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柚希礼音主演 ミュージカル『FACTORY GIRLS 〜私が描く物語〜』6月~の公演に先駆け劇中歌をパフォーマンス

2019年、アメリカ・ブロードウェイで活躍する新進気鋭の作曲家コンビクレイトン・アイロンズ
&ショーン・マホニーによって作られたパワフルなロックサウンド満載の原案をもとに、
日本で活躍する板垣恭一をはじめとする豪華クリエイティブチームが集結し初演された
日本発のオリジナルミュージカル「FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜」。
女性たちの闘いと連帯の物語が大きな話題となり、2019年読売演劇大賞優秀作品賞を受賞した本作の再演が
2023年6月~7月に東京・福岡・大阪にて行われます。
主演の女性の権利を求めて労働争議を率いた実在の女性サラ・バグリー役に柚希礼音、
そしてサラとぶつかり合いながらも固い友情を結ぶハリエット・ファーリー役にソニンが続投。
新たなキャストも迎え、“今を生きるあなた”に伝えたい、自由を求め闘った女性たちの物語をお届け。

2023年4月30日(日)、東京都千代田区の東京ミッドタウン日比谷他にて行われている
都市型エンターテイメントフェスティバル「NESPRESSO presents Hibiya Festival 2023」内にて、
公演に出演予定のキャストが登壇しての劇中歌のパフォーマンスが行われました。

【『FACTORY GIRLS 〜私が描く物語〜』劇中歌パフォーマンス】

サラ・バグリー役の柚希礼音さん、ハリエット・ファーリー役のソニンさん、アビゲイル役の実咲凜音さん、
ルーシー・ラーコム役の清水くるみさん、マーシャ役の平野綾さんの5名の出演者が登壇。

登壇早々に1曲目の披露曲「自由か死か」が骨太なサウンドと共に圧倒的技術力と非常に多彩な表現力を持つ
ミュージカル界の筆頭株である5名の俳優によりパフォーマンス。日比谷という場所柄、
元宝塚歌劇団星組トップスターの柚希さん、同じく元同劇団宙組トップ娘役の実咲さんの歌声に引き付けられ、
あっという間にステップ広場は地面が見えない程の人だかりに。

歌唱終了後に主演の柚希さんから挨拶が。
柚希さん「今日は大雨と言われていたんですが、何とか天気がもって本当に良かった。
皆様のパワーのおかげです。こんな日比谷の中心の野外で歌わせていただく事はないので緊張しています。
横は東京宝塚劇場です。今日は月組さんの千秋楽ですので、パワーをいただきながらパフォーマンスさせていただきます。」

そしてソニンさんから作品概要が話され、今ほど仕事における男女平等が謳われにくかった時代の物語であるという前置きをして、
ソニンさん「女性のメインのお話のミュージカルって初演当時は中々無かった中で、女性のパワーというのが
感じていただける作品だったと思うんですけども、今回の再演も是非劇場で感じていただきたいと思います。」と
今作の見どころを語りました。

続く楽曲披露は柚希さんのソロから始まる「剣と盾」。

そして3曲目はソニンさんの深みを感じる質感たっぷりの導入部から始まる「自由の国の娘たち」。
そこに柚希さんのハーモニーが加わり、日比谷の雰囲気が徐々にローウェルに。
そして実咲さん、清水さん、平野さんが加わっていき圧倒的な分厚さのボーカルラインが出来上がっています。

歌唱後にMC役となった清水さんが観覧エリアに初演を見た方は?と問うと7割近い観覧者が手を挙げている様子。
そして今回の再演より新しくにマーシャ役として加わった平野さんに清水さんがカンパニーの印象を聞くと、
平野さん「もう既に歌稽古が始まり、皆さんのパワーに既にあてられ、「浴びている~」
という感じがしています。早く皆さんのチームワークに入れる様に頑張ります。」

初演と変わるところという話になると、
ソニンさん「今回の初演と違う点で言うと、キャストの方が変わった所もあって、楽曲がちょっと変わったりだとか、
セリフが加わったり変更されたりする所があるので、初演を見て下さっている方も少しまた違った風に見える所もあると思います。」

柚希さん「そして私とソニンちゃんの友情が育まれるまでがよりしっかりと描かれると聞きました。」
と再演の楽しみにしている部分を話す皆さん。

そして最後の4曲目の披露の前に5名からそれぞれ公演本番への意気込みが話されました。

平野さん「私は今回から初参加という事で皆さんに引っ張っていってもらいつつ、
作品の中の素敵な事を色々感じていくと思うので、それを大切にしながら
是非、新しい『FACTORY GIRLS』を作っていけたら良いなと思っています。」

清水さん「初演を観ていただいた方もまた新しい作品の形になってやると思っているので、
6月、是非、このパワフルな作品なので皆さん観に来てください。」

実咲さん「前回の初演から3年が経つんですけども、初演の公演の時、観に来て下さった方から
かけられたお言葉が凄く嬉しくって。その言葉が連鎖して本当に沢山の方に観ていただけたと、
凄く嬉しく思っていた作品だったので、今回また新しいメンバーも加わって新しく一から作るものを
前回観に来て下さった方も、今日来て下さった方もまた新しい『FACTORY GIRLS』を是非、
そこの国際フォーラムの方に足を運んでいただけたら嬉しいと思います。」

ソニンさん「初演の時に本当に苦労をして皆一緒に作り上げたという思いが強くて。
勿論、アメリカの音楽の作曲家さん達もあり、日米合作というかたちではありますが、
私は本当に日本発のオリジナルミュージカルだと胸を張って言いたい位に我々は注力してこの作品を作り上げました。
そして再演に向けて更に更にブラッシュアップして新しいキャストの方々に刺激をいただきながら
今、この現代、2023年に響く『FACTORY GIRLS』になるんじゃないかと思います。
是非皆さん、ここから歩いて5分位の東京国際フォーラムホールCでやりますので、お会いできる事を楽しみにしています。」

柚希さん「公演をしていて本当に何度も魂を揺さぶられる感覚があった大好きな作品です。
本当に再演が出来て嬉しいので、新たなメンバーを加えて3年半経ってきっと皆様にも私達にもコロナや色んな事が起きて、
その自分達の経験を使いながら更にパワーアップして舞台をお届けしたいと思っています。
皆様どうぞ、1回・2回・3回でも観ていただけたら嬉しいです。」

最後は本作のラストソングである「あなたと出会えてReprise」を日比谷フェスティバルスペシャルバージョンでパフォーマンス。
喝采に見送られ5人はステージを後にしました。

【あらすじ】

19世紀半ばのアメリカ・ローウェル。そこは多くの人々の夢と野望が渦巻く街だった。
産業革命により大規模な紡績工場が誕生し、ローウェルには多くの先進的な女性たちが集まり、
ファクトリーガールズとして働いていた。ガールズの寄稿集「ローウェル・オファリング」は
自由を夢見る女性たちにとって憧れであった。サラ・バグリー(柚希礼音)もそんな一人。
彼女は貧しい家族を助けるため、そして自らの自由を得るために、故郷を旅立ってローウェルにやってくる。

しかし、ローウェルの工場で彼女が目にしたものは、轟音をあげる織機、理不尽な抑圧、
そして機械のように働くガールズ。衝撃を受けるサラだったが、ラーコム夫人(春風ひとみ)の管理する寮で、
心優しいアビゲイル(実咲凜音)やラーコム夫人の娘ルーシー(清水くるみ)をはじめとする仲間たちに出会い、
人生を謳歌するマーシャ(平野綾)の華やかな生き方などにも刺激を受ける。
そして、中でも「ローウェル・オファリング」編集者としてガールズの憧れの存在であった
ハリエット・ファーリー(ソニン)との出会いによって、彼女は文章を書くことに新たな自分を発見し、
ハリエットもまたサラの文才を認め、2人はいつしか深い友情で結ばれていく。

しかし、工場のオーナーであるアボット(原田優一)は、競合の出現によって
業績の落ちてきた自分の工場を立て直すべく、労働時間の延長を図る。
それは、ガールズにとっては生命に関わる労働環境の悪化を意味するものだった。

ファクトリーガールズが動揺に包まれる中、新しい労働新聞「ボイス・オブ・インダストリー」の
ライターのシェイマス(寺西拓人)との出会いによって、自分の文章を武器に労働争議へと身を投じることを決意するサラ。
一方で、「ローウェル・オファリング」の発行人であるマサチューセッツ州議会議員のスクーラー(戸井勝海)と
甥のベンジャミン(水田航生)は、ハリエットを編集長に抜擢し、ローウェルの工場の投資家集めのためのシンボルにする。
幼い時に両親を亡くしてからの居場所である工場と仲間を、彼女のやり方で守ろうと奔走するハリエット。
いつしか2人の生き方はすれ違い、ローウェルをゆるがす事態に発展する中で、悲劇が起こる。

様々な思惑が渦巻く中、自分の信念に生きようとするサラとハリエット、そしてファクトリーガールズが闘いの末に辿り着く未来とは…

【『FACTORY GIRLS 〜私が描く物語〜』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2023年6月5日(月)〜 6月13日(火)
福岡公演:2023年6月24日(土)・ 25日(日)
大阪公演:2023年6月29日(木)〜 7月2日(日)

<会場>
東京:東京国際フォーラム ホールC
福岡:キャナルシティ劇場
大阪:COOL JAPAN PARK OSAKA WWホール

<上演時間>
未定

<料金>
S席13,000円 A席9,500円 B席6,000円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可
※やむを得えない事情により、出演者並びにスケジュールが変更になる場合もございます。出演者変更の場合でも他日への変更・払い戻しはいたしかねます。
※公演中止の場合を除き、払い戻しはいたしかねます。ご了承のうえ、お申込みください。
※車いすでご来場予定のお客様は、予めS席チケットをご購入のうえ、公演日時・座席番号をイープラスへお知らせください。

『チケット発売』
好評発売中

「プレイガイド」
イープラス:「FACTORY GIRLS~私が描く物語~」のチケット、舞台・公演、配信情報 – イープラス (eplus.jp)
チケットぴあ(Pコード:517-570):FACTORY GIRLS ~私が描く物語~ | チケットぴあ[チケット購入・予約] (pia.jp)
ローソンチケット(Lコード:34523):FACTORY GIRLS ~私が描く物語~|演劇のチケット ローチケ[ローソンチケット] (l-tike.com)
楽天チケット:FACTORY GIRLS〜私が描く物語〜|楽天チケット (rakuten.co.jp)

「問い合わせ」
イープラス:050-3146-4793(全日10:00~18:00)

<出演者>
サラ・バグリー:柚希礼音
ハリエット・ファーリー:ソニン

アビゲイル:実咲凜音、
ルーシー・ラーコム:清水くるみ
マーシャ:平野綾

ベンジャミン・カーティス:水田航生
シェイマス:寺西拓人

ヘプサベス:松原凜子
グレイディーズ:谷口ゆうな
フローリア:能條愛未

アボット・ローレンス:原田優一

ウィリアム・スクーラー:戸井勝海

ラーコム夫人/オールドルーシー:春風ひとみ

佐々木 崇
丸山泰右
酒井翔子
杉山真梨佳
井上花菜
舩山智香子
半澤昇
國末慶宏
山﨑感音
久信田敦子
鈴木里菜

<STAFF>
作詞・作曲:クレイトン・アイロンズ&ショーン・マホニー
脚本・歌詞・演出:板垣恭一
音楽監督:大崎聖二
美術:乘峯雅寛
照明:髙見和義
音響:佐藤日出夫
衣裳:十川ヒロコ
ヘアメイク:宮内宏明
振付:当銀大輔
歌唱指導:安倉さやか、酒井ゆか
アクション指導:渥美博
演出助手:守屋由貴
舞台監督:藤崎遊
宣伝美術:山下浩介
宣伝写真:神ノ川智早
宣伝:ディップス・プラネット
票券:イープラス
制作助手:伊藤宏実、福島美咲、大川未希子
制作:山浦依里子、原田咲希、村田眞理名
アシスタントプロデューサー:山本知伽
プロデューサー:多田里奈、関詩織
エグゼクティブプロデューサー:小見太佳子
東京公演主催:アミューズ/イープラス
福岡公演主催:キョードーグループ/サンライズプロモーション東京
大阪公演主催:関西テレビ放送/キョードーグループ(大阪公演)
企画・製作:アミューズ

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