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「東京2020大会1周年記念 TOKYO FORWARD」DAY2 競技体験イベント開催

東京都は東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会(以下、東京2020大会)の
大会1周年の機会を捉え、大会開催へご協力を頂いた皆様に感謝を伝え、
大会開催の意義、感動や記憶を共有し大会のレガシーを未来へつなげていく為、
「東京2020大会1周年記念 TOKYO FORWARD」として、2022年7月~8月にスポーツイベントを実施します。
2022年7月23日(土)に東京都新宿区の国立競技場外周他にて行われた競技体験イベントDAY1に続き、
2022年7月28日(木)、東京都立川市の立川ステージガーデンにて競技体験イベントDAY2が行われました。

【東京2020大会1周年記念~TOKYO FORWARD~DAY2 競技体験イベント】

2022年7月23日東京都新宿区の国立競技場Eゲート上デッキにて来場者に手を振る東京2020マスコットの2人 ©東京都

5日前に国立競技場の外周エリア他にて行われたDAY1では、約1万5,000人という
盛況を記録した東京2020大会1周年記念~TOKYO FORWARD~ 競技体験イベント。
DAY2は通常時2,500席を誇る多摩地域最大のホールである立川ステージガーデンが会場に。
DAY1同様に競技ブースと東京2020大会のアーカイブ展示、そして大会マスコットとの触れ合いの場も。

『競技体験』
「スポーツクライミング」
東京2020オリンピックから正式種目に採用されたスポーツクライミング。
東京都江東区の青海アーバンスポーツパークにて競技が開催され、
2021年8月6日に行われた女子複合において野中生萌選手が銀メダル、
野口啓代選手が銅メダルを獲得する活躍を見せ、爆発的に知名度を上げた新競技。
オリンピックでは、高さ15mの壁を以下に速く登るかを競う「スピード」、
コース上のどれだけのホールド(取っ手となるコブ)をクリア出来たかを競う「ボルダリング」、
どこまで高く登れたかを競う「リード」の3種目の総合得点で順位が決まりますが、
競技体験イベントでは、あくまでスポーツクライミングをエンジョイする事を目的とした
高さ約4m程の3面の壁が設けられ、安全の為、難度の高い2つの壁は体験年齢が小学生以上となっていました。

超人的な動きで来場者からの歓声を浴びる北江選手

そしてこのブースでは国内外のスポーツクライミング大会で好成績を納める
日本山岳・スポーツクライミング協会期待の星、北江優弥選手がこの日5回に渡りでもパフォーマンスを披露。
その超人的パフォーマンスに来場者は目を見張ります。

「パラリンピック柔道」

2022年7月23日国立競技場で行われた東京2020大会1周年記念セレモニー内の「TOKYO FORWORD RELAY」にて1位でゴールする第4走者の瀬戸さん

2021年8月27日~8月29日に東京都千代田区の日本武道館にて行われたパラ柔道。
男子66kg級において瀬戸勇次郎選手が銅メダルを、女子70㎏級では小川和紗選手が同じく銅メダルを獲得する
大活躍を見せた日本のお家芸である柔道が競技体験イベントに登場。

体験者から歓声が上がる程にキレイな背負い投げを披露する瀬戸選手

銅メダルと共に記念撮影に応じるパラ柔道ブースの面々

その瀬戸選手、小川選手のメダリスト2名がデモンストレーションと体験会を行い、
北京2008パラ大会柔道日本代表のパラリンピアンである初瀬勇輔さんと共にパラ柔道の楽しさを
来場者に伝えていました。

「ボッチャ」
2021年9月2日に行われたボッチャ個人決勝(BC2クラス)においてボッチャ日本代表選手団
「火ノ玉ジャパン」の主将である、杉村英孝選手が日本ボッチャ史上初となる金メダルを獲得、
チーム競技においても銅メダル(BC1-2クラス)、ペアでは銀メダル(BC3)を獲得する
日本代表の破竹の活躍により、パラリンピック競技の中でも大人気となったボッチャ。
あれから約11か月、競技知名度の大幅な向上により、競技ルールを覚えて参加する来場者の姿も。

メダリストの妙技を惜しげもなく披露する廣瀬選手

その火ノ玉ジャパンの中心選手であるチーム競技にて銅メダルを獲得した廣瀬隆喜選手と
ペア競技(BC3クラス)で銀メダルを獲得し、高橋和樹選手のランプオペレーターも務めた
峠田佑志郎さんが登場。デモンストレーションの他、チーム戦も実施されました。

『デジタル競技体験』
「VR車いすレーサー」
DAY1に続き、RDS社が「1→10」と共同開発したVR車いすレーサーシステム「CYBER WHEEL X」が出展。
両輪の細かい回転差によって方向が変わる為、意外にも真っ直ぐ走らせることに苦心する来場者。

「DigSports」
こちらもDAY1に続いて登場のコーナー。
大型画面の下部に設置された3次元センサーの前で立ち幅跳び、反復横跳び等、6つの体力テストを測定。
AIが測定結果に基づいて「運動タイプ」や「自身に向いているスポーツ」分析し、
結果を記載したシートが参加者に渡されます。想像以上に来場者の動きが良く、
好結果がそこかしこで連発。

『東京2020大会アーカイブ品展示』
立川ステージガーデンのホールのホワイエ等では、東京2020大会のアーカイブの品々が
DAY1に続いて多数展示されています。人気はやはりオリ・パラ開会式の衣装と大会メダルの様子。

『東京2020大会マスコットグリーティング・ラジオ体操』

過去のグリーティングの写真を持参したキッズファン

30度を優に超える高気温の中、マスコットを待ちわびるファンの行列

そしてDAY1の大盛況に負けず劣らずの盛況ぶりを見せていたのは勿論、東京2020大会マスコットの
ミライトワとソメイティが登場したグリーティング。高い人気を誇るマスコットの2人はこの日、
4回に登場が区切られ、10時より事前配布された整理券105枚は、あっという間に無くなったとの事。
そして3回目となる15時からのグリーティングでは、東京2020大会1周年記念事業の一つとして
東京都交響楽団による壮大なフルオーケストラアレンジされた、ラジオ体操第一の音源に乗せて
ミライトワ・ソメイティ、そして株式会社かんぽ生命保険よりインストラクターの五日市祐子さんと、
フリー・インストラクターの原川愛さん、そして来場者による総勢数百人規模で約4分間のラジオ体操を実施。

カメラ、スマートフォン、タブレット等を片手に体操をするという高難度の動きをモノともしない数百人のマスコットファン

この日一番の盛り上がりを見せました。

2日間に渡り開催された東京2020大会1周年記念~TOKYO FORWARD~ 競技体験イベント。
続く8月・9月は、大会が開催されたこの2の月をパラスポーツ月間と位置付け、
8月24日に江東区の有明アリーナにて行われる東京2020パラリンピック1周年記念イベントを筆頭に
都内各所で様々なパラスポーツイベントが予定されています。

【東京2020大会1周年記念~TOKYO FORWARD~DAY2 競技体験イベント開催概要】

公式サイトはこちら

<日時>
2022年7月28日(木)11:00開始

<会場>
立川ステージガーデン

<来場者数>(7月28日18時52分追記)
1,237人※速報値(マスコットグリーティングのみの参加者は含まず)

<実施体制>
主催:東京都
共催:公益財団法人日本オリンピック委員会/公益財団法人日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会

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