「ザ・ダイヤモンドホースシュー・プレゼンツ“ミッキー&カンパニー” 」を探る 〜メインディッシュ編〜
東京ディズニーランド、ザ・ダイヤモンドホースシューの新ディナーショー、「ザ・ダイヤモンドホースシュー・プレゼンツ“ミッキー&カンパニー” 」。
前回に続き、提供して頂けるお料理を探りたいと思います。
今回は・・・「メインデッシュ」をお届け!
(本日の写真は全て2人前、大人メニューとなっております)
シェフのドナルドダックの作るメインデッシュは・・・こちら。
ドナルドが腕をふるった料理をイメージしたメインディッシュ。
給仕してくださるキャストさんがテーブルに熱々の状態で運んで頂けます(器がとても熱くなっているので注意が必要です)。
アメリカの古き良き時代をテーマにしたレストランにふさわしい見た目ですね。
中央にはメインとなる「ロールチキン」が。こちらは、中にインゲンが入っていますが、インゲンがあまり得意でない私でも言われるまでインゲンとわからないぐらい、癖のない味になっていました。
味付けは塩味で、程よい火加減でやわらかくジューシーに調理されており、美味しく頂けました。
「ロールチキン」の横には「骨付きソーセージ」。こちらは「ロールチキン」とは違い、スパイシーな味付けとなっています。
数々のお料理の中で一際目につくミッキーマウス型の「ボローニャソーセージ」。
「ボローニャソーセージ」とは、イタリアの都市ボローニャで伝統的に作られているソーセージで「モルタデッラ」ともいわれています。豚ひき肉に脂身を加え作られた「ボローニャソーセージ」は「骨付きソーセージ」と異なる柔らかい食感と程よい塩加減が特徴となっています。
ミッキーマウスが主役なショーだけに、ドナルドも敬意を表してミッキーマウス型に作ったようです。
シーフードとして「ケイジャンシュリンプとホタテ貝」が付け合わせとして盛られています。
料理名の通り、「ケイジャン料理」特有のスパイシーな味付けとなっていますが、ここでは「ケイジャン」について少し探ってみましょう。
「ケイジャン(Cajun)」とは、カナダ東部アカディア地方から、アメリカ中央を流れるミシシッピ川を下ってきたフランス系移民(アカディア地方がイギリス領になった為、移動したそうです)の事で、彼らが住んだ地域、料理、音楽などの総称となっています。
ケイジャン地方とはアメリカ南部ルイジアナ州の大都市、ニューオリンズ周辺を含むエリアの事を言います。フランス系移民の方々が母国の料理を再現する為に、当時貴重だったスパイスとルイジアナ州でたくさん収穫されていた唐辛子を混ぜ合わせ、作られたのが「ケイジャン料理」とされています。スパイシーな唐辛子のソースというとメキシコをイメージしがちですが、唐辛子を塩漬けにしたタバスコのようなホットソースは、ケイジャン地方のあるルイジアナ州が名産だったりします。
ルイジアナ州は高温多湿な為、病気が流行しやかった事もあり、殺菌効果のあるスパイシーな料理が好まれていたとの事です。「ケイジャンシュリンプとホタテ貝」でアメリカの古き良き時代を感じてみましょう。
付け合わせの「ベイクドポテト」に注目してみましょう。ホクホクのポテトに掛かっているソースがポイントです。
「スタイリングソース」という名前のソースで、醤油をベースにタマネギを炒めペーストにしたものやお肉のエキス、香辛料を加えスモークしたものとの事。シンプルな「ベイクドポテト」に深い味わいのソースがよく合い、食が進みます。
この他に、温野菜の付け合わせとしてコーン、オクラ、パプリカが添えられており、彩り豊かな一皿としてまとめられています。
素敵なショーに、コンセプトに合った料理。
東京ディズニーリゾートで世界の食文化を味わうのもオススメです。
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