by774 2020/07/15

「We are RAISE A SUILEN〜BanG Dream! The Stage〜」開催！

ブシロードが展開する「BanG Dream!（バンドリ！）」プロジェクト初の舞台化作品となる
「We are RAISE A SUILEN〜BanG Dream! The Stage〜」が2020年7月15日（水）～7月19日（日）に上演されました。
BanG Dream!プロジェクト発のリアルバンド・RAISE A SUILEN（レイズアスイレン）のメンバーによる、
演劇と演奏、2つのライブがリンクするメディアミックスステージ。
リアルバンドとして活動しながら、メインキャラクターの声優としても活躍する彼女たちが遂に舞台へと登場。
いままで明かされることのなかった「RAS」の出会いから結成までの物語を紡ぐ5人のステージが今、幕を開けます。
2020年7月15日（水）、東京都品川区の天王洲銀河劇場にて初回の公演に先駆けて初日会見と公開ゲネプロが行われました。

【囲み取材の様子】

初日会見に登壇したのは、レイヤ役のRaychellさん、ロック役の小原莉子さん、マスキング役の夏芽さん、
パレオ役の倉知玲鳳さん、チュチュ役の紡木吏佐さん、花園たえ役の大塚紗英さんの6名。
先ずは自己紹介。

Raychellさん「今回はバンドリ！プロジェクト初の舞台という事で、私達RASがこうやって舞台を
やらせて頂けることがとても嬉しかったですし、光栄に思いました。私達らしく暴れながら、
そして楽しみながら、バンドリ！の魅力をしっかりとお届け出来たらなと思います。千秋楽まで楽しんで頂けたら良いなと思います。」

小原さん「本日から始まりました「We are RAISE A SUILEN〜BanG Dream! The Stage〜」バンドリ！初の舞台、
そして普段声で役を演じさせて頂いている私達が何と、舞台で身体を使って全身で表現して
キャラクターを演じる機会を頂けるというのは本当にありがたい事だなと思います。
今回の稽古を通して、よりキャラクターに寄り添える様にシンクロ率も上がってきました。
それを今日から舞台で発揮出来る機会になると思いますので、
是非とも、そのあたりも期待して観て頂けたらうれしいなと思います。」

夏芽さん「今日という日を迎えられて本当に嬉しい思いでいっぱいです。バンドリ！の、
そしてRAISE A SUILENのストーリーを全力で届けていきたいと思います。」

倉知さん「この舞台の稽古が始まってから約1ヶ月が経つのですが、このひと月の中でそれぞれが
よりキャラクターに近づいていき、理解をして、そして沢山のスタッフさんに支えて頂いて
この舞台に立つことが出来て本当に幸せです。今日から5日間、精一杯、パレオとして演じていきたいと思います。」

紡木さん「今までライブやアニメ・ゲーム等、声でキャラクターの彼女達に命を吹き込むという
スタイルでお送りしていたんですが、この度私達自ら、そのキャラクターを演じることにり、
”我らがRAS”、”RASが我ら”のような感じになっております。稽古を通して
「こんな時、チュチュちゃんはこんな気持ちだったのか･･･」と、自分の身体を通して
彼女の気持ちが分かるという、本当に貴重な体験をありがとうございます、という感謝の気持ちでいっぱいです。
この感謝の気持ちを大切に千秋楽まで突っ走っていきたいと思います。」

大塚さん「今回はRASの前身のバンドでサポートをさせて頂いたという経験と、アニメ「2nd Season」、
アニメ「3rd Season」でも沢山、RASさんに関わらせて頂いた御縁でこうして出演させて頂く事になりました。
RAISE A SUILENという素晴らしいバンド、そして作品に携われる事、また今回、この舞台に参加をさせて頂くにあたって、
沢山の暖かい気持ちや大きな愛情を頂いた現場だなと思いました。こんなに素晴らしい環境で無事に初日を迎えられる事を
個人的にとても嬉しく思っております。ありがとうございます。」

続いて質疑応答へ。

Q：アニメと舞台という事で、性質が違う魅せ方になるかと思うが、舞台の何処が見所になるのか？

Raychellさん「アニメでは声だけなんですけど、実際に自分達がキャラクターと等身大で衣裳から
何から何までキャラクターに”憑依する”様に一つとなって演じられる事と、何よりも今回、
生演奏ライブと、アニメで登場したシーンを入交えて舞台でお届けする事が出来るので、
今までアニメをご覧になった方もまた、ご覧になっていない方でも楽しんで頂けるんじゃないかなと思います。
そこが注目ポイントですね。」

Q：初舞台で演奏にも力を入れているかと思うが、これぞ！という楽曲は？

Raychellさん「今回のこの舞台の為に製作された楽曲、「REIGNING」です。この曲は8月19日（水）に
リリースするアルバムにも収録されるのですが、是非、聴いてほしいです。凄い”エモ曲”です。」

Q：RAS初の舞台という事で意気込みは高いと思うが、チケット完売に伴い、
インターネット配信やライブ・ビューイングで観るファンに是非観て欲しいシーンと意気込みを。

Raychellさん「皆様の前で演じさせて頂いたり、演奏させて頂くのが半年以上ぶりということで、
私達RAISE A SUILENって、普段ライブで結構暴れたりしているんですね。その要素を欠かす事無く、
お届けしていきたいなと思っておりますので、配信やライブ・ビューイングで観る方も会場の空気を感じながら
一緒に楽しんで頂けたらなって思っております。」

小原さん「普段私達はキャラクターを背負ってライブステージに立たせて頂く事が多いんですけども、
今回は舞台でキャラクターとして演じつつ、我々としても披露をするという事で、
キャラクターらしさを凄く感じ取って頂ける機会になるんじゃないかなと思います。
それぞれのキャラクター性だったり、バンドリ！の世界観というのをステージ全体で
堪能して頂けたら嬉しいです。」

夏芽さん「ライブ・ビューイングはカメラなので、より近くまで見れる所があるのかな？と思うんですけど、
笑い有り、涙有りのストーリーになっていますので、細かい表情とか、
私だったら、怒っている表情が結構多いので、眉間のシワを何時もより多く寄せている
シーンなど、表情まで細かく見てもらえたら幸いです。」

倉知さん「今回の舞台はアニメのシーンの再現もあったり、そのアニメで放送されたものを
さらに深く詳細に演じさせて頂いている場面とかもあったりします。
なので、アニメと比べながら「この時、キャラクター達はこんな感情で動いていたんだな」
というのをより繊細に知って頂けると思います。
5日間公演があるので舞台を観た後にアニメを見る、という事をして頂けると思うので、
是非、何回も見て頂けたら嬉しいなと思います。」

紡木さん「ただ、観て下さいPlease！という感じです。「アニメのあのシーンじゃない･･･？」とか、
「コミカライズの･･･ここ？！」みたいな、アニメとコミカライズを結集させた舞台、という感じです。
舞台だけでしか表現しないシーンもあるので、本当に観て下さい！」

大塚さん「これは自分の言葉では無くて、ライブMC役のさかいかなさんから頂いたお言葉なんですけど、
アニメから入っても舞台から入っても、凄く面白い作品だね、と言って頂いて。
というのも、本人がアニメーションを実際に再現する、そして生演奏も自身で
全てやり抜くという企画は、中々やろうと思っても出来るものでは無いなと私自身も思っておりまして。
ここに至るまでの皆の凄い努力やスタッフさんが暖かく支えて下さっている中で、
私も演じさせて頂けるというのは奇跡に近いなという風に思っています。
舞台から入っても物凄く楽しめる作品だなと思っていますので、まだアニメを見ていないよ、という
方がいても、是非、舞台から観て、バンドリ！の面白さや素晴らしい世界に触れて頂けたら、
私としても凄く幸せだなと思います。」

最後にメッセージを。

©BanG Dream! Project Photo：加藤千絵

Raychellさん「私達、 RAISE A SUILENはバンドリ！プロジェクト第３のリアルバンドとして誕生しました。
このバンドリ！プロジェクトはPoppin’Partyさんから始まって、Roseliaさん、そして私達
RAISE A SUILENとリアルバンドが誕生しました。バンドリ！プロジェクトの中には
本当に素晴らしいバンドさんがまだまだいらっしゃいます。
現在7つのバンドが有る中、今回は1バンドの結成のストーリーをこの舞台上で観て感じて頂けたらなと
思います。バンドリ！プロジェクトはアニメだったり、コミックやゲーム等、色んな展開をしています。
是非、バンドリ！の魅力に触れて頂ける様に私達、今日から5日間一生懸命に演じさせて頂きますので、
皆様、どうか暖かい目で観て頂けたら嬉しいです。」

【あらすじ】

ガールズバンドチャレンジから数日後の元旦。
RAISE A SUILENの5人は、とある場所を訪れる。

©BanG Dream! Project Photo：加藤千絵

「これからちょっとずつお互いのこと知っていって、強いバンドになっていこう」
というレイヤの言葉を思い出し、ついてくるチュチュ。
一方、ロックは他のメンバーがどうやってスカウトされたのか興味津々で。

幕の向こうに隠された、それぞれの過去や本音。
バンドとして歩み始めたRAISE A SUILENは、どこへ向かうのか？

コミカライズ作品「RAiSe！ The story of my music」を原案とした本作。
アニメを見た人もコミカライズを読んだ人も、思わず「ここか！」と膝を叩きたくなるシーンにニヤリとすることでしょう。

©BanG Dream! Project Photo：加藤千絵

アニメを飛び出し、”本人達”がキャラクターを演じる姿に新鮮さと感動を覚えずには入られないはず。
約2時間の演劇パートはそれだけでもお腹いっぱいになる程の内容と満足度ですが、
演劇パートの後はお待ちかねのライブパート。会見でレイヤ役のRaychellさんの言葉にもあった通り、
本公演の為に作られた新曲「REIGNING」を含む3曲が披露されます。
RAS本来のパワフルこの上ないサウンドが銀河劇場を揺さぶり、テンションが上がる事間違いなし。
ただし、新型コロナウイルス感染症対策の為、今回はスタンディングでの鑑賞NG、
また声援、声出しがNGとなるのが致し方の無い所。その代わりに手拍子と盛大な拍手、
そしてペンライトを振って彼女達に応えましょう。