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篠原涼子朗読劇初出演 足立紳原作・共同脚本 朗読劇「したいとか、したくないとかの話じゃない」公開舞台稽古を報道陣に公開

©AOI Pro.

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株式会社AOI Pro.は、朗読劇「したいとか、したくないとかの話じゃない」(原作:足立紳/双葉社刊)を上演します。
CM をはじめとするあらゆる映像の企画・演出・制作を行うアジアトップクラスのプロダクションである
AOI Pro.において、映画「万引き家族」(ギャガ配給/2018年)やドラマ「silent」(フジテレビ系木曜劇場/2022年放送)など、
これまで多くの劇場映画、テレビドラマの制作を担当したエンタテインメントコンテンツプロデュース部が
企画・プロデュースする朗読劇公演です。これまでの映像制作のノウハウとクリエイターの技術を活用して
映像プロダクションならではの公演をお届けします。
今回、2023年度後期NHK連続テレビ小説「ブギウギ」の脚本を担当する、足立紳原作の作品
「したいとか、したくないとかの話じゃない」(双葉社刊)を共同脚本によって朗読劇化し、
東京都港区の俳優座劇場にて、2023年4月20日(木)〜4月23日(日)に上演。
足立紳は、2020年にAOI Pro.が製作し、第32回東京国際映画祭「最優秀脚本賞」など
数々の映画賞を受賞した映画「喜劇 愛妻物語」の監督・脚本を担当しました。
今作では、足立作品に共通する「もがき苦しみながら、それでも絆を信じ生き続ける夫婦」を描きます。
共同脚本・演出は劇団宝船主宰で、ドラマ「きみはペット」「かりあげクン」など、
これまでも多くのAOI Pro.制作ドラマ脚本を手掛ける新井友香。
出演は、篠原涼子、山崎樹範、荒木宏文、佐藤仁美が決定。 豪華Wキャストにて上演致します。
篠原涼子の朗読劇出演は今作が初となります。さらに、篠原涼子、山崎樹範の共演は
AOI Pro.制作協力として昨年放送されたフジテレビ系ドラマ「silent」以来。
「silent」では直接の共演シーンはありませんでしたが、今作では夫婦役を演じます。
内容は、浮気相手に捨てられた売れない脚本家の夫・孝志と、その夫に内緒で応募したシナリオコンクールで
優秀賞を受賞し、これまでの家事育児だけの生活から外の世界に飛びだそうとしている妻・恭子。
そんな妻に不倫相手を失った夫が久しぶりに迫るも…? 夫婦の「セックスレス」をきっかけに夫婦のあり方、
子育てのあり方を問いかける家族小説を朗読劇として上演します。普遍的なテーマを内包し、
誰もが楽しめる作品でもある当作品にぜひご期待ください。

2023年4月20日(木)、東京都港区の俳優座劇場にて、翌日からの公演本番に先駆けて
公開舞台稽古と囲み取材が行われました。

【あらすじ】

時は、コロナの話題でもちきりの2020年春。
映画監督として一時はブレイクしかけるも、その後鳴かず飛ばずのまま、
浮気相手にも振られる始末の夫・孝志。そんな夫に内緒で応募したシナリオコンクールで
優秀賞を受賞し、家事育児だけの生活から外の世界に飛び出そうとしている妻・恭子。
ある日の夕方、ドラマ化が決まった脚本の修正作業に追われる恭子のもとに、
保育園のお迎えに行った孝志から一通のLINEが届く。『今晩、久しぶりにしたいです。どうですか……?』
このメッセージをきっかけに、我慢と妥協に満ちたふたりの関係が動き始める。
「したい」夫と「したくない」妻。夫婦が良い関係を築くために、
セックスは必須なのか?容赦なく思いをぶつけ合うなかで、初めて気づく本当の気持ち──。
“セックスレス”をきっかけに、夫婦のあり方や人生を見つめなおす、不器用なふたりの物語。

公開舞台稽古では、恭子役を篠原涼子さんが、孝志役を荒木宏文さんが演じました。

物語の冒頭は早川聖来さん(乃木坂46)とゆうたろうさん演じる若かりし頃の恭子と孝志が
お互いをこれ以上ない程愛し合い、キスをしようとした正に瞬間、画面の外の恭子が
リモコンで映像を落とすシーンからスタート。
2020年3月~という、現実世界でも約3年半に渡る、新型コロナウイルス感染症の脅威が
世界中を覆おうとしている印象的な時期が物語の時間軸となっている事から、
観客は感情移入の度合いも深く、それ故にコロナ禍でのステイホーム中に
日本の何処かの家庭で実際に起きていたのでは?とふと思ってしまいそうな、
1組の男女の見ていて少しもどかしさを感じる様な朗読劇となっています。

映画、TVドラマ、更には映画の吹き替え等、その活躍は列挙に暇が無い程の
日本を代表する女優の一人である篠原涼子さんは30年を超える芸能生活において
今作が初の朗読劇出演。公開舞台稽古においては、本当に初挑戦か?と思う程に
たどたどしさの様な部分は微塵も見せる事無く、共演者の荒木宏文さんを
あらゆる部分で圧倒する勢いと表現幅の広さで恭子を演じます。
その恭子の夫である孝志を演じる荒木さんは若手舞台俳優の筆頭株として
名立たる有名作品に出演し、その中でも朗読劇経験が豊富な一人。
ダメ夫である孝志を哀愁たっぷりに、しかし芯の通った演技でコミカルに表現しています。

そして劇中ドラマとして若い恭子と孝志のシーンが本作の要所要所に差し込まれ、
2人のフラッシュバックの様に作用するのも大きな特徴。
早川さんとゆうたろうさん演じる若いピュアな恭子と孝志の姿に観客は
青春を投影する事と思いますが、そこから現代の2人にシーンが戻ると、
その”落差”や事の経緯にある種、思い当たる所がある人もいるかもしれません。

【囲み取材の様子】

公開舞台稽古の終了後、篠原さんと荒木さんが登壇しての囲み取材が行われました。

Q:公開舞台稽古を終え、初日を直前に控えた意気込みは?

篠原さん「やっと終わった、という感じがしたんですけども、これが終わったら
本当の本番が始まるという事で。でもゲネプロが出来たお陰で、雰囲気とかを
感じる事が出来たので、また7時からの本番を一所懸命に頑張ろうと思います。」

荒木さん「無事にゲネプロを終えて。稽古中から篠原さんと稽古を重ねて、
朗読劇なのにやっている感覚で言うと、朗読劇を作っている最中から、
是非、篠原さんと舞台で共演をしたいなと思える位、アイコンタクトで
感情のキャッチボールが出来るというこの作品が魅力的だったなと思いますし、
今回の朗読劇を皆さんに届けるという事で、この後、今日明日と精一杯表現したいなと思います。」

Q:朗読劇初挑戦だが、実際にやってみた感想は?

篠原さん「凄く難しかったです。というのは、やっぱりお芝居に逃げれないですし、
動きとかもあまりないので。後、台詞を覚えて入れ込んでやるというよりも、
(台本を)読んで伝えていくその言葉一つで凄く形が変わってしまうんだな
という事とかが難しかったです。でも、その事を経験する事によって伝え方というのを
もうちょっと工夫をしたりとか、普通のお芝居をする時につたえなければいけない気持ちを
朗読劇でやる事によって、考え方というか伝え方の学びになったなというのが個人的に。
でもまだ空回りしている感じがするので、今日本番なので、そうならない様に一所懸命に
しっかりお届けしたいなと思っています。」

Q:初共演同士のお互いの印象は?

篠原さん「凄く”二次元”という感じで、素晴らしいこんな素敵な方と一緒にやれる事。
朗読劇や舞台を沢山やられているお蔭で、私は凄く助けられているというか、そういうのを凄く感じます。
(朗読劇を)本当にやった事が無かったので「えっ、どうやってやれば良いんだろう…」と思いながら、
(荒木さんを)拝見しながらなるほどなるほど、と。イイ事言ったので(次)お願いします♪」

荒木さん「凄く楽しいですね。会話をしているシーンは特にやっていて楽しいなと思う相手なので、
欲が出ちゃいますね。今度は台本を離してちゃんと目を見て全部台詞を言いたいなと欲が生まれる位、
台詞の言葉に凄く感情が乗っている方なので、一緒に会話、お芝居をしていて楽しい方なので、
是非、舞台に出て下さい。」

Q:2人はあまり目を合わさないで物語が進んでいく印象だが?

荒木さん「朗読劇は基本的に台本を読む演劇なので。勿論、「お客様に顔を向けて下さい」という所や
「目を合わせて大丈夫」という所は演出で付けていただいているので、要所要所で見る事は出来るんですが、
出来る事ならずっと見ていたいなという位に、台詞を喋られられている時は、
魅力的な言葉がずっと飛んでくるので、ついつい台本から目を離しそうになりますね。」

Q:劇中の言い合いになるシーンで唯一2人が顔を合わせる所があるが、
どんどんエスカレートし加速する台詞をよく噛まずに言えると思ったが?

篠原さん「いっぱいいっぱいです。楽屋で人に見せられない様な顔をして、顔の体操をしたり、
舌を出して「え”~~」とか言ったり。(荒木さんに)そういうのやった方が良いですか?」

荒木さん「表情筋とかはそうですね。今回、協賛で入ってくれている方が美顔器を楽屋に置いて下さって、
あれで頭皮マッサージと表情筋マッサージをして。」

篠原さん「凄く酷い事ばかり言っているので、申し訳ないなと思いながら。」

Q:台本を実際に呼んで劇中の2人に共感出来る部分や台詞等はあったのか?

篠原さん「夫婦になって一緒に生活を共にしていくと、見たくない所、勿論自分自身の見せたくない所も、
色々とあると思うけど、そんな事言ってられないじゃないですか。そういうリアリティが描かれているので、
とても面白いなという風に思いましたし、後は足立さんが書く作品が私はとても面白いなと思うので、
今回もこういう作品で同じ世界に自分も染まれて凄く嬉しいなと思いながら日々やっています。
(台詞は)共感というよりも結構ボコボコに言うじゃないですか。その感じは凄くストレス発散になるなと。
仕事を通してストレスの発散になっている気がするという感じはありますけど、
お互いの再確認というか、見つめ合うという様な所とかは凄く良いシーンだなと思いますね。」

荒木さん「台本を読んだ時に思ったのが、最近まで皆さんが感じていた事を時代背景に置いて
朗読劇で表現をするという事が出来るという事が、このフットワークの軽さは
凄いなと思いましたし、つい最近の話なので「ああ、そうだった」と観た人達が
直ぐにその背景を思い浮かべる事が出来る話だからこそ、朗読劇という動きの無い演劇でも、
景色となって僕等が飛ばしている言葉に色を付け易い作品なのかなというのを感じました。」

Q:お互いに感じる理想の夫婦像は?

荒木さん「僕は両親ですね。僕は兵庫県の田舎で育ったので、親戚にもすぐ会える環境であったのと、
田舎であったからご近所さんも全てがちゃんと教育をしてくれる、目を付けられている、
何処にいても「〇〇さんのお子さんがこんな事していた」という報告が直ぐに入る環境だったので、
地域全体から見守られながら育つ事が出来た、その環境を凄く温かいと思いますし、
今でも帰っても「おう!頑張っとんな」という声を掛けてもらえる地元は凄く魅力的だなと思いますし、
そこで育ててくれた親に感謝ですね。」

篠原さん「何でも隠さずに言い合える関係性というのは、良いパートナーだなとやっぱり思いますし、
良いパートナーだなと思われる自分でもありたいなと思いますし、何でも話し合える、
今回の様な”バトル”みたいな事とかもやりあえたり、生きているという感じだったりを
お互いで分かち合える関係性というのは凄く良い夫婦関係なんじゃないかなと思います。」

【ライブ配信決定】

朗読劇「したいとか、したくないとかの話じゃない」の4月20日(木)19:00公演、
4月23日(日)15:00公演の2公演が配信プラットフォーム「PIA LIVE STREAM」にてのライブ配信が決定。

<配信日時>
4月20日(木) 19:00公演 篠原涼子×荒木宏文 ※アーカイブ 4月26日(水)23:59まで
4月23日(日) 15:00公演 篠原涼子×山崎樹範 ※アーカイブ 4月29日(土)23:59まで
<チケット料金>
3,500円(税込)
<発売開始>
4月17日(月)12:00~各回アーカイブ終了日の18時まで
<チケット取扱>
チケットぴあ https://w.pia.jp/t/shitai-shitakunai/
<配信プラットフォーム>
PIA LIVE STREAM

【AOI Pro.】

1963年の設立以来、テレビCM制作を中心とした映像プロダクションとして国内で業界トップクラスの地位を確立。
年間約1,000本を超える映像を手がけ、グループ内に企画、演出、プロデュース、3DCG制作、
最新機材を備えた撮影スタジオやポストプロダクションなど、映像制作に関わるリソースを完備しています。
海外にも制作拠点を持ち、グローバル案件にも幅広く対応。2023年で設立60周年を迎え、
映像事業会社として映像+αのコンテンツやサービスのプロデュースを行っています。
エンタテインメントコンテンツプロデュース部では、映画やドラマなどのコンテンツプロデュースに加えて、
これまで培った実績を活かし様々なエンタテインメントビジネスをプロデュースします。

AOI Pro.公式サイト:https://www.aoi-pro.com/
AOI Pro.エンタテインメントコンテンツプロデュース部公式サイト:https://entertainment.aoi-pro.com/

【朗読劇 「したいとか、したくないとかの話じゃない」公演概要】

公演サイトはこちら

<公演期間>
2023年4月20日(木)〜4月23日(日)

<会場>
俳優座劇場

<上演時間>
約1時間35分(途中休憩無し)

<料金>
8,500円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

『チケット発売』
好評発売中

「プレイガイド」
チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/shitai-shitakunai/
ローソンチケット(Lコード:32329) :https://l-tike.com/shitai-shitakunai/
イープラス:https://eplus.jp/shitai-shitakunai/

「問い合わせ」
公演に関する問い合わせ:スタイルオフィス stage.contact55@gmail.com
※お預かりした個人情報は弊社にて適切に管理し、お問い合わせに対する対応のためにのみ使用いたします。
その際、本公演の企画・製作会社である株式会社 AOI Pro.に提供する場合があります。
株式会社styleofficeのプライバシーポリシー(個人情報保護方針)

<出演者>
恭子:篠原涼子、佐藤仁美(Wキャスト)
孝志:山崎樹範、荒木宏文(Wキャスト)

『劇中ドラマ出演』
早川聖来(乃木坂46)
ゆうたろう

「スケジュール」
4月20日(木)19:00:篠原涼子×荒木宏文
4月21日(金)19:00:篠原涼子×荒木宏文
4月22日(土)15:00:佐藤仁美×山崎樹範
4月22日(土)19:00:佐藤仁美×山崎樹範
4月23日(日)15:00:篠原涼子×山崎樹範

<STAFF>
原作・脚本:足立紳「したいとか、したくないとかの話じゃない」(双葉社刊)
脚本・演出:新井友香
音楽:神保治暉(エリア51)
美術:田中敏恵
照明:村山寛和(マーキュリー)
音響:小林勇太(T.C.O.C.)
映像:浦島啓(コローレ)
衣裳:本田匠 
ヘアメイク:浅山莉奈ジャスミン(tune)、岡野瑞恵
演出助手:奥田悟史、宮坂莉乃
舞台監督:HiRoE
宣伝美術:鈴木美結
宣伝写真:池田花梨
票券:style office
宣伝:TOHOマーケティング
HP制作:道安崇宏(ワンダー)
物販制作:西岡眞(たむらプロ企画)
制作プロデューサー:米田基(style office)
現場制作:田原綾乃(style office)、泉優奈(style office)
制作協力:吉田和睦(ナナガツ) 
協力プロデューサー:後藤準平(ワンダー)
企画協力:双葉社

『劇中ドラマスタッフ』
監督:熊坂出
映像プロデューサー:熊田寧々(AOI Pro.)
アシスタントプロデューサー:麻沼理沙子
映像演出・監督補:鈴木智貴(AOI Pro.)
撮影:松宮学
照明:石川裕士
録音:弥栄裕樹
助監督:小菅規照
制作応援:加賀成一、吉田翔
チーフプロデューサー:代情明彦、芝村至
プロデューサー:黒澤優介、伊藤夏恵
制作協力:吉田和睦
主催/制作:style office
主催/企画・製作:AOI Pro.

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