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福田悠太(ふぉ〜ゆ〜)、浜中文一W主演 舞台『午前0時のラジオ局』東京公演開幕

© 舞台『午前0時のラジオ局』製作委員会

2023年3月に、東京・銀座博品館劇場を皮切りに、大阪、長崎にて、
舞台『午前0時のラジオ局』が上演されます。原作は、NBC長崎放送の現役アナウンサーである村山仁志が
「深夜ラジオ番組」を題材に2014年に書き下ろした小説で、2015年には第2弾「夏服少女からの伝言」、
第3弾「星空のオンエア」と続く人気シリーズです。
本作では、上演台本・演出を観客の心を動かすハートフルな作風で定評のある霧島ロックが担当します。
気になるキャストは、幽霊ディレクター・蓮池陽一役をジャニーズ事務所の人気ユニット
「ふぉ~ゆ~」のリーダーとして舞台のみならず最近ではバラエテイ番組でも活躍する福田悠太が、
若手アナウンサー・鴨川優役を同じくジャニーズ事務所でコメディからシリアスなストレートプレイまで
豊かな演技力で観客を魅了する浜中文一がダブル主演致します。そして共演には、大河原恵、
道上珠妃(ダウ90000)、後藤英樹、深沢敦と個性豊かな実力派が揃いました。
物語の舞台は、ラジオ番組『ミッドナイト☆レディオステーション』。
ちょっと不思議で心温まるエピソードをお届けします!
̶̶午前零時̶̶
今日と明日の境目には、見えない世界の扉が開かれる、と言います。
スタジオに現れたこの世ならざる者たちが、今宵、ラジオの電波に乗って大気を伝わり、
あなたの部屋へお邪魔するかもしれません。どうぞご期待ください。

2023年3月1日(水)、東京都中央区の銀座博品館劇場にて囲み取材会と公開ゲネプロが行われました。

【囲み取材会の様子】

登壇したのは、蓮池陽一役の福田悠太さん、鴨川優役の浜中文一さん、そして蓮池洋二郎役の深沢敦さんの3名。

Q:初日を明日に控えた今の心境と意気込みは?

福田さん「今回、初の幽霊役という事で役作りに苦労しました。幽霊という事で、浮いたりとか、
透けたりとかという事をリアルに出来たら良いかなと思って努力してみました。
実際に本番でどうなるのか分かりませんが、是非劇場で!という感じで頑張ります。」

浜中さん「僕は新人のアナウンサーという事で、非常に正しい言葉遣いをやれと稽古場で凄く言われて。
僕、普段は関西弁なので標準語はやっぱり難しかったですね。アナウンサーの使う言葉って正しいんだなって思いました。」

福田さん「文ちゃんは苦手なワードがあって、どうしても言えないから、稽古を重ねる度に
少しずつそれを無くしていましたね。仕舞いにはそのワードが無くなっていました。凄い役者です。」

深沢さん「久々の男役ですし…(メイクが濃い目と話す福田さんに)うるせーんだよ!(笑)
割とツッコむ感じの熱い局長なので、とりあえず頑張ります。ジャニーズさんのお力を借りて。」

福田さん「稽古場では深沢さんが本当に引っ張って下さって、演出の霧島ロックさんとで凄い稽古場でした。」

浜中さん「だから(稽古場の)最寄駅変わっちゃったもんね。”引っ張り過ぎて”交通費がちょっと高くなっちゃった。」

Q:福田さんは浮くのか?

浜中さん「浮きますよ。びっくりしました。今その質問をされて。浮くし透けるし幽霊ですからね。」

Q:W主演という形では初共演となるのか?

福田さん「小さい頃は先輩のバックとかで共演をした事がありますし、(堂本)光一君主演の
『Endless SHOCK』では共演して一緒にダンスもしているので初めてではないです。W主演では初共演です。」

Q:お互いの印象は?

福田さん「僕の感想はこの世で、この世界で、いやこの宇宙で一番ふざけている人間だと思っています。
(他のふぉ~ゆ~メンバーは)奴等は別格ですがホントにそのレベルです。
僕等はチームでふざけるんですけど、文ちゃんに関しては単独でふざけているのでタチが悪いですよね。
良い所は、この間生田斗真君がテレビでライバルだって文ちゃんの事を言っていたので。
本当に凄いんですよ。W主演と言いつつも学ぶ事だらけで、一緒にお芝居をしながら
「あっ、お芝居ってこういう風にやるんだ」って思いながら毎日やっています。
僕も生田君からライバルだって言って貰える様に頑張りたいんですけど、生田君がライバルを
文ちゃんだって言っちゃったので、僕は風間君あたりからライバルは福ちゃんだと言ってもらえる様に頑張ります。」

浜中さん「初めてではないんけど、ちゃんと一緒にやるのは初なので、
色々と凄く良いなと思いながら稽古を見ていましたね。今回、長崎弁とかも(福田さんが)やるので、
僕も刺激を貰えたというか。」

Q:この日、原作者である村山仁志さんとNBC長崎放送のカメラが来場している事について

福田さん「先日、僕等は実際に長崎放送へ行って、長崎の番組に出させていただいたんですけど、
その時に村山さんからはアナウンサーとしての名刺を頂いたんですよ。でも今日は、小説家としての名刺を頂きました。」

Q:アナウンサーの役だが、その仕事柄上、言葉を噛まないというイメージが強いが?

浜中さん「あ、もう全然。めちゃめちゃ噛みます。まあ、新人アナウンサーという
ちょっとした逃げ道が今回は用意されていまして。ありがたいですね。」

Q:若手2人の印象は?

深沢さん「文ちゃんは藤山直美さんの舞台でご一緒した事があるので、
凄く上手な人だと分かっていたんですけど、福ちゃんは初めてだもんね。
フレッシュで素敵でした。でも(稽古は)ずっとマスクをしてやっていたので、
こんなに顔がちゃんとイケメンなんだって昨日初めて思いました。」

Q:自身の見所や工夫をした部分等は?

福田さん「見所は心温まる素晴らしい原作小説を舞台化してどういう風に小説の世界を
表現しているのかというのが一つの見所ではあるんですけども、
そうなると、小説を読んでから舞台を見るという形になるんですけど、舞台を見てから
小説を読んでも面白い。小説を読んでから舞台を見ても面白い。まあ、サンドイッチですよね。
小説サンドイッチ。という作品になっています。」

浜中さん「この芝居、今前半しか出来ていないんですけど……」

深沢さん「ホント君ら自由で良いね。事務所からチェックとかされないの?びっくりするわ。」

福田さん「全然チェックされますよ。いい加減にしろ!って言われます。」

深沢さん「僕、こういう所に普段立たないから分からないけど、
「こいつ等噓八百並べて…」って。本当に大丈夫なのかよって思いながら。
僕はこの仕事を頂いた時に原作の本を頂いて読むんですけど、「あれ?この名前知ってる」と思ったら、
村山さんが大学の後輩だったんです。それも同じクラブの後輩で、僕がOBとして
クラブに出向いていた頃の、「テツandトモ」とかの連中がいた頃の人なんで、
僕も実際に歌の指導をした事もあるし、「そんな人から仕事をいただいちゃった」みたいな思いで
原作を読ませていただいたんですけども、今日久々に見たら随分変わっていました。
何かドキドキしますけども頑張ります。」

福田さん「あの世とこの世を美しく結んだ、でも心温まるストーリーが
沢山散りばめられた素敵な作品になっております。是非。

Q:タイトルにちなみ、もし自身が午前0時からラジオ番組を持てるとしたら何にするか?

深沢さん「私は20代後半の若い時「Nack5(79.5MHz)」というFMの立ち上げの時に3年間位、
「深沢敦のそれ行け!HOMO LUDENS」という番組をやっていたのね。初めてのラジオ番組で
3時間の生放送だったんですけど、FMなのに1曲も曲をかけないで、渋谷の飲み屋から
3時間生でお届けした事もあって、そこへ飲みに来た渡辺えりさんだとか、
今の東京藝術大学の学長だとかが柳ヶ瀬ブルースを歌ったり、伴奏も何も無いのに皆歌って、
それを3時間生で。そんな事をやってしまったので思い残した事はありません。凄い番組でした。」

福田さん「俺、それやりたい。あと、普段お世話になっている皆さん、僕等は普段、
ふぉ~ゆ~としてもいるので、そういう方々を一人一人紹介していきたいですね。
ライトが当たるのが、こちらのステージに立っている側になってしまうんですけども、
午前0時からそうじゃなくて、こうして取材に来て下さる皆さんや、事務所のマネージャーさんだったりとか、
そういう人達をピックアップして紹介をしていく、こういう人達が業界を作っているんだよ、みたいな。
……ごめんなさい、まともなコメント過ぎました?」

深沢さん「そういうのを聞いていて、私もやってみたいという人もいるんだから。
僕のやっている番組でそれこそ毎週の様に「生の二丁目」というのをやっていて、
それを聞いて「二丁目デビューして来たんです」というゲイ達がいっぱい居たの。
だからやっていれば何かの役に立つのよ。」

最後にファン、来場者へのメッセージを。

福田さん「博品館劇場にて『午前0時のラジオ局』、とても心温まる作品をやっております。
是非、劇場でお待ちしております。よろしくお願いします。」

【あらすじ】

地方局の新米アナウンサー・鴨川優は、テレビからラジオの担当に異動となり憂鬱な気分を抱えていた。
そんな矢先に、やたらと陽気なディレクター・蓮池陽一から突如「午前0時に始まる新番組」の司会に抜擢される。
さらに、番組の初オンエアに向けて準備を行っていたある夜に突然の豪雨で孤立した村へ
災害情報を流すという大役を担うことに。そんなドタバタの中で陽一のとんでもない秘密が発覚する。
実は陽一は、30年前に亡くなっていて、若い姿のまま深夜の番組を担当する幽霊ディレクターだった!
アシスタントに山野佳澄も加わりいよいよ新番組がスタートするが、オンエア直後から番組内で
次々と不思議な出来事が起こるようになり・・・。

『3月22日は、日本でラジオ放送が始まった日』
日本でラジオ放送が始まったのは、 1925年3月22日のこと。
それから98年目の2023年3月22日に、 奇しくも、 長崎公演で大千秋楽を迎えます。
今回、 著者の村山氏の所属するNBC長崎放送が創立70周年記念ということもあり、 最後の公演地として長崎を選びました。
ラジオをきっかけに、 ラジオを舞台とした物語が、 ラジオ放送の始まった日に千秋楽を迎えるー
この不思議なつながりを本作でも感じてください。

【舞台『午前0時のラジオ局』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2023年3月2日(木)~3月12日(日)
大阪公演:2023年3月17日(金)~3月19日(日)
長崎公演(NBC長崎放送創立70周年記念):2023年3月21日(火・祝)・22日(水)

<会場>
東京:銀座博品館劇場
大阪:松下IMPホール
長崎:長崎市民会館

<上演時間>
約2時間(途中休憩無し)

<料金>
東京・大阪:9,500円
長崎:8,500円
(全席指定・税込)
※未就学児入場不可

『チケット発売』
好評発売中

「問い合わせ」
東京:サンライズプロモーション東京 0570-00-3337(平日12:00~15:00)
大阪:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日・土曜11:00~18:00)
長崎:NBC長崎放送事業部 095-820-1022(平日10:00~18:00)

<出演者>
蓮池陽一:福田悠太(ふぉ~ゆ~)
鴨川優:浜中文一

山野佳澄:大河原恵
海野あおい:道上珠妃(ダウ90000)
高校野球の監督:後藤英樹

蓮池洋二郎:深沢敦

<STAFF>
原作:村山仁志 「午前0時のラジオ局」(PHP文芸文庫)
上演台本・演出:霧島ロック
舞台美術:トクマスヒロミ
照明:小松崎愛子
音響:高橋英雄
衣裳:佐藤憲也
ヘアメイク:中原雅子
演出助手:石田恭子
舞台監督:深見信生
制作:上野志津華
制作進行:神戸丈志
宣伝デザイン:森好美(Musciant)
撮影:荒井健
宣伝ヘアメイク:太田夢子、多賀夏海
宣伝衣裳:前璃子(JOE TOKYO)、渡邊優香
企画・製作:舞台『午前0時のラジオ局』製作委員会

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