東京ディズニーランドのパークモニュメントを楽しむ
開園30周年を迎えた東京ディズニーランド。パーク内にはこれまで節目毎にウォルト・ディズニー・プロダクションズから寄贈されたモニュメントが飾られています。
今回は、この寄贈品たちをパークの歴史と共に見てきましょう。
「シンデレラの泉」
1983年4月15日、アメリカ国外初のディズニー・テーマパークとしてオープンした東京ディズニーランド。
オープンと同時に人気を博したパークは、開園からわずか5ヶ月弱で500万人のゲストが来園しました。
これを記念して1983年9月5日に寄贈されたのが、ファンタジーランド「ベビーマイン」前に設置されている「シンデレラの泉」です。パークのシンボル「シンデレラ城」の目の前に置かれたこの泉は、シンデレラの夢が叶う前のシーンが表現されています。
ゲストを迎え入れ、ついに命が与えられたパークが、これからこのシンデレラのように大きな夢をゲストに届けようとしています。
「パートナーズ」
1998年、開園15周年を迎えた際に寄贈されたのが「パートナーズ」です。
この世界の生みの親ウォルト・ディズニーとミッキーマウスが手を繋いでいるこの像は、ワールドバザールを通り抜けたゲストを出迎え、見守ってくれています。
「魔法使いの弟子」
2003年の開園20周年では、シンデレラ城の後ろに映画『ファンタジア』より「魔法使いの弟子」のミッキー像が寄贈されました。シンデレラ城とファンタジーランドを繋ぐこの場所は、ディズニーランドの「眠れる森の美女の城」の後ろにたたずむウォルトを写した有名な写真の位置です。
ディズニー・パークの柱であるこの場所で、ミッキーはパークに魔法をかけてくれています。
「ロイ・ディズニーとミニーマウスの像」
2008年、開園25周年の寄贈品は、ワールドバザール入口の「ロイ・ディズニーとミニーマウスの像」です。
ウォルトを支えた兄ロイがミニーと共に、その暖かい眼差しでパークに足を踏み入れたゲストを見守っています。
「TOSHIO KAGAMI」
そして開園30周年を迎えた2013年4月15日、ワールドバザール「ディズニーギャラリー」の窓に1人の名前が刻まれました。東京ディズニーランド、そして東京ディズニーシー誕生の立役者であり、現オリエンタルランド会長を務める、加賀見 俊夫さんの名前です。
東京ディズニーランドを30年間支えてきた加賀見さんの功績がたたえられています。
永遠に完成しない場所、東京ディズニーランド。
これからも彼らは訪れるゲストを見守り、夢と魔法を届けてくれることでしょう。
©Disney