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『×純(ふじゅん)文学少女歌劇団』結成後初の公演「File No.0000『フェアリー テイルは盗まれた』」開幕

©×純文学少女歌劇団

この度株式会社ツインプラネット/株式会社講談社が企画・運営を務め、株式会社S-SIZEが舞台制作を行う
『×純文学少女歌劇団(読み方:ふじゅんぶんがくしょうじょかげきだん)』が2022年8月に始動。
大森莉緒や畑美紗起など、元ラストアイドルメンバー7名が参加する『×純文学少女歌劇団』初の舞台公演が
2022年9月2日(木)から9月11日(日) まで、東京都豊島区の「TheaterMixa」にて、
File No.0000『フェアリー テイルは盗まれた』の舞台公演を皮切りとして、今後活動をスタートします。
また、舞台はミュージカルとライブステージの前後半構成にて実施し、後半のライブステージパートの
サウンドプロデュースは松隈ケンタが担当。今回の舞台はエピソードゼロの公演となり、
今後継続しての公演が決定しています。舞台公演だけにとどまらず、「×純文学少女歌劇団」としての
音楽プロジェクトやバーチャルキャラクターなどのプロジェクトも進行していきます。

2022年9月5日(月)初日の開幕に先駆けて公開ゲネプロと囲み取材が行われました。

『「×純文学少女歌劇団」とは?】
文学と乙女の街「池袋」を拠点に活動する、少々不純で文学のカヲリ漂う
少女歌劇団=「×純文学少女歌劇団」(ふじゅんぶんがくしょうじょかげきだん)
古くから世界中の多くの人から愛されている『文学』。
そこからインスピレーションを受けて今回のプロジェクトが発足いたしました。
今回舞台初のオリジナルIPを世界に向けて発信していくために、第一弾として、9月に舞台公演を実施いたします。
また、舞台公演を軸に「×純(ふじゅん)文学少女歌劇団」としての音楽プロジェクトや
バーチャルキャラクタープロジェクトも進行していく予定です。

【あらすじ】

今か昔かはたまた未来なのか。
とある暗い森の中に佇むステラマリーナ女学園。
規律と清楚と女性らしさを重んじ
“女性はいつでも可愛げのある嘘をつかなければならない“と
教師たちに教えられる女学生たち。
ここを無事に卒業できれば権威ある殿方との素晴らしい未来が待っている。

厳しい選挙を勝ち抜いた栗捨アガサ生徒会長を筆頭に
日々、清く正しく美しく生活しているはずであるが
生徒は、とても個性豊か・・・時々アガサを怒らせている。

そんなある日、ステラマリーナ女学園図書室に緊急招集される図書委員たち。
生徒会長アガサと図書委員長のメリーは張り切ってミステリーの始まりを告げるのだ。
なぜなら、この図書室からほとんどの図書が紛失したからである。
その紛失は、皆が口を噤む少女失踪事件と繋がりがあるのではないか・・・と
胸の奥が熱くなる。
夏休み前に集められた10人の少女はその不穏な空気に怯えるのか。
はたまた・・・楽しむのか。
そして少女一人一人が企む未来には何が待っているのか。

×純文学少女歌劇団のハジマリを描くエピソードゼロの開幕。

2022年8月12日に結成が発表された「×純文学少女歌劇団」。2022年5月末に解散した
アイドルグループ「ラストアイドル」の元メンバー7人を含む10名のキャストが参加すると発表がなされて以降、
大きな話題となり。それから1ヵ月と経たない内に、結成後初の公演となる
「File No.0000『フェアリー テイルは盗まれた』」が報道陣に公開されました。
Theater Mixaの舞台上は、舞台となるステラマリーナ女学園の図書室のセットが作られ、
第一部は『少女☆歌劇 レヴュースタァライト』シリーズの脚本や『最遊記歌劇伝』の脚本・演出で知られる
演出家の三浦香氏の総合演出/脚本による約1時間のミュージカルステージが、
そして休憩を挟んだ第2部は「BiSH」「GANG PARADE」等、WACKグループのサウンドプロデュースや
中川翔子、柴咲コウ、Kis-My-FT2等のサウンドを手掛けるプロデューサーの松隈ケンタ氏が手掛ける
約20分間のライブステージ『BLACK PARADE』の2部構成で公演が行われます。

元ラストアイドルの7名は、ミュージカル初挑戦というチャレンジングな公演となり、
更に「×純文学少女歌劇団」キャストの大きな特徴を、8月の結成発表の際に
三浦氏から寄せられた以下のコメント(抜粋)が最も端的に表していると思われます。

『総合演出/脚本:三浦香からのコメント(抜粋)』
「少女文学から飛び出したヒロインを演じる役者たちはオーディションで集められた10人の若き女優たち。
傷と毒を織り交ぜながら“女の子が憧れた文学ヒロイン“をダークヒロインに変化させ体当たりで挑みます。
通常、劇団では公演ごとに与えられる配役が違うのですが彼女たちは一つのキャラクターを演じ続けます。
つまりキャラクターを演じるのではなく、キャラクターそのものとして存在し続け、
現実と虚構の入り混じるファンタジー世界を生き抜きます。」

【囲み取材の模様】

(左から)若草式ジョー/倉持聖菜、若草式ベス/畑美紗起、若草式エイミー/大場結女、傘飛空メリー/髙橋美海、栗捨アガサ/大森莉緒、
赤家野アン/橘二葉、胡桃沢セイラ/奥村優希、白雪リンゴ/わだこなつ、桃園モモ/高橋みのり、有栖川アリス/山本愛梨

公開ゲネプロ終了後、舞台上にて有栖川アリス/山本愛梨さん、白雪リンゴ/わだこなつさん、
赤家野アン/橘二葉さん、若草式ベス/畑美紗起さん、傘飛空メリー/髙橋美海さん、
桃園モモ/高橋みのりさん、胡桃沢セイラ/奥村優希さん、若草式ジョー/倉持聖菜さん、
若草式エイミー/大場結女さん、栗捨アガサ/大森莉緒さんの出演者10名全員が登壇しての囲み取材が行われました。

Q:初日の開幕に向けた意気込みは

有栖川アリス/山本愛梨さん「私達の殆どが初ミュージカルなので、皆ドキドキしていると思うんですけど、
この一か月間、皆と凄く濃い時間を10人で過ごしたので、その時間を信じて頑張りたいなと思います。」

桃園モモ/高橋みのりさん「新しい一歩という事で「×純文学少女歌劇団」が今日から始まるという気持ちを
しっかりと持って、最後まで一所懸命駆け抜けたいと思います。」

白雪リンゴ/わだこなつさん「殆どの方がはじめまして、のこの舞台で凄く緊張をしていますが、
今までやって来た1ヵ月を信じて、自信と度胸を持ってお客様に最高のパフォーマンスを披露出来る様に頑張ります。」

胡桃沢セイラ/奥村優希さん「今までにない初の試みなので、とても緊張をしているんですけども、
この機会に奥村優希としても、胡桃沢セイラとしても、どっちも成長出来る様に皆で頑張りたいと思います。」

赤家野アン/橘二葉さん「今回は記念すべき1回目という事で、ここまでスタッフさん達に
本当に凄く支ええられてここまで来る事が出来ました。なので千秋楽まで頑張って
皆で力を合わせて頑張って走り抜けていきたいと思います。」

若草式ジョー/倉持聖菜さん「「×純文学少女歌劇団」がこれからも愛され続けられる様に
キャストスタッフ一同、メンバー全員でバトンを繋いで最後まで駆け抜けていきたいと思います。」

若草式ベス/畑美紗起さん「私は演技とかもほぼ未経験で分からない事が沢山有ったんですけど、
メンバーの皆に沢山支えていただいて、キャストの皆さんにも沢山教えていただいて、
この2か月弱、本当に沢山成長出来たと思うので、その成果を今日から1週間出し切れる様に頑張ります。」

若草式エイミー/大場結女さん「一人でも多くのお客様に観に来て良かったと思っていただける様な
そんな舞台をこの10人で作りたいなと思っているので、最後まで全力で頑張らせていただきます。」

傘飛空メリー/髙橋美海さん「観に来て下さった皆様がこの「×純文学少女歌劇団」の世界観や
このミステリーの謎を解きたい、と気になってもらって、何度も観たいと
思ってもらえる様な作品に出来る様に、先ずはこの始めの第一歩を皆で頑張りたいなと思っています。頑張ります。」

栗捨アガサ/大森莉緒さん「先ずはこうやって初日を迎える事が出来て、とても嬉しく有難く思います。
「×純文学少女歌劇団」の幕開けと、初めてのミュージカルになるので、不安な事も沢山有るんですけど、
凄く個人的にもドキドキワクワクで、此処まで10人でやって来る事が出来たので、
ここから更にもっともっと、この10人で羽ばたいていける様に精一杯頑張りたいなと思います。」

Q:一つのキャラクターを演じ続けるという試みだが、自身とキャラクターを混同する部分はあるのか?

有栖川アリス/山本愛梨さん「有栖川アリスちゃんも山本愛梨も、結構似た部分が有ったり。
でも、真反対な所も有ったりというのがある中で、このミュージカルを公演している最中が
凄く楽しいですし、もっともっとアリスちゃんとも仲良くなりたいなという気持ちです。」

桃園モモ/高橋みのりさん「桃園モモは兎に角、高橋みのりとは真反対でして、そもそも自分の事を
「我」と呼んでいる事もあり、台詞で「私」と言うのが凄く違和感があって、
「私って言ってる!」と、本当にモモになっている瞬間が凄く違和感でたまらなくて、
家にいる時に台本を読んだりするから、ずっとモモでいる時間がどうしても自分の中で
不安というか、良く分からない気持ちになって泣いたりとかもしていたんですけど、
三浦さんから頂いた”とある秘密”を貰ってから、スッとモモが憑依して、そこから高橋みのりでもあり、
桃園モモとして生きるのが凄く楽しくなりました。全く性格は真逆なんですけど、
2つの人生を全力で生きていきたいなと思っております。」

白雪リンゴ/わだこなつさん「白雪リンゴとわだこなつの違いを言うとしたら、
何でも直ぐに疑う所がリンゴちゃんだなというのがあります。現実味の無い事も疑ったりとか、
そういう事も似ているなと。違うなと最初は思っていたんですけども、思えばこの一か月間、
不安な事であったりとか、嫌な予感をずっと不安で疑っていた所があって、こういう所って
何か現実味の無い事に疑いを向けている所がリンゴちゃんに似ているなと自分の中で思いました。
一番共感出来たのは王子様を求めている所で、小さい時からプリンセスやお姫様等が好きで
何時か誰かかが迎えに来てくれるのを待っているみたいな、何処かで期待してしまう所が
自分の中ではあったりするので、リンゴちゃんと私って、話をしたら凄く妄想話で盛り上がるんだろうなと思いました。」

胡桃沢セイラ/奥村優希さん「最初に胡桃様セイラのキャラクターをいただいた時は、悲劇のヒロインなので、
意外と自分と真逆だから「何で私はこの役になったんだろうな」と思ったんですけど、
いざ演じてみたら、女の良い部分も凄くあり、また、女の中の凄く嫌な部分が出て来たので、
私、中学生の頃は確かにこんな女の子だったな、みたいな。学生時代に戻った様な気持ちで演じているので、
この1ヵ月、毎日が凄く楽しかったです。今は自分のキャラクターがとても好きになりました。」

赤家野アン/橘二葉さん「赤家野アンと橘二葉が似ている所は明るい所?でも足癖が悪い所は
私には似ていないので、そこは似ていません。また赤家野アンは「青い鳥さんのSNS」をはじめたんですけど、
その赤家野アンとしての口調だったりというのは、凄く難しいなと今も悩んだりしているんですけど、
研究しながら頑張っていきたいなと思います。」

若草式ジョー/倉持聖菜さん「若草式ジョーと倉持聖菜の違いとしましては、若草式ジョーは
とても正義感が溢れていて勇ましいというのが私の中ではありまして、
観ていただいたら分かる通り、倉持聖菜がこんな感じで喋り始めたら止まらない。
若草式ジョーは端的に物事を進めたがる人、という感じなので、思い始めたら違う事が
凄く沢山あるなと思うんですけど、色々リハーサルをしていく中でジョーの役に寄り添っていって
「女の子の部分は意外と似ている所があるのかな」と思ったり、群れるのはあまり好きじゃないけど、
メンバーの皆と一緒にいるのは好きだったりと、色々ありまして。要するに違いは凄くあるんですけども、
やっていて凄く楽しいので、今後も寄り添って成長していけたらなと思っております。」

若草式ベス/畑美紗起さん「畑美紗起と若草式べスちゃんは、全然違うと思ってはいて、
若草式べスちゃんは凄く病弱なんですよ。私は病気とかは無いので、その表現は凄く難しいなって思うんですけど、
儚くてかまってちゃんな所とかはちょっと似ているのかなという所はあります。
でも、今日のFile No.0000の物語にあった様に、表のべスは超絶夏女で、裏では足を開いちゃったりとかしているんですけど、
そういう頃は畑美紗起とは違うからこそ、凄く弾けて出来る部分もあって、凄く楽しいなと思います。」

若草式エイミー/大場結女さん「若草式エイミーちゃんはちょっと子供っぽかったり、
何事にでも興味津々という所だったりは、自分と似ている部分があるのかなと思うんですけど、
自分より凄く前向き・ポジティブだったりで、違う部分が凄く多くて、言い方が凄く悪いんですけど、
人をあざ笑ったりとかという事がある。性格が悪いのかな?という部分が有るので、
その部分が憑依してしまって、私生活にも影響が出てしまっているのが最近の悩みで。
例えば凍り付いた気まずい雰囲気の時にエイミーちゃんが出てしまって、親から怒られている時に笑って
「何で笑ってんの」と言われる事があって。一体化し過ぎて私生活に支障が出ない様に
これからも寄り添っていけたらなと思っています。」

傘飛空メリー/髙橋美海さん「傘飛空メリーはアガサに真っ直ぐ真面目な図書委員長の女の子の役なんですけど、
私は全然頭も良くないし、本もそんなに読む訳ではなかったし、違う所も結構多いなと思ったんですけど、
自分で言うのもなんですが、根が凄く真面目だと思っているので、そういう所とかは似ているなと思う所もあって、
やっていて凄く楽しいし、メリーでいる時は背中がピシッとなる感覚があって、それも新しい発見だと思って楽しくやっています。」

栗捨アガサ/大森莉緒さん「私も栗捨アガサというキャラクターを初めていただいた時に正直、
ビックリして私が生徒会長?ってなって、今までの私の人生経験的に学級委員とかのリーダーをやってこなくて、
誰かを引っ張っていくという事をやった事が無くて。ここで生徒会長の役をいただいて
自分に出来るのかな?まわせるのかな?という不安もあったんですけども、
いざやってみると、自分と真逆だからこそやり易かったというか、自分の中で正解が分からないので
意外とやり易い部分がありました。アガサはミステリーが大好きだったり、本が好きだったりと、
私も本は今まであまり読んでこなくて、外で走ったり遊んだりするタイプだったので、
性格的には真逆だなと思うんですけど、今では自分がアガサを担当出来て凄く誇らしく思います。」

【×純文学少女歌劇団 File No.0000『フェアリー テイルは盗まれた』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
2022年9月2日(金)〜9月11日(日)

<会場>
Theater Mixa

<上演時間>
約1時間30分(10分間の途中休憩を含む)

<料金>
7,800円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

『チケット発売』
好評発売中

ローソンチケット:https://l-tike.com/fujunbungakushoujo/ Lコード:31716
※PC/スマートフォン共通

<出演者>
有栖川アリス/山本愛梨
白雪リンゴ/わだこなつ
赤家野アン/橘二葉
若草式ベス/畑美紗起
傘飛空メリー/髙橋美海
桃園モモ/高橋みのり
胡桃沢セイラ/奥村優希
若草式ジョー/倉持聖菜
若草式エイミー/大場結女
栗捨アガサ/大森莉緒

<STAFF>
総合演出・脚本:三浦香

ライブパート音楽
音楽:松隈ケンタ
音楽制作:SCRAMBLES
音楽プロダクションマネージメント:渡辺淳之介(WACK)

ミュージカルパート音楽
作詞:三浦香
音楽:KYOHEI
アレンジ:DAICHI YOKOTA

美術:松生紘子
振付:Yurika Rakuda(INFINITY)
照明:川口丞
音響:楠瀬ゆず子
映像:荒川ヒロキ
衣裳:農本美希
ヘアメイク:瀬戸口清香
歌唱指導:市川祐子
演出助手:隈元梨乃
舞台監督:野口岳大
技術監督:堀吉行
舞台制作:S-SIZE
主催:講談社/TWIN PLANET/S-SIZE

©×純文学少女歌劇団

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