Blu-ray/DVD 東京ディズニーリゾートザベストの試写会について

東京ディズニーリゾートでこれまでに開催されたショー＆パレードをBlu-ray/DVDに収めた新製品、「東京ディズニーリゾートザベスト」が2013年4月17日(東京ディズニーリゾートでは4月6日(土)より先行販売)に発売されるのを前に、イクスピアリの映画館シネマ・イクスピアリにて試写会が開催されました。

・シネマイクスピアリ

「東京ディズニーリゾートザベスト」は全国のパークファンから寄せられた約5万件のアンケート回答で上位にランクインした大人気のショーやパレードを、開始された時期によって春、夏、秋、冬の4つに分けそれぞれのディスクに4つずつ、さらに、多くの支持を集めたレギュラーショーを1つずつ収録しています。東京ディズニーリゾートでこれまでに開催されたショー＆パレードの集大成と言える作品です。

・シネマイクスピアリの入り口には案内が掲示されました。

日本最大級の映画コミュニティーサイト「ぴあ映画生活」さんによる試写会で、昼の部、夜の部の2回開催され、会場では、商品見本も展示されていました。

春夏秋冬の4枚すべてが入ったボックスと「春 & ブラヴィッシーモ！」編の見本が展示されました。

・Blu-rayボックスと「春 & ブラヴィッシーモ！」編が展示

・Blu-rayボックスのパッケージ

・「春 & ブラヴィッシーモ！」編パッケージ表

・「春 & ブラヴィッシーモ！」編パッケージ裏

それでは、試写会に向かってみましょう♪

・シアター3にて実施

シアター3館内では、東京ディズニーリゾートのアニバーサリーソングがBGMとして流れており、早くも気分はパークムードに。

夜の部は”シンデレラブレーション：ライツ・オブ・ロマンス(2005年収録)”、”ミステリアス・マスカレード(2010年収録)”、”ブラヴィッシーモ！(2004年収録)”の３作品が上映されました。大きなスクリーンで見るパークのショーはとても新鮮で、かつて生で見た事のあるショーも新たな発見が多数ありました。

せっかくの機会ですので、上映されたショーを写真と共に振り返ってみたいと思います。

シンデレラブレーション：ライツ・オブ・ロマンス

2003〜2008年まで、毎年冬期に東京ディズニーランドにて開催されました。「シンデレラブレーション：ライツ・オブ・ロマンス」のメインである「シンデレラの戴冠式」はシンデレラとプリンス・チャーミングの結婚式の後、夫婦を王家の一員として認め、国民を始めとする者に紹介する儀式の事。ミッキーマウス、ミニーマウスなどのディズニーの仲間達や各ディズニー作品のプリンセス、プリンスがシンデレラ城前の「キャッスル・フォアコートステージ」に集まると、馬車に乗ったシンデレラがステージ前に到着し、豪華絢爛な戴冠式を行う。上映されたデータは2005年に収録されたもので、特殊効果や最後のスピール(放送)のみ、ライブレコーディングされた音が使用されていました。開演前は華やかな照明や装飾がされた「シンデレラ・キャッスル・ガーデン」の模様を収録。終演後のシンデレラとプリンス・チャーミングが馬車に乗ってお戻りになられるシーンも収録されています。クレーンカメラを駆使した映像は迫力があり、ステージを上から見る事の出来なかった舞台だけに、新たな発見の多かった映像です。

ミステリアス・マスカレード

2009〜2010年と2年間ハロウィンシーズンに東京ディズニーシーにて開催されました。2009年から始まった東京ディズニーシーのハロウィン。この2年間のコンセプトは「異国情緒あふれる華やかなハロウィーン」となっており、パーク内はアメリカンウォーターフロントを中心に普段とは違うおどろおどろしいムードに。メインのショーとなる「ミステリアス・マスカレード」は舞台となるアメリカンウォーターフロントにて活動している”ニューヨーク市保存協会”が主催するハロウィーン・パーティ。ハリソン・ハイタワー3世が収集・・・いや略奪し、自らが経営していたホテル、ホテルハイタワーにて展示されていたハイタワーコレクションを”ニューヨーク市保存協会”が倉庫から運び、展示を行った。ハリソン・ハイタワー3世が略奪した物だけに、いわく付きの物が沢山あり、呼ばれたゲストには触れぬように、と注意がされる。ハロウィーン・パーティは開始され、華やかなムードになるが、ドナルドダックは美術品の一つに触れてしまう事により、パーティーは異変を起こしディズニーの仲間達が次々と姿を消してしまい、ゴーストにされてしまう。迫りくる魔の手に逃げ惑うミッキーマウスはある事に気づく・・・みんなの歌が・・・「今夜だけ！」。そう、ゴースト達は1夜限りのパーティーを楽しみたかっただけなのだ。パーティーは佳境に入り、ゲストも混ざってのダンスパーティーに。簡単なダンスは誰もが踊れる振付で、会場は常に熱気にあふれてました。上映されたデータは2010年に収録されたもので、夜公演でした。マーク・オーメン、カミーラ・カーメンによるオープニングのMCやダンスレッスンも含まれ、ダンスパーティーはクレーンカメラを用いたゲストの様子も含まれており、盛り上がってる様子が記録されていました。

ブラヴィッシーモ！

2004〜2010年の7年間、東京ディズニーシーにて公演された夜のレギュラー水上ショー。「ブラヴィッシーモ！」とは「凄い」や「素晴らしい」の意味をもつイタリア語「ブラボー」の最上級「ブラヴィッシモ」に、東京ディズニーシーの「シー」を組み合わせたディズニーの造語であり、唯一無二の東京ディズニーシーの世界や素晴らしさを象徴するショーでした。「火は水に恋をした」「最高という名の奇跡」といったキャッチフレーズが用いられており、ショーの内容は抽象的な物になっていました。それまで、国内のディズニーパークであまり感じる事の出来なかった(ミステックリズムを除く)キャラクターを用い無いディズニーの世界観を存分に楽しめる大人向けのショーであり、東京ディズニーシーのコンセプトに沿ったショーと言えるでしょう。ストーリーテラーのミッキーマウスによる紹介の後、美しい歌声とともに水の精「ベリッシー」が登場します。続いて、火の精「プロメテオ」が躍動感あるドラムと重低音の響く歌声とともに登場。別々の世界に住んでおり、お互いに顔を合わせることの無かった水の精と火の精はある日偶然、顔を合わせる事になります。お互いは歌う事が得意だった為、互いを気にする事無くそれぞれの歌を歌うわけですが、水の精と火の精は時とともに互いを気にするようになり、目が合い、出会う事で歌声が一つになり、美しいバラードを奏でます。感動のクライマックスは火、水、パイロ(ショー用花火)、光といった特殊効果を沢山使い、フィナーレを迎えます。火の精の身体の色の変化や、水の精が退場するタイミング、パイロやライトの色調など、すべての演出に意図があり、見るたびに新しい発見のあるショーでした。終演後には「Swept Away」というバラードが流れ、その歌詞の意味からこのショーの本当のフィナーレを読み取る事も可能でした。上映されたデータは2004年に収録されたもので、火の精「プロメテオ」の動きから、9月頃撮影されたデータという事がわかります。かなりの台数のカメラを駆使した映像になっており、水面ぎりぎりの映像など、公式データだからこそ可能だった視点も数多く含まれてました。撮影当日の天候が残念ながら良くなかったようで、撮影されたスタッフを始めとするオリエンタルランドさんの苦労を伺える映像データでした。残念ながら「Swept Away」は収録されませんでしたが、「ブラヴィッシーモ！」ファンならずとも、東京ディズニーシーファン必見の映像です。

なお、昼の部は”ディズニー・イースターワンダーランド(2012年収録)”、”クール・ザ・ヒートーミッキーバージョン(2009年収録)”、”東京ディズニーシー 10thアニバーサリー“Be Magical!”(2011年収録)”、”ディズニー・ドリームス・オン・パレード “ムービン・オン”(2006年収録)”の4作品が上映されました。

映画館の大きなスクリーンで見ても素晴らしい画質でした。発売が待ちきれない！

『東京ディズニーリゾートザ・ベストコンプリートBOX』〈ノーカット版〉

ブルーレイ4枚組：19,740円(税込)／DVD4枚組：15,960円(税込)

2013年4月17日発売(東京ディズニーリゾートでは4月6日(土)より先行販売)

『東京ディズニーリゾートザ・ベスト -春 & ブラヴィッシーモ！-』　〈ノーカット版〉

ブルーレイ：4,935円(税込)／DVD：3,990円(税込)

2013年4月17日発売(東京ディズニーリゾートでは4月6日(土)より先行販売)

『東京ディズニーリゾートザ・ベスト -夏 & ドリームス・オン・パレード “ムービン・オン”-』〈ノーカット版〉
ブルーレイ：4,935円(税込)／DVD：3,990円(税込)

2013年7月17日発売(東京ディズニーリゾートでは7月1日より先行販売)

『東京ディズニーリゾートザ・ベスト -秋 & ワン・マンズ・ドリーム-』〈ノーカット版〉

ブルーレイ：4,935円(税込)／DVD：3,990円(税込)

2013年9月18日発売(東京ディズニーリゾートでは9月1日より先行販売)