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いずみたくミュージカルの代表作「洪水の前」を鵜山仁演出で25年ぶりに再演

株式会社オールスタッフ、ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズでは2022年12月22日(木)~12月28日(水)、
恵比寿・エコー劇場におきまして、 ミュージカル「洪水の前」を公演します。

「洪水の前」メインキャスト
(上段左から)ラサール石井、宮田佳奈、西川大貴
(下段左から)浅野雅博(文学座)、藤森裕美、向谷地愛

昭和57年度芸術祭賞・優秀賞を受賞した、いずみたくミュージカルの代表作、ミュージカル「洪水の前」。
1980年に初演を迎えた本作品は、財津一郎、秋川リサなどの客演を迎え、いずみたくプロデュース公演として
アトリエフォンテーヌで幕を開けたのち、15年以上にわたり200ステージ余の再演を重ねてきました。
原案はブロードウェイのミュージカル「キャバレー」と同じジョン・ヴァン・ドルーテンの
「私はカメラ」とクリストファー・イシャーウッドの「さらばベルリン」。
「キャバレー」の舞台がナチスの支配が強まるベルリンであるのに対し、本作は日中戦争のきっかけとなる
満州事変が勃発する1931年、大連。作家志望の青年がダンスホールの歌姫に恋心を描く物語は、
初演時には日本版「キャバレー」と評され大変話題を呼びました。

「洪水の前」アンサンブルキャスト
(上段左から)ブッチィー、鈴木彩子、東城由依
(中段左から)矢野叶梨(Wキャスト)、近藤萌音、成観礼(Wキャスト)
(下段左から)神野紗瑛子、松本裕子、松田周(青年座)

この度、本作、ミュージカル「洪水の前」を、演出に鵜山仁を迎え25年ぶりに再演します。
主演は作家、演出家としても数々の賞を受賞し、幅広い活躍を続ける稀代のエンターテイナー、ラサール石井。
狂言回し役の司会者のほか、フィクサーや軍人など5役に挑戦します。ダンスホールの歌姫、徳大寺茉莉役には、
シアタークリエのミュージカル「CROSS ROAD~悪魔のヴァイオリニスト パガニーニ~」や
ミュージカル「魍魎の匣」で高評を得たイッツフォーリーズの宮田佳奈が務めます。
作家志望の青年、日暮役は文学座の実力派俳優、浅野雅博が、日暮の友人、安東泰男役は
「ミス・サイゴン」「レ・ミゼラブル」などミュージカルを中心に活躍する西川大貴を配役するほか、
イッツフォーリーズの女性メンバーが華やかにステージを彩ります
満州事変がまもなく勃発する”戦争前夜”の大連で、虚無感や憤り、怒りを覚えながらも
抗うことも出来ずに生きる人々の人間模様を描く、ミュージカル「洪水の前」にどうぞご期待ください。

【ものがたり】

ラサール石井、宮田佳奈

舞台は1931年、日本統治下の租界地・大連。中国でありながらも、外国人が居住し、貿易や経済活動を行い、
賑わっていた。また、日本の中国侵略活動の根拠地として在留日本人も多く集まっていた
そんな大連に作家志望の青年、日暮隆夫が放浪の旅の末にやってくる。日暮は無為徒食の日々を過ごし、
かろうじて生計を立てていた。そんな彼のところへ、友人の安東泰男が一人の娘を連れてくる。
彼女の名前は徳大寺茉莉。ダンスホールでジャズを歌っているというが、好き勝手に生きる、
モラルのかけらもないような一筋縄ではいかない女性であった。茉莉が日暮の住む下宿屋に
転がり込んで来たことから、二人のまわりでは様々な事件が続出する。
やがて、自由気ままに暮らせていた租界地にも戦争の影が近付き、満州事変への火種がくすぶり始めるのだったーーー。

【イッツフォーリーズ公演 ミュージカル「洪水の前」公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2022年12月22日(木)~12月28日(水)

<会場>
恵比寿・エコー劇場

<上演時間>
未定

<料金>
前売7,000円 当日7,500円
U25:3,500円(25歳以下、当日要年齢証明)
HC割:3,500円(障がい者手帳をお持ちの方と介助の方1名)
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可
※U25チケットはオールスタッフ、カンフェティのみ取り扱い
※HC割はオールスタッフ事前電話受付のみ

『チケット発売』
前売発売開始:2022年10月27日(木)11:00~

「チケット取扱」
オールスタッフ:03-5823-1055 (平日11:00-18:00) https://www.allstaff.co.jp/
ぴあ:https://t.pia.jp/
イープラス:https://eplus.jp/
カンフェティチケットセンター:https://www.confetti-web.com/
※公演中止の場合を除き、チケットの払い戻し・お振替は致しかねます
※ご観劇前に本公演サイトの「感染症対策ガイドライン」を必ずご確認の上、ご来場ください

<出演者>
ラサール石井

宮田佳奈
浅野雅博(文学座)
西川大貴
藤森裕美
向谷地愛

ブッチィー
松田周(青年座)

鈴木彩子
東城由依
矢野叶梨(Wキャスト)
近藤萌音
成観礼(Wキャスト)
神野紗瑛子
松本裕子

『演奏』
吉田さとる(Pf.)
えがわとぶを(B.)

<STAFF>
脚本:矢代静一
脚本・作詞:藤田敏雄
演出:鵜山仁
音楽:いずみたく
音楽監督・編曲:吉田さとる
美術:乘峯雅寛
振付:川西清彦
衣裳:前岡直子
照明:森下泰(ライトシップ)
音響:返町吉保(キャンビット)
歌唱指導:山口正義
演出助手:有坂美紀
映像:浦島啓(コローレ)
言語指導:劇団影法師
舞台監督:岩戸堅一、久保年末(アートシーン)
宣伝写真:岩田えり
宣伝ヘアメイク:きとうせいこ
協力:矢代静一事務所/有限会社石井光三オフィス/有限会社フレンドシッププロモーション/文学座
制作:鎌田奈々美
プロデューサー:𡈽屋友紀子
助成:文化庁舞台芸術創造活動活性化事業
主催・企画・制作:株式会社オールスタッフ/ミュージカルカンパニー イッツフォーリーズ

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