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「THE RAMPAGE」の長谷川慎と北乃きいがW主演で贈る『ロミオ&ジュリエット』いよいよ開幕

 

©ロミオ&ジュリエット製作委員会

世界で最も有名な劇作家シェイクスピアによる不朽の名作『ロミオとジュリエット』を、
エネルギーあふれる現代の才能を結集させ新たな舞台として誕生。
ピュアな恋人たちのロマンス、若者たちのやり場のない情熱や葛藤を、芝居とダンスを融合させた
芸術性豊かなムーブメントで現代的、かつ幻想的に魅せていきます。
ロミオ役に抜擢されたのは、いま最も勢いのあるダンス&ボーカルグループTHE RAMPAGEのパフォーマー長谷川慎。
鍛え抜かれた肉体が生み出す圧巻のダンスパフォーマンスは多くのオーディエンスを魅了。
近年は俳優としての活躍もめざましく、高い身体能力と繊細な演技を武器に新時代のロミオへと挑みます。
ジュリエット役は、ミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』のヒロイン・マリア役も記憶に新しい、北乃きい。
数々の作品で培われてきた豊かな表現力で、まっすぐで清らかなジュリエットを演じます。
演出は、シェイクスピアを生んだ地であるイギリス出身のアレクサンドラ・ラター。
彼女の才能に触れた宮崎駿監督が『もののけ姫』の舞台化を初めて認め、
ロンドンと東京での上演で高い評価を得ました(『Princess MONONOKE ~もののけ姫~』)。
創造性あふれる新進演出家とフレッシュなキャストによる新生『ロミオ&ジュリエット』にご期待ください。

2023年1月27日(金)、公演初日を翌日に控え、東京都渋谷区のBunkamura シアターコクーンにて
囲み取材と公開ゲネプロが行われました。

【囲み取材の様子】

舞台上で行われた囲み取材には、ロミオ役の長谷川慎さん、ジュリエット役の北乃きいさん、
ティボルト役の中尾暢樹さん、パリス役の小松準弥さん、ベンヴォ―リオ役の石川凌雅さん、
マキューシオ役の京典和玖さん、 キャピュレット役の若杉宏ニさん、 キャピュレット夫人役の紺野まひるさん、
モンタギュー役の鈴木省吾さん、 モンタギュー夫人役の美羽あさひさん、ジュリエットの乳母役の野口かおるさん、
エスカラス役の松村雄基さん、ロレンス神父役の山崎樹範さん、そして本作の演出を務めた
アレクサンドラ・ラターの14名が登壇。

各登壇者から役所と意気込みが話されます。

長谷川さん「ロミオは恋多き人生を歩む男の子でして、その恋によって人生が狂ってしまうという物語なんですけど、
最初はジュリエットに対してではなく、他の女性に対して真っ直ぐに「大好き」みたいな男だったんですけど、
ある日、ジュリエットに会ってそこから彼女一筋になって、本当に周りが見えなくなる程、ジュリエットを愛して
それが故に自分の人生がどうなっても良いからジュリエットを愛するという、真っ直ぐな男で、
とても男気のある、色んな意味で良くも悪くも周りが見えない人です。」

北乃さん「今回のジュリエットは凄くロックでクールなイメージというのを演出家のアレックスさんから聞きまして、
皆さんがイメージする白い衣装のジュリエットとは反して、こういうブラックや赤を好む
シンガーソングライターの女の子の役です。嬉しい気持ちや悲しい気持ちを歌詞にして
歌にのせて歌ったりするシーンもあります。芯の強いジュリエットを演じさせていただきます。
今までに見た事の無い感じになっていると思います。」

中尾さん「今回、僕が演じるティボルトは怒りや迫力だったり、今回はこのロミオをぶっ倒したいと思っているので、
そういう気持ちでこの世界観を一緒に作り上げていきました。北乃さんの通り、今までに無い
ロミオ&ジュリエットになっていますので、楽しんでくれたら嬉しいです。」

小松さん「パリスはジュリエットに求婚を迫るという役所になっているんですけども、
何故、ジュリエットと結婚をしたいのか、という所に注目してもらいながら見てもらえたらと思います。
今この時代に「ロミジュリ」をやらせていただく事はきっと何か意味があると思いますし、
僕達がこの世界を全力で生きる事できっと皆様の心に響くモノもあるんじゃないかと思いますので、
精一杯演じさせていただきます。」

石川さん「ベンヴォ―リオはモンタギュー家とキャピュレット家の争いに常に巻き込まれていて、
中立な立場ではあるんですけども、何か起きた時にそのシチュエーションで一番ベストな方法を
常に考えているそんな男です。止めようとしても中々止まらない争いだったりとか、
そういう物が今回凄く多いんですけども、そういう心の葛藤だったりとかを
繊細に演じていけたらと思っております。」

京典さん「マキューシオはイメージ的にはおちゃらけていたり、短気だったりとか、
そういうイメージがあると思うんですけど、実は彼は繊細で世間に対して
ぶつけ様の無いエネルギーを持っているという、そういう二面性みたいな所に注目して
見ていただけたらなと思います。今回、アレックスにダークなマキューシオを
演じて欲しいと言われたので、そこもしっかり見せられたらなと思います。」

若杉さん「見所は全てと言いたいんですけども、どこ?というのは見てのお楽しみという事で、
この芝居も愛が薄い時代に愛が詰まった、凝縮されたこの舞台を是非見ていただきたいなと思っております。」

紺野さん「誰もが知るこの作品なんですが、今、2023年に上演をする事の意味がとてもあると感じておりますので、
見ている方の心を少しでも動かして、世界が変わってくれたらなと思っております。皆さん楽しんで下さい。」

鈴木さん「ロミオと同様、私も父親は恋多き男だったんですけど、最終的に妻を大事にする様になりました。
この妻への思い、勿論、ロミオに対する愛情や思いを見ていただけたらと思います。
この素敵なロミオの「え~、あんなの父親じゃないよ」って言われない様に、素敵な父親になれる様に頑張ります。」

美羽さん「ロミオと直接絡んでのお芝居は殆ど無いんですけども、その中でも息子との関係性だったり、
モンタギュー一家の雰囲気だったりを味わっていただけるように頑張りたいと思っております。」

松村さん「この「ロミオ&ジュリエット」の物語の舞台であるヴェローナを牛耳っているボスです。
従来は慈悲深いイメージが多かったと思うんですけども、アレックスから
「本当はダークな所がいっぱいある役なんです」と言われましたので、僕の心の中にあるダークな部分を
全面に出して奥深く人間くさいエスカラスを演じたいと思います。」

山崎さん「僕の役はロミオとジュリエットの兄の様な存在だったりするんですけども、
それはさておき、ここに居ないアンサンブルチームのメンバーとかもおりまして、
その子達がシーンとシーンのつなぎ目とかで我々が演じている隅々まで埋めてくれたりしていまして、
そういった舞台の転換一つも、アレックスが全て美しく演出をつけてくれているので、
そういった所も見所かなと思いますので、その辺を楽しんでいただければと思います。」

野口さん「私は若いロミオとジュリエットの2人の恋の背中を押す役です。
『ロミオとジュリエット』は16世紀~17世紀に書かれた本で、人々は教科書とか本棚にある様な物語だと
思っているかもしれないけど、私達がアレックスと一緒に稽古をして作った物語を目の前でお目にかけさせていただいて、
切ったら血が出る様な、誰もが無関係ではない本棚にある様な物語じゃなくて、人間がやる物語だという事を
皆さんに見てもらいたいと思っています。」

アレクサンドラ「『ロミオ&ジュリエット』はシェイクスピア作品は勿論、
世界中で一番有名なラブストーリーだと思います。なので、素晴らしいキャストの皆さん、
アンサンブルの皆さんと一緒に美しい色々な表現を作りたいと思いました。
言語が無くても感動する作品、そして今の世界に本当に意味がある物語を作りたかったので
楽しんでいただけたらとても嬉しいです。」

Q:アレックスとのやり取りの中で印象深かった事は?

長谷川さん「シェイクスピアの言葉って、めちゃめちゃ難しいじゃないですか。僕が初めて台本を読んだ時に
やっぱり分からなくて正直、混乱していて。その混乱を解いてくれたのがアレックスで、アレックスの台本には
日本語と英語の台詞が同時に訳されているのが書いてあって。日本語ではこういう意味だけど、
英語では一つの意味じゃなくて何個も意味があったりとか。例えばロミオの「ああ、」という台詞も、
この「ああ、」には3,4個のパターンがあったりして、自分が日本語の台詞に対して困っている所を
全て噛み砕いて英語での役を日本語として訳してくれたので、意味が分からず喋るんじゃなくて、
自分の中で落とし込みながら台詞を言える様になったのはアレックスのお蔭だなって、本当に感謝しています。」

北乃さん「先程、アレックスさんが仰った通り、この舞台は幻想的なダンスで現代的にロミオとジュリエットを
描いているお話なんですけど、海外の日本語が分からない方が見ても分かる様な、セクションで分けた時に
「このシーンはどういうシーンなんだろう?」というのがハッキリ分かる様にムーブメントがついていて、
日本語が分からない方が見に来られても楽しんで見ていただける舞台になっているんですね。
その辺が新しい演出で凄く面白いなと思いました。あとは毎日太陽みたいにニコニコして元気な方なので、
私達は毎日本当に幸せな稽古場でした。」

最後に来場者へのメッセージを。

アレクサンドラ「この経験をさせていただけました事を大変嬉しく思います。
私はイギリス人ですので、シェイクスピアの作品を素敵な役者さんやスタッフさんと一緒に作る事に
大変感動しています。それと、シェイクスピア作品で私が思う一番大事な事は、
色々とチャレンジが出来る事だと思います。何時もステージングをする時に新しい世界になるので。
この精神で凄く頑張りましたので、皆さんにシェアするチャンスがある事が大変ありがたいです。」

北乃さん「この『ロミオ&ジュリエット』、本当に幻想的なダンスと現代的なシーンで皆様に
お届けして参ります。このビジュアルを見ただけでもサプライズがあると思うんですけど、
見に来られた時にサプライズボックスを開けた時みたいなビックリとか感動が沢山詰まった舞台になっております。
是非、劇場に足を運んでいただけたら嬉しいです。」

長谷川さん「皆さん仰っていた様に、この『ロミオ&ジュリエット』がこの世の中の状況に合わせて
このタイミングでやれるというのは凄く意味がある事なので、来て下さった方の心に残る作品を
お届けしたいですし、その人がこれから生きて行く中での人生の一ページに、
ずっと心に残っていく様な作品を届けたいと思っていますので、是非『ロミオ&ジュリエット』、
全く新しい作品になっていると思いますので、皆さん楽しみにしていて下さい。」

【あらすじ】

季節は、夏。
舞台は現代。「今」と「昔」が入り乱れる架空の都市「ヴェローナ」。

モンタギュー家の跡取りとして気丈に振る舞いながらも、いつか恋をして暗い世界から抜け出すことを夢見ている繊細なロミオ。
親の思惑に反発し、シンガーソングライターを目指している才能あふれたキャピュレット家の一人娘ジュリエット。
キャピュレット家の所有する『CLUB VERONA』で運命的な出会いを果たした二人は、一目で恋に落ちる。
しかし、一代で財を成したモンタギュー家と伝統を重んじる上流階級のキャピュレット家は、街の権力をめぐって激しい対立を続けていた。
両家の確執は根深く、若い恋人たちの物語は次第に悲劇へと転落していく。
周囲の大人たちの思惑は、二人をどのような結末に導くのか…。

【ライブ配信決定】

『ロミオ&ジュリエット』の1月28日(土)18:00開演の初日公演と公演の2公演が
「シアターコンプレックス」にてのライブ配信が決定。

1月28日18時公演の配信概要はこちら
2月12日13時公演の配信概要はこちら

【『ロミオ&ジュリエット』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2023年1月28日(土)~2月12日(日)

<会場>
Bunkamura シアターコクーン

<上演時間>
約2時間45分(15分間の途中休憩を含む)

<料金>
S席12,000円 A席11,000円
(全席指定・税込)
※未就学児入場不可
※A席は中2階バルコニー・2階バルコニー席となります
※A席に含まれる2階バルコニー席は、特にご覧になりづらいお席となります。予めご了承ください。

『チケット発売』
好評発売中

「プレイガイド」
ローソンチケット:https://l-tike.com/romeo-juliet/(Lコード:36320)※ローソン・ミニストップ店内端末「Loppi」にて一般発売日以降直接購入可能
イープラス:https://eplus.jp/romeo-juliet/
CNプレイガイド:https://www.cnplayguide.com/romeo-juliet/ 0570-08-9999(オペレーター対応 平日 / 年中無休)※ファミリーマート店内端末にて一般発売日以降直接購入可能
楽天チケット:https://r-t.jp/romeo-juliet/
Bunkamura:
◆オンラインチケットMY Bunkamura  https://mybun.jp
◆Bunkamuraチケットセンター 03-3477-9999(オペレーター対応
◆Bunkamuraチケットカウンター(Bunkamura1F/
◆東急シアターオーブカウンター(渋谷ヒカリエ2F/
ticketbook:https://e-ticketbook.com/romeo-juliette/2211-tb/

「問い合わせ」
公演に関する問い合わせ:ネルケプランニング https://www.nelke.co.jp/about/contact1.php
チケットに関する問い合わせ:Mitt TEL:03-6265-3201(平日12:00~17:00)

<出演者>
ロミオ:長谷川慎(THE RAMPAGE from EXILE TRIBE)
ジュリエット:北乃きい

ティボルト:中尾暢樹
パリス:小松準弥
ベンヴォーリオ:石川凌雅
マキューシオ:京典和玖
キャピュレット:若杉宏ニ
キャピュレット夫人:紺野まひる
モンタギュー:鈴木省吾
モンタギュー夫人:美羽あさひ

ジュリエットの乳母:野口かおる
エスカラス:松村雄基
ロレンス神父:山崎樹範

「アンサンブル」
飯嶋あやめ
五十嵐優
石井大希
川瀬遼太
咲花莉帆
瀬戸口希哉
本間健太
森山晶之

<STAFF>
原作:ウィリアム・シェイクスピア
翻訳:松岡和子
上演台本・演出:アレクサンドラ・ラター(Whole Hog Theatre)
音楽:マーク・チョイ(Whole Hog Theatre)
美術:松生紘子
振付:崎山莉奈
アクション監督:安田桃太郎(BRATS)
照明:吉枝康幸
音響:吉田可奈
映像:荒川ヒロキ
衣裳:及川千春/川島加菜果
ヘアメイク:瀬戸口清香
演出補:久保田創
演出助手:井口綾子/加藤由紀子
舞台監督:久保健一郎/山添賀容子
宣伝美術:山下浩介
宣伝写真:神ノ川智早
宣伝衣裳:柴田拡美(Creative GUILD)
宣伝ヘアメイク:瀬戸口清香
主催:ロミオ&ジュリエット製作委員会

©ロミオ&ジュリエット製作委員会

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