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『東京コミコン2022』映画『END OF LOYALTY(原題)』(エンド・オブ・ロイヤルティ)先行上映会開催

© TOKYO COMIC CON

©︎TOKYO COMIC CON 2022 / KOUSUKE KAWAMURA

株式会社東京コミックコンベンションは、2022年11月25日(金)~11月27日(日)に、
千葉県千葉市美浜区の幕張メッセにて「東京コミックコンベンション2022」
(以下、「東京コミコン2022」)を、3年ぶりにリアル開催しました。
2022年11月26日(土)、東京コミコン2022の2日目終了後、
幕張メッセ国際展示場7ホールのメインステージにて映画『END OF LOYALTY(原題)』
(エンド・オブ・ロイヤルティ)の監督、キャストが登壇しての舞台挨拶と先行上映会が行われました。

【トークショー『END OF LOYALTY(原題)』(エンド・オブ・ロイヤルティ)キャスト&スタッフ挨拶】

©End Of Loyalty

大混雑で盛況ぶりを見せた東京コミコン2022の2日目も終了し、来場者が家路と向かう午後8時より
会場内のメインステージにて行われた映画『END OF LOYALTY(原題)』(エンド・オブ・ロイヤルティ)の
トークショーには、一般向けに世界初公開となるプレミア上映を楽しみにしていた来場者が詰めかけました。

©End Of Loyalty

END OF LOYALTY(原題)劇中シーン ©End Of Loyalty

END OF LOYALTY(原題)劇中シーン ©End Of Loyalty

ハリウッド映画のSFXアーティストとして活躍する片桐裕司監督(『ゲヘナ~死の生ける場所~』)による
初のアクション映画で、東京コミコンも制作に携わる『END OF LOYALTY(原題)』(エンド・オブ・ロイヤルティ)。
本作には、80年代の大ヒット映画『ストリート・オブ・ファイヤー』で主演を務めたマイケル・パレ氏、
同じく80年代に爆発的ヒットとなった『マッドマックス2』のモヒカン頭でお馴染みのウェズ役や
『コマンドー』のベネット役で人気のヴァーノン・ウェルズ氏、そしてハリウッド映画『Darc/ダーク』などで活躍し、
俳優だけでなくコンテンポラリーダンサーとしても活躍する生島翔等、豪華なキャストが勢揃い。

映画評論家・ライターの杉山すぴ豊さんの進行の下、舞台挨拶には、片桐監督、生島さん、マイケル、ヴァ―ノンが登壇。
各登壇者より挨拶がなされました。

片桐監督「今日は通り千葉くんだりまでありがとうございます。今日は楽しんで行ってください。」

生島さん「実は片桐監督と僕が出会ったのが、3年前のこの東京コミコンでして、
『ゲヘナ~死の生ける場所~』の上映の時に監督と出会って、そしてこの作品でここに帰って来れて、
とても嬉しく思っています。今回、ヴァ―ノンさんとマイケルさんという素晴らしい大先輩と
共演出来た事も嬉しいので、是非、映画を楽しんで行ってください。」

マイケル「片桐監督が私に直接Eメールでコンタクトをしてきまして、その後、2・3回会いました。
脚本を読んで、人間性を使ったドラマだなと思い、直ぐに出たいと返事をしました。」

ヴァ―ノン「片桐監督とは「Zoom」をでミーティングをして、台本を読んだら凄く感動をして
絶対に出たいと思ったので、出る事を決めました。本番中、撮影中も皆で楽しく作品を作らせていただきました。
監督、ありがとうございます。」

続いて、杉山さんから登壇者への質問が。

Q:初のアクション作品にチャレンジをした理由は?

片桐監督「今、求められているものという事で、ちょっと大人の事情になるんですが、
「ホラー命」とかじゃなくて、他の映画はエンタメとして捉えていて、面白ければどんなジャンルでもやりたい。
アクションは昔からやりたかったジャンルで、今回こういう機会を得たという事で作りました。」

Q:自身の出演作を見ていた子供が成長し、監督となった作品に出てくれと言われた心境は?

マイケル「脚本を読んだ時に、良い映画だと確信していましたが、監督と一緒に働いてその確信を深めました。
思った通りの正義の物語で、日本の皆様にも多く見ていただきたいと思っております。」

ヴァ―ノン「今回は演出をどの様にやるかを知っている片桐監督とこの作品を作れた事を
とても嬉しいと思っております。今後また一緒に作品を作れる事があったら是非、
やりたいと思っているし、マイケルさんとも仲良しになったので、また作品に出たいと思っております。」

Q:自身はアクションも出来る俳優だった?

生島さん「元々僕がダンサーだったというバックグラウンドがあり、それで体が効くというのと、
もう一本、海外で「DARC」という作品をやっているんですけども、こちらもアクションシーンがあったりと、
現場で色々勉強をさせていただいて。実は片桐監督がずっと合気道を海外に出てからやっていて、
「ゲヘナ」でも急にアクションが出て来るので、僕も「?」と思っていたんですが、そうではなくて
片桐監督の血の中にはアクション魂が流れているというね。その部分を今回ご一緒して凄く楽しかった部分でもあります。」

片桐監督「僕の合気道の先生が今回、アクション振付をやっていて、只殴るだけではなくて
ユニークなアクションをして欲しいというリクエストをして凄く無理を聞いてもらって良いものになったと思っております。」

Q:世界で活躍したいと思っている若い日本映像作家・俳優に対するアドバイスは?

片桐監督「多くの人に相談しても「無理だよ」「止めておけ」と言われる事が多いと思うんですけども、
一応、自分としてはそれを実践して来たというのがあって、世の中は本当に何が起こるか分からないんですよね。
情熱を持ってやれば100%出来るとは言わないですけど、その経験は絶対に人生で無駄にならないので、
やりたい事があったら、是非共、チャレンジはどんどんしてみて下さい。絶対に損をする事はありません。」

生島さん「監督もそうだと思うんですけど、本当にやりたい事をやるという、そこのエネルギーというのが
僕はやっぱり一番強いと思うので、考えるよりも実際に動いちゃう。僕も監督もアメリカに
ポンッと実際に引っ越してやりたい事をやってみる、で、失敗した時は、失敗した時に考えるという事を積み重ねて、
こういった所までご一緒をさせていただける様になったので、自分を信じてあげて行動をするという事が
一番大事なのかなと思います。」

Q:何故、歳を重ねてもカッコイイのか?その秘訣は?

マイケル「カメラの前でカッコ良くなるというのは意外と簡単なんです。スタッフさんがいますしね。
でも、現実でずっとカッコよくというのは難しい事です。それに自分には素晴らしいファンがいますので、
それが自分をカッコよくさせていると思っています。」

ヴァ―ノン「技術のあるメイクアップアーティストと、私の母方の家族も歳をとっても綺麗で、
歳をとらないファミリーだったので、家族に感謝をしなければいけませんね。」

映画を楽しみにしているファンへ一言。

生島さん「片桐監督の映画愛と、素晴らしいアクションと、この素晴らしいキャストの面々による
お芝居が詰まっている映画なので、最後までたのしんでいってください。」

ヴァ―ノン「このメンバーの皆さんとこの作品を作れてとても楽しかったと思っております。
マイケルの様なとても楽しい作品が出来てとても嬉しいです。映画を楽しんで下さい。」

マイケル「これは只のアクション映画ではなくて、深い感情に彩られた物語なんです。
絶望、悲しみ、例えば自分の息子が危険にさらされて、それを救おうとする父親なんですけども、
そういった所を見所として是非楽しんで下さい。」

片桐監督「ここに立ってくれている3人は当然の事ですが、今回来れなかった3人の役者達を含めて
本当に僕もカメラのファインダーを見ながらカッコイイな~というのが、絵的にも演技的にも
本当に素晴らしいパフォーマンスをしてくれて良い作品になったと思います。
アクションのユニークさ、ドラマもちゃんと頑張って作りました。楽しんでもらえる作品であると
確信を持って出しております。皆さん楽しんでいってください。」
この11月26日の上映がワールドプレミアとなった『END OF LOYALTY(原題)』。
11月26日時点で日本での公開や、配給会社等は未定との事ですが、「是非日本公開して欲しい」と
ファンが盛り上げると公開に繋がっていくのかも、と杉山さんが話し、舞台挨拶は終了しました。

【東京コミコンとは】

最高のテクノロジーと最高のポップ・カルチャーが融合した日本の新しいコミコンの誕生!
マーベル・コミックスの編集長を長年務め、自らスパイダーマン、アイアンマン、X-メン、
ブラック・ウィドウなど数多くのキャラクターを生み出し、アメリカのコミックス業界に
大きな変革をもたらした「ポップ・カルチャーの父」スタン・リー氏(故)、アップル共同創業者の一人で
「テクノロジーの王」といわれているスティーヴ・ウォズニアック氏との出会いが、「東京コミコン」の始まりです。
最新のテクノロジーと最高のポップ・カルチャーを融合させたコミコンを当初はウォズの住むシリコンバレーで開催し、
真にグローバルな祭典にしたいというウォズの意向があり、「そうであれば日本を巻き込まなければならない」と
東京での開催を決定。そして、2016年12月に「東京コミコン2016」として実現され、第1回の開催から
毎年、海外の有名俳優や著名アーティストとのコミュニケーション、映画で使用されたプロップ(小道具)の展示・撮影、
コスプレイヤー同士の交流の場などを設け、過去には東京コミコンの永久名誉親善大使スタン・リー氏(故)や、
クリス・ヘムズワース氏、オーランド・ブルーム氏など、豪華セレブゲストが集結し、ポップ・カルチャーの祭典として
熱狂と感動を積み上げてまいりました。
「シリコンバレーコミコン」と対をなす「東京コミコン」は、アメリカンスタイルをベースとしながらも、
テクノロジーとポップ・カルチャーの祭典として、既存のコミック・映画・アニメーションあるいは
ゲームショーなどのイベントとは一線を画し、革新性と楽しさを共有する空間を創出。
ファミリー層からご年配の方まで、全世代を通じて楽しんでいただける知的好奇心を刺激するイベントです。
2020年には、初のオンライン(TOKYO COMIC CON WORLD)での開催も行われ、新たな進化を遂げています。
そして今年、3年ぶりのリアル開催となりますます大きな盛り上がりが期待される第6回東京コミコン2022では、
PR大使に東海オンエアの皆さんが、そしてアンバサダーにEXILE AKIRA氏が就任、さらに、
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』『アベンジャーズ』シリーズのカレン・ギラン氏、
『バック・トゥ・ザ・フューチャー』シリーズのクリストファー・ロイド氏、『スター・ウォーズ』シリーズの
アンソニー・ダニエルズ氏とヘイデン・クリステンセン氏とイアン・マクダーミド氏とダニエル・ローガン氏、
『X-MEN』シリーズのジェームズ・マカヴォイ氏、『ロード・オブ・ザ・リング』シリーズや
『ブラックパンサー』のアンディ・サーキス氏、「ストレンジャー・シングス 未知の世界」シリーズの
ジョセフ・クイン氏とジェイミー・キャンベル・バウアー氏、『ストリート・オブ・ファイヤー』のマイケル・パレ氏、
『マッドマックス 2』のヴァーノン・ウェルズ氏が来日しました。
今後も、年々バージョンアップしていく東京コミコンに是非ご期待ください。

【東京コミックコンベンション2022開催概要】

公式サイトはこちら

<開催期間>
2022年11月25日(金)~11月27日(日)

<会場>
幕張メッセ 4ホール~8ホール

<来場者数>
67,668人(3日間合計)

<イベント内容>
・国内外映画、コミックなどの最新情報公開
・企業出展(限定・先行商品の販売、グッズの展示など)
・実際に映画で使用されたプロップや、レアグッズの展示
・最新技術を使った様々なコンテンツの体験
・海外セレブ俳優との交流
・ステージでのライブパフォーマンスのライブ配信
・コスプレイヤーの交流、コンテスト
・漫画家やアニメーターの作品展示や販売、「アーティストアレイ」

<問い合わせ>
東京コミックコンベンション事務局:info@tokyocomiccon.jp

<主催>
株式会社東京コミックコンベンション/東京コミックコンベンション実行委員会

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