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ミュージカル『スクルージ~クリスマス・キャロル~』製作発表開催

2022年12月7日より上演されるミュージカル『スクルージ~クリスマス・キャロル~』の製作発表が
11月21日(月)に開催。 主演の市村正親ほかカンパニーメンバーが、 本作の楽曲をメドレー形式で3曲披露されました。

ミュージカル『スクルージ~クリスマス・キャロル~』製作発表ダイジェスト – YouTube

撮影:渡部孝弘

本作品は、「オリバー・ツイスト」「二都物語」などでも知られるイギリスの文豪
チャールズ・ディケンズの名作「クリスマス・キャロル」を原作にしたミュージカル映画が基となり、
1970年の映画公開後、映画同様レスリー・ブリカッスが脚本・作詞、作曲を手掛け、1992年に初めて舞台化。
以降、世界各地で多くの人々に愛され、上演され続けています。

日本では1994年に初演され、2013年にホリプロ製作としてリニューアルしてから15年、19年と再演を重ね、
この度3年ぶりの上演となった。今回は、これまでのホリプロ版『スクルージ』にはなかったシーンや
演出を施した新しい『スクルージ』を創り上げます。

撮影:渡部孝弘

まず披露されたのは本編でも1曲目に歌われる「オープニング~クリスマス・キャロル~」。
いよいよクリスマスを翌日に控えたイヴの晩。街にはクリスマスを祝う聖歌隊や家路を急ぐ人々らが溢れています。
各々のキャラクターの扮装に身を包んだメインキャストと、カンパニーメンバー一同が華やかな合唱を披露。

続いて「メリークリスマス!」という掛け声とともにサンタ姿の市村スクルージが登場すると、
場内は拍手に包まれ、2曲目は本作のメインナンバー「どうもありがとう」。

撮影:渡部孝弘

最後は、スクルージが自らの生涯を振り返り気持ちを新たに歌うソロナンバー「もう一度はじめるぞ」。
製作発表の後半は、オーディエンスと記者からの質問に答えるトークセッションが行われました。

スクルージ役:市村正親 撮影:渡部孝弘

ボブ・クラチット役:武田真治 撮影:渡部孝弘

ハリー/若き日のスクルージ:相葉裕樹 撮影:渡部孝弘

ヘレン/イザベル 役:実咲凜音 撮影:渡部孝弘

ジェイコブ・マーレイ役:安崎求 撮影:渡部孝弘

クラチット夫人/過去のクリスマスの精霊役:愛原実花 撮影:渡部孝弘

フェジウィッグ夫人役:今陽子 撮影:渡部孝弘

現在のクリスマスの精霊役:今井清隆 撮影:渡部孝弘

演出:井上尊晶 撮影:渡部孝弘

本作に取り組む意気込みとして、市村は「常々芝居というのはひとつの旅をしているようなものだと思っていますが、
この物語は一晩のうちに起きる、過去・現在・未来のクリスマスの精霊たちとスクルージが出会うことで
変化していく旅を描いたものです。今年は稽古を通してどんな旅ができるのかどんな気持ちが生まれるのか、
というのを楽しみに演じたいと思います」と語りました。

(左から)市村正親、武田真治 撮影:渡部孝弘

(左から)市村正親、武田真治 撮影:渡部孝弘

(左から)市村正親、武田真治 撮影:渡部孝弘

公演は2022年12月7日(水)~12月25日(日)、日生劇場にて上演。ツアー公演はなし。チケットは好評一般発売中。

『クリスマス・キャロル~』作品解説/クリスマスの夜の夢 文=梅宮創造(早稲田大学名誉教授)
※本文は2019年公演プログラム寄稿の再掲です
https://horipro-stage.jp/pickup/scrooge20221115/

【4歳~18歳までのお子様を対象公演に無料でご招待】ミュージカル『スクルージ~クリスマス・キャロル~』文化庁子供文化芸術活動支援事業対象公演
https://horipro-stage.jp/event/scrooge20220707%e2%80%902/

「イベント割」チケットの発売のご案内
https://horipro-stage.jp/event/eventwari/

【あらすじ】

19世紀半ばのロンドン。クリスマス・イブを迎えた街は賛美歌が流れ、陽気な賑わいを見せていた。
しかし、金貸しを営むスクルージはひたすら不機嫌だ。クリスマスなんか大嫌い。
金、金、金!ドケチな彼は今宵も借金の取り立てに勤しみ、献金を拒み、人々に嫌われるばかり。
そんな彼のもとに深夜、かつての親友の亡霊とクリスマスの精霊たちが現れた。
彼らはスクルージを過去、現在、未来の旅へと連れていく。幼い頃の楽しかったクリスマス、
愛する人との幸せな日々と別れ、身近な人々の慎ましい暮らし、そして思いもよらない未来の自分…
クリスマスの朝、スクルージは新たなスタートを決心する。
夢と希望、愛を胸に街へ向かい、おもちゃや七面鳥、「借金帳消し」のクリスマスプレゼントを人々に贈る。
大切な人と心からクリスマスを祝うスクルージは、幸せな笑顔に満ちていた。

【ミュージカル『スクルージ~クリスマス・キャロル~』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2022年12月7日(水)~12月25日(日)
※ツアー公演無し

<会場>
日生劇場

<公演時間>
約2時間40分(20分間の途中休憩を含む)※予定

<料金>
S席:11,500円
A席:6,500円
(全席指定・税込)
Yシート:2,000円※20歳以下対象・当日引換券・要証明書・8月25日より枚数限定発売
※4歳以上入場可(チケットが必要になります)
※膝上でのご観劇はできません。
本公演のチケットは主催者の同意のない有償譲渡が禁止されています。
※車椅子でご来場のお客様は、 車椅子スペースに限りがございますので、 事前にホリプロチケットセンターまでご連絡ください。
※やむを得えない事情により、 出演者並びにスケジュールが変更になる可能性がございます。 予めご了承ください。
※公演中止の場合を除き、 払い戻し、 他公演へのお振替はいたしかねます。 ご了承のうえ、 お申込みください。

「座席表」
https://s3.ap-northeast-1.amazonaws.com/www.horipro-stage.jp/wp-content/uploads/2022/07/06164132/scrooge2022_seatmap.pdf

<出演者>
スクルージ:市村正親
ボブ・クラチット:武田真治
ハリー/若き日のスクルージ:相葉裕樹
ヘレン/イザベル:実咲凜音
ジェイコブ・マーレイ:安崎求
クラチット夫人/過去のクリスマスの精霊:愛原実花
フェジウィッグ夫人:今陽子
現在のクリスマスの精霊:今井清隆

フェジウィッグ/未来のクリスマスの精霊:阿部裕
トム・ジェンキンス:神田恭兵
高橋ひろし
中西勝之
さけもとあきら
高木裕和
松岡雅祥
井口大地

家塚敦子
伽藍 琳
三木麻衣子
七瀬りりこ
横岡沙季
森田万貴
脇領真央

マーサー・クラチット:設楽乃愛、長谷川愛鈴(Wキャスト)
ベリンダ・クラチット:佐々木咲華、若井愛夏(Wキャスト)
ピーター・クラチット:越永健太郎、重松俊吾(Wキャスト)
キャシー・クラチット:下井明日香、戸張柚(Wキャスト)
タイニー・ティム:奥田奏太、三田一颯(Wキャスト)
少年スクルージ:西山遥都、長谷川悠大(Wキャスト)
街の子ども:荒井天吾、入内島悠平(Wキャスト)

<スウィング>
西垣秀隆
尾上菜摘

<STAFF>
原作:チャールズ・ディケンズ
脚本・作曲・作詞:レスリー・ブリカッス
演出:井上尊晶
訳詞:岩谷時子
音楽監督:鎮守めぐみ
振付:前田清実
美術:横田あつみ
照明:塚本悟
音響:山本浩一
衣裳:スー・ウィルミントン
衣裳コーディネート:沼田和子
ヘアメイク:佐藤裕子
指揮:森亮平
演出助手:坂本聖子
舞台監督:中村貴彦

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