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吉田栄作スクルージが魅せるクリスマスの奇跡 ミュージカル「クリスマス・キャロル」全国ツアー間もなく開幕

イギリスの文豪チャールズ・ディケンズによる小説をもとにしたオリジナルミュージカル『クリスマス・キャロル』。
1年に1度の特別な日に繰り広げられる、不思議で心温まる12時間の奇跡が鮮やかな音楽やダンスとともに描かれます。
主役スクルージを務めるのは吉田栄作。卓越した表現力を活かして、近年は『キャッチー・ミー・イフ・ユー・キャン』
『ファントム』などグランドミュージカルでも活躍。今回、年老いた金貸しという新境地に挑みます。
またスクルージにとって鍵となる3人の女性、婚約者イザベラ、女優イライザ、墓泥棒イボンヌを演じるのは早見優。
吉田と早見の共演は、ドラマ「新宿サラ金物語」以来、30年ぶり。早見にとって初の3役、
個性が全く異なる女性たちをどう演じるのか期待されます。そしてスクルージの親友かつビジネスパートナーの
マーレイ(幽霊)役は吉田要士。多くのミュージカルで活躍、この作品に深く関わってきた吉田が脇を支えます。
本作の演出・台本・音楽は、ブロードウェイミュージカル「サウンドオブミュージック」「フットルース」をはじめ、
「ALICE」「FAME」「NOW.HERE.THIS」やハウステンボスなどの演出、脚本を手掛けてきた西田直木が務めます。
東京はじめ全国20か所22回上演される本作、ぜひ劇場でクリスマス気分をご堪能ください。

2022年11月12日(土)、全国20都市を周るツアーの開始に先駆け、東京都西東京市の
西東京市保谷こもれびホールにて囲み取材と公開ゲネプロが行われました。

【囲み取材の様子】

囲み取材には、スクルージ役の吉田栄作さん、3人の女(イザベラ/イライザ/イボンヌ)役の早見優さん、
マーレイ役の吉田要士さんの3名が登壇。

Q:初日を明日に控えた心境は?

栄作さん「この「クリスマス・キャロル」というお話が世界中で長きに渡り広い世代の人達に
愛され続けているというのが、僕自身、この年齢になってこの物語と再会してこの2か月間、
じっくりと向き合って再認識というか、分かった気がしました。
今回はオリジナルとはまた違う様な設定・演出もあるんですけど、笑いあり、華かな歌やダンスショーあり、
そして涙ありと、とても心温まる最高の作品になっていると思います。
明日から全国20ヵ所を周りますので、宜しくお願い致します。」

早見さん「もうそろそろしたら、街中がクリスマスの飾りで煌びやかになる時期ですけども、
中々、舞台がコロナで出来なかったり、地方で出来なかった中、今回は20ヵ所周らせていただくんですけども、
普段、ミュージカルや舞台をあまり見慣れていない方にもお近くに来ましたら是非、
ご観劇いただけたらなと思います。栄作さんの通り、本当に素敵なストーリーなので、
クリスマスの魔法にかかっていただければなと思っております。」

要士さん「お二人が仰る通りなんですけども、ストーリーだけではなく、音楽も
本当に素敵な曲ばかりですので、コンサートをやりたい位の曲なんですね。
そういった所もお楽しみいただけるんじゃないかなと思います。
そして最高に幸せな気持ちになれるミュージカルですので、是非とも多くの皆さんに
ご覧頂きたいと思います。」

Q:若い頃とは作品に対する受け止め方が変わったのか?

栄作さん「僕も50年以上生きていると誰もがそうですけど、色んな事があるじゃないですか。
子供の頃に母親から読み聞かせてもらったあの頃とは、やはり違う、これまでの自分の人生を
色んなシーンに投影出来るというか、そういう所もあったりするので、来ていただくお客様も
お子さんは純粋に楽しんでいただけますし、人生経験を重ねた人は僕と同じ様にご覧になれると思うんですよね。」

Q:この顔ぶれで全国20ヵ所規模のツアー公演は中々無い事だと思うが?

栄作さん「どうしても東京・大阪は良く行きますけど、舞台で中々、地方都市をという事は余り無いと思うんです。
早見さんの通り、コロナになってからそういう事が難しくなっていると思うんですけど、
今回は北は秋田から盛岡、西は高知・熊本まで20ヵ所行きますので、近くだからこそ、
お越しになれるという方も沢山いらっしゃると思うので、僕自身とても嬉しいですね。
ただ、セットを常に運び、組み立てなければいけないスタッフの方々がいて、僕達が漸く舞台に立てるので
日々感謝しながら毎ステージ丁寧にやっていきたいと思います。」

Q:夫々共演歴は?

栄作さん「僕は要士さんとは今回が初めてです。同じ吉田ですけど親戚じゃないんですよね。
早見さんとは、僕は30年前に単発のドラマでしたけど、その時の相手役の様な、
淡い恋のお相手を演じて頂いて、丁度30年ぶりの共演で、今回も感動的なシーンがあったりするので嬉しいです。」

早見さん「本当に栄作さんはお変わりなく、今回、スクルージというクリスマスが大嫌いな
ケチな男の役なんですけども、どこか爽やかさが滲み出てしまっているのが。
でもそれは、私達が気付いているだけかもしれません。素晴らしい役者さんなので、
皆さんにとってはスクルージだとおもうんですけど、本当にお変わりないですね。
「えっ、30年前?」という感じですよね。早いですよね。」

栄作さん「僕は優さんに台詞の中でもあるんですけど、「君は綺麗なままだよ」本当にそのままですね。」

Q:苗字が吉田同士だが、お互い意識はしたのか?

栄作さん「この2人のストーリー、男同士の友情というのが、今回のオリジナルな感じの設定なんですよ。
とても大事なシーンなので、息をピッタリと合わせる1ヵ月半でしたね。どこか同じ苗字は安心感があるんですよね。
要士さんは、今回が「クリスマス・キャロル」5回目の大ベテランですから。」

要士さん「6年ぶりにやらせていただいているんですけども、お陰様で物凄く新鮮な気持ちで臨む事が出来ていまして、
栄作さんと優さんの芝居に影響を受けまくって、この役をゼロから作らせていただいています。
僕は優さんとは一昨年に共演をさせていただいた事があって。」

Q:本作では3役を演じるそうだが?

早見さん「今はスクルージの恋人役のイザベラの恰好をしていますけども、この後、女優になったり、
老婆で出てきたりします。お稽古中に「あれ、私って誰だっけ?」というのが何回かあって、
偶に栄作さんにイジられるんです。」

栄作さん「老婆が最高なんですよ。」

早見さん「老婆の名前がイボンヌっていうんですけど、「イボンヌ」と言われると直ぐに役に入っちゃうので
それは禁句ですね。是非、ステージ上の姿を観に来ていただければと思います。」

Q:自身のクリスマスの思い出は?

栄作さん「今回の舞台の設定に「ボブ家」という貧しい家族が出て来るんですけど、
お父さん・お母さん・お姉ちゃん・弟という家族をマーレイと一緒に俯瞰で見るシーンがあるんですが、
そのクリスマスのボブ家のシーンを見ていると、なにか吉田家の昔を思い出すというか、
とても質素なんですけど、とても幸せそうなんですね。ウチは兄と僕だったんですけど、
その頃の事を思い出してジーンときたりとかしますね。」

早見さん「クリスマスはハッピーな思い出もいっぱいあるんですけども、今回、
クリスマスのショーで出て来るクリスマスメドレーソングを歌いながら、クリスマスイブを過ごしたり、
サンタのクッキーを作って出しておくと、サンタさんが食べてくれて、それを発見するクリスマスの日が
凄く楽しかったのを覚えています。」

要士さん「僕はずっと学校がミッションの学校だったものですから、クリスマスになると、
どちらかというと礼拝をする様な感じでずっと過ごして来ているので、クリスマスを厳かに迎えるタイプではあるんですね。
クリスマス大好きなので、家中飾ったりとかして。今、時間が無くて全然出来ていないんですけどこれから始めます。」

最後に公演を待ちわびる全国の来場者へのメッセージを。

栄作さん「ミュージカル版「クリスマス・キャロル」。最高に心温まる、最高のファンタジーになっています。
北は秋田・盛岡から、高知・熊本まで全国20ヵ所に明日から参ります。各地の皆様、是非劇場でお待ちしております。

【あらすじ】

1843年のクリスマスイブ。

ロンドンの下町であくどい商売で商売をしている守銭奴なスクルージは街十の人から嫌われていた。

その日の夕方、使用人のボブが給料の前借りを頼みに来た。
実はボブの息子のティムは難病に侵されていて、今年が家族全員で迎えられる最後のクリスマスと覚悟し、
少しでも幸せな思い出をつくるためであった。

その夜、スクルージは例年通り孤独なクリスマスを過ごしてた。

すると突然、7年前に亡くなった、かつての共同経営者であったマーレイの亡霊が現れた。
マーレイは「欲に取り憑かれた人間は死後の世界でいかに悲惨な運命を辿るぞ」と言う。
恐れおののくスクルージにマーレイは最後のチャンスとして、自分の行いを客観的に見る為に、
時間旅行へ行こうと提案する。

渋々、クリスマスの精霊達と共に旅立つスクルージ。

美しくも切ない時間旅行の中で、スクルージは最愛の人・イザベラとの別れ(過去)を再び体験し、
楽しさと悲しさのクリスマスの世界(現在)を目の当りにし、想像を遥かに超えた死後(未来)に苦悩する事になるが…

さぁ、あなたと旅する奇跡の12時間…結末はあなた自身の心で見つけてください。

【ミュージカル「クリスマス・キャロル」公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京・西東京市公演(貸切):2022年11月12日(土)
山梨・甲斐市公演:2022年11月13日(日)
滋賀・近江八幡市公演:2022年11月17日(木)
山口・岩国市公演:2022年11月19日(土)
岡山・倉敷市公演:2022年11月20日(日)
香川・高松市公演:2022年11月21日(月)
大阪・貝塚市公演:2022年11月23日(水)
石川・金沢市公演:2022年11月26日(土)
富山・射水市公演:2022年11月27日(日)
高知・高知市公演:2022年12月1日(木)
香川・宇多津町公演:2022年12月3日(土)
愛媛・四国中央市公演:2022年12月4日(日)
愛媛・松山市公演:2022年12月6日(火)
秋田・秋田市公演:2022年12月8日(木)
岩手・盛岡市公演:2022年12月10日(土)
愛知・名古屋市公演:2022年12月15日(木)
熊本・熊本市公演:2022年12月17日(土)
長崎・諫早市公演:2022年12月18日(日)
東京・池袋公演:2022年12月21日(水)・22日(木)
新潟・長岡市公演:2022年12月24日(土)
長野・岡谷市公演:2022年12月25日(日)

<会場>
東京・西東京市(貸切):西東京市保谷こもれびホール
山梨・甲斐市:甲斐市双葉ふれあい文化館
滋賀・近江八幡市:近江八幡市文化会館 大ホール
山口・岩国市:シンフォニア岩国 コンサートホール
岡山・倉敷市:倉敷市芸文館 ホール
香川・高松市:レクザムホール(香川県県民ホール) 大ホール
大阪・貝塚市:貝塚市民文化会館 コスモスホール
石川・金沢市:金沢歌劇座
富山・射水市:高周波文化ホール(新湊中央文化会館)
高知・高知市:高知県立県民文化ホール・オレンジホール
香川・宇多津町:ユープラザうたづ
愛媛・四国中央市:しこちゅ~ホール(四国中央市市民文化ホール)大ホール~おりがみ~
愛媛・松山市:愛媛県県立文化会館 メインホール
秋田・秋田市:あきた芸術劇場ミルハス 大ホール
岩手・盛岡市:岩手県民会館
愛知・名古屋市:日本特殊陶業市民会館 ビレッジホール
熊本・熊本市:市民会館シアーズホーム夢ホール
長崎・諫早市:諫早文化会館
東京・池袋:東京芸術劇場 プレイハウス
新潟・長岡市:長岡市立劇場
長野・岡谷市:岡谷市文化会館 カノラホール

<上演時間>
約2時間(15分間の途中休憩を含む)

<料金>
東京・池袋:S席8,000円 A席7,000円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

その他公演の料金は公式サイトを参照

『チケット発売』
好評発売中

「プレイガイド」
東京・池袋:
ライヴポケット:http://t.livepocket.jp/t/christmas-carol2022
東京芸術劇場ボックスオフィス:0570-010-296(ナビダイヤル/休館日を除く10:00~19:00)
ローソンチケット:https://l-tike.com/christmas-carol2022 (Lコード:34806)
チケットぴあ:http://t.pia.jp/(Pコード:513903)
イープラス:http://eplus.jp/

「問い合わせ」
東京・西東京市(貸切):西東京市保谷こもれびホール TEL.042-421-1919
山梨・甲斐市:甲斐市双葉ふれあい文化館 TEL.0551-20-3660(9:00-17:00 月曜休館)
滋賀・近江八幡市:近江八幡市文化会館 TEL.0748-33-8111
山口・岩国市:シンフォニア岩国 TEL.0827-29-1600
岡山・倉敷市:アルスくらしきチケットセンター TEL.086-434-0010
香川・高松市:県民ホールサービスセンター TEL.087-823-5023
大阪・貝塚市:コスモスシアターチケットカウンター TEL.072-423-2442(9:00~17:00 水曜・第2木曜休)
石川・金沢市:MRO北陸放送 開発事業部 TEL.076-262-1717(平日10:00~17:00)
富山・射水市:高周波文化ホール(新湊中央文化会館) TEL.0766-82-8400
高知・高知市:高知県立県民文化ホール TEL.088-824-5321(9:00~17:00)
香川・宇多津町:ユープラザうたづ TEL.0877-49-8020
愛媛・四国中央市:しこちゅ~ホール TEL.0896-59-4510
愛媛・松山市:公益財団法人 愛媛県文化振興財団 TEL.089-927-4777
秋田・秋田市:秋田テレビ事業部 TEL.018-866-8030(平日9:00~17:00)
岩手・盛岡市:テレビ岩手事業部 TEL.019-624-1188(平日10:00~17:00)
愛知・名古屋市:テレビ愛知事業部 TEL.052-229-6030(平日10:00~17:00 祝日は除く)
熊本・熊本市:テレビ熊本事業部 TEL.096-351-1140(平日10:00~17:00)
長崎・諫早市:あなぶきエンタテインメント TEL.03-6809-1267(平日9:00~17:00)
東京・池袋:あなぶきエンタテインメント TEL.03-6809-1267(平日9:00~17:00)
新潟・長岡市:TeNYチケット専用ダイヤル TEL.025-281-8000(平日10:00~17:30)/(公財)長岡市芸術文化振興財団 TEL.0258-29-7715(9:00~18:00/休館日は除く)
長野・岡谷市:SBC信越放送 企画事業部 TEL.026-237-0545

<出演者>
スクルージ:吉田栄作
三人の女(イザベラ・イライザ・イボンヌ):早見優
マーレイ(幽霊):吉田要士
過去のクリスマスの精霊:星野真衣
現在のクリスマスの精霊:真樹めぐみ、小林あゆみ(Wキャスト)
未来のクリスマスの精霊:市川由希
ボブ:渡辺亮
シェリル:小林あゆみ、山上由依子(Wキャスト)
ティム:畠中一花、吉田瑠那(Wキャスト)
マーサ:田中夢羽
スクルージ(青年時代):平山トオル

「アンサンブル」
清水廉
池田紫陽
橋本伶和
堂園愛子
西原杏佳
松橋頼良
水沢ふう

<STAFF>
原作:チャールズ・ディケンズ「クリスマス・キャロル」より
演出・台本・音楽:西田直木
音楽:張替政彦
振付:吉田潔
衣裳:桜井久美
照明:鈴木悟
音響:高橋遼太郎
美術:高橋あや子
歌唱指導:北川潤
ヘアメイク:川村和枝
演出助手 :松井みずき
舞台監督:南部正憲
宣伝映像:齋藤孝
宣伝写真撮影:園田昭彦
宣伝・舞台写真撮影:富田大樹
チラシデザイン・HPビジュアル:佐々野美穂
チラシデザイン:花田久佑実、渡邊修平、石川ゆかり(brahman)
HP進行:る・ひまわり
HP制作:リフレクション
制作:倉重千登世、河合美枝
プロデューサー:永武賢二、 西原素子
エグゼクティブプロデューサー:三村和馬
企画・製作:あなぶきエンタテインメント株式会社

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