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2023年5月~月ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』メインキャスト解禁

『ピーターパン』を生み出した作家と彼を囲む人々の物語を描く、
感動のミュージカル『ファインディング・ネバーランド』が2023年5月に上演されます。
今回、山崎に続き4名のメインキャストが解禁となった。ヒロインには主演の山崎育三郎と初共演となる濱田めぐみ、
フック船長にはミュージカル『ピーターパン』で同役を演じた経験をもつ武田真治。

(左より)J・M・バリ役:山崎育三郎、シルヴィア役:濱田めぐみ、フック船長/フローマン役:武田真治、 メアリー・バリ役:夢咲ねね、デュ・モーリエ夫人役:杜けあき

『ピーターパン』を生み出した作家J・M・バリ役を演じる主演・山崎育三郎に続き、
4名のメインキャストが解禁。バリの創作のもととなる4人の子供達の母親で、バリと親交を深めていくシルヴィア役を演じるのは、濱田めぐみ。
山崎と濱田は今回がミュージカルでは初共演となり、二大ミュージカルスターの共演に期待が高まります。
また、フック船長と劇場主・フローマンの2役を演じるのは、武田真治。2012年には
ミュージカル『ピーターパン』でフック船長を演じたが、今回11年ぶりに満を持しての“武田フック”復活。
その他、バリの妻メアリー・バリ役を夢咲ねねが、シルヴィアの母親デュ・モーリエ夫人役を杜けあきが演じます。
演出は、第25回読売演劇大賞優秀演出家賞を受賞し、ミュージカル『ロボット・イン・ザ・ガーデン』
ローズのジレンマ』『COLOR』など話題作を次々と手掛ける小山ゆうな。

ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』は、アラン・ニーによる戯曲『The Man Who Was Peter Pan』と、
ジョニー・デップ主演で2004年(日本では2005年)に公開された同タイトルの映画(邦題「ネバーランド」)を元に創られたミュージカル作品。
映画はアカデミー賞7部門にノミネート・作曲賞を受賞、ミュージカル版は2015年にブロードウェイで開幕し、
多数メディアから「何年も心に残るであろう必見の舞台」と絶賛された人気作。
物語の主人公は、名作『ピーターパン』の作者である劇作家J・M・バリ。スランプから抜け出せないバリが、
ある家族に出会い、子供たちとの出逢いを通じて物語を書き上げ、劇場で『ピーターパン』を上演するまでを描いた、
実話に基づくストーリー。大人になってしまった誰もが、遊び心を取り戻し、夢見ることを思い出すことができる感動の物語。
2017年には東急シアターオーブにてツアー版招聘公演が上演され、大好評のうちに幕を閉じた。
音楽を手掛けるのは、イギリスの人気ポップスグループ「テイク・ザット」のゲイリー・バーロウと、
グラミー賞受賞作曲家でシンガー・ソングライターのエリオット・ケネディ。心を虜にする楽曲、
ほのぼのとした笑いと愛の物語が詰め込まれた、どんな世代でも楽しめるブロードウェイの人気作の新演出バージョンに期待が高まる。
東京公演は2023年5月上演。 その後ツアー公演あり。

出演者・演出家コメント(一部再掲)】

J・M・バリ役:山崎育三郎(※再掲)
「僕にとって7年ぶりの新作ミュージカルへの出演になります。こんな素敵な作品をずっと待っていました。
ブロードウェイ版『ファインディング・ネバーランド』を観させていただきましたが、
演出、脚本、振付、音楽、全てに引き込まれ、気が付けば作品の虜になっていました。
久しぶりにミュージカル作品を観て涙が溢れ、心を打たれて、自分にとって大切な人を改めて考えさせられました。
そんな魅力的な作品に出演させていただけることを心から光栄に思います。
主人公である劇作家のバリは、自分の感性を信じ、芸術家として作品に誠実に挑んでいます。
想像力や好奇心を大事に突き進むバリに、とても魅力を感じています。
この作品のテーマでもある「想像力」は、人生を豊かにするためのヒントが隠されていると思います。
ピーターパンの誕生物語を描いた作品ですが、子供達には勿論、元子供だった皆さんにこそ観ていただきたいミュージカルです。
新演出版では日本初演となりますので、新しいカンパニーの皆さんと稽古場で一つ一つ丁寧に作り上げていき、
長く愛される作品にしたいです。どんな方にも寄り添い、忘れかけていた大切なものをお届けします。
劇場でお待ちしています。」

シルヴィア役:濱田めぐみ
「この素敵な物語が日本版でどんな煌めきを見せるのか、とてもワクワクしています。
今回は初めて共演させて頂く方もいらっしゃるので、どんなお稽古になるのかも楽しみです。
ピーターパンを通じて繋がった全てのご縁に感謝して取り組みます。」

フック船長/フローマン役:武田真治
「2012年、ミュージカル『ピーターパン』で演じた“フック船長″と、まさかこんなかたちで再会できるなんて!
しかもピーターパン誕生秘話ってことは、フック船長の誕生の物語でもあるわけです!
今度の春の大掃除の季節に、この美しい物語を通して、みんなで心のお洗濯ができたらなと願っています!!
劇場でお逢いしましょう。」

メアリー・バリ役:夢咲ねね
「以前、映画を拝見してとても感動し、エンターテイメントに携わる者として、夢がもつ力を改めて感じ、
見終わったあと心が洗われたような、とても温かい気持ちになったことをおぼえています。
そして今、この作品へ出演できる事を心から嬉しく思います。準備稿を読み、この作品がどう立体化するのか、とてもワクワクします。
新作という事でキャストの皆さん、スタッフの皆さんと一丸となって、素敵な作品となりますよう努めて参ります。
どうぞ、宜しくお願いいたします。」

デュ・モーリエ夫人役:杜けあき
「初めて映画「ファインディング・ネバーランド」を観た時、その余韻があまりにも静かに長く続き、自分でも驚いたのを覚えています。
大切な人への愛おしさが波のように行ったり来たりして…そんな素敵な作品に参加させていただけること心より幸せに思います。
山崎さんを中心にキャストの皆さん・子供達と力を合わせて、お客様にそれぞれの人生への愛おしさを感じていただけるよう精一杯がんばります。」

演出:小山ゆうな(※再掲)
「『ファインディング・ネバーランド』は、今も毎年、話題作を送りだしている劇作家ジェームズ・グラハムの台本に、
ゲイリー・バーロウとエリオット・ケネディによる作曲・作詞という、豪華なチームが生み出した作品です。
2017年来日公演時の盛り上がりも記憶に新しく、演出的にも最高の形で完成されていたであろうこの作品を、
今、ここで、上演するにあたって、どのような形で山崎育三郎さんをはじめとする
新しいキャスト・クリエイターのメンバーと創作していけるかじっくり考えて準備していきたいです。
本作は、映画「ネバーランド」から着想を得てミュージカル化された作品ですが、この映画の原作となった戯曲
『The Man Who Was Peter Pan』は、以前に翻訳した『Little Women―若草物語―』の脚本家でもある
アラン・ニーが書きました。彼の作品には温かさ、力強さ、美しさ、遊び心が溢れています。
この全ての作家達・作曲家・作詞家の研ぎ澄まされたセンスとユーモアと素晴らしい言葉と
音楽を大切に楽しんで頂ける素敵な作品を作れるようベストを尽くせればと思っております。」

【あらすじ】

19世紀後半のイギリス。新作戯曲が書けずに行き詰まっていた劇作家J・M・バリは、公園で、
未亡人シルヴィアと4人の子ども達ジョージ、ジャック、ピーター、マイケルと出逢う。
彼らと遊ぶうちに純粋で正直な気持ちを思い出したバリは、「演劇」も「遊び」も同じ
「PLAY」なのだと気がつき、物語をどんどん生み出していく。しかし、当時のイギリスでは、
演劇は上流階級だけのもので、バリが「子供も楽しめるファンタジー作品を上演したい」と提案すると、
劇場主のフローマンと劇団員たちは猛反対。一方、父を亡くしてから純粋な心を閉ざし
”大人”になろうとしていた三男のピーターは、バリと交流を深めるうちに、夢や希望を捨てることが
大人になることではないのだと悟る。バリとシルヴィアは、シルヴィアの母の
デュ・モーリエ夫人に反対されながらも交流を深め、お互いを理解し心を開く関係になっていく。
こうしてバリは、シルヴィアと子供たちと一緒に空想した世界を基に『ピーターパン』の物語を作りあげていく。
最初は反対していた劇団員たちも、次第に子供の頃の純粋な気持ちを思い出し、バリの描く世界に引き込まれていく。
順風満帆かに思えたが、シルヴィアの体調が悪化し、バリと兄弟たちは新たな試練に直面することになる。
そして迎えた新作舞台『ピーターパン』の公演初日。『ピーターパン』という永遠の物語を生み出した一人の作家と、
彼を囲む人々の、美しく、優しく、切ない、感動の物語。

【ミュージカル『ファインディング・ネバーランド』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2023年5月~6月
※その後ツアー公演あり

<会場>
東京:未定

<上演時間>
未定

<料金>
未定

<出演者>
J・M・バリ:山崎育三郎
シルヴィア:濱田めぐみ
フック船長/フローマン:武田真治
メアリー・バリ:夢咲ねね
デュ・モーリエ夫人:杜けあき
ほか

<STAFF>
原作:デヴィッド・マギー脚本によるミラマックス映画作品 アラン・ニーによる戯曲『The Man Who Was Peter Pan』
台本:ジェームズ・グラハム
作曲・作詞:ゲイリー・バーロウ&エリオット・ケネディ
演出:小山ゆうな
主催:フジテレビジョン/キョードー東京/ホリプロ
企画制作:ホリプロ

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