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8月9日「ムーミンの日」今年もムーミンバレーパークで開催。

©Moomin Characters™

2005年にムーミンの最初の本「小さなトロールと大きな洪水」の出版60年を記念して
作者トーベ・ヤンソンの誕生日(1914年8月9日)である8月9日を“ムーミンの日”と制定して以降、
毎年、様々な形で祝われているムーミンの日。埼玉県飯能市のメッツァを構成する
ムーミンバレーパークにて2022年8月3日(水)~8月9日(火)に「ムーミンの日 2022」スペシャルウィークが
行われました。「ムーミンの日」当日となった8月9日の様子をお伝えします。

【「ムーミンの日」当日の様子】

フィンランド人の作家・画家であるトーベ・ヤンソンによって生み出された『ムーミン』シリーズ。
小説、絵本、コミックスとして描かれ、最初の小説が発表されてから77年目を迎える今日も世界中で愛され続けています。
2005年に出版60年を記念して、トーベの誕生日(1914年8月9日)である8月9日を“ムーミンの日”と制定して以降、
『ムーミン』シリーズの物語のおもしろさ、キャラクターの愛らしさを始めとした沢山の魅力を伝える為、
毎年さまざまな形、場所でお祝いをしているこの「ムーミンの日」。

今年もムーミンバレーパークにて4度目、そして制定より18回目となる「ムーミンの日」当日がやってきました。
2019年よりムーミンバレーパークで行われている「ムーミンの日」イベント。
今年は2022年8月3日(水)~8月9日(火)に「ムーミンの日 2022」スペシャルウィークと題し、
8月9日当日に向けて限定コンテンツやイベント等を開催し、雰囲気を盛り上げる様子。
2022年の「ムーミンの日」のテーマは「一緒に」。
ムーミン谷の生き物達が持つまわりの仲間たちと一緒に何かをしたり、
互いに離れていても相手を思いやったりという部分をフィーチャー。その内のいくつかを紹介します。

『期間限定のフォトスポット』
『ムーミンの日 2022』スペシャルウィークの期間中、はじまりの入り江に新たなフォトスポットが登場。
パークのゲートの近くという事もあり、特に記念撮影するゲストが多い一帯ですが、
多数のコスプレをしたゲストが記念撮影を楽しんでいた様子。

『ムーミンの日限定うちわ』
ムーミンバレーパークの園内各所に、ムーミンの日限定の紙製のうちわが設置され、
来園者は当日の飯能市内の最高気温が35度を超える猛暑のためか、飛ぶ様に団扇を手に取っていました。

『重ねおしスタンプラリー』

入場ゲートにて配られたスタンプラリーの台紙

「ムーミンの日スペシャルウィーク」の期間限定でパーク内の6箇所に点在している
様々なスタンプを重ねて押していくと、カラフルな一枚のアートが完成するという物。
来場者は精力的にスタンプを押し重ねていきます。6か所で6色の色を重ねていくと・・・。

『「ムーミン バイ アラビアx赤十字コラボレーション」限定販売』

ムーミン谷の売店

8月9日より発売される、赤十字のためにトーベ・ヤンソンが描いた原画を使用した
「ムーミン バイ アラビア」と赤十字のコラボレーション、「ムーミンABCコレクション」。
1点につき1ユーロが赤十字に寄附されるこのコラボレーション。

「KOKEMUS」1階ウッドデッキの特設販売コーナーでは、午後1時過ぎの時点で「ムーミン ABC コレクション」のプレートは完売に

その内、ムーミンの柄のマグ、及びムーミン柄のマグを含むギフトセット2種は
日本の実店舗ではムーミンバレーパーク「ムーミン谷の売店」のみでの販売、
かつ、1回限りの入荷という希少性からこの日、ムーミン谷の売店がある「KOKEMUS」1階の
ウッドデッキに設けられた特設コーナーに陳列された商品は大人気の様子でした。

『ワークショップ「マグカップに転写絵付け体験」』
「ムーミンの日」当日限定ではじまりの入り江エリアの「レットゥラ・ラウンジ」にて行われたのが、
「マグカップに転写絵付け体験」。ムーミンの日のメインビジュアルやムーミン谷の仲間達、
または花柄等を参加者は自由にレイアウトして、オリジナルマグを作る体験型のワークショップ。
4回設けられた開催回中、2つの回が満員となり、計約40名程が参加。
作ったマグカップは陶磁器の名産地・岐阜県土岐市にある名門陶磁器食器メーカーの「株式会社山加商店」の
自社工場の窯で焼いて焼成し参加者に届けられるとの事でした。

『リニューアルグランドメニュー&スペシャルウィーク限定メニュー』

リニューアルされた「ムーミン谷の食堂」のグランドメニューの一つである「ミートボール」 1,400円と「ジンジャエール」400円

ムーミンの日限定のピック

『ムーミンの日 2022』スペシャルウィークに合わせて、「ムーミン谷の食堂」の
グランドメニューとキッズミールセットが、8月3日(水)からリニューアル。
8月9日当日には、お食事メニューにムーミンの日限定のピックが付き、

「アートチーズケーキ ~ムーミンの日ver.~ 」1,500円と「オレンジジュース」400円

また「KOKEMUS」2階の「ライブラリー カフェ」では「ムーミンの日」のメインビジュアルが描かれた
「アートチーズケーキ ~ムーミンの日ver.~(1,500円)」が販売されました。

『スペシャルキャラクターグリーティング』

「今日楽しかった人は手を挙げて!」と元気いっぱいのリトルミイ

圧倒的な人気のスナフキン。彼の持つ独特な雰囲気に多数のゲストが吸い寄せられる様に集まっていました

ムーミンの日ウィーク限定で、ムーミン谷の仲間たちが特別な時に装着する花冠を着けて登場。
コスプレしたゲストやこの日を楽しみに来園したゲストとの写真撮影がひっきりなしに行われていました。

『ダンス・ダンス・ウィズ・ムーミン~ムーミンの日ver.~』
パーク内のムーミン谷エリアの「エンマの劇場」にて毎日公演されている、
歌とダンスのエンターテインメントショーが「ムーミンの日」当日限定で、
いつもとはちょっと違ったバージョンが2回公演されました。
当日は、立って踊る事が出来る小学生以下の子供専用の「キッズエリア」が登場。
ムーミントロールを始めとするムーミン谷の仲間達と約15分のショーをエンジョイしていた様子の子供ゲスト達。
この日一番の人気を見せたステージは観覧エリアのテント沿いに鈴なりの人だかりが。
2021年3月までエンマの劇場で公演されていた「勇気を知った少女 ~ムーミン谷の仲間たちより~」の劇中歌であり、
作詞をムーミンバレーパークのクリエイティブディレクターを務める演出家の小栗了さんが作詞を担当した
「おっきいりんごの唄」にのせてエンマの劇場周辺のゲストを巻き込んでのダンスタイムが約15分間に渡って行われ、
最後は全員で(存命であれば)108歳の誕生日を迎えたトーベ・ヤンソンに「Onnea TOVE!(おめでとうトーベ!)」の拍手が送られました。

<開催日時>
8月9日(火)10:45/16:15(約15分)
<開催場所>
エンマの劇場

『~ムーミンの日記念~メッツァ花火大会』

午後6時時点でメッツァビレッジ内の無料観覧エリアである「ノルディックスクエア」には早くも花火を待つ人の姿が

夕暮れ迫る宮沢湖畔からムーミンバレーパーク方向を望む

ムーミン谷エリアの「エンマの劇場」付近にて花火の打ち上げ開始を待つゲスト

そして日没が近づく夕暮れ時より、ムーミンバレーパークをはじめ、
メッツァビレッジ各所に続々と集結する黒山の人だかり。

打ち上る花火をスマートフォンやカメラで納める観覧者

「ムーミンの日」の最後のプログラムとなる「~ムーミンの日記念~メッツァ花火大会」が
宮澤湖畔を舞台に午後7時40分より20分間に渡って行われました。

「KOKEMUS」4階屋上から花火を見上げる観覧者

大きな炸裂音と共に大輪の華を咲かせる10号玉の花火

宮沢湖の北側エリアより打ち上る様々な種類の花火の数々をムーミンバレーパーク内では
「KOKEMUS」の4階屋上や2階テラス、レットゥラ ラウンジに設けられた有料観覧席にて約200人が、
メッツァビレッジおよび宮沢湖堤防の有料観覧席を合わせると計約500人の有料観覧者が
最大10号玉が照らす夜空を見上げ歓声を挙げていました。

【その他イベント】

『ムーミン谷の雲海 2022』
今年も大量のミストを噴霧し、雲海を作り上げる「ムーミン谷の雲海」イベントを開催。

シューシューという噴霧音と細かいミスト涼を感じさせます

1時間に1回以上約15分程度出現する雲海はムーミン谷エリアや水浴び小屋通り、パーク北側に存在する気圧計付近で発生し、
濛々と発生する大量のミストが見せる光景は地上にいながら雲の上を歩くような気分が味わえる非現実的な体験が可能。
当然ながらミスト噴射時の気温や天候、風等により1度として同じ雲海は出現しない予測の付かなさがこのイベント最大の肝。
なお7月16日(土)~9月25日(日)の開催期間中、8月3日(水)~8月28日(日)においては、
連日、パーク内で猛暑日が連日続いている事をうけてミストの噴霧量を通常時の120%に増量し開催。
無風時であれば瞬間的に足元が見えなくなる程の雲海が楽しめます。

このミストに吸い寄せられる様にムーミン谷へとやって来たのがミステリアスな生きもの「ニョロニョロ」。

水浴び小屋の階段から大胆にも上陸するニョロニョロ

集団で地平線を目指しさまよい続ける「ニョロニョロ」たちは、雲海に引き寄せられてパーク内の各所で目にする事が出来ます。

『「ムーミン谷の挑戦~プロジェクションマッピング映像コンテスト~」セレクト作品発表』

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「KOKEMUS」2階の「ライブラリー カフェ」奥にあるプロジェクションマッピングがなされている作品の机
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20223月~5月にかけて開催された「ムーミン谷の挑戦 プロジェクションマッピング映像コンテスト」。
小説「ムーミン谷の彗星」、「ムーミン谷の冬」のどちらかを題材に30秒~3分の
卓上プロジェクションマッピングが作成され、100作に及ぶ応募作品の内、
グランプリを射止めた乗田朋子さん、準グランプリ受賞のさとうちひろさんの作品を含む
5作品が「KOKEMUS」2階の「ライブラリー カフェ」の特設スペースにて8月28日まで展示中。
約3分間の独創性に富んだ世界観の表現を楽しんでみては?

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※メッツァ及びmetsäは登録商標です。
※メッツァビレッジ及びmetsä villageは登録商標です。
※ムーミンバレーパーク及びMOOMINVALLEY PARKは登録商標です。

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