横浜流星(宮本武蔵)、中村隼人(佐々木小次郎)が魅せる骨太アクション『巌流島』東京公演間もなく開幕
歴史に残る対決として世に知られる、剣豪・宮本武蔵と佐々木小次郎の「巌流島の戦い」に
焦点をあてた舞台『巌流島』が東京他、全国8か所で上演されます。
2020年7月から9月にかけて上演予定だった話題作が2年半の時を経て遂に甦ります。
武蔵と小次郎はどこで出会い、どんな人生を歩んで来たのか、なぜ戦わなければならなかったのか…。
闘いの裏に隠された人間ドラマ、決闘の真実を捉え、関門海峡に浮かぶ「巌流島(船島)」で繰り広げられた大勝負、
その壮絶な戦いを、壮大かつ画期的なアクション時代劇として描き出します。この舞台は、
新解釈、新設定をもとに新たに脚本を創り上げ、オリジナル作品(新作)として上演。
脚本は深みのある描写を得意とし、時代物の舞台に敏腕を振るうマキノノゾミ、
演出は大型スペクタクルエンターテインメントを次々と世に送り出し、人物造形に定評がある堤幸彦が担当します。
2人はこれまでに『真田十勇士』や『魔界転生』などの大ヒット作を産み出しており、今回も最強のタッグが実現しました。
主演の宮本武蔵は、アクションにも抜群の冴えを魅せる若手ナンバーワン俳優、横浜流星が演じます。
TVドラマでは『DCU』や『私たちはどうかしている』『着飾る恋には理由があって』など、
映画では今年秋公開の『線は、僕を描く』、来年公開予定の『ヴィレッジ』をはじめ、
『流浪の月』『アキラとあきら』など、主演作・注目作への出演が続いています。
演技、実力ともに高い評価を得ており、舞台への出演は2017年以来6年ぶりとなります。
佐々木小次郎は、若手歌舞伎俳優の中でも活躍目覚ましく注目度抜群の中村隼人が扮します。
古典歌舞伎はもちろん、『スーパー歌舞伎II ワンピース』や『新作歌舞伎 NARUTO-ナルト-』などにも出演し、
歌舞伎の可能性を追求しており、TVドラマ『大富豪同心』にも主演し、新たなファン層を開拓しています。
歌舞伎公演以外での本格的な舞台への出演は今回が初めてとなります。
横浜流星と中村隼人は今回が初共演です。火花散る剣豪2人のぶつかり合い、
語り継がれて来た名勝負が新脚本、新演出で鮮やかに甦ります。
迫力満点の大殺陣、LEDなどの映像効果も活かしながら、令和版『巌流島』が新たに誕生します。
2023年2月9日(木)、翌日からの東京公演の初日開幕に先立ち、東京都中央区の明治座にて
初日前会見と公開ゲネプロが行われました。
【初日前会見の様子】
多数の取材媒体が詰めかけた初日前会見には、宮本武蔵役の横浜流星さん、佐々木小次郎役の中村隼人さん、
そして本作の演出を務めた堤幸彦さんの3名が登壇。
Q:初日を前にした今の心境は?本作の見所は?
横浜さん「明日、初日の幕が上がりますが、見所は、『巌流島』の作品は本当に沢山作られていますが、
今回は新解釈・新設定なので、全く新しい形の『巌流島』が出来たなと今、感じています。
武蔵と小次郎の関係性は特に注目して見ていただきたいです。ついさっきまで稽古をしていたんですけど、
本当にやるべき事はやってきたので、あとは役として舞台上で生きるのみだと思っております。」
中村さん「この『巌流島』のお話を最初にいただいた時は、色んな大先輩が演じてきた役を
如何演じよう?と思ったんですけど、お話を聞いてみると、令和版『巌流島』は新解釈という事で
マキノノゾミさんが書かれた脚本に堤幸彦さんの力を加えて、という事で、
全く別物、まではいきませんけども、佐々木小次郎と宮本武蔵の名を借りた、
また新しい作品が出来上がったと思っています。約1ヵ月、皆で毎日毎日稽古をしてやってきたので、
その成果を明日からの初日に出せれば良いなと思っております。」
Q:稽古を終えての武蔵と小次郎の印象は?
横浜さん・中村さん「お願いします!」
堤さん「最初先ず、私の舞台の作り方の特徴として、この2人には見せずに、最初に若者チームだけで作っちゃうんですね。
それをこの2人に見てもらって、そこにポコッとハマって貰う。ただハマるだけじゃなくて、
そこから夫々の魅力を出してもらう。自分で考えてこちらからも言うという形なんですが、
これが毎日どんどんと変わるんですね。この2人の芝居に対する熱や役に対する情熱、
それから気合みたいなものが日々、力強くなってきて、特にこれから最終通し稽古をするんですが、
1ヵ月以上やって来たのをまた多分、飛び越えるものになるんじゃないか、そういう事を思わせてくれる
2人だなと思うんです。本当に楽しみなので私も演出家として、こういうドキドキワクワク感は
中々無い事なので、大変期待しております。
Q:演出のポイントは?
堤さん「背景はデジタルで大変にシンプルな世界を作っています。役者がごちゃごちゃして
カラフルな舞台が多いんですけど、またそれも大好きなんですが、今回は一切そういう事を封印し、
所謂、舞台上のギャグとかも一切封印し、本当にシリアスな人間ドラマ、
特にこの2人が如何出会って、どういう過程を経て、そして何故対決をしていくのかという事に
昇り詰めていく人間ドラマにしていきたいと思っています。本当にシリアスな作品ですので、
その意外性なども含めて期待していただきたいし、デジタルと人間力、みたいなものの
究極の融合を目指したいという風に思っております。」
最後に来場者へのメッセージを。
横浜さん「全国で待って下さっている皆様、大変お待たせしました。3年前に中止になってしまった作品が
いよいよ明日からスタートします。あの時の申し訳ない気持ちだったり悔しい思いをしっかりと晴らせる様に
そして新たなキャストも加わって確実にパワーアップした作品だと自信を持って今言えますので、
皆さん、期待して待っていて下さい。お楽しみに。」
【イントロダクション】
生か死か…!
宮本武蔵と佐々木小次郎、歴史に名を残す2人の剣豪による世紀の対決「巌流島の戦い」。
武蔵と小次郎はどこで出会い、どんな人生を歩んで来たのか、
なぜ戦わなければならなかったのか…!
「関ヶ原の戦い」で落武者となった2人が武芸者として名を轟かせるまでに成長し、
闘い続けること、強敵を斬り斃すことで、ひたすら剣の道を突き進んで行きます。
お互いを認め合いつつも、討ち破ってこそ、本懐を遂げられると信じ、
武蔵と小次郎は運命に導かれるように、最後の大一番に挑みます!
新解釈、新設定で書き下ろし、武士(もののふ)の生き様を問う骨太の人間ドラマを描き出します。
横浜流星が主演で宮本武蔵、中村隼人が佐々木小次郎を演じ、堤幸彦の演出により、
迫力と感動のアクション時代劇、令和版『巌流島』を新たに創作します!
当初、2020年7~9月に全国公演が予定されていながらも、新型コロナウイルス感染症の影響により
全公演が中止となった『巌流島』、あれから約2年半の時を経て、いよいよ明治座に宮本武蔵と
佐々木小次郎等の姿が現れました。
会見で堤さんが話した通り、漆黒の明治座の舞台上には数段の階段と5面の大型LEDパネルがあるのみ、という
極めて簡素な舞台セットが鎮座。そのLEDパネルに映し出されるのは、一本の線を動き始めとする
線画の背景の描写、そして印象的なシーンのフラッシュバックや血しぶきなどのイメージ。
ほぼ全編がモノクロームでの背景描写がなされ、出演者達の衣装や肌の血色と対照的な演出が作品没入度を上げてます。
ストーリーの進行はハードボイルドそのもの。主役の2人を取り囲むキャラクターも十分に魅力や憎悪を抱かせる
強い描写力で人物像が描かれますが、やはり武蔵と小次郎の魅力の描写の濃さは段違いな物。
親友、絆といった言葉の枠を容易く飛び越えて、道は違えど、お互いを命を落とす事も厭わない唯一無二の男と認め、
巌流島での決戦を目指していく姿は、心が震える程に圧倒的。そして大きなセールスポイントである
新解釈、および新設定の部分は
報道陣の撮影が許されたのは第一幕のみ。是非、全国の劇場で、2人の侍の生き様を見届けてみては。
【舞台『巌流島』公演概要】
公式サイトはこちら
<公演期間>
東京公演:2023年2月10日(金)〜2月22日(水)明治座創業150周年記念
金沢公演:2023年2月25日(土)・26日(日)
新潟公演:2023年3月1日(水)
秋田公演:2023年3月4日(土)
名古屋公演:2023年3月8日(水)
神戸公演:2023年3月11日(土)・12日(日)
高松公演:2023年3月15日(水)
福岡公演:2023年3月18日(土)〜3月27日(月)
<会場>
東京:明治座
金沢:本多の森ホール
新潟:新潟県民会館
秋田:あきた芸術劇場 ミルハス
名古屋:センチュリーホール
神戸:神戸国際会館 こくさいホール
高松:レクザムホール(香川県県民ホール)
福岡:博多座
<上演時間>
約2時間55分(25分間の途中休憩を含む)
<料金>
東京・金沢・新潟・秋田・名古屋・高松:
S席12,500円 A席9,500円
神戸:
S席12,500円 A席6,500円
福岡:
S席12,800円 A席9,500円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可
※東京公演・福岡公演は花道は設置いたしません。
「プレイガイド」
東京:
ローソンチケット:https://l-tike.com/ganryujima-stage/
イープラス:https://eplus.jp/ganryujima-stage/
チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/ganryujima-stage/
「問い合わせ」
東京:明治座チケットセンター 03-3666-6666(10:00〜17:00)
金沢:キョードー北陸チケットセンター 025-245-5100(12:00~16:00[火〜金]/10:00~15:00[土])/テレビ金沢事業局 076-240-9043(10:00~17:00[平日])
新潟:キョードー北陸チケットセンター 025-245-5100(12:00~16:00[火〜金]/10:00~15:00[土])/TeNYチケット専用ダイヤル 025-281-8000(10:00~17:30[平日])
秋田:
チケットに関する問い合わせ:ABS秋田放送 018-826-8500(9:30~17:00)
公演に関する問い合わせ:ミヤギテレビ 022-215-7700(10:00~18:00)
名古屋:中京テレビクリエイション 052-588-4477(11:00~17:00[平日])
神戸:梅田芸術劇場 06-6377-3800(10:00~18:00)
高松:デューク高松 087-822-2520(11:00~17:00[平日])
博多座:092-263-5555 ※対応時間は博多座HPをご確認ください。
<出演者>
宮本武蔵:横浜流星
佐々木小次郎:中村隼人
辰蔵:猪野広樹
甲子松:荒井敦史
伊都也:田村心
英卯之助:岐洲匠
捨吉:押田岳
水澤伊兵衛:宇野結也
秋山玄斎:俊藤光利
柳生宗矩:横山一敏
藤井監物:山口馬木也
おちさ・おくに:凰稀かなめ
大瀬戸隼人:才川コージ
辻風一之進:武本悠佑
大石敦士
金井迪大
川田光太
菅野慶太
岸本康太
小泉丞
佐藤佑哉
三本木大輔
菅原健志
高橋邦春
細川晃弘
前川貴紀
<STAFF>
脚本:マキノノゾミ
演出:堤幸彦
音楽:グランドファンク
美術:伊藤雅子
照明:倉本泰史
音響:山本浩一
衣裳:堀井香苗
ヘアメイク:川端富生
映像:髙橋洋人
殺陣:諸鍛冶裕太
演出助手:松森望宏
舞台監督:小川亘
制作統括・プロデュ―サー:松村英幹
東京公演主催:日本テレビ/明治座
金沢公演主催:テレビ金沢/キョードー北陸
新潟公演主催:TeNYテレビ新潟/キョードー北陸
秋田公演主催:ABS秋田放送/ミヤギテレビ
名古屋公演主催:中京テレビ
神戸公演主催:読売テレビ/梅田芸術劇場
高松公演主催:西日本放送/デューク
福岡公演主催:福岡放送/熊本県民テレビ/山口放送/博多座
企画・製作:日本テレビ
©NTV