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ノートルダム・ド・パリ観劇記 ー登場人物編

日本初上陸を果たしたフランス・パリ生まれのミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」。

今回は主催のハーモニージャパン様よりお借りする事が出来た公演写真を用い、登場人物を紹介。

一人の女性を巡る複雑な恋愛模様をお楽しみください。

 

カジモド

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物語の主人公であり、ノートルダム大聖堂の鐘桜(しょうろう)にいる鐘つき男。こぶのある背中と醜い顔を持つカジモドは、その見た目から生まれてすぐに大聖堂に捨てられるが、大聖堂の司教「フロロ」によって拾われ育てられる。このため、「フロロ」の命令に逆らう事は出来ず、様々な面で苦労する。作品のヒロインである「エスメラルダ」へ恋心を抱き、彼女を守ろうとするが、本人の根にある純粋で優しい心から自らの酷さを恥じ、彼女への愛を隠そうと心に決める。

エスメラルダ

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物語のヒロインであり、故郷を持たないジプシーの娘。幼い頃に孤児となり、ジプシーのリーダーである「クロパン」に保護され、育てられる。華やかさと美しさと優しさを持ち合わせており、目にした男は皆とりこになる。大聖堂の鐘つき男「カジモド」、大聖堂の司教「フロロ」、近衛隊長の「フェビュス」など、多くの者が欲望のままに恋心を抱く。名目上の夫として、詩人の「グランゴワール」が居ながら、危ないところを「フェビュス」によって助けられた事により、恋をしてしまう。殺人未遂や魔女の疑いをかけられたりと、波瀾万丈の人生を送る。

フロロ

ノートルダム大聖堂の司教。厳格でなければならない聖職者であるにも関わらず、ヒロインでありジプシーの「エスメラルダ」に恋心を抱いてしまい、許されざる恋に苦悩する。「エスメラルダ」が本命である「フェビュス」と密会しているところを見つけ、「フェビュス」を殺そうとするも失敗。「エスメラルダ」に対して、命を助ける代わりに自分のモノになるよう迫るが、拒絶される。最終的には「エスメラルダ」を・・・。

フェビュス

ハンサムかつ敏腕なパリを守る近衛隊長。婚約者として「フルール・ド・リス」が居ながら、多くの女性に手を出す真心の無い浮気者。「エスメラルダ」にも心を奪われ手を出すが、婚約者の「フルール・ド・リス」にばれてしまう。「フルール・ド・リス」への愛を証明するため、「エスメラルダ」に”魔術を掛けられた”と嘘をつき、「エスメラルダ」を自らの立場を使い絞首刑を言い渡す。

フルール・ド・リス

「フェビュス」の婚約者。裕福な家庭で育ち、純粋な心を持っているように見えるが、人一倍嫉妬深い。「フェビュス」の「エスメラルダ」に対する浮気に気づき、自らに対する愛の証明として、「フェビュス」に対し「エスメラルダ」を絞首刑にするよう強く要求する。

クロパン

パリの城門外で浮浪者や犯罪者などのならず者が集まるアジト、”奇跡の庭”のリーダーを務める。ジプシーに対する不当な扱いに異議を唱え、自由と平等を訴えている。「エスメラルダ」が母親を亡くした直後から彼女を育て、妹のようにかわいがっている。捕まっていた「エスメラルダ」やジプシー達はカジモドによりノートルダム大聖堂に避難するが、「フロロ」が聖域である聖堂に「フェビュス」率いる兵隊を突入させる事を許可した結果発生した衝突で命を落とす。

グランゴワール

「エスメラルダ」の名目上の夫で各地を旅して自作の詩を唄う吟遊詩人。ならず者が集まるアジト”奇跡の庭”に迷い込んでしまい、リーダーの「クロパン」に殺されそうになるが、「エスメラルダ」と仮の夫婦になる事で命を助けられる。詩人として世の中の様々な知識に長けているかなりのインテリ。物語の語り手であり、観客を舞台上に引き込む。

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舞台最前列左から「フロロ」,「フェビュス」,「エスメラルダ」,「グランゴワール」,「フルール・ド・リス」,「カジモド」,「クロパン」。(東急シアターオーブ 3月16日18時公演 カーテンコールにて撮影)

【公演情報】

公式ホームページはこちら

  • 東急シアターオーブ(2013年2月27日〜3月17日)
  • 梅田芸術劇場メインホール(2013年3月21日〜3月24日)
  • 愛知県芸術劇場大ホール(2013年4月5日〜4月7日)

 

まもなく、国内最後の公演となる名古屋公演スタート!

チケットはチケットぴあローソンチケットイープラスほかで絶賛発売中。

歌とダンスで魅せるパワフルな舞台を生で体感できる最後の機会をお見逃し無く。

協力:ハーモニージャパン株式会社

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