舞台「逆転裁判2 〜さらば、逆転〜」、ゲネプロを実施。
2015年4月29日(水・祝日)〜5月10日(日)まで東京六本木・俳優座劇場にて公演される舞台「逆転裁判2〜 さらば、逆転〜」のゲネプロ(Aキャスト)が実施されました。
今作はゲーム「逆転裁判2」のエピソードをベースにした新作。
ここからはネタバレにならない程度にストーリーを写真とともにご紹介します。
「逆転裁判2〜 さらば、逆転〜」
序盤ストーリー
全日本「ヒーロー・オブ・ヒーロー」受賞パーティーが開催されているホテル・バンドーの控え室で、謎のヒーロー忍者ナンジャが殺害されてしまいます。
真宵の従姉妹、綾里春美も登場。
容疑はそのライバル、トノサマン・丙を演じる王都桜真吾にかけられた。すると、偶然居合わせた成歩堂に一人のボーイが近づき、トランシーバーを渡します。
手渡されたトランシーバーから聞こえた声は・・・。「助けて、なるほどくんっ!!」
突如、コロシヤと名乗る男に誘拐された真宵。
真宵の命と引き換えに要求されたのは王都桜真吾の「無罪判決」。
成歩堂は半ば強引に事件へと巻き込まれてしまいました。
複雑に絡み合うそれぞれの過去が、事件の真相を闇へと誘い、成歩堂に復讐を誓う天才検事・狩魔冥が行く手を阻みます。
果たして、判決の行方は・・・?
成歩堂はなんのために法廷に立つのか・・・?
そして、真宵の運命はいかに・・・?!
逆転裁判の世界観を完全再現
逆転裁判おなじみの台詞「意義あり!」はもちろんのこと、成歩堂と真宵の掛け合いなど、ゲームの世界を忠実に再現しています。
緊迫した捜査や法廷のシーンの合間には逆転裁判ファンならずとも笑ってしまうおばちゃんと矢張の身体を張った演出も。
裁判というと重く感じるかもしれませんが、本作は原作のゲーム同様コメディタッチに描かれており、誰でも気兼ねなく観劇できる作品となっています。まるで、ゲームの画面に吸い込まれたのかと思うような没入感は舞台としての完成度の高さゆえのものであり、素晴らしいクオリティ・再現度でゲームを舞台展開されています。ゲーム原作の舞台展開を得意とするADKアーツさん、カプコンさんだからこそ可能な完璧な2.5次元エンターテイメントと言っても過言ではないでしょう。
チケットは追加公演を除いて完売。
当日券を若干数抽選販売することもある、とのことです。
法廷での熱い熱い演技、どうぞお見逃しなく。
【舞台「逆転裁判2〜 さらば、逆転〜」概要】
公式ページはこちら
<公演期間>
2015年4月29日(水・祝日)〜5月10日(日)
<キャスト>
成歩堂龍一:渡辺大輔
御剣怜侍:和田琢磨
綾里真宵:荻野可鈴・椎名ひかり(Wキャスト)
矢張政志;林明寛
糸鋸圭介:磯貝龍虎
虎狼死家左右エ門:富田翔
狩魔冥:楠世連・藤嵜亜莉沙(Wキャスト)
華宮霧緒:石井美絵子
天野由利恵:小池唯
大場カオル:久下恵美
綾里春美:漆原志優・高野友那(Wキャスト)
藤見野イサオ:加藤良輔
裁判長:外波山文明
王都楼真悟:太田基裕
取材協力;株式会社カプコン
©CAPCOM / ADK Arts