

<公演時間>
約2時間(途中休憩無し)

<料金>
1階席大人7,800円子ども4,000円(1階席のみ)
2階席6,800円
※全席指定席・税込料金です。
※11月16日は初日割引で全席1,000円引きとなります。
※2階席は1階客席内でのお芝居が見えません。あらかじめご了承ください。
※子ども料金席は1階席のみとなり、ご購入いただけるのは「小学生のみ」となります。
※「子ども料金席のみ」のご購入およびご来場はご遠慮ください。必ず大人の方が付き添いをお願い致します。
※子ども料金席にお座りのお客様には年齢確認ができる書類のご提示をお願いする場合がございます。あらかじめご了承ください。
※未就学児は入場不可となります。

<出演者>
白血球(好中球):和田雅成
赤血球:七木奏音
キラーT細胞:君沢ユウキ
一般細胞:山田ジェームス武
ヘルパーT細胞:戸谷公人
NK細胞:茉莉邑薫
ナイーブT細胞:太田将熙
マクロファージ:平田裕香
制御性T細胞:甲斐千尋
樹状細胞:川隅美慎
B細胞:正木郁
血小板:岸田結光、森田恵、木内彩音
化膿レンサ球菌:増田裕生
インフルエンザウイルス:髙木俊
肺炎球菌:馬場良馬
黄色ブドウ球菌:富田翔

「アンサンブル」
阿瀬川健太
松本城太郎
菅野慶太
福田圭佑
来夢
髙久健太
高橋凌
網代将悟
栗本佳那子
松田祐里佳
田中里奈
柿の葉なら

<STAFF>
原作:清水茜(講談社「月刊少年シリウス」連載)
演出:きだつよし
脚本:川尻恵太(SUGARBOY)
制作:トライフルエンターテイメント
主催:体内活劇「はたらく細胞」プロジェクト(アニプレックス/トライフルエンターテインメント/講談社)

©清水茜/講談社・体内活劇「はたらく細胞」プロジェクト2018

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