世界のエンターテイメントの“今”をお届け!

News

「舞台『銀河鉄道999』〜GALAXY OPERA〜」いよいよ出発進行!

1977年に週刊少年漫画雑誌「少年キング」にて連載開始、1978年9月からは、フジテレビ系列にてTVアニメが放送。翌1979年には、東映配給による劇場版アニメが公開され、その年の邦画興行収入第1位に輝く大ヒットを記録。漫画家松本零士の自他共に認める代表作品であり、SF漫画の金字塔である『銀河鉄道999』。

未来世界を舞台に、宇宙空間を走る列車で惑星を旅する壮大な世界観のなか、人間心理を巧みに描写する印象的なセリフの数々が今なお多くのファンを魅了しています。

その『銀河鉄道999』が今年で生誕40年を迎える事を記念し、「舞台『銀河鉄道999』〜GALAXY OPERA〜」が東京都中央区の明治座より開幕します。

初日の初回公演に先立ち、囲み取材と公開ゲネプロが行われました。

囲み取材の模様

囲み取材に登壇されたのは、星野鉄郎役の中川晃教さん、メーテル役のハルカさん、機械伯爵役の染谷俊之さん、クレア役の美山加恋さん、大山トチロー役の入野自由さん、クイーン・エメラルダス役の凰稀かなめさん、キャプテン・ハーロック役の平方元基さん、そして、原作者の松本零士先生の8名。

出演者挨拶として、中川さんは「原作40周年を迎えた2018年、本当に私達のカンパニーで舞台版としていよいよ幕が開きます。老舗である明治座という劇場で、限り有る時間ではありますが、お客様に999の旅をお届け出来る事を今からワクワクしています。鉄郎だけでは無く、全出演者がこの物語の中で旅をしているという事を実感しています。そして終わらない旅、お客様の心に感動が届くように頑張っていきます。どうぞ皆さん、応援を宜しくお願いします。」と述べました。

ハルカさんは「遂に初日を迎える事が出来ました。本当に最初からずっと迷いながら作っていて、今でもずっと迷って、そのまま初日からずっと最後まで続くのかと思うんですけども、松本先生御自身が、まだ僕も旅の途中だって事を仰っていて、本当にそれが私の勇気になりました。なので、迷いながらも最後まで頑張って走りぬけたいと思います。どうぞ、宜しくお願いします。」と続きました。

「私にとっては東京そのものが青春なんです。本郷三丁目に下宿してましたから、そこらへんをウロウロして、本当に青春の地でした。そこで、役者の皆様に頑張って頂けるのはとても嬉しいです。だから私はこの歳になっても青春のRAILWAYを走り回っている訳ですね。宜しくお願い致します。」とキャプテン・ハーロック役の平方さんの言いたい事を全部代弁する松本先生。

その後、質疑応答を終えると、中川さんから松本先生にサプライズが。

「実は先生にプレゼントしたい物があって、先生のニット帽がそろそろ“良い感じに味”が出てきているので、今回、ドクロマークをあしらったキャップを先生にプレゼントしたいと思います。」と、立体造形されたドクロがつけられたニット帽が松本先生に渡され、早速、被ってみた先生は、「ドクロは、“俺は骨となっても戦う”という信念の表明ですから、そして、俺は生きているからという意味で赤いドクロに自分でしたんです。子供の時からこのマークが好きで、これは人を脅かす為では無く、自分の決意の表明なんです。ドクロマークはワルキューレを始め、世界中の騎士や武士が現実に使っており、子供の時からドクロのマークに憧れたんです。それが今、皆さんにこの意匠を付けて頂いてとても嬉しいです。私も骨となってもまだ戦います。」と、喜びを話されました。

公開ゲネプロの模様

裕福な人々が機械化人となり永遠の命を謳歌する未来世界。
貧しい人々は機械の身体を手に入れられず、迫害されていた。

主人公・星野鉄郎は、宇宙海賊キャプテン・ハーロックに憧れ宇宙を旅することを夢見る少年。

機械伯爵による人間狩りに遭い母を殺されてしまう。復讐を誓う鉄郎は、謎の美女メーテルとともに銀河超特急999号に乗り込み、機械の体をくれる星を目指して旅に出る。

旅の途中で、キャプテン・ハーロックやクイーン・エメラルダス、大山トチロー、

アンタレスらに出会い、それぞれの生き様や想いに触れて成長していく鉄郎。
―そしてついに、宿敵・機械伯爵との対決のときを迎える。

本作は劇場版第一作目を元に音楽劇として舞台化された作品で、映像照明演出、舞台効果、造り込まれた衣裳、そして何より役者のこれ以上無い程の熱演が作品に命を吹き込み躍動させます。

そして、本作が決定的に他の『銀河鉄道999』作品と異なる部分は、星野鉄郎が999号での旅の中で様々な人々と出会い・別れを通して、少年から一人の男へと成長していく物語であると同時に、18歳で北九州から往路だけの片道切符で、「オレは死んでも帰らん!」と漫画家を志し上京した、後に世界中にその名を轟かすSF漫画家となる、“ある男”の存在が物語内で大きなキーとなるという事。ここから先は是非劇場で。

【公演概要】

公式ホームページはこちら

<公演期間>
東京公演:2018年6月23日(土)〜30日(土)
北九州公演:2018年7月21日(土)〜22日(日)
大阪公演:2018年7月25日(水)〜29日(日)

<会場>
東京:明治座
北九州:北九州芸術劇場大ホール
大阪:梅田芸術劇場シアター・ドラマシティ

<公演時間>
約2時間30分(10分間の途中休憩を含む)

<料金>
◆東京
999シート(特典付/1階席・2階席正面・車いすスペース):12,500円
A席(2階席左右):11,000円
B席(3階席):7,000円

◆北九州
指定席:9,300円
U-25シート:5,500円

U-25シートは、一般発売以降販売・観劇時25歳以下対象・当日指定席引換・要身分証明書・チケットぴあのみ取扱い

◆大阪
999シート(特典付):11,500円

<出演者>
星野鉄郎:中川晃教
メーテル:ハルカ
機械伯爵:染谷俊之
リューズ:矢沢洋子
シャドウ:雅原慶
クレア:美山加恋
大山トチロー:入野自由
車掌:お宮の松
トチローの母/鉄郎の母/プロメシューム(声):小野妃香里
アンタレス:塚原大助
クイーン・エメラルダス:凰稀かなめ(特別出演)
キャプテン・ハーロック:平方元基

『アンサンブル』
岡崎大樹
高木裕和
高橋里央
出口栄一
富田大樹
長尾哲平
中島大介
バレッタ裕
藤田勇紀
森内翔大
森田力斗
安里唯
池田美千瑠
新橋和
望月ちほ
安室夏
横関咲栄
(五十音順)

<STAFF>
原作・総監修:松本零士
脚本:坪田文
作詞:石丸さち子
演出:児玉明子
映像演出:ムーチョ村松
銀河鉄道999テーマ曲:中川晃教
音楽監督:久保田修
美術:片平圭衣子
照明:吉枝康幸
音響:大野美由紀
舞台監督:堀吉行
特殊造形・小道具:林屋陽二
衣裳:チャコット株式会社
ヘアメイク:井上京子
振付:青木美保
殺陣:奥住英明
歌唱指導:門井友紀
演出助手:石田恭子
宣伝映像:鈴木邦智
宣伝:河口祐子
広報:木村凌子
制作進行:新井真理子、有賀美幸、倉重千登世
企画協力:高屋潤子
プロデューサー:田口智博
協賛:ダイドー株式会社
主催・舞台『銀河鉄道999』実行委員会(Age Global Networks、ぴあ、チケットぴあ九州
(北九州公演のみ)、東京音協、東映アニメーション、明治座、BS-TBS、TBSラジオ)
北九州公演共催:北九州市
北九州公演協賛:株式会社スターフライヤー
企画制作:Age Global Networks

© 松本零士・東映アニメーション
© 舞台『銀河鉄道999』実行委員会2018

 - Stage