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朗読劇 『 武士とジェントルマン 』人気声優陣による英国紳士 × 青年武士の “異文化交流”同居ストーリーがいよいよ開幕

©榎田ユウリ/KADOKAWA 朗読劇『武士とジェントルマン』製作委員会

朗読劇『武士とジェントルマン』が、2023年2月1日(水)より、サンシャイン劇場で開幕した。

©榎田ユウリ/KADOKAWA 朗読劇『武士とジェントルマン』製作委員会/撮影:曳野若菜

©榎田ユウリ/KADOKAWA 朗読劇『武士とジェントルマン』製作委員会/撮影:曳野若菜

本作は、榎田ユウリのデビュー20周年記念作品として2021年にKADOKAWAから発売された小説
『武士とジェントルマン』の朗読劇化。大学講師として来日した英国人・アンソニーと、
居候先のキモノにカタナ、チョンマゲという現代日本においてまさかの出で立ちで
生活をする日本人青年・隼人が織り成す“異文化交流”を会話劇で描く。

©榎田ユウリ/KADOKAWA 朗読劇『武士とジェントルマン』製作委員会/撮影:曳野若菜

©榎田ユウリ/KADOKAWA 朗読劇『武士とジェントルマン』製作委員会/撮影:曳野若菜

出演には、人気声優たちが日替わりで登場。青年武士・隼人役を、汐谷文康、千葉翔也、
中島ヨシキ、狩野 翔、堀江瞬、中澤まさともが務め、英国人・アンソニー役を、岸尾だいすけ、笠間淳、
神尾晋一郎、松風雅也、安元洋貴が演じる。(この日の舞台稽古には、汐谷文康、岸尾だいすけ、
持月玲依、朝倉一男が出演)脚本・演出は劇団おぼんろの末原拓馬が務める。

©榎田ユウリ/KADOKAWA 朗読劇『武士とジェントルマン』製作委員会/撮影:曳野若菜

©榎田ユウリ/KADOKAWA 朗読劇『武士とジェントルマン』製作委員会/撮影:曳野若菜

物語は、日本の大学で講師として教えるために来日した英国人・アンソニーがイギリスの恩師が手配してくれた、
居候先の青年に出会うことからスタート。そこにやってきたのは、カタナを下げ、チョンマゲ姿の武士だった。
現代の日本に武士がいたのかと驚くアンソニーに、その彼・隼人は「伝統文化の保持並びに地域防犯への奉仕を目的とする新しい武士制度」として現代の武士が存在する(らしい)ことを告げる。こうして、英国紳士と青年武士の不思議な同居生活が始まった。

©榎田ユウリ/KADOKAWA 朗読劇『武士とジェントルマン』製作委員会/撮影:曳野若菜

©榎田ユウリ/KADOKAWA 朗読劇『武士とジェントルマン』製作委員会/撮影:曳野若菜

全編を通し、アンソニーと隼人が心を通わせていく姿が丁寧に描かれた本作。
二人の日常、そして友情が綴られる中で、家族について、友人について、それぞれの悩みや
傷も少しずつ明らかになっていく。決して世界を揺るがすような大きな事件が起こるわけではないが、
隼人にとって人生を変える出来事がいくつも起こり、日常が少しずつ変化していくさまが写し出されていく。
それは、隼人たちと同じように“日常”を送っている私たちも深く共感できる物語だ。
“武士”という言葉からはファンタジーな作品を想像するが、日常に寄り添った、
私たちの身近にあるお話が広がっていた。そうした物語を、尺八、三味線、ピアノの生演奏が優しく包み込む。
生演奏が入るのは今回が初。冒頭から美しい尺八の音色が響き、観客を物語に誘う。

©榎田ユウリ/KADOKAWA 朗読劇『武士とジェントルマン』製作委員会/撮影:曳野若菜

©榎田ユウリ/KADOKAWA 朗読劇『武士とジェントルマン』製作委員会/撮影:曳野若菜

(左から)末原(脚本・演出)、浅倉、岸尾、汐谷、持月
©榎田ユウリ/KADOKAWA 朗読劇『武士とジェントルマン』製作委員会/撮影:曳野若菜

時にポップに、時に不穏に、時に壮大な音楽が奏でられ、本作の世界観がより深みを持って届いた。
また、ステージ上に配された5つの木のフレームと灯篭も観客を引き込む重要なファクターになっていた。
それは、それぞれのシーンの風景を想起するために使われるだけでなく、幻想的なステージを作り上げる
一助にもなっていた。抽象的でありながらも、想像力を刺激するステージ上を、キャストたちは動き回って朗読するため、
視覚的にも楽しめる公演になっている。さらに、「武士道とは何か」といった深い話から、
五右衛門風呂や花見など、日本ならではの文化についても説明されているため、
改めて日本の文化を再確認・再発見できるのも嬉しい。
胸が締め付けられるシーンがありながらも、心が温まり、クスッと笑える。
そして、日本の心まで再発見できる。極上のカルテット朗読劇をお見逃しなく。

©榎田ユウリ/KADOKAWA 朗読劇『武士とジェントルマン』製作委員会/撮影:曳野若菜

公演は、2月1日(水)〜2月5日(日)サンシャイン劇場にて全8回上演。
公演の最新情報は、公演公式HP(https://bushigen-stage.com)にて随時公開。是非、ご注目を。

【あらすじ】

日本の大学で講師として教えるため来日した英国人・アンソニー。
居候先をイギリスの恩師が手配してくれたが、空港に迎えに来た青年に出会ってびっくり。
彼はキモノにカタナ、チョンマゲの武士だった。現代日本に武士がいたのか……!?
その彼・隼人が言うには、「伝統文化の保持ならびに地域防犯への奉仕を目的とする新しい武士制度」
として現代の武士は存在する(らしい)。英国紳士と青年武士の不思議な同居生活が始まった!
地域で愛され活躍している彼だが、実は悲しい過去も抱えていて……。

【朗読劇『武士とジェントルマン』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2023年2月1日(水)〜2月5日(日)

<会場>
サンシャイン劇場

<上演時間>
約2時間弱(途中休憩無し)

<料金>
7,500円
(全席指定・税込)
※ご購入後の返金・クレーム及びお席の振替は一切お受けできません。予めご了承ください。

『チケット発売』
好評発売中

「プレイガイド」
plus a:plus a/プラスエー – 日常にa(プラスアルファ・演劇)をプラス!舞台・ミュージカル・演劇情報サイト「plus a/プラスエー」 (plusa-theater.com)
チケットぴあ:朗読劇『武士とジェントルマン』 | チケットぴあ[チケット購入・予約] (pia.jp)
ローソンチケット:朗読劇「武士とジェントルマン」|演劇のチケット ローチケ[ローソンチケット] (l-tike.com)
イープラス:朗読劇『武士とジェントルマン』のチケット情報 – イープラス (eplus.jp)
CNプレイガイド:朗読劇『武士とジェントルマン』[当日引換](サンシャイン劇場)チケット情報|CNプレイガイド (cnplayguide.com)

「問い合わせ」
キョードー東京:0570-550-799(オペレーター平日11:00〜18:00/土日祝10:00〜18:00)

<出演者>
※本公演は、出演キャストが日替わりで出演いたします。
※各日、隼人役、アンソニー役に加えて、他、兼ね役2名が出演いたします。
・2023年2月1日(水) 19:00 (隼)汐谷文康、(ア)岸尾だいすけ
・2023年2月2日(木) 13:00 (隼)千葉翔也、(ア)笠間淳
・2023年2月2日(木) 19:00 (隼)中島ヨシキ、(ア)岸尾だいすけ
・2023年2月3日(金) 13:00 (隼)神尾晋一郎、(ア)狩野翔
・2023年2月4日(土) 13:00 (隼)神尾晋一郎、(ア)堀江瞬
・2023年2月4日(土) 18:00 (隼)松風雅也、(ア)堀江瞬
・2023年2月5日(日) 12:00 (隼)中島ヨシキ、(ア)安元洋貴
・2023年2月5日(日) 17:00 (隼)中澤まさとも、(ア)安元洋

<STAFF>
原作:榎田ユウリ『武士とジェントルマン』KADOKAWA刊
脚本・演出:末原拓馬(劇団おぼんろ)
音楽:HIDE×HIDE & ワキマル・ジュンイチ(※2月5日のみ、尺八・岩田卓也、三味線・浅野祥となります。)
美術:松生紘子
照明:安永瞬
音響:小幡亨
衣裳:高田菜々子
ヘアメイク:平野仁美
演出助手:有坂美紀
舞台監督:齋藤英明/伊藤春樹
制作:MMJ
企画:citrolemon
製作:朗読劇『武士とジェントルマン』製作委員会(エイベックス・エンタテインメント/citrolemon)
主催:朗読劇『武士とジェントルマン』製作委員会

©榎田ユウリ/KADOKAWA 朗読劇『武士とジェントルマン』製作委員会

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