世界のエンターテイメントの“今”をお届け!

舞台「HELI-X〜スパイラル・ラビリンス〜」メインビジュアル公開・5月に展覧会開催決定

©️HELI-X

2023年6月に東京・大阪にて上演される、舞台「HELI-X〜スパイラル・ラビリンス〜」のメインビジュアルが公開されました。
また、2023年5月18日(木)〜5月29日(月)まで、東京都渋谷区のラフォーレ原宿5階「MAKE THE STAGE」
(メイク ザ ステージ)において展示会「HELI-X VISUAL ART EXHIBITION」
(ヘリックス ビジュアル アート エキシビジョン)の開催が決定したと発表されました。

【「HELI-X VISUAL ART EXHIBITION」(ヘリックス ビジュアル アート エキシビジョン)】

©️HELI-X

“人類は…ついに性別から解放されます。それは新しい時代の選択。さあ。選びましょう。
あなたに適した性別を。”(舞台「HELI-X」冒頭モノローグより抜粋)
性別を自由に選択できるゲノム工学技術「TRANS」が実装された、第三次世界大戦後の島国「大和」。
しかし、施術ではわずかの確率でエラーが起き、様々な特殊能力を帯びた者たちが生み出された。
彼らの名は「HELI-X」――。

現代人の心理に深く切り込む刺激的な設定と、同時多発的な場面進行、
そして見応えのあるアクションが融合し年々人気を高めている舞台演劇、それが「HELI-X」(ヘリックス)です。
コミックやライトノベル、ゲームなどの既存コンテンツの舞台版ではなく、書き下ろしによる
オリジナルストーリーをライブで客席に問い、舞台発で共に育てるという点でチャレンジングな演劇であり、
数々のヒット作を生んできた毛利亘宏(脚本)、西森英行(脚色・演出)のコンビが
持てる全てを賭けて取り組む作品としても注目を集めています。
「HELI-X」が描くのは”性別を自由に選択できる世界”。
性別という極めて難しいテーマに踏み込むことは現代演劇への挑戦です。
ミュージカルや映画などで高い評価を得ている実力派から次代を担う若手までを、
適材適所に配するキャスティングの妙も大きな魅力。

コロナ禍のなか、2020年12月に初めての公演を東京と大阪で開催し、2021年の「HELI-XⅡ〜アンモナイトシンドローム〜」、
2022年の「HELI-X Ⅲ~レディ・スピランセス~」とエピソードを重ねるたび、着実に動員客数を増やしてきました。
「HELI-X」では、そのSF的で耽美な世界観を演出するビジュアルクリエイションも特徴的です。
物語性をより拡張するファンタジックな写真とクールな宣材美術を手掛けるのは、数々の映画や
テレビ番組などのビジュアル制作で豊富な実績を持つフォトグラファー/アートディレクターの古田亘氏。
独自のコンセプトとイノベイティブな表現に挑むビジュアリストとして期待されています。
また、未来のジェンダー環境をビジュアライズする衣裳は全て、衣裳プランナー
/メイキャップアーティストの鈴木真育氏によるオリジナルデザイン。
モードの歴史に問える水準での巧緻なドレッシーコスチュームの数々は、
あたかも演劇空間で披露されるオートクチュールショーのようです。

本展「HELI-X VISUAL ART EXHIBITION」は、HELI-Xプロジェクトとして初めて、
その視覚領域にフォーカスし企画される展覧会です。
「ラフォーレ原宿」に昨秋ローンチしたばかりの注目スペース「MAKE THE STAGE」で期間限定開催。
舞台だけでは全てを伝えにくい「アート」と「ファッション」表現の高さに改めてスポットを当て紹介します。
開催場所のラフォーレ原宿は、近年多国籍な客層からクールジャパンの最新発信地として高い評価を受けています。
本展覧会は、海外進出を狙う「HELI-X」の、世界に向けたプレゼンテーションとしても位置付けられています。
2023年6月には、待望のシリーズ新作「HELI-X〜スパイラル・ラビリンス〜」が上演予定。
本展はこの絶好のタイミングにあたり、今後ますます注目度を高めていくことが見込まれる
本シリーズの世界観に抱かれるように体感いただけるものです。
数々の会期中イベントとSNS、動画配信も合わせてお楽しみいただけます。

【概要】

『未発表ポートレート展示・販売』
展示のメインは、フォトグラファー / アートディレクターの古田亘による
特殊技法によってそれぞれの役柄を象徴するモチーフやグラフィックとの溶融を遂げたフォトアート作品。
額装し、展示・販売いたします。額装フォトアートは全て、開催期間中のみの限定販売。
Tシャツやエコバッグ、サコッシュ、手鏡など本展オリジナルグッズも販売いたします。
<会場限定アイテム>
●額装写真:会場で展示される31点の作品全ての受注販売いたします。
<オリジナルグッズ>
●オリジナル T シャツ (カラー:白・黒)
●オリジナルエコバッグ
●オリジナルサコッシュ
●オリジナル手鏡
<舞台衣裳展示>
フロアでは衣裳プランナー/メイキャップアーティストの鈴木真育が手掛け実際に舞台で使われた衣裳を展示。
細部までこだわったデザインの全貌を間近に360度観賞できるよう日替わりで主要ャスト分を展示します。

『アパレル・コラボファッション情報』
<ブランド>
ATELIER PIERROT・https://atelier-pierrot.shop-pro.jp
<取扱店舗>
ATELIER PIERROT ラフォーレ原宿B1.5階
<販売開始>
2023年5月18日
<展示>
ラフォーレ原宿5F MAKE THE STAGE
人気キャラクター「サッドネス」の衣裳コラボ商品の発売。望まぬTRANSにより身体的には
男性であるが性自認は女性であるサッドネスの衣裳は、その心情を表す乙女チック要素満載のロリィタスタイル。
ロリィタアパレルから着想を得ることも多いという衣裳デザイン鈴木真育のゴスロリの世界観と
オリジナリティの高い独特のデザインが、ATELIER PIERROTのブランド志向とマッチングし、
今回のコラボレーションが実現。コラボ服では[怒・哀]の黒ver.と[無垢]の白ver.を用意。

【メッセージ】

脚本:毛利亘宏(少年社中)
「「HELI-X」は長年の盟友である演出家の西森さんと共に完全オリジナルシリーズを立ち上げるという
野心的なプロジェクトとしてスタートしました。行われた企画会議は演劇界の常識では
考えられない回数におよび、西森さん毛利をはじめとした各界を代表するのスタッフに企画が形作られていきました。
その中で生まれたのが“性別を自由に出来る”という世界観でした。これは極めて難しいテーマであると言わざるを得ません。
現代社会においても数々の問題提起がされ議論が進み、かつ答えの出ていないテーマです。
ですが、我々はこのテーマに正面から挑むことにしました。これは実に途方もない仕事です。
しかし、演劇界で最高とも言えるスタッフの集まった作品です。あえて難しいことに
チャレンジしなければいけないと感じました。そうでなければ日本の演劇界は前に進んでいかないと考えたからです。
我々のチャレンジは困難なものでした。常に我々をギリギリまで追い込んでいきました。それはさながら
物語の登場人物たちが自分たちを追い込み「自分はいったい何者なのか」を問いかけることと重なります。
創作過程で我々は多彩なキャラクターたちと同調し、そして常に向き合ってきたのです。
「HELI-X VISUAL ART EXHIBITION」では、我々の戦いの軌跡を皆様に感じていただけるのではないかと考えております。」

脚色・演出:西森英行
「「HELI-X」は、原作の無い、舞台で上演されることが全ての始まりとなる、舞台オリジナルシリーズです。
脚本の毛利さんは、25年以上、異なるフィールドで並走してきた演劇界の盟友。毛利さんはエンターテインメント作品を、
私は社会派作品を作り続け、10年前に初めて共作の機会を得たのち、数々の作品でクリエイティビティをぶつけ合い、
創作を続けてきました。そしてこの「HELI-X」で初めて、ゼロから新しい作品を共に作ることになったのです。
毛利さんと幾たびもの議論を重ね、私たちが目指したのは、「極限の世界を生きる登場人物たちの、
深い人間ドラマ」を描くことでした。演劇界屈指の優れたスタッフが集結し、舞台美術もヴィジュアルも音楽も、
全て「HELI-X」の世界を描くためにゼロから作り出されています。
この「HELI-X ビジュアルアートEXIBITION」は、そんな各界の優れたクリエイターが
ゼロからクリエイトした作品群。混沌と荒廃の世界で生きる登場人物たちの「生きるエネルギー」
「魂の叫び」が、全てのクリエイションに込められています。まさに今、混沌の中にあるこの現代において、
この作品が宿した「生命力」「心の叫び」が、多くの方々に共鳴し、伝わっていくことを、心から願っています。」

写真、グラフィックデザイン:古田亘
「舞台「HELI-X」シリーズの写真とグラフィックデザイン、コンセプトムービーを担当しています。
舞台演劇だけではなく、エンターテイメント作品の場合、写真やデザインを作るタイミングというのが、
本編があまりガッチリと固まっていない、企画段階の場合が多いです。
HELI-Xの場合は、また完全オリジナル作品ということで、世の中の誰もそのビジュアルを見たことがない、
というようなところからのスタートでした。
ロゴの試作だけでも30種くらい作った記憶があります。写真撮影のときも、役者さんたちも含め、
スタッフ全員が真っ暗な道を手探りで進む感じでした。それぞれが熟考して用意したものを持ち寄って見せ合う、
みたいなところからスタート。そこから生まれてくる写真は、シンプルで、とても強いものでした。
これはもともと舞台演劇がもっている強さであり、ライブ感です。HELI-Xの場合、
ここに全く新しい物語とチャレンジングなテーマが注入され、さらに生きた唯一無二のライブ感として写真に息づきました。
舞台のライブ感はすでに写真からスタートしています。役者さんたち一人一人がキャラクターを深く掘り下げ、
衣装デザイナーが動きをつけ、メイクアップアーティストが表情を演出する。
一枚に込められた物語をぜひお楽しみください。舞台本編を観た方も、観たことのない方も、
一点一点の写真から皆さんだけのオリジナルの物語を見つけていただければ嬉しいです。」

鈴木真育/衣裳デザイン
10代の頃から大好きな原宿。その中でも憧れが沢山詰まっていたこのラフォーレ原宿で、
手がけた衣裳の展示ができるなんて夢のようです。
このように衣裳にフォーカスしていただける事もなかなかないので、
これを機に、舞台の世界観と共に、衣裳という職業にもご興味持っていただけたら幸いです。
舞台HELI-Xの衣裳は“ファッション“をキーワードにデザインしています。
個性的なキャラクター達を表現する為に、ハイファッションから民族衣装まで、
広域なジャンルから着想を得ました。
そもそも、衣裳は人物像を表現するためだけではなく、本来“オートクチュール“なのです。
特別な素材で、特別仕立ての、特別なアートピースで、それはコレクションのランウェイを
モデルが颯爽と歩いているだけでも感動を与える力を持っています。
演劇に場を置き換えてもまた、非日常に皆さんを誘う役割を担っています。
衣裳を身に纏った俳優達が照明の中で演じた時に、はじめて役に命が吹き込まれます。
そこで生まれた魅力的なキャラクター達を限られた上演時間の中で素敵に生かし、
魅せることができるのが衣裳の持つ力です。
HELI-Xの衣裳は、過去作品を通して傷だらけです。
この作品はアクションが見どころでもあるので、直しながら今まで駆け抜けてきました。
遠目では見えない部分が、この展示ではご覧いただけるので、そこも敢えて見ていただきたいポイントです。
傷み方にも個性があるので、俳優が演じるそれぞれの役柄の生きた証を是非、感じていただけたらと思います。
作品ファンの方は勿論、この展示を通してHELI-Xの世界を知ってくださった方にも
存分に楽しんでいただけるよう、これから始まる舞台本編をより深く、鮮やかに彩っていきたいと思います。」

【「HELI-X VISUAL ART EXHIBITION」開催概要】

公式サイトはこちら

<会期 >
2023年5月18日(木)~ 5月29日(月)
<会場>
ラフォーレ原宿MAKE THE STAGE(東京都渋谷区神宮前1-11-6 ラフォーレ原宿5F)
<時間>
11:00~20:00/会期中無休
<入場料>
無料
<協力 >
東映ビデオ株式会社

【舞台「HELI-X〜スパイラル・ラビリンス〜」公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2023年6月2日(金)〜6月11日(日)
大阪公演:2023年6月17日(土)〜6月18日(日)

<会場>
東京:サンシャイン劇場
大阪:COOL JAPAN PARK OOSAKA WWホール

<上演時間>
未定

<料金>
10,800円(特典付き:ミニブックレット・ステッカー&ポストカード(非売品))
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可
※主催者都合による公演中止以外でのチケットの払戻しはできません。
※地方自治体等からの県外移動自粛要請やイベント参加への自粛要請が出た場合や、お客様ご自身が感染された場合、
濃厚接触者と判断された場合でも払戻しは行っておりませんので、あらかじめご了承いただいた上でチケットをご購入くださいますようお願い致します。
※営利目的の転売、譲渡行為は固くお断り致します。
※マスク着用での入場および鑑賞をお願いいたします。
※今後の新型コロナウイルスの感染拡大状況、および政府や地方自治体の方針により、公演スケジュールに変更が生じる場合がございます。
※出演者は変更となる場合がございます。予めご了承ください。
※ご来場前に必ずオフィシャルHPにてご案内いたします注意事項をご確認くださいますようお願い致します。
※お1人様1公演につき2枚までご購入いただけます。
※車椅子をご利用のお客様は、チケットがお手元に届きましたら、各お問い合わせ先まで事前にご連絡ください
※現状、政府・自治体から発表されております入場者制限の方針に基づき、会場と協議の上、最前列を除いたキャパ100%での座席販売を予定しております。
※今後の感染拡大状況や関係省庁からの要請等により、変更になる場合もございますので、
その際は公式HPにてご案内させていただきます。あらかじめご了承の上、チケットをご購入いただきますようお願い致します。

『チケット発売』
「オフィシャル二次先行」
URL:https://w.pia.jp/t/heli-x-sl/
<受付期間>
4月8日(土) 12:00~4月17日(月) 23:59
※特典付き:ミニブックレット・ステッカー&ポストカード(非売品)

「問い合わせ」
総合問い合わせ:
High-position:info@high-position.co.jp

チケットに関する問い合わせ:
東京:オデッセーTEL:03-4426-6303(月・水・金13:00〜17:00)※祝日を除く
大阪:キョードーインフォメーションTEL:0570-200-888(10:00-18:00)

<出演者>
平野良
星元裕月

長谷川愛
宇野結也
天真みちる
相澤莉多
赤羽流河
田辺幸太郎(少年社中)

杉江大志

菊池修司

彩凪翔

「アンサンブル」
菅原健志
細川晃弘
小笠原竜哉
榮桃太郎
大塚優希
平島由章

<STAFF>
脚本:毛利亘宏(少年社中)
脚色・演出:西森英行(Innocent Sphere)
音楽:大内慶
殺陣:六本木康弘
美術:松本わかこ
照明:大波多秀起
音響:門田圭介
映像:ワタナベカズキ
衣裳:鈴木真育
ヘアメイク:工藤聡美
演出助手:きまたまき
舞台監督:西川也寸志
小道具:羽鳥健一
宣伝美術・写真:古田 亘(ゴーグル)
制作:池田千穂 内海朱音
プロデューサー:佐々木淳子
協力:オデッセー
企画・制作:High-position
主催:High-position/東映ビデオ

©️HELI-X

 - News, Stage