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レゴランド®・ジャパン、名古屋市営地下鉄&あおなみ線計5駅に日本初レゴ ブロック製の路線案内図を設置

レゴランド®・ジャパンは2022年10月27日(木)、レゴ®ブロックで制作した
名古屋市営地下鉄4駅(名古屋駅、栄駅、市役所駅、東山公園駅)の案内図を名古屋市交通局へ、
名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線(以下、あおなみ線)の案内図を名古屋臨海高速鉄道株式会社に寄贈しました。
同日午前中に両路線の名古屋駅にて「レゴ®ブロック案内図贈呈式」が行われました。

【レゴ®ブロック案内図贈呈式の様子】

『名古屋市営地下鉄名古屋駅』

ベールがかけられた状態のレゴ®ブロック製名古屋市営地下鉄路線案内図

「レゴランド・ジャパン」開業5周年を迎えた2022年4月、「レゴランド®・ジャパンリゾート」が所在する
名古屋市と締結した包括連携協定における柱事業のひとつ「名古屋市の魅力発信への協力」に基づくものであり、
また、市営交通100周年記念コラボ事業の一環となるもの。

(左から)村松賢氏、本多良行社長、河村たかし市長、小林史郎交通局長、

贈呈式には本多良行レゴランド・ジャパン合同会社社長、河村たかし名古屋市長、小林史郎名古屋市交通局長、
そしてレゴブロック製路線案内図の制作者であるレゴランド・ジャパン合同会社モデル・ビルダーの村松賢氏が登壇。

最初に本多社長からの挨拶が。
「非常に嬉しくて。今日、この場所で日本で初めてレゴブロックを使った路線図を
お披露目させていただく事になりました。レゴランドのレゴレナ(スタッフ)達、関係者の皆様、
レゴランド®・ジャパンモデルビルダーの村松君に心から御礼を申し上げたいと思います。
名古屋市は非常に魅力のある街だと思っていて、特に私は子育て世代の親なんですけども、
この世代の親からしたら非常に豊富な施設群や観光資源が(名古屋市には)あると思っています。
案内図には色んな名古屋市のモニュメントを組み込んでいまして、例えば名古屋市の科学館。
内径35mの世界最大のプラネタリウムであったりとか、私事で恥ずかしながら東山動物園で
人生で初めてコアラを見ました。名古屋港水族館には日本で2か所しかいないシャチがいたり、
金城ふ頭にはJR東海のリニア・鉄道館があったりと、色んな子供・家族向けの施設が豊富にあります。
なので私はこの事業を通してレゴランド®・ジャパンとして、家族連れの観光資源を、
名古屋市をもっともっとアピールしていきたいと思っています。」

続いて名古屋市を代表し、河村市長が挨拶。
「村松さんが今回の案内図を作ったとの事ですが。可愛い方で。
今回の初めの経緯は、この間レゴランドで会合があった時に僕は「名古屋市で楽しい事はなぁ~きゃ?」
と言ったら(本多社長)が言ったんです。「レゴブロックを使った路線図を作らせてもらえませんかね」と話があったの。
そりゃVery goodだがやと。という事で実現して、皆さんにも地下鉄の駅で親しんでもらえるんでないかと。
皆さんも是非、名古屋の街を楽しんで下さい。Thank you very much。」

続いて、レゴブロック製路線案内図のお披露目へ。
本多社長と河村市長が案内図にかけられたベールを手にするとLEDの案内図照明が点灯。
2人が同時にベールを落とすと、横幅200㎝、縦幅150㎝、1,528ピースの
レゴブロックで出来た名古屋市営地下鉄の路線案内図がお目見え。
名古屋市内の象徴的な建物や施設がレゴブロックで再現されている様子に河村市長は積極的にツッコミます。
そして小林交通局長より本多社長へ、案内図寄贈の感謝状が送られました。

【レゴ ブロック案内図贈呈式の様子を動画で】
【レゴランド】『レゴ ブロック案内図贈呈式@市営地下鉄 名古屋駅』 – YouTube

『あおなみ線名古屋駅』
続いて名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線の名古屋駅構内にて
大島尚美名古屋臨海高速鉄道株式会社代表取締役社長 と本多社長、村松氏が登壇しての贈呈式が行われました。

最初に本多社長の挨拶。
「本当に今日は私の中で非常に嬉しい日で、レゴランドの代表に就任してから約1年なんですけども、
まさかこれが現実になる日が来るとは思っていませんでした。
特に私の中でもあおなみ線さんにこの路線図を設置をさせていただけるというのは非常に”重い”事で。
思い返してみれば、我々(レゴランドの)社員は何回あおなみ線に乗っているのかなと思うんです。
例えば500人が毎年乗ると、我々は開園してから5年ちょっとなので多分、200万回位、乗らせてもらっているんですね。
あおなみ線の沿線上にも歴史的建造物や施設だったりがあるので、例えば名港トリトンや
レゴランドもありますし、リニア・鉄道館だったり色んな施設を面白く表現をした物で、
今後、どんどんと物を追加したり出来るので、レゴならではの楽しみ方を皆さんで学んでいただけると
嬉しいなという風に思います。」

続いて大島社長の挨拶が。
「つい先程までカバーがかかっておりましたので、本当に今、初めてみたのですが、
細部にわたって色々と工夫をされて作っていただいておりまして。
平成29年にレゴランド・ジャパンさんが開業をされた折から私共あおなみ線では、
レゴランドさんのご協力を頂きまして、ラッピング車両の運行をしています。
レゴランドへと向かうお客様がお好きなデザインの車両を選んでいただいてレゴの世界観に浸りながら、
金城ふ頭へと向かっていただけるという状況になっておりますが、
そのあおなみ線がスタートします、この名古屋駅に素晴らしい案内図を御寄贈いただきました。
是非、お客様にはこのレゴブロック製の案内図を見ていただいて、今までのレゴの
アトラクションデザインを楽しむという所に加えて、今度は自分もこんな物を作ってみたいな、
という創造性を加えながら、金城ふ頭への24分間をレゴランドへのプロローグの時間に
活用していただければと大変期待をしております。」

そして大島社長から本多社長へ感謝状贈呈がなされました。

【レゴ ブロック案内図贈呈式の様子を動画で】
【レゴランド】『レゴ ブロック案内図贈呈式@あおなみ線 名古屋駅』 – YouTube

【レゴランド・ジャパン合同会社モデル・ビルダー 村松賢氏インタビュー】

あおなみ線での贈呈式終了後に両路線のレゴブロック製「路線案内図」を制作した
レゴランド・ジャパン合同会社モデル・ビルダーの村松賢氏がインタビューに応じました。

Q:実際に駅構内に路線案内図が常設された今の率直な感想は?

あおなみ線でのフォトセッションにレゴランド®・ジャパン・リゾートキャラクターのバディとレベッカ、そしてあおなみ線オリジナルキャラクターのあお鉄くんが登場

村松さん「こんなに立派に扱ってもらえてとても嬉しいというのがまず率直な感想です。
自分の作った作品は勿論、これまでにも色々な場面でレゴランド内では使っていただいているんですが、
使ってそれっきりだったり、使っても直ぐ仕舞っちゃったりなので、
こうやってより多くの方に見てもらえるのが先ずは嬉しいなと思っています。」

Q:制作で最も拘った点、あるいは困難を感じた点は?

村松さん「色々なモチーフがあるのですが、あまり大きさに差をつけてしまうと宜しくないなと思ったので、
全体の大きさのバランスを調整したんです。その結果としてリニア・鉄道館のモデルを
大きくし過ぎない様にしたらどうしようと、何度も作り直す内にむしろかえって
メチャクチャ小さくしてみたという今の形に収まっています。リニア・鉄道館のモデルは特に時間をかけて作りました。

Q:小さな子供達も見易い様に、実際の路線案内図に近しい路線色を使用したとの事だが、
インバウンドを含め、海外の人達に対して路線案内図を見てもらう上で気をつけた事は?

村松さん「特に意識して、というのは無いのですが、レゴというツール自体が世界中にあるもので、
先ず、目を止めていただけるだろうという所は考えていて、その上で只ブロックを積み上げた訳ではない、
特殊なパーツを使ってみたり、横に向けて積んでいるパーツがあったり、色々な組み方をする事で
長くレゴで遊んできた方であっても、面白い事をしているなと感じていただける様に
なっているんじゃないかなと思っています。」

Q:レゴランド®・ジャパンリゾートの外にレゴ作品が路線案内図という公共物の形で設置される最大の意義は?

村松さん「勿論、会社としてはレゴランドがある事を認知してもらう事であったり、
これからレゴランドに向かう方には「あっ、こんな物がここもあるんだ」という事で
これからの期待感、ワクワク感を感じていただくのが大きいのかなと感じています。
私個人としては、僕は所謂レゴマニアなんですけど、なので色々とファンのコミュニティなんかに所属して
作品を作って見せ合ったりするんですが、こういう物であれば、会った事の無い方にも、
「あるから見に行ってね」みたいな事が出来るので、より自分に自信が持てると言いますか、
そういった事は感じています。」

最後に両路線の利用者、また路線案内図を見てレゴランドに向かう来場者にメッセージを。

村松さん「レゴで路線図を作った事によって、これからレゴランドに行く人達がワクワク出来るんじゃないかな、
そういう気持ちで作りました。沿線の様々なモチーフを見て、実物はどんなものだろうか、と、
是非、途中下車をして探しに行ってもらったら、より名古屋の魅力であったり、地下鉄やあおなみ線の魅力を
感じていただけるんじゃないかなと思っております。そして最後にレゴランドに来て、
案内図以外の僕の作った様々なレゴモデルがパーク内にありますので、そういった物も
見ていただけたら嬉しいなと思います。」

『村松氏へのインタビューの様子を動画で』
【レゴランド】『モデル・ビルダー 村松 賢 さんへの単独インタビュー / レゴ ブロック案内図贈呈式@名古屋駅より – YouTube

【レゴブロック製「路線案内図」】

日本初となる、駅構内に常設設置するための路線案内図の制作は、
「レゴランド・ジャパン」モデル・ビルダーの村松賢(むらまつすぐる/28歳)が手がけました。
地下鉄「名古屋駅」の案内図はサイズ200x150cm、使用ブロック数1,528ピース、
村松氏を含む4人チームが担当し、制作時間60時間超の大作です。
お子さまにも見やすいデザインにするため、通常の案内図に近しい色のレゴブロックを使用し、
乗換駅がわかりやすくなるように工夫しました。また、名古屋城や熱田神宮、「レゴランド・ジャパン」など、
名古屋が誇る名所・観光スポット10箇所のシンボルをブロックでカラフル&立体的に制作。
只ブロックを積むだけではなく、斜め方向や上下方向にもブロックを重ねる事で
レゴブロックを始めたばかりのお子様だけではなく、大人やレゴ上級者も面白がってもらえる様な要素が。
同様に、「レゴランド・ジャパン」の最寄り駅「金城ふ頭駅」を含むあおなみ線も、
ガイドマップのデザインをベースに47.5時間の制作時間がかけられ、歴史的に価値の高い「向野橋」や
「藤前干潟」の渡り鳥ハマシギなど、沿線を象徴する12箇所をモチーフとしたデザインをあしらわれています。
今後、沿線に新たな施設やシンボルが出来上がってもどんどんと追加をしていく事が可能で、
永年的に使っていただけるモデルになっているとの事。

【名古屋市営地下鉄路線案内図】
<設置日時>
2022年10月27日(木)
<設置場所>
名古屋市営地下鉄構内4駅
①名古屋駅:南改札券売機コーナー
②栄駅:西改札券売機コーナー
③市役所駅:北改札券売機コーナー
④東山公園駅:展示コーナー(11月上旬設置予定)
<サイズ/使用ブロック数>
大:200×150cm/1,528ピース
中:200×100cm/1,356ピース
<シンボル施設>
①名古屋城
②MIRAI TOWER
③名古屋市科学館
④オアシス21
⑤バンテリンドーム ナゴヤ
⑥熱田神宮
⑦瑞穂運動場
⑧東山動植物園
⑨名古屋港水族館
⑩レゴランド・ジャパン

【名古屋臨海高速鉄道西名古屋港線案内図】
<設置日時>
2022年10月27日(木)
<設置場所>
あおなみ線「名古屋駅」
<サイズ/使用ブロック数>
200×100cm/1,591ピース
<シンボル施設>
①向野橋
②中京テレビ放送
③荒子観音寺
④クルーズ名古屋
⑤荒子川公園
⑥名古屋港水族館
⑦藤前干潟
⑧リニア鉄道館
⑨メイカーズ ピア
⑩名港トリトン(中央大橋)
⑪ポートメッセなごや
⑫レゴランド・ジャパン

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