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「HELI-X」プロジェクト初の展覧会「HELI-X VISUAL ART EXHIBITION」ラフォーレ原宿5F「MAKE THE STAGE」にて開催

©️HELI-X

2023年5月18日(木)〜5月29日(月)まで、東京都渋谷区のラフォーレ原宿5階「MAKE THE STAGE」(メイク ザ ステージ)において
『HELI-X』プロジェクト初となる展覧会イベント「HELI-X VISUAL ART EXHIBITION」(ヘリックス ビジュアル アート エキシビジョン)が開催されます。
会期前日なる5月17日(水)に、同地にて作品の関係者等が参加してのレセプションパーティが行われました。

【概要】

“人類は…ついに性別から解放されます。それは新しい時代の選択。さあ。選びましょう。あなたに適した性別を。”(舞台「HELI-X」冒頭モノローグより抜粋)
性別を自由に選択できるゲノム工学技術「TRANS」が実装された、第三次世界大戦後の島国「大和」。
しかし、施術ではわずかの確率でエラーが起き、様々な特殊能力を帯びた者たちが生み出された。彼らの名は「HELI-X」――。

現代人の心理に深く切り込む刺激的な設定と、同時多発的な場面進行、そして見応えのある
アクションが融合し年々人気を高めている舞台演劇、それが「HELI-X」(ヘリックス)です。
コミックやライトノベル、ゲームなどの既存コンテンツの舞台版ではなく、書き下ろしによる
オリジナルストーリーをライブで客席に問い、舞台発で共に育てるという点でチャレンジングな演劇であり、
数々のヒット作を生んできた毛利亘宏(脚本)、西森英行(脚色・演出)のコンビが
持てる全てを賭けて取り組む作品としても注目を集めています。
「HELI-X」が描くのは”性別を自由に選択できる世界”。性別という極めて難しいテーマに踏み込むことは
現代演劇への挑戦です。ミュージカルや映画などで高い評価を得ている実力派から次代を担う若手までを、
適材適所に配するキャスティングの妙も大きな魅力。コロナ禍のなか、2020年12月に初めての公演を
東京と大阪で開催し、2021年の「HELI-XⅡ〜アンモナイトシンドローム〜」、2022年の
「HELI-X Ⅲ~レディ・スピランセス~」とエピソードを重ねるたび、着実に動員客数を増やしてきました。

「HELI-X VISUAL ART EXHIBITION」会場全景

本展「HELI-X VISUAL ART EXHIBITION」は、HELI-Xプロジェクトとして初めて、
その視覚領域にフォーカスした展覧会です。舞台だけでは全てを伝えにくい
「アート」と「ファッション」表現の高さに改めてスポットを当て紹介。
物語性をより拡張するファンタジックな写真とクールな宣材美術を手掛けるのは、
数々の映画やテレビ番組などのビジュアル制作で豊富な実績を持つフォトグラファー / アートディレクターの古田亘氏。
独自のコンセプトとイノベイティブな表現に挑むビジュアリストとして期待されています。
また、未来のジェンダー環境をビジュアライズする衣裳は全て、衣裳プランナー / メイキャップアーティストの
鈴木真育氏によるオリジナルデザイン。壁面でのメインとなるのは、古田氏によるキャストたちのポートレート。
パンフレットや広告などでの未発表テイクに、特殊技法によってそれぞれの役柄を象徴する
モチーフやグラフィックとの溶融を遂げたフォトアート作品になっています。
また、フロアでのメインは鈴木氏が手掛け実際に舞台で使われた衣裳の数々。
細部までこだわったデザインの全貌を間近に360度から観賞できるよう日替わりで主要キャスト分が展示されます。

会期のスタートに先駆け行われたレセプションパーティは、動画配信サービス「ニコニコ動画」の
ニコニコ生放送ににて生中継がなされ、「HELI-X」シリーズにてオシリス役を務める平野良さんの司会進行の下、
カメラマン・デザイナーの古田さん、衣裳プランナーの鈴木さん、そして「HELI-X」シリーズの脚本・脚色・演出を担当する西森英行さんが登壇。

パーティの冒頭、開店宣言を西森さんが行いますが、この日、都合により主席が叶わなかった
「HELI-X」シリーズの原案・脚本を務める毛利亘宏さんとパーティの直前に電話でやりとりをしたという西森さんは、
胸元から毛利さんが普段かけているものと酷似した眼鏡を取り出し、「こういう華やかな場に参加させていただいて
感謝です。ありがとうございます。」とのメッセージを”代演”。毛利さんと同時期に劇団を始めた西森さん。
「その時の劇団は正に非オシャレの極地であった僕等にとってこんなにとってこのオシャレの聖地で
演劇を通してこうして立たせていただけることに、感謝です。」と、コメントしました。

会場である「MAKE THE STAGE」内に設置された様々な展示物、および販売グッズが各人により紹介されました。
そして生中継カメラの後ろ側に隠れる形で控えていた歴代の「HELI-X」出演キャストである、
ゼロ役の玉城裕規さん、アガタタカヨシ役の菊池修司さん、シュンスイ役の松田昇大さん、サッドネス役の星元裕月さん、
Dr.皇光生役の田辺幸太郎さん、フルカス役の天真みちるさん、イモータル役の杉江大志さん、レスター役の服部武雄さん、
そして次回作「舞台「HELI-X~スパイラル・ラビリンス~」」に出演する新キャストのドウモト役の相澤莉多さん、
タカクラ役の赤羽流河さんの10名が平野さん等との軽快なトークと様々な裏話を交えて番組を進行。

登壇キャスト全員のサインがなされた壁面パネル

最後には出演キャスト全員が壁面のパネルにサインをし、展覧会の成功を祈願していました。

『未発表ポートレート展示・販売』
展示のメインは、「HELI-X」のフォトグラファー/アートディレクターである古田氏による
特殊技法によってそれぞれの役柄を象徴するモチーフやグラフィックとの溶融を遂げた全30点のフォトアート作品。
額装フォトアートは全て、開催期間中のみの限定販売。今回が初出しとなる物が殆どを占め、
撮影とデザインの両方を手掛ける古田氏の感性と被写体となるキャストの見せる表情、
そして「HELI-X」の作品の根幹である性の二面性の部分が特殊な印刷方法が用いられた
ポートレートに色濃く反映されています。

『舞台衣裳展示』
フロアでは衣裳プランナー/メイキャップアーティストの鈴木氏が手掛け実際に舞台で使われた衣裳を展示。
細部までこだわったデザインの全貌を間近に360度観賞できるよう日替わりで主要ャスト分を展示します。

イモータルの衣裳

シュンスイの衣裳

ゼロの衣裳で象徴的な凹凸を意識して製作された部分

この日は第1弾展示として、ゼロ・イモータル・シュンスイの劇中衣裳が展示されており、
鈴木さん曰く、西森さんから伝えられたヴァンパイアをイメージした、イモータルの衣裳は、
今まで彼が殺めてきた人間の皮膚で作られ、その血で汚しが入れられているという特徴を合皮で表現されていたり、
シュンスイの螺旋機関の衣裳は彼の明るい性格を反映し、唯一のノンスリーブとなっており、
「HELI-X」の作品性格を表し、世界中のあらゆる色を混ぜると出来上がるという説があるグレーカラーを基調としている等、
更には、「HELI-X」という作品を象徴するゼロの衣裳も。西森さんより「ノートルダムの鐘」のカジモドをイメージしたものを
という注文を受け、人間の骨や臓器、DNAの形がデザインに取り入れられており、ゼロの衣裳に関しては、
新型コロナウイルス感染症の感染拡大に伴う自粛期間中に製作がなされ、製作時間的に自粛中でなければ作れなかったという逸話も。

鈴木さんがイチオシと話す「#ゼロのヒザ」の部分

そして鈴木さんからのとっておきの話として「#ゼロのヒザ」という、合皮を使用しているが故の匂いを持つという、
玉城さん着用の”ご利益”があるかもしれないというエピソードが話されました。

<衣裳展示スケジュール>
◆5/18(火)~21(日):ゼロ[type: HELI-X Ⅰ]/イモータル/シュンスイ
◆5/22(月)~25(木):アガタ[type:螺旋機関]/クライ/リュウジン[type:HELI-X Ⅲ]
◆5/26(金)~29(月):セーレ[type: HELI-X Ⅲ]/ワカクサ[type: HELI-X Ⅲ]/アンガー
※展示衣裳は、都合により変更する場合があります。舞台衣装の販売はありません。

鈴木氏がゴシックロリィタファッションの人気セレクトショップ「ATELIER-PIERROT(ラフォーレ原宿B1.5階)」とコラボした、
星元裕月(役名・サッドネス)の衣裳をイメージしたアパレルアイテム2種類を限定数販売。
他に、Tシャツやエコバッグ、サコッシュ、手鏡など本展のために制作されるオリジナルグッズも紹介・販売します。
元々はシスター(尼)の衣裳であるサッドネスのコスチュームは着回しし易いとの事。
「HELI-X Ⅲ」で使用された物をモチーフとしたモノと、6月に公演が行われる次回作、
舞台「HELI-X〜スパイラル・ラビリンス〜」にてサッドネスが着用するものをモチーフにしたものがあり、
デザインにも星元さんが関わっている逸品。「HELI-X」の作品ファンは勿論、
ゴシックロリータファッションを楽しむ人達にもカワイイと言ってもらえるデザインがなされています。

『アパレル・コラボファッション情報』
<ブランド>
ATELIER PIERROT(https://atelier-pierrot.shop-pro.jp)
<取扱店舗>
ATELIER PIERROT ラフォーレ原宿B1.5階
<販売開始>
2023年5月18日
<展示>
ラフォーレ原宿5F MAKE THE STAGE
人気キャラクター「サッドネス」の衣裳コラボ商品の発売。望まぬTRANSにより身体的には
男性であるが性自認は女性であるサッドネスの衣裳は、その心情を表す乙女チック要素満載のロリィタスタイル。
ロリィタアパレルから着想を得ることも多いという衣裳デザイン鈴木真育のゴスロリの世界観と
オリジナリティの高い独特のデザインが、ATELIER PIERROTのブランド志向とマッチングし、
今回のコラボレーションが実現。コラボ服では[怒・哀]の黒ver.と[無垢]の白ver.を用意。

Tシャツやエコバッグ、サコッシュ、手鏡など本展オリジナルグッズも販売。
<会場限定アイテム>
●額装写真:会場で展示される作品全ての受注販売します。
<オリジナルグッズ>
●オリジナルTシャツ (カラー:白・黒)
●オリジナルエコバッグ
●オリジナルサコッシュ
●オリジナル手鏡

11日間に渡る『HELI-X』初の展覧会、6月の次回公演を前に是非、世界観を感じに訪れてみては?

【「HELI-X VISUAL ART EXHIBITION」開催概要】

公式サイトはこちら

<会期 >
2023年5月18日(木)~ 5月29日(月)
<会場>
ラフォーレ原宿MAKE THE STAGE(東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿5F)
<時間>
11:00~20:00/会期中無休
<入場料>
無料
<協力 >
東映ビデオ株式会社

©️HELI-X

【舞台「HELI-X〜スパイラル・ラビリンス〜」公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2023年6月2日(金)〜6月11日(日)

<会場>
東京:サンシャイン劇場

<上演時間>
未定

<料金>
9,800円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可
※主催者都合による公演中止以外でのチケットの払戻しはできません。
※地方自治体等からの県外移動自粛要請やイベント参加への自粛要請が出た場合や、お客様ご自身が感染された場合、
濃厚接触者と判断された場合でも払戻しは行っておりませんので、あらかじめご了承いただいた上でチケットをご購入くださいますようお願い致します。
※営利目的の転売、譲渡行為は固くお断り致します。
※マスク着用での入場および鑑賞をお願いいたします。
※今後の新型コロナウイルスの感染拡大状況、および政府や地方自治体の方針により、公演スケジュールに変更が生じる場合がございます。
※出演者は変更となる場合がございます。予めご了承ください。
※ご来場前に必ずオフィシャルHPにてご案内いたします注意事項をご確認くださいますようお願い致します。
※お1人様1公演につき2枚までご購入いただけます。
※車椅子をご利用のお客様は、チケットがお手元に届きましたら、各お問い合わせ先まで事前にご連絡ください
※現状、政府・自治体から発表されております入場者制限の方針に基づき、会場と協議の上、最前列を除いたキャパ100%での座席販売を予定しております。
※今後の感染拡大状況や関係省庁からの要請等により、変更になる場合もございますので、
その際は公式HPにてご案内させていただきます。あらかじめご了承の上、チケットをご購入いただきますようお願い致します。

『チケット発売』
好評発売中

「問い合わせ」
総合問い合わせ:High-position info@high-position.co.jp
チケットに関する問い合わせ:オデッセーTEL:03-4426-6303(月・水・金13:00〜17:00)※祝日を除く

<出演者>
オシリス:平野良
サッドネス:星元裕月

イシス:長谷川愛
クライ:宇野結也
フルカス:天真みちる
ドウモト:相澤莉多
タカクラ:赤羽流河
Dr.皇光生:田辺幸太郎(少年社中)

イモータル:杉江大志

アガタタカヨシ:菊池修司

セーレ:彩凪翔

「アンサンブル」
菅原健志
細川晃弘
小笠原竜哉
榮桃太郎
大塚優希
平島由章

<STAFF>
原案:毛利亘宏(少年社中)
脚本・演出:西森英行(Innocent Sphere)
音楽:大内慶
殺陣:六本木康弘
美術:松本わかこ
照明:大波多秀起
音響:門田圭介
映像:ワタナベカズキ
衣裳:鈴木真育
ヘアメイク:工藤聡美
演出助手:きまたまき
舞台監督:西川也寸志
小道具:羽鳥健一
宣伝美術・写真:古田 亘(ゴーグル)
制作:池田千穂 内海朱音
プロデューサー:佐々木淳子
協力:オデッセー
企画・制作:High-position
主催:High-position/東映ビデオ

©️HELI-X

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