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『東京コミコン2022』コスプレステージ&会場の様子を紹介

© TOKYO COMIC CON

©︎TOKYO COMIC CON 2022 / KOUSUKE KAWAMURA

株式会社東京コミックコンベンションは、2022年11月25日(金)~11月27日(日)に、
千葉県千葉市美浜区の幕張メッセにて「東京コミックコンベンション2022」
(以下、「東京コミコン2022」)を、3年ぶりにリアル開催しました。
会場内やステージを彩った来場者等のコスプレの様子をお伝えします。

【『東京コミコン2022』コスプレの模様】

東京コミコンにおいて、来日セレブゲストとのサイン会や各種物販、映画で使われたアイテムの展示等と並び、
大きな魅力の一つとなっているのが多種多様な来場者、および出展企業等による様々なコスプレ(コスチュームプレイ)。
性別・年齢・国籍、そして作品を問わない、キャラクター愛に溢れた会場のコスプレイヤー達の姿は、
東京コミコンというイベントの一つのアイコンと言っても過言ではない様子。

【来場者コスプレイヤー】

2022年に日本国内で公開された実写洋画においてトップとなる約131.6億円(2022年10月11日時点)の
興行収入を記録しているトム・クルーズ主演の「トップガン・マーヴェリック」。
戦闘機映画の新たな金字塔となった作品の主人公、ピート・❝マーヴェリック❞・ミッチェル海軍大佐の
パイロットスーツ姿のコスプレイヤーをアーティストアレイブース付近で発見。
「アベンジャーズ」の面々に国際展示場中央エントランス付近で遭遇。
11月11日より「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」が公開されている事にちなみ、
”ワカンダポーズ”をしていただきました。
7ホールにて、「ダークナイト」の”撮影現場”に遭遇。IMAXカメラを担ぎ、バットマンとジョーカーの
鬼気迫る表情を捉えるべく、にじり寄る”クリストファー・ノーラン監督”の姿は、館内各所で話題になっていました。

映画などに登場した車両が展示されている「スーパーライドエリア」のLC500 Convertibleの前には
ブラックパンサーの姿が。第一作の劇中同様のLC500のルーフに登っての撮影はNGでしたが、
素敵なポーズを決めてくれました。

6ホールに位置する、東京コミコン永久名誉親善大使であり、マーベル・メディア名誉会長を務めた
「マーベル・ヒーローの生みの親」である巨匠、故スタン・リー氏の東京コミコン来日時の写真花壇の前で
ポーズをとってくれたのは「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー」のロケット。
身長とほぼ変わらないサイズの武器を悠々と使いこなし、高い人気を誇っていました。
そして7~8ホール南側の屋外に位置する、15店の個性豊かなグルメが軒を連ねる
フードエリアで見つけたのはダース・ベイダーの御一行。ベイダー卿の手元をよく見ると、
「あんこスイーツラボ豆金」の和栗モンブラン(1,000円)が。
購入列の途切れない逸品は、帝国軍をも虜にしていたようです。6ホールと7ホールを繋ぐいこいのモールでは、スパイダーマン&アイアンマンvsヴィランチームの豪華な対決が。

【コスプレギャザリング】

幕張メッセ国際展示場1~8ホールの中央エントランスと正面広場を繋ぐ階段では、
東京コミコンのコスプレでは、すっかりお馴染みとなった集合撮影会「コスプレギャザリング」が行われました。
特定の作品ジャンルやキャラクター等、テーマやコスチュームの枠を設けた
3日間で全19枠の多様な集合撮影が繰り広げられ、参加者は3年ぶりのリアル開催を満喫している様子が伺えます。
25日午後2時30分頃からは、ホラー、サスペンスジャンルに特化した「サイコパス大集合」が。
ド迫力なラーチが非常に目立ちますが、アダムス一家も東京コミコンを楽しんでいる様子でした。

続く午後3時30分からはアメコミ、及び映画を対象とした「MARVEL SUPER HEROES」。
小さなヒーロー達から全力で楽しむ大人まで、様々な年代を虜にするMARVELの魅力が詰まっています。

翌日、26日午後2時30分からの枠はスター・ウォーズシリーズをジャンル対象とした「Across the Stars!SW集合」。
東京コミコン2022の来日セレブゲストの出演作品で最大手となる「スター・ウォーズ」シリーズ。
コスプレイヤーの人数、衣装の気合の入り方も例年以上なのかも。

そして午後3時30分頃から行われたのは、マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)を対象とした
「MCUだよ!全員集合!」。恐らく、東京コミコン2022のコスプレギャザリングで最も大人数参加があったと思われる枠で、
踊り場を挟んで2段に分かれる程の参加者数は圧巻の一言。よく見るとかなりマニアックなコスプレをした参加者も。

最終日となる27日の午後2時からはアメコミのミュータントのキャラクターを対象とした
「今こそ集え!ミュータント達!!」。突然変異を意味するミュータントのキャラクター達が
精悍な表情でカメラに視線を向けてくれました。
午後3時からは、魔法ワールドの登場キャラクターのジャンル区分となった「ウィザーディングワールド大集合」。
ホグワーツやイギリス魔法省、闇の陣営等、作品を超えたオールスターによる対決構図は、
来場者のカメラやスマートフォンからのシャッター音が鳴り止みませんでした。

【各コスプレステージ】

そしてメインステージにて参加者が自身の作品愛を溢れんばかりに存分にアピールしていたのが、各コスプレステージ。

『コスサミセレクション in TCC day1』
26日の午後1時から行われたのは、世界コスプレサミット運営事務局(株式会社WCS)の全面協力にて
開催するステージ。day1は総勢29組のコスプレイヤー達がアメコミのみらず、
国内外全てのコミック、ゲーム、特撮作品のキャラクターで参加。
ステージ上をランウェイ方式でウォークとパフォーマンスを組み合わせて観覧席へとアピールします。
愛らしいミッキーマウスとシンデレラの衣装で参加のコスプレイヤー。
コアなファンからどよめきが起こった「東映版スパイダーマン」。

独創的なペニーワイズの女性版アレンジの参加者も。

前述の”クリストファー・ノーラン監督”もオンステージ。IMAXカメラで余す所無く撮影された客席の様子は一体何の作品に使われるのか?
そしてこのステージの特別ゲストとして、2次元を具現化する「鎖音プロジェクト」のラブマツさんが
自身の動画作品のキャラクター「アイロンマン(IRON MAN)」のコスチュームで登場。
衣装の拘りポイントや、アイアンマンのパロディながらもリスペクトの熱さを話していました。
完成度の高いマンダロリアンの3人。アーマラーの手には何やら抱き抱えられているのですが…?
ロード・オブ・ザ・リングよりフロドとサムワイズの鬼気迫るパフォーマンス。
大きな拍手が客席より送られていました。

最後は勿論、集合撮影。29組ともなるとステージ幅いっぱいに参加者が並びました。

『東京コミコン マーベルアッセンブルステージ 2022』続く午後5時15分頃からのステージは、事前募集がなされたマーベル作品のコスプレの他に
イラストやアート、料理といったクリエイティブ作品が披露されるマーベルファンの為のステージ。
そのファンの作品審査を担当するゲストとして、アメコミ系ライターの杉山”すぴ”豊さんと、
マーベル・コミックス編集長のC.B.セブルスキーが登壇。C.B.は盛んに客席を煽り、
「僕がマーベル!って言ったら、皆、アッセンブル!って言って!」としっかりと盛り上げ役をかって出ます。
最初はコスプレ部門から。東京コミコン事務局の事前書類審査を通過した5組がパフォーマンス。
どのコスプレイヤーも作りこみの凝り方が尋常ではなく、特別賞を与える一組を選ぶのは大変そう。

手作りの自作ミニチュアを持ち込んだ、将来はマーベル映画の美術スタッフを目指したいという参加者

続いてクリエイティブ部門。ステージのビジョンに参加者からの応募作品5作が映し出されます。
自身の得意技術を活かした物や、こうだったら良いな、というイメージを昇華させたもの等、
客席のマーベルファンが大きく頷く力作だらけ。

『ヒーロー賞』チーム・ミュータント

『スタイリッシュ賞』MASAさん

『ユーモア賞』スパイダー3兄弟

全作品の審査が終わり、3つの特別賞が表彰されました。『ヒーロー賞』は手作り感と
久し振りのキャラクターを見る事が出来た「チーム・ミュータント」、『スタイリッシュ賞』は
アート部門からアクションを感じる絵柄といつかこういうシーンを映画で見たいという審査理由から
「MASA」さん。そして『ユーモア賞』はコミックス・映画・TVシリーズをミックスした
スパイダーバースを愛嬌たっぷりに表現した「スパイダーマン3兄弟」。
最後は参加者全員で、11月11日公開の「ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー」にちなみ、
両腕をクロスさせたワカンダポーズのフォトセッションにて終了。更にこのステージの参加者は、
続く午後6時15分から行われた、来日セレブゲストである、カレン・ギランのステージにも参加していました。

『東京コミコン スター・ウォーズ ギャラクシーステージ 2022』
そして最終日となる27日の午前11時10分頃からはスター・ウォーズファンの為のステージが。
東京コミコン2022の来日セレブゲストの出演作品の中で最大手となるスター・ウォーズシリーズ。
前述の『東京コミコン マーベルアッセンブルステージ 2022』と同じく、事前応募された
「コスプレ部門」と「クリエイティブ部門」の作品が披露されました。審査員ゲストは杉山さんと、
このステージの前に行われていた来日セレブゲストステージに、ヘイデン・クリステンセンと共に登壇した、
「スター・ウォーズ エピソード2/ クローンの攻撃」にボバ・フェット役で出演し、
東京コミコン親善大使を務めるダニエル・ローガンが登壇。

最初はコスプレ部門から。事前書類審査を通過した4組のコスプレイヤーがステージ幅いっぱいにパフォーマンス。
”ボバ・フェット本人”が審査員である事から、各登壇者の気合の入り様が客席にも伝わる程。
中には約23年前の映画公開時に製作した物や、動画企画の為に2か月間の稽古を積んで臨んだ参加者等、凄まじいレベルです。

続くはクリエイティブ部門。こちらもステージビジョンに5組の作品が映されました。
映画のエピソードが重ねられていくにつれて厚みを増す家族の姿を描いた物や、驚くべき着眼点のかるた、
さらには抹茶で作られた白玉までと、独創性とイマジネーションが作り出す無限の創作意欲の力に客席は驚きっぱなしの様子。

『ファンダムスピリット賞』イシイマナミさん

『ベストデザイン賞』まりこさん

『ベストコメディ賞』キャロルの3人

厳正な審査が杉山さんとダニエルにより行われ3つの特別賞の受賞者が決定。『ファンダムスピリット賞』は
愛情いっぱいに作った作品を最後は食べてしまうという所が評価された「イシイマナミ」さん、
『ベストデザイン賞』はハイレベルな製作が審査員に感銘を与えた「まりこ」さん、
そして『ベストコメディ賞』は本賞一本にしぼってエントリーし、見事、他の参加者との違いを武器に賞を獲得した「キャロル」の3人。

受賞者の総括としてダニエルから「本当は皆さんが称される存在なんです。夫々本当に頑張ってよくやって下さったので。
皆に賞をあげたいんだけど、今回は賞が限られているので選ぶしかありませんでしたが、全員に賞をあげたい位です。」
と話し、最後に降壇際に「僕はサヨナラは言いません。マタネ。また来年2023年に僕は皆さんの前に
素晴らしい俳優達を連れて帰って来ます。アイラブユー、東京。アイラブユー、日本。そして皆さん、アイラブユー。」
と大いに客席を沸せてステージは終了しました。

『DCコスプレステージ』
午後1時過ぎからはDCコミックスのキャラクター愛をコスプレで表現するステージ。
事前書類審査を通過した18組のコスプレイヤーが3つの特別賞を目指してランウェイを披露。
審査員の杉山さん曰く、DCは人間のキャラクターが多い為、アメコミコスプレの中でも
特に腕の見せ所であるという言葉の通り、コスチュームの完成度は元より、立ち姿や動きなど
トレーニングや練習を重ねて体形まで映画やコミックスに近づこうとする努力は見事な物。

『DC賞』ザ・スーサイドスクワッド

『東京コミコン賞』DCボムシェルズ

『ウェイン・エンタープライズ賞』セラさん

このキャラクター愛に順位をつけるのは残酷と話す審査員の杉山さんと、株式会社WCS代表取締役CEOの
小栗徳丸さんの審査により決定したのは、『DC賞』は「ザ・スーサイドスクワッド」、
『東京コミコン賞』は「DCボムシェルズ」、『ウェイン・エンタープライズ賞』は「セラ」さん。
杉山さんからの総括として「本当に素晴らしく、皆、愛を感じる作品で、全員優勝にしても良い位。
これからもDC愛をもっともっと広がる日本にしていく為に力を貸してください」と話しました。

『コスサミセレクション in TCC day2』
そして東京コミコン2022における最後のコスプレステージとなったのが、27日午後3時40分より始まった
『コスサミセレクション in TCC day2』。day1と同じく、ランウェイ方式でウォークとパフォーマンスを組み合わせ、
総勢19組の参加コスプレイヤーが作品愛をアピール。
カッコよくもネタ方向へと振っている者もいれば、作品への感謝を体現する者、
僅かな登壇時間の中でストーリー性を作る者など、参加者の独創性は全く見飽きる事がありません。

非常に長い時間行われた審査の後、『ランウェイ賞』『パフォーマンス賞』が2本ずつ、また今ステージの
全出演者を対象とした『タイヘイ賞』5本、そして『東京コミコン賞』の計10本の特別賞が贈られました。

【東京コミコンとは】

最高のテクノロジーと最高のポップ・カルチャーが融合した日本の新しいコミコンの誕生!
マーベル・コミックスの編集長を長年務め、自らスパイダーマン、アイアンマン、X-メン、
ブラック・ウィドウなど数多くのキャラクターを生み出し、アメリカのコミックス業界に
大きな変革をもたらした「ポップ・カルチャーの父」スタン・リー氏(故)、アップル共同創業者の一人で
「テクノロジーの王」といわれているスティーヴ・ウォズニアック氏との出会いが、「東京コミコン」の始まりです。
最新のテクノロジーと最高のポップ・カルチャーを融合させたコミコンを当初はウォズの住むシリコンバレーで開催し、
真にグローバルな祭典にしたいというウォズの意向があり、「そうであれば日本を巻き込まなければならない」と
東京での開催を決定。そして、2016年12月に「東京コミコン2016」として実現され、第1回の開催から
毎年、海外の有名俳優や著名アーティストとのコミュニケーション、映画で使用されたプロップ(小道具)の展示・撮影、
コスプレイヤー同士の交流の場などを設け、過去には東京コミコンの永久名誉親善大使スタン・リー氏(故)や、
クリス・ヘムズワース氏、オーランド・ブルーム氏など、豪華セレブゲストが集結し、
ポップ・カルチャーの祭典として熱狂と感動を積み上げてまいりました。
「シリコンバレーコミコン」と対をなす「東京コミコン」は、アメリカンスタイルをベースとしながらも、
テクノロジーとポップ・カルチャーの祭典として、既存のコミック・映画・アニメーションあるいは
ゲームショーなどのイベントとは一線を画し、革新性と楽しさを共有する空間を創出。
ファミリー層からご年配の方まで、全世代を通じて楽しんでいただける知的好奇心を刺激するイベントです。
2020年には、初のオンライン(TOKYO COMIC CON WORLD)での開催も行われ、新たな進化を遂げています。

そして今年、3年ぶりのリアル開催となりますます大きな盛り上がりが期待される第6回東京コミコン2022では、
PR大使に東海オンエアの皆さんが、そしてアンバサダーにEXILE AKIRA氏が就任、さらに、
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『アベンジャーズ』シリーズのカレン・ギラン氏、
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのクリストファー・ロイド氏、『スター・ウォーズ』シリーズの
アンソニー・ダニエルズ氏とヘイデン・クリステンセン氏とイアン・マクダーミド氏とダニエル・ローガン氏、
『X-MEN』シリーズのジェームズ・マカヴォイ氏、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや
『ブラックパンサー』のアンディ・サーキス氏、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シリーズの
ジョセフ・クイン氏とジェイミー・キャンベル・バウアー氏、『ストリート・オブ・ファイヤー』のマイケル・パレ氏、
『マッドマックス 2』のヴァーノン・ウェルズ氏が来日しました。
今後も、年々バージョンアップしていく東京コミコンに是非ご期待ください。

【東京コミックコンベンション2022開催概要】

公式サイトはこちら

<開催期間>
2022年11月25日(金)~11月27日(日)

<会場>
幕張メッセ 4ホール~8ホール

<来場者数>
67,668人(3日間合計)

<イベント内容>
・国内外映画、コミックなどの最新情報公開
・企業出展(限定・先行商品の販売、グッズの展示など)
・実際に映画で使用されたプロップや、レアグッズの展示
・最新技術を使った様々なコンテンツの体験
・海外セレブ俳優との交流
・ステージでのライブパフォーマンスのライブ配信
・コスプレイヤーの交流、コンテスト
・漫画家やアニメーターの作品展示や販売、「アーティストアレイ」

<問い合わせ>
東京コミックコンベンション事務局:info@tokyocomiccon.jp

<主催>
株式会社東京コミックコンベンション/東京コミックコンベンション実行委員会

【大阪コミックコンベンション2023開催概要】

公式サイトはこちら

<開催期間>
2023年5月5日(金)~5月7日(日)

※新型コロナウイルス感染拡大の状況次第で、変更の可能性がございます。申し訳ございませんが、予めご了承ください。

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