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木下グループ presents『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』ユウナ役:中村米吉が光の中で美しく舞う“異界送り”スペシャル映像公開

異界送りビジュアル

2023年3月4日(土)~4月12日(水)にIHI ステージアラウンド東京(豊洲)にて上演される、
木下グループ presents『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』のユウナ役中村米吉による
「異界送り」のスペシャル映像が公開されました。

ユウナ役:中村米吉

『ファイナルファンタジーX』のストーリーにおいて、キーポイントの一つである「異界送り」。
その儀式には、亡くなった人々の魂を鎮めるという役割があり、夕焼けの浜辺で
ユウナが初めて儀式を行うシーンは、『ファイナルファンタジーX』の中でも名シーンの一つに挙げられます。
動画内には、主人公ティーダが初めて「異界送り」を見た際の「不思議で……少し恐ろしい儀式」
「もう見たくないと思った」というセリフも登場。原作への敬意とこだわりが詰まった動画となりました。
また、使用されている楽曲は、本公演で実際に使用される楽曲の一つとなります。
ゲームミュージック界の巨匠、植松伸夫氏が『ファイナルファンタジーX』で制作した「異界送り」。
今回の歌舞伎化にあたり、この名曲を『新作歌舞伎 風の谷のナウシカ』でも作・編曲を担当し、
本作では音楽監督を務める新内多賀太夫氏がアレンジ。ファンタジーの世界を笛や胡弓、箏、打楽器など
和楽器を使い歌舞伎の楽曲として表現し、新しい『ファイナルファンタジ―X』を一層もりあげてくれます。
原曲の神聖さをそのままに、歌舞伎の中の鎮魂の儀式として説得力のある和風楽曲となりました!
舞いの振付を担当した尾上菊之丞氏は「異界送り」の儀式を日本舞踊にアレンジ。
繊細な和楽器によって奏でられる音楽と美しい舞いで、何度も見たくなる幻想的な「異界送り」の様子に、
3月からの上演が待ち遠しくなること間違いなしです。

【「異界送り」プロモーションビデオ】

URL:https://youtu.be/MKH12DgAGI4

【コメント】

ユウナ役:中村米吉
「真冬の冷たいコンクリートの床を素足で感じながらの撮影。
その冷たさは、ユウナが初めて異界送りをしたキーリカ島の海の温度を私も体感したような、そんな気持ちになりました。
緻密な撮影プランのもと、繰り返し無心で踊る、それは本当に異界に向かってひたすら祈るような時間。
この撮影で触れたその質感を舞台の上から皆様に届けられるよう勤めます。
是非劇場での異界送りにもご期待ください。」

振付:尾上菊之丞
「ユウナの舞を再現することを第一に、FFX で描かれている「異界送り」の断片から日本舞踊の様式で全体を創造し、
歌舞伎版「異界送り」を創作しました。舞踊とは、目に見えない死者の魂や神仏と交わる唯一の手段。
哀しみだけではなく愛や希望、様々な感情を想起させるようなシーンにしたいと思っています。」

〈尾上菊之丞プロフィール〉
日本舞踊尾上流四代家元。1976年東京生まれ。2011年、尾上流家元を継承し三代目尾上菊之丞を襲名。
「尾上菊之丞の会」、「逸青会」(狂言師茂山逸平氏との二人会)、古典芸能オンラインサロン
「K2 TEATRE」(藤間勘十郎氏と共同)を主宰。日本舞踊界初の映像作品「地水火風空そして、踊」
(日本舞踊協会主催)を作・演出。「風の谷のナウシカ」、スーパー歌舞伎II「ワンピース」等、
新作歌舞伎の演出や振付を手掛ける。古典芸能に留まらずOSK日本歌劇団や宝塚歌劇団、
2021アイスショー「LUXE」では監修・演出を勤めるなど活躍の場を広げている。

音楽監督:新内多賀太夫
「「異界送り」は陰と陽が隣り合わせにありながら、人々の想いが昇華されていく儀式です。
幻光虫が七色に輝く風情を日本古来からある五色の意味と通じ合わせ、和楽器の音で表現し、
御霊鎮めをする巫女を想起させる巫女鈴と鈴(りん)を用いて七色を構成しました。
魂が浄化される様を顕現したいという願いで作っています。」

〈新内多賀太夫プロフィール〉
歌舞伎や新派公演、国立劇場、三越劇場、紀尾井ホール主催公演等に、2001年より立語りとして出演。
2004年東京藝術大学常英賞、2009年第22回財団法人清栄会奨励賞、2013年第33回松尾芸能賞新人賞、
2014年第68回文化庁芸術祭賞新人賞、2015年第65回芸術選奨文部科学大臣新人賞、
2018年第22回日本伝統文化復興財団賞を受賞。深川江戸資料館では新内流しの再現を行う。
また千代田区アーティストインスクールの講師となり、子供たちへの普及にも励む。劇伴や創作作品の作曲なども精力的に行う。

【あらすじ】

『前編』
大いなる脅威『シン』に人々がおびえて暮らす、死の螺旋にとらわれた世界スピラ。
そんなスピラへと迷いこんだ少年ティーダ。そこで可憐で気丈な召喚士ユウナと出会う。
ユウナの目的はただ一つ。『シン』を倒すこと。
そのための『究極召喚を手に入れること』であった。
ユウナの決意に胸をうたれるティーダは同じくユウナを援護する仲間たちと共に旅にでる。
水球競技ブリッツボールでの熱戦や、父の盟友アーロンとの再会により、
一行は「真実」に近づくこととなる。
だがそこに立ちはだかるグアド族の族長・シーモア。
「死の安息こそスピラの願い」というゆがんだ考えを抱いている男である。
その原因ともなった彼の幼き頃の悲哀に満ちた物語とは果たして……。

『後編』
グアド族の族長・シーモアの策略はティーダたちをますます追い込んでいく。
狡猾なシーモアは、ユウナを誘拐し、彼女を利用するために政略結婚を企てる。
それに抗った一同は反逆者の汚名を着せられ、旅の中断を余儀なくされる。
絶望し泣き崩れるユウナを見て、ティーダはなんとしても彼女を守りぬこうと決心。
出会った頃から互いに惹かれあっていた二人は秘めた恋心に身を委ねるのであった。
一同は決意を新たに、再び『シン』を倒す究極召喚を手に入れるために立ち上がる。
だがそこに待ち受けていたのは衝撃の出来事……
『シンの正体』『究極召喚と引き換えになってしまうユウナの命』
そして『ティーダの存在の真実』……
彼らはそれを乗り越え、自分たちの物語をつむごうとする。

【木下グループ presents『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2023年3月4日(土)~4月12日(水)

<会場>
IHIステージアラウンド東京

<上演時間>
未定
(一部生演奏)
※新型コロナウイルス感染対策並びに舞台機構の確認のため、前編終了後、すべてのお客様に一度、劇場外にご退館いただきます。

<料金>
「前編・後編通し」
『ファイナルファンタジーX』の世界を一気にご鑑賞いただけるお得なチケット。
SS席32,000円 ※非売品オリジナルCGビジュアルアクリルスタンド付き
S席28,000円 ※非売品オリジナルCGビジュアルポスター付き
A席24,000円
B席19,800円

「前編/後編」
前編のみ、後編のみをお楽しみいただけるチケット。(※非売品特典グッズは付きません)
SS席18,000円
S席16,000円
A席14,000円
B席11,000円
(全席指定・税込)
※SS席、S席の非売品特典グッズはご観劇日当日、劇場内でのお渡しとなります。
※未就学児童は入場できません。
※チケットはお一人様一枚必要です。
※やむを得ない事情により出演者等が変更になる場合がございます。
※車椅子でご来場予定のお客様はチケット(SS席)を購入後、ご観劇日の2営業日前までに下記ステージアラウンド専用ダイヤルまでご連絡ください。
付き添いの方がご観劇される場合もSS席チケットが必要になります。車椅子スペースには限りがあり、
ご購入のお座席でご観劇いただく場合もございますのであらかじめご了承ください。
※劇場の構造上、場面によってはご入退場いただけない場合がございます。
※営利目的によるチケットの転売は禁止しております。
※今後の社会情勢に応じて、公演内容・開演時間等が変更となる可能性がございます。
※お申込み完了後、お申込み内容の変更はできません。ご購入されたチケットは、公演中止・延期等の場合を除き、
払戻の対応は致しかねます。公演が中止になった場合には、公式HPにて払戻方法を告知致します。

『チケット発売』
好評発売中

「プレイガイド」
ステージアラウンドFC:https://l-tike.com/sat/
TBSチケット:https://tickets.tbs.co.jp/ff10-kabuki/
TBSチケット電話予約:0570-068-489(平日11:00~17:00)
ローソンチケット:https://l-tike.com/ff10-kabuki/
楽天チケット:https://r-t.jp/ff10-kabuki
イープラス:https://eplus.jp/ff10-kabuki/
チケットぴあ:https://w.pia.jp/t/ff10-kabuki/
チケットWeb松竹:https://www1.ticket-web-shochiku.com/t/
※前編・後編の各チケットは、ステージアラウンドFC・TBSチケット・ローソンチケットでのお取扱いとなります

「問い合わせ」
ステージアラウンド専用ダイヤル:TEL:0570‐084‐617(11:00〜16:30)
※グループ観劇(10名様以上)のお申込みもこちらにお問い合わせください。

<出演者>
ティーダ:尾上菊之助
アーロン:中村獅童
シーモア:尾上松也
ルールー:中村梅枝
ルッツ、23代目オオアカ屋:中村萬太郎
ユウナ:中村米吉
ワッカ:中村橋之助
ティーダ(幼少期)/祈り子:尾上丑之助(後編のみ出演)
リュック:上村吉太朗
ユウナレスカ:中村芝のぶ
キマリ:坂東彦三郎
ブラスカ:中村錦之助(後編のみ出演)
ジェクト:坂東彌十郎
シド:中村歌六(後編のみ出演)

尾上菊五郎(声の出演)
ほか

<STAFF>
企画:尾上菊之助
脚本:八津弘幸
演出:金谷かほり、尾上菊之助
補綴:今井豊茂
美術:堀尾幸男
照明:磯川敬徳
振付:尾上菊之丞
音楽:新内多賀太夫
音響:小寺仁、山本浩一
映像:石田肇
衣裳:松本勇
ヘアデザイン・メイクデザイン:松本慎也
立師:山崎咲十郎、尾上菊次、中村獅一
演出助手:荒井遼、樋口照芳、小正あをい
狂言作者:竹柴潤一
舞台監督:南部丈
技術監督:白石良高
主催:『新作歌舞伎 ファイナルファンタジーX』製作委員会(TBS/ディスクガレージ/ローソンエンタテインメント/博報堂DYメディアパートナーズ/楽天チケット/TopCoat)
後援:TBSラジオ/BS-TBS
原作・協力:スクウェア・エニックス
制作協力:松竹
特別協賛:木下グループ
協賛:再春館製薬所
製作:TBS
IHI Stage Around Tokyo is produced by TBS Television, Inc., Imagine Nation B.V., and The John Gore Organization, Inc.

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