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ミュージカル『ファントム』城田優・加藤和樹が登壇しての合同取材会を開催

フランスの小説家ガストン・ルルーのベストセラー小説『オペラ座の怪人』を原作とした
ミュージカル『ファントム』は、脚本家アーサー・コピットと、
作曲家モーリー・イェストンの黄金コンビにより誕生。
怪人ファントムを一人の青年エリックとして描き、その人間像に焦点をあてたストーリーと
独創的な楽曲は、今や世界中の観客を魅了し、ミュージカルのベストセラーとして親しまれています。
国内では、2004年の日本初演以来、空前の大ヒットを遂げており、繰り返し再演される中、
2019年には、城田優がファントム役を演じ、演出も手掛けるという
『ファントム』史上初の挑戦を成し遂げ、作曲家モーリー・イェストンも期待を寄せる中、
2019年新演出版『ファントム』は大好評を収めました。

そして2023年7月、2019 年に続いて城田優演出、主演での再演が決定しました。
もう一人の主演ファントム役は、圧巻の演技で観客を魅了し話題をさらった2019年に続き、
数多くの作品で主演しミュージカル界を牽引し続けている加藤和樹が再び務めます。
ヒロインのクリスティーヌ役には、宝塚歌劇団雪組トップ娘役として活躍し2021年4月に退団。
2018年~2019年に宝塚歌劇団雪組で上演された『ファントム』でもクリスティーヌ役を演じ
称賛を浴びたのは記憶に新しく、今回新たに同役に挑む真彩希帆。
演劇の名門文学座で芝居を磨き、持ち前の歌唱力とダンスでミュージカル界でも注目され、
ブロードウェイ・ミュージカル『ドリームガールズ』ローレル役はじめ今後の活躍に目が離せない若手女優のsara。
クリスティーヌに想いを寄せ、ファントムと恋敵になる貴公子シャンドン伯爵には、
この役に相応しいキラキラと輝く存在感を放ち、ミュージカル界で実力を発揮している大野拓朗が決定。
更に、シャンドン伯爵役のダブルキャストとして、演出&主演を務める城田が、二刀流から三刀流という驚きの挑戦で同役に挑みます。
シャンドン伯爵を演じることにより、ファントム役加藤とは10年ぶりの共演となるのも興味深い所。
オペラ座のプリマドンナでクリスティーヌへの嫉妬心から彼女を苛めるカルロッタ役には、様々な話題作に出演し、
ミュージカル女優として頭角を現している石田ニコルと数々の作品で高い評価を受け才能発揮する皆本麻帆がダブルキャストで華やかに登場。
カルロッタの夫でオペラ座の新支配人となり権力を奮う一方で、妻の尻に敷かれるコミカルな一面を見せる
アラン・ショレ役は、表現力豊かな加治将樹が演じます。更に、クリスティーヌに優しく手を差し伸べるオペラ座の舞台監督
ジャン・クロード役に中村翼。傲慢知己な文化大臣役に加藤将。ファントムの謎を追うルドゥ警部役に西郷豊。
個性あふれるキャスト陣がオペラ座を彩り、そして、オペラ座の支配人でファントムの謎を知る物語の鍵となる人物、
キャリエール役を、前回公演でも圧巻の演技で観客を感動の渦に巻き込んだ岡田浩暉が再び務めます。
新たに蘇るミュージカル『ファントム』に是非ご注目ください。

2023年4月5日(水)、東京都内某所においての記者発表会終了後、
7月からの大阪公演に先立ち、出演キャストが参加しての合同取材会が行われました。

【ミュージカル『ファントム』合同取材会の模様】

取材会に登壇したのは、ファントム(エリック)役を務める加藤和樹さんと、
同じくファントム(エリック)役を加藤さんとWキャストで務め、
更にフィリップ・シャンドン伯爵役を大野拓朗さんとのWキャストで演じ、
そして本作2度目の演出を務めた城田優さんの2名。取材陣からキャストへ質問が投げかけられます。
取材会の進行都合上、最初は加藤さんからのインタビューとなりました。

Q:2019年公演の際、城田さんが演じたファントム役をどの様な心境で見ていたのか?

加藤さん「やはり彼自身による演出なので、彼が表現したいエリックというのが、彼が演じるエリックであって、
そこに自分のもっているものというか「ああ、成程ね」と思う部分も有りましたし。
ただ、同じベクトルで作っていたので、さほど自分と大きく違う、という感じもしなくて。
Wキャストで演じていると「ここはこうやるんだ」とか「ここをこういう風に変えてくるんだ」と、
色々とあるんですけど、その幅があまりなかったというか、心の何処かでちゃんと繋がっているという
Wキャストのエリックだったなという印象がありますね。彼との長い付き合いというのもありますし、
彼が描いているエリックというものを自分にちゃんと演出をしてくれたというのもあると思います。
自分の良い所を引き出してくれて、尚且つ城田自身が持っている良さというものも
引き出して作っているので、そのエリックがどちらにも寄り添ってくれているという感覚ですかね。」

Q:2度目のエリック役だが、現時点で前回とここを変える、というプラン等は?

加藤さん「具体的には無いですね。この間、チラッと(城田さんと)話した時に
「色々と歌や台詞は変えようと思っている」という事を言っていたので、
具体的にそれがどこなのかという事は、これから稽古をしていってからかなと思っていますけども、
僕自身も何処が如何変わるのか、という楽しみもありながら、前回の良い所は引き継いで
それをベースに新たな肉付けや骨組みを作っていければという風に思いますね。」

Q:思い入れのあるナンバーや足して欲しいと思う曲は?

加藤さん「どれも全て、と言ってしまえばそれまでなんですけども、やはり切っても切れないのは
キャリエールとの親子の歌ですかね。無条件に涙が出てきちゃうので。
勿論、クリスティーヌとの音楽も印象に残っているんですけど、あそこで初めてエリックが
ちゃんと愛されていた、ちゃんと父親だって知っていたよ…と、今思い出しても泣けてきちゃうんですけどね。
あのシーンはもう一つの愛の形というか、親子の愛も描かれているので、やはりキャリエールとのナンバーというのは
自分にとっても凄く思い入れ深いというか。」

ここで、別の取材が終わった城田さんが合流します。

Q:2人にとって本作は特別な作品だと思うが、如何特別なのか?

城田さん「それはちょっと難しいですね。どの作品にも夫々の魅力があって。でも僕自身は(本作への)思い入れは強いです。
沢山の要素がありますが、僕が初めてこのファントム役をやる事になった2014年の前の年、
2013年にミュージカル『ロミオ&ジュリエット』で(加藤さんと)一緒に共演をしているんですけども、
ロミオを演じた時に僕はこれ以上、精神的にしんどい役って無いだろうなと正直思っていたんですよ。
それでファントムをやった時にそれを余裕で超えて来たんですよね。
自分がそういう演じ方をしているというのもあると思うんですけど、凄いエネルギーが必要で。
でも自然とそうなってしまうのはこの作品が持つ力です。
最後は本当にボロッボロッになって、カーテンコールの時とかは
毎回周りのキャストの人達が支えてくれないと僕は立てない状況になる位に。
嗚咽をして泣く事って、大人になると中々無いと思うんですけど、役として最後のシーンとかはまるでダム崩壊みたいな。
感情的にも精神的にも非常に激しい作品・役を経験して、自分はロミオ役が
”最高のジェットコースターロード”だと思っていたんですが、その更に上を行く役があったというのが衝撃的で
やはりこの作品の魅力を2014年に僕は身をもって感じて、そして再演のタイミングで
演出という願っても見ないお願いをされた事で自分自身が2014年にこの作品のこんな所を
もっとフィーチャーしたいなというのが実はあったので、僕にとっては本当に特別な思いを持って
この作品の演出と主演をやる。そして2019年のタイミングで共に分岐点でタイミング良く共演をしてきた彼と
また今度はファントム/エリックという役を一緒に作っていく事は僕にとって凄く特別でした。
誰よりも信頼出来る、ミュージカルというジャンルだけでいったら誰よりも古い所から
ライバル役として切磋琢磨して、他にも色々と活動をしながら離れて交わって、又離れてという、
面白い縁でまたこうして再びご一緒をさせて貰えるというのはやっぱり特別だと僕は思います。」

加藤さん「何をもってして特別かと言えば、僕なんかでいうと優が演出をしている作品、
そして共にW主演としてやっている所ですかね。逆に言うとそこしかないというか。
彼も言った通り、僕も初舞台の時に一緒に戦い、そんな彼と切磋琢磨して
いろんな場面で共演をさせていただいて。そこは僕にとっても嬉しいし、
何より彼が前回の時に一番いい加藤和樹を見せる自身がある、と。
それは自分の良い所悪い所を含めて知っているからこそ出来る事だったと思うし、
今回も新たな発見や自分でも気づかない魅力というものを引き出してくれるんじゃないかなと思っているので
そういう意味でもこの作品は物語や歌もとても好きなので、思い入れが特別ですね。」

Q:2019年公演の際、城田優ならではの演出だなと思った事は?
逆に加藤和樹に演出を付ける時に心掛けていた事とは?

加藤さん「芝居のディレクションをする時に例えば「こうして欲しい」と色々演出家さんから言われるんですけど、
それを実際に自分で体現してみてやる引き出しの多さが優ならではかなと思います。
「たとえばさ、これはこれで…」と分かり易いし、そこは他の演出家さんだったらそんな引き出しはあまり持っていないし、
勿論、それを役者は出来なければいけないんですけど、それを何とかして伝えようという意思は凄く有るので
そこは優の愛だなと感じますね。」

城田さん「彼の芝居をする上での僕が感じている「癖」であったり、僕が思っている、
彼が行きがちな方向みたいなものがあるので、そういう所を彼に話をしてそこをブッ壊すというか、
新しい加藤和樹を見たいし、自分自身でも感じて貰いたい所があったので、
本人にも「今まで見た事の無い加藤和樹を」というのを約束していましたけども、
役を通して彼が出すエネルギーや芝居でファンや一緒に仕事をしていた人達が
「加藤和樹って、こんなに繊細な芝居出来るんだ…」と感じる、その”繊細エキス”を注入するみたいな感じですかね。
元々持っているんだけど、本人が自分で気付いていないというか。」

加藤さん「僕は分からなかったので(城田さんから言われて)「ああ、そうなんだ」という発見がありましたし、
どうしても人って、自分の事って何も見えていないので、それを昔から知っている優に言われた事で
成程ね、と思うし。じゃあそれで自分の芝居がどう変わるんだろうというのはやっぱりやってみないと分からないので
それでやってみて周りの人の評価も「今までに見た事の無い加藤和樹でした」と言われたのは
やっぱり優の力だなと思うし、それを自分の中でも表現の幅が広がったというのがあるので
エリックという役と前回のタイミングで優と一緒にやれたという事は自分にとっては
凄く良いタイミングだったんだなと思います。」

Q:10年ぶりに舞台上での共演を果たすが、役変わりではあるものの、
Wキャストであるお互いが同一舞台上にいて演技をする事による化学反応や相乗効果の程については?

城田さん「勿論、相乗効果はあると思いますし、僕がシャンドンを演じ、彼がエリックを演じるという事で
起こる化学反応というものは計り知れないですし。シャンドン自身がどれだけ輝くかという所で、
エリックの闇の対比が出るかというのがあるので。
その差が出ることによって”三角関係”がしっかりと描かれて、最後の最後まで
同じシーンには出ないですけど、お互いに役としての意識は持っているし、
特にエリックはシャンドンに対しての嫉妬心や怒り「好きな人をとられる」みたいな切なさがあるので、
そういう所に色濃く出ると思いますし、そこはこの絆も相まってとても良い相乗効果が
生まれると信じていますし、ファンの方達もこのコンビが好きな方が多くてですね、
昔からの流れもあってか、何時も『ガチャピンとムック』みたいにニコイチなので、
今回は”ガチャピンとムック”がまた舞台で見られるよ、と強く言いたいです。」

加藤さん「僕は全力で立ち向かうだけだと思っています。彼の演じるシャンドンというのが
さっきの通り、温めに温めたものが出て来るんだろうなと思っているので、そこは目茶苦茶楽しみですよね。
やっぱり10年ぶりに同じ板の上で相対するという所もメチャクチャ楽しみですし、
彼が作り上げて来たシャンドンに自分、そして優と一緒に作り上げたエリックが如何対峙していくのか、
その時になってみないと分からない部分は有りますが、きっと面白い事になるんだろうなという想像はしています。」

Q:お互いのリスペクトをしている部分とは?

城田さん「僕が携わっていない現場での話とかも、携わっている人間から聞いたりするんですけど、
彼の忍耐力とか包容力、受け入れる力みたいなものは凄く素敵だなと思いますし、
僕なんかよりもよっぽど優れていると思います。」

加藤さん「彼の発想力、そして行動力ですね。この間の『キンキーブーツ』も見ましたけども、
「それは無理でしょう…」と思う様な事をやってのけるし、それには隠れた努力というか、
目に見えない様な努力がすごくあったんだなと思うし、小川絵梨子さんの『令嬢ジュリー』を観にいった時も
もう死にそうという、彼が凄く良い芝居をやった時も本当に何事にも挑戦をしていく、
ちゃんと結果を残していけるという所はやっぱり凄いなと思うので、尊敬します。」

最後に公演に向けての意気込みとファンへのメッセージを。

加藤さん「意気込みはやるしかないというか、今回僕等2人とキャリエールの岡田さん以外は
新メンバーなので、このメンバーでどういう『ファントム』が生まれるのか、というのを
楽しみにしていますし、城田優が我々と作り出す『ファントム』の世界観を
お客様に楽しみにしていただきたいなと思います。」

城田さん「演出家としても、主演としても、シャンドン伯爵役としても、
自分のやる事が本当に多過ぎて、正直、どうなるか全く分からないんですけども、
そのどれもがしっかりと輝いていける様に、そしてカンパニー全体を引き上げて輝かせられる様に。
2023年の日本で一番面白いミュージカルだったと言われる様な作品を作る覚悟と作れる期待しかないので、
楽しみにしていて下さい。」

加藤さん「楽しみにしています!」

城田さん「あんたも作んねん!」

城田優・加藤和樹の黄金コンビと新たなメンバーを迎え入れたカンパニーが魅せるミュージカル『ファントム』、
開幕は2023年7月22日(土)、大阪府大阪市の梅田芸術劇場からとなっています。

【あらすじ】

19世紀後半のパリ。
オペラ座の地下深く、醜い顔を仮面で隠し、闇の中で生きている青年エリック。
彼は、その姿を目撃した劇場の人々から怪人「ファントム」と呼ばれ、恐れられていた。

歌手を夢見る楽譜売りのクリスティーヌは、オペラ座のパトロンの一人であるシャンドン伯爵に歌を認められ、
オペラ座で歌のレッスンが受けられるよう、支配人のキャリエールを紹介してもらう幸運に恵まれる。

だが、クリスティーヌがオペラ座を訪れると、キャリエールはすでに解任。
新支配人のショレが、妻のカルロッタをプリマドンナに迎え入れ、権勢を振るおうとしていた。

そんなショレにキャリエールは、ファントムがいる地下には近づかないよう忠告するが、ショレは一顧だにしない。
そして、訪ねてきたクリスティーヌの若さとかわいらしさに嫉妬したカルロッタは、彼女を自分の衣裳係にしてしまう。

そして偶然、クリスティーヌの清らかな歌声を聴いたファントムは、ただ一人彼に深い愛情を寄せた
亡き母を思い起こし、秘かに彼女に歌のレッスンをするように。ファントムの勧めに従い、
コンテストで歌声を披露したクリスティーヌは実力を認められ、『妖精の女王』のタイターニア役に抜擢される。

シャンドン伯爵はクリスティーヌを祝福し、彼女への思いを告白する。そんな二人を絶望的な思いで見送るファントム。

ところが『妖精の女王』の公演初日、クリスティーヌはカルロッタの陰謀で声が出なくなってしまう。
ファントムは失意のクリスティーヌを、自分の住処であるオペラ座の地下へ連れていく。

しかし、それがやがて彼を悲劇の結末へと向かわせることになる――。

【ミュージカル『ファントム』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
大阪公演:2023年7月22日(土)~8月6日(日)
東京公演:2023年8月14日(月)~9月10日(日)

<会場>
大阪:梅田芸術劇場メインホール
東京:東京国際フォーラム ホールC

<上演時間>
未定

<料金>
S席14,000円 A席9,000円 B席5,500円
(全席指定・税込/東京・大阪共)

『チケット発売』
東京公演一般発売日:2023年5月20日(土)
大阪公演一般発売日:2023年6月3日(土)

「問い合わせ」
大阪:梅田芸術劇場 06-6377-3800【10:00~18:00】
東京:キョードー東京 0570-550-799【平日 11:00~18:00、土日祝 10:00~18:00】

<出演者>
ファントム(エリック):加藤和樹、城田優(Wキャスト)
クリスティーヌ・ダーエ:真彩希帆、sara(Wキャスト)
フィリップ・シャンドン伯爵:大野拓朗、城田優(Wキャスト)
カルロッタ:石田ニコル、皆本麻帆(Wキャスト)
アラン・ショレ:加治将樹
ジャン・クロード:中村翼
文化大臣:加藤将
ルドゥ警部:西郷豊
ゲラール・キャリエール:岡田浩暉

荒田至法
池谷祐子
伊宮理恵
岡施孜
上條駿
川口大地
川島大典
木村朱李
木村つかさ
關さや香
玉山珠里
照井裕隆
遠山さやか
轟晃遙
蛭薙ありさ
増山航平
松島蘭
幹てつや
横関咲栄
(五十音順)

少年エリック:井伊巧、野林万稔、星駿成(トリプルキャスト)

<STAFF>
脚本:アーサー・コピット
作詞・作曲:モーリー・イェストン
原作:ガストン・ルルー「オペラ座の怪人」より
演出:城田優
美術・衣裳:トム・ロジャース
翻訳・通訳:伊藤美代子
訳詞:高橋亜子
音楽監督:森亮平
照明:吉枝康幸
音響:山本浩一、宮脇奈津子
映像:西田淳
振付:新海絵理子
ヘアメイク:馮啓孝
特殊メイク:ニール・マーツ
アクション:幸村吉也
指揮:森亮平、湯川紘惠
歌唱指導:西野誠、平岡由香
稽古ピアノ:太田裕子
オーケストラコーディネート:新音楽協会
美術助手:岩本三玲
衣裳助手:大戸美貴
演出助手:加藤由紀子、木下マカイ
制作:藤田早苗、今野亜希、荒川藍子
舞台監督:榎太郎
宣伝美術:榎本太郎
宣伝カメラマン:伊藤大介(SIGNO)
大阪公演主催:梅田芸術劇場/ABCテレビ/ワタナベエンターテインメント
東京公演主催:梅田芸術劇場/TBS/キョードー東京/ワタナベエンターテインメント
企画・制作:梅田芸術劇場

PHANTOM is presented through special arrangement with Music Theatre International (MTI).
All authorized performance materials are also supplied by MTI. www.mtishows.com
Originally Produced in the United States at Theatre Under the Stars, Houston, Texas

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