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ゼロとアガタの物語が遂に決着 「HELI-X Ⅲ~レディ・スピランセス~」東京公演開幕!

©HELI-X

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「HELI-X」(へリックス)プロジェクト。毛利亘宏書き下ろしのオリジナルシリーズ作品であり、
今後書籍化やコミカライズ、ドラマなど様々なメディアミックス展開が示唆される注目のプロジェクト。
2020年12月にはプロジェクトの第1弾となる舞台「HELI-X」が東京・大阪で、
そして第2弾となる舞台「HELI-X Ⅱ ~アンモナイトシンドローム~」が東京都で公演されています。
「毛利節」が多分に散りばめられた世界観とストーリー展開、そして実力派俳優の面々が演じる
各キャラクターの魅力には、大きな称賛が送られており、また、2021年7月、2022年3月にはファンイベント
「HELI-X Talk Meeting 2021」「HELI-X Talk Meeting 2022」が開催され、ファンからの熱い視線を更に増やしています。
そして2022年6月、待望の新作公演となる舞台「HELI-X Ⅲ~レディ・スピランセス~」が
東京公演は東京都豊島区のサンシャイン劇場にて、大阪公演は大阪府大阪市のメルパルクホールにて上演されます。

W主演を務めるのは、舞台・ドラマ「弱虫ペダル」や舞台「魔界転生」舞台「刀剣乱舞」、
テレビ演劇「サクセス荘」など話題の舞台、TV に出演し続けている玉城裕規と、
劇団番町ボーイズ☆のメンバーであり、ハイパープロジェクション演劇「ハイキュー!!」
「富豪刑事 Balance:UNLIMITED The STAGE」「東京リベンジャーズ」などに出演している菊池修司。
共演者には前回に引き続き、宇野結也、久世星佳、後藤大、松田昇大、星元裕月、杉江大志、
平野良などが出演。また新キャストとして元宝塚歌劇団男役の彩凪翔、天真みちるが舞台に華を添えます。

2022年6月3日(金)、東京都豊島区のサンシャイン劇場にて初日の開幕に先駆け、公開ゲネプロが行われました。

【あらすじ】

全世界を巻き込んだ第三次世界大戦。
その果てに、極東の島国「大和」は、超大国「ユナイト」の占領国となる。
遺伝子工学の進歩により、人類は、性別を自由に選択できる技術「TRANS(トランス)」を生み出した。
これにより、人類は自分の意思により、性別の変更が行えるようになった。
しかし、「TRANS」の施術を受けた者のなかには、エラーとも呼べる特殊能力を持つものが現れるようになる。
人知を超えた様々な特殊能力。人はその能力を持つ者たちを、「HELI-X」と呼んだ。

螺旋機関を抜けたゼロは、「アンモナイトシンドローム」の首謀者であるオシリスと共に
HELI-Xが支配する世界を作りげようとしていた。アンモナイトシンドロームの計画を阻止しようとするクライ、
ワカクサの組織「ツインイプシロン」には、サッドネスが現れる。

そんな折、カンザキ大佐率いる「螺旋機関」には、とある人物がやってきていた。
「国際平和連盟」のセーレとフルカスと名乗る二人は、螺旋機関の指揮権は国際平和連盟が持つことになったと告げる。
下した指令は、「アンモナイトシンドローム」「ツインイプシロン」両組織の幹部の抹殺。

セーレ、フルカスは驚くべき速さでトップへ上り詰めたエリート軍人ということだったが、
その経歴は高度なハッキングにより書き換えられた偽りであることが分かる。
彼女たちは、一体何者なのか…。

過去、現在、未来。希望と絶望。完全と不完全。
―――――「未来」は、いくらでも変えることができる。

2020年12月に第一弾公演、舞台「HELI-X」が、2021年10月に第二弾公演舞台「HELI-X II~アンモナイトシンドローム」が
公演されたメディアミックスプロジェクトである「HELI-X」。
特撮ドラマや人気舞台作品の脚本を手掛ける、劇団(少年社中)の名匠、毛利亘宏氏が作り出す
ドライかつハードな世界観と登場人物像、そして毛利氏とのタッグを組む事の多い
劇団(Innocent Sphere)の旗揚げメンバーである演出家の西森英行氏の巧妙な演出に
心を鷲掴みにされ、HELI-Xの世界の虜になったファンも多い近未来アクション舞台作品。

その3作目にしてシリーズの一つの到着点となるのが今作 舞台「HELI-X Ⅲ~レディ・スピランセス~」。
前作の最終盤に螺旋機関、そしてバディであるアガタ(菊池修司)に背を向け、
HELI-Xが支配する世界を造ろうとするオシリス(演:平野良)側に付いたゼロ(玉城裕規)。
その昔、トランス手術を受ける前、恋人のカイ(後のアガタ)が自身を裏切って捨てたという無残な事実を
アガタの口から発せられ、それがゼロを悪夢の様に縛り、HELI-Xに敵対する人間を殺害していく動機にしています。

そのアガタはゼロを救うべくカンザキ(久世星佳)に螺旋機関を辞したいと申し出た所、彼女から捩花「スピランセス」を見せられ、
スピランセスをうたった万葉集の一説がお前の未来の暗示だ、とカンザキに告げられたアガタはゼロに対する自責の念を禁じ得ません。

そして螺旋機関のカンザキの所へ国際平和連盟よりやって来たのはセーレ(彩凪翔)とフルカス(天真みちる)。
世界中を敵に回した「アンモナイトシンドローム」「ツインイプシロン」の二つの組織のどちらにも
元螺旋機関のメンバーがおり、大和政府、国際平和連盟は螺旋機関を危険とみなしているとカンザキに話すセーレ。
話を受け入れたカンザキは国際平和連盟の指揮下で「アンモナイトシンドローム」と「ツインイプシロン」の
幹部暗殺計画への参加をアガタ、シデン(後藤大)、シュンスイ(松田昇大)、
そして一時的に螺旋機関の世話となっている不死身のHELI-Xであるイモータル(杉江大志)に告げます。
しかし、セーレとフルカスを不審に思うカンザキは元螺旋機関のメンバーであるリュウジン(輝馬)に
2人の身元を調べさせるのですが、後にリュウジンから返って来た答えは驚きのもので。

シデンに最近トランス手術前の女だった頃の夢を見る、と話すシュンスイは自身の首筋に焼き付けられた
ある刻印をバディであるシデンに見せるのですが、シュンスイはその頃に辛い思いをしていた様子。

オシリスにHELI-Xが支配する世界を作ってどうするのか?とある時、ゼロは問いますが、
自分には何の欲求も無く、あるのは好奇心だけだと返すオシリス。逆にオシリスは
ゼロに人間もHELI-Xも見境無く殺していくその動機を聞くと、ゼロは自分の未来を見た事で絶望し、
自身に絶望を味合わせた世界に今度は絶望を味合わせてやると話します。
しかし、未来で虐殺をしていたのはゼロではない、という衝撃的な発言をするオシリス。

その他、アンモナイトシンドロームを暴走を止め、HELI-Xと人類が共存する道を模索する
「ツインイプシロン」のクライ(宇野結也)、螺旋機関を離れ、彼と行動を共にする、
オシリスの指示により、イモータルに愛する家族を殺され復讐を誓うワカクサ(立道梨緒奈)、
ブラックブラッド無き後、リュウジンを拾い自身のやり方で父を超えようとするレスター(服部武雄)、
そして後天的にHELI-Xの特殊能力を消滅させる研究を完成させるDr.皇光生(田辺幸太郎)等、
夫々のキャラクターが自分の信念に従って運命に立ち向かう姿の描写のされ方は
シリーズ中、随一の濃さを見せますが、何といっても今作最大の見所は初演から一貫して深く描かれて来た
ゼロとアガタの2人の主人公の物語に1つの大きな答えが出されるという所。
物語の結末に向かってお互いに対する愛情や信念、相手を想う心を体現する
玉城さんと菊池さんが見せる、文字通りの命がけの演技はどんどんと加速をしていきます。

約2時間20分に渡る公演の先に描かれる一つの到達点は一体どんなものなのか?
是非、劇場でそれを見届けて欲しい所です。

【映像配信決定】

舞台「HELI-X Ⅲ〜レディ・スピランセス〜」6月12日(日)17:30開演の東京千秋楽公演、
6月19日(日)17:30開演の大阪千秋楽公演の配信が決定。

詳しくはこちら

【舞台「HELI-X Ⅲ〜レディ・スピランセス〜」公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2022年6月3日(金)~6月12日(日)
大阪公演:2022年6月18日(土)・19日(日)

<会場>
東京:サンシャイン劇場
大阪:メルパルクホール

<公演時間>
約2時間20分(途中休憩無し)

<料金>
オフィシャル先行:10,800円(特典付き:ミニブックレット・ステッカー&ポストカード(非売品))
キャスト先行/その他の先行/一般発売:9,800円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

「チケット発売」

「一般発売」
一般発売日:2022年4月30日(土) 10:00~

<出演者>
ゼロ:玉城裕規
アガタタカヨシ:菊池修司

クライ:宇野結也

リュウジン:輝馬
シデン:後藤大
ワカクサ:立道梨緒奈
シュンスイ:松田昇大
サッドネス:星元裕月
レスター:服部武雄
Dr.皇光生:田辺幸太郎 (少年社中)

イモータル:杉江大志
オシリス:平野良

セーレ:彩凪翔
フルカス:天真みちる

カンザキ:久世星佳

『アンサンブル』
菅原健志
細川晃弘
坂本和基
榮桃太郎
相田真滉
大塚優希

<STAFF>
脚本:毛利亘宏(少年社中)
音楽:大内慶
脚色・演出:西森英行(Innocent Sphere)
殺陣:六本木康弘
美術:松本わかこ
照明:大波多秀起
音響:門田圭介
映像:ワタナベカズキ
衣装:鈴木真育
ヘアメイク:工藤聡美
演出助手:きまたまき
舞台監督:西川也寸志
小道具:羽鳥健一
宣伝美術・写真:古田亘(ゴーグル)
制作:池田千穂 内海朱音
アシスタントプロデューサー:大澤美久(東映ビデオ)
共同プロデューサー:安藤岳(東映ビデオ)
プロデューサー:佐々木淳子
協力:オデッセー
企画・制作:High-position
主催:High-position/東映ビデオ

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