世界のエンターテイメントの“今”をお届け!

橋本良亮(A.B.C-Z),佐藤流司ほか出演 音楽劇『逃げろ!』~モーツァルトの台本作者 ロレンツォ・ダ・ポンテ~=2023年2~3月上演決定

左=ロレンツォ・ダ・ポンテ役:橋本良亮(A.B.C-Z)、 右=ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト役:佐藤流司

モーツァルトの3本の傑作オペラ『フィガロの結婚』、『ドン・ジョヴァンニ』、
『コジ・ファン・トゥッテ』の台本を書いたイタリアの詩人で台本作家
<ロレンツォ・ダ・ポンテ>の奇想天外な”逃げる”人生を、史実をもとに
ロック・アレンジされた疾走感あふれる音楽にのせて、鋭く描き出します。

舞台はウィーン。1779年にヴェネツィアを追放され逃げ出してきたダ・ポンテが、
オーストリア・ウィーンで桂冠詩人として成り上がり、そしてヨーゼフ2世の死とともに追い詰められ、
ウィーンも逃げ出すはめになる彼の人生の栄枯盛衰をドラマ化。
そして、ダ・ポンテ(自称天才)とモーツァルト(真の天才)、対照的なふたりが
ドタバタとぶつかり合いながら3作もの傑作オペラが生み出すに至ったその背景は?
サリエリやヨーゼフ2世、ダ・ポンテを嫌ったレオポルト2世なども登場し、
ウィーン時代のダ・ポンテの生きざまを浮かび上がらせます。
モーツァルトのオペラをクラシック形式そのままではなく、ロックテイストにアレンジし
スピード感あふれる楽曲、さらにオリジナル曲も含め、バンドによる生演奏、
キャストたちの歌を絡め、厚みのあるステージを作り上げます。

出演は、イタリアの詩人で台本作家、自称天才の<ロレンツォ・ダ・ポンテ>に橋本良亮(A.B.C-Z)。
そして、言わずと知れた天才作曲家<ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト>を佐藤流司が演じます。
また、自由奔放なイタリア人女性<ココ>には、今年7月に日向坂46を卒業した渡邉美穂。
ダ・ポンテがイタリアからウィーンに逃げ出す途中に出会った少年<バレッラ>に弓木大和。
ヨーゼフ2世の侍従<ラザロ>に内河啓介。ダ・ポンテの友人で女性遍歴でも名を馳せる
<カサノヴァ>に細見大輔。さらに、モーツァルトのライバルである宮廷作曲家<サリエリ>に、篠井英介。
そして、ダ・ポンテの擁護者でありオーストリア皇帝<ヨーゼフ2世>に、村井國夫を迎え、
本作の世界観に今一番合致する実力派、多才な俳優たちが揃い踏み。
ここ数年ますますROCKテイストの舞台作品に意欲を燃やす上演台本・演出の鈴木勝秀が、
最も信頼を置く大嶋吾郎の音楽・演奏と共に、”ROCKバカ芝居”の集大成に挑みます。
上演は、2023年2月10日(金)~2月12日(日)福岡・キャナルシティ劇場、
2月17日(金)~2月19日(日)大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ、
2023年2月21日(火)~3月1日(水)東京・新国立劇場 中劇場にて。

【あらすじ】

聖職者でありながら、女好き、ギャンブル好きのダ・ポンテは、ヴェネツィアを追われ、ウィーンに逃げ出す。
だが抜け目ないダ・ポンテはそのとき、オーストリアの宮廷作曲家サリエリ宛の紹介状を手に入れていた。
サリエリは、時のオーストリア皇帝ヨーゼフ2世に篤い信頼を受けていた人物で、
当時のウィーン・オペラ界随一の実力者であった。ダ・ポンテは、サリエリに取り入り、
ひいてはヨーゼフ2世の庇護にも預かろうと考える。ヨーゼフ2世は、イタリア・オペラを好んでおり、
サリエリもイタリア人。サリエリは、ダ・ポンテの狙い通り、親身になってダ・ポンテの面倒を見た。
そしてダ・ポンテは、ついにヨーゼフ2世の寵愛も勝ち取るのであった。そして、モーツァルトのオペラの台本を書くことになる。
最初にモーツァルトの『フィガロの結婚』が成功したことで、ダ・ポンテは名声を獲得。
ダ・ポンテ自身も天才であると思い込んだ。だが、本物の「天才」モーツァルトとの作業は、
自分がいかに凡人であるかを思い知らされるものであった。対照的なふたりがドタバタとぶつかり合いながらも、
勢いに乗ったダ・ポンテは、モーツァルトの『ドン・ジョヴァンニ』、『コジ・ファン・トゥッテ』を完成させ、
この世の春を満喫するのであった。だが、奢れるものは久しからず。
ヨーゼフ2世の逝去と共に、人生の風向きが変わっていく・・・。さぁ、ダ・ポンテ、”逃げろ”!

【出演者・演出家より上演に向けてのメッセージ】

ロレンツォ・ダ・ポンテ役:橋本良亮(A.B.C-Z)
「この度、音楽劇「逃げろ!」の出演が決まりました。僕はダ・ポンテ役をやらさせて頂きます。
演出家の鈴木勝秀さんとはもう3度目のタッグとなります。鈴木さんのオリジナル作品に
また出演できるという事で、お話を頂いた時は、いい緊張感といいプレッシャーを感じながら、
よし、やってやる!と気合いが入りました。また、オリジナルミュージックもあるという事なので
今から心待ちにしています。そして、クラシックとロックを重ねるという試みもとても楽しみです。
「ヘラヘラしてる、おっちょこちょい、調子もの役」とお伺いしたので、自分なりのダ・ポンテを
どう演じられるのか?今からすごく楽しみです。橋本良亮が舞台で輝いてる所が好き!という方は
是非遊びにきてください!ステージ上の僕は裏切りません。是非。」

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト役:佐藤流司
「モーツァルト役を演じさせて頂きます。まずは見てください、過激と興奮で彩られたヴィジュアルを。
モーツァルト本人も吃驚していると思います。そして感じて下さい。『逃げろ!』というタイトルから感じる力強さを。
人生においてモーツァルトを演じる機会もそう無いと思いますので、本当に幸甚に存じます。
さて、モーツァルトと言えば「レクイエム」「魔笛」「アイネクライネナハトムジーク」などが有名ですね。
クラシックを部屋で流して寝落ちする程度のミーハーな私でも知っているレベルの言わずと知れた天才。
その天才を平成が産んだ天才が演じます。謙遜したいんですけどこればっかりはしょうがない。
天才なのですから。天才なのだから。といった具合に、常識や社会性が欠如している役どころだと
演出のスズカツさんより教えて頂きました。楽しみです。」

上演台本・演出:鈴木勝秀
「ダ・ポンテのことは、3年前にプロデューサーから渡された資料で知り、
すぐにウィーン時代をカットアップした芝居の構想が浮かんだ。だが、ダ・ポンテと
モーツァルトのキャスティングには時間をかけた。生命力の塊ダ・ポンテと天才モーツァルト。
このツートップは実力だけではなく華が不可欠。しかも、僕の戦術をよく理解していることも外せない。
そこで様々な組み合わせを試行錯誤して、ダ・ポンテに橋本良亮、モーツァルトに佐藤流司を決めた。
主軸が定まってからは一気に走った。そしてサッカーで言うところのプレイメーカーに
篠井英介さん(サリエリ)がいて、最終ラインの中心に村井國夫さん(ヨーゼフ2世)を要する
最強のキャスティングが叶った。こうなったからには、『逃げろ!』を、この数年
様々なスタイルで取り組んできた、”ROCKバカ芝居”の集大成にしたいと思っている。」

【音楽劇『逃げろ!』~モーツァルトの台本作者 ロレンツォ・ダ・ポンテ~公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
福岡公演:2023年2月10日(金)~2月12日(日)
大阪公演:2023年2月17日(金)~2月19日(日)
東京公演:2023年2月21日(火)~3月1日(水)

<会場>
福岡:キャナルシティ劇場
大阪:梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティ
東京:新国立劇場 中劇場

<上演時間>
未定

<料金>
10,000円
(全席指定・税込/福岡・大阪・東京共通)
※未就学児童入場不可
※ご購入後の返金・クレーム及びお席の振替は一切お受けできません。予めご了承ください。

『チケット発売』
一般発売開始日:2023年1月15日(日)午前10時より

「問い合わせ」
福岡:キョードー西日本 0570-09-2424(月曜日~土曜日 11:00~15:00)
大阪:キョードーインフォメーション 0570-200-888(平日・土曜 11:00~18:00)
東京:キョードー東京 0570-550-799(オペレーター 平日11:00~18:00/土日祝 10:00~18:00)

<出演者>
ロレンツォ・ダ・ポンテ:橋本良亮(A.B.C-Z)

ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト:佐藤流司

ココ:渡邉美穂
バレッラ:弓木大和
ラザロ:内河啓介
カサノヴァ:細見大輔

サリエリ:篠井英介

ヨーゼフ2世:村井國夫

『ミュージシャン』
大嶋吾郎:(Vo,G,Syn)
YOKAN :(Reeds,Brass)
GRACE :(Dr,Per,Vo)

<STAFF>
上演台本・演出:鈴木勝秀
音楽:大嶋吾郎
主催:エイベックス・エンタテインメント/クオーレ

 - News, Stage