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東京2020組織委員会「東京2020パラリンピック選手村の工夫を探ろう! -選手村を通して共生社会について考える-」漫画を製作し公表

東京2020オリンピック・パラリンピック選手村メインストリート(2021年6月撮影)

東京2020組織委員会は公益財団法人日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会(以下、JPC)と共に、
共生社会について考えるきっかけの一つとして、「東京 2020 パラリンピック選手村の工夫を探ろう!
-選手村を通して共生社会について考える-」漫画を製作し、本日公表しました。
本漫画は東京2020パラリンピック選手村で感銘を受けた川淵三郎村長の発案のもと、製作してまいりました。
この漫画を通じて、様々な方々にパラリンピックの選手村での工夫を知ってもらい、
共生社会について考えるきっかけになればという思いで作ったものです。
なお、漫画は冊子等での印刷は行わず、JPCのホームページにてデータとして掲載します。

選手村遠景(2021年6月撮影)

東京2020パラリンピック競技大会特設サイト|日本パラリンピック委員会 (parasports.or.jp)

【関係者コメント】

東京2020組織委員会会長:橋本聖子
「この度、公益財団法人日本パラスポーツ協会日本パラリンピック委員会の協力を得て、
東京2020パラリンピック競技大会の選手村のバリアフリーな施設やサービスを知っていただくことを通じて、
私たち東京2020組織委員会が目指している、障がいの有無に関わらず多様な人々の能力が発揮される
活力ある社会がどのようなものかを、多くの方にイメージし、考えていただける素晴らしいコンテンツが完成いたしました。
東京2020大会のビジョンの基本コンセプトの一つである「多様性と調和」を、今後も末永く発信し続ける、
パラリンピックのレガシーとして、子どもたちをはじめ老若男女幅広い世代の方々に読んでいただければと思います。」

東京2020大会選手村村長:川淵三郎
「パラリンピックは私を突き動かしました。パラリンピックの選手達が各施設を利用する様子は、
オリンピックでの光景と同様である一方で、その光景は、様々なサービスを提供するスタッフや
ボランティアが選手とコミュニケーションを図りながら、必要な場面でさりげなくサポートすることで
完成してもいました。この光景こそが、障がいの有無等に関わらず、同じ地域に暮らす誰もが
お互いを認め合い、同じような日常を送る「あるべき地域の生活」だ、この光景を日本の将来を担っていく
子供たちに見せなければならない。この強い思いを、橋本会長をはじめ多くの大会関係者の皆様に
お伝えした結果、漫画での発信という日本らしい形で実現していただきました。
この漫画が、多くの方に「あるべき地域の生活」を考える契機となることを願います。」

日本パラリンピック委員会会長:森和之
「この度、東京2020組織委員会とともに、東京2020大会の選手村の様々な工夫を知ることを通じて、
共生社会について考える漫画を作成し、当委員会より公表させていただくこととなりました。
東京2020大会を契機に、開催都市の東京をはじめ、小中高等学校、特別支援校等の学校における
パラリンピック教育『I’mPOSSIBLE(アイム・ポッシブル)』が積極的に推進され、多様性を尊重する
共生社会への気づきが子どもたちを通してご家族など周囲の方々にも芽生えてきたところですが、
この漫画は『I’mPOSSIBLE』日本版の制作チームによって作成されたものです。選手村の中の工夫を、
共生社会に向けた多くのヒントとしてお伝えできるツールとなっておりますので、是非多くの方々に
ご活用いただければと思います。日本パラリンピック委員会は今後も、
スポーツを通じた共生社会への様々な取り組みを行って参ります。」

【漫画概要】
<タイトル>
「東京2020パラリンピック選手村の工夫を探ろう!-選手村を通して共生社会について考える-」

<掲載場所>
東京2020パラリンピック競技大会特設サイト|日本パラリンピック委員会 (parasports.or.jp)

<あらすじ>
都内の小学校の6年生が社会見学でパラリンピック選手村を訪問。あるグループの児童5名が、
選手村の施設やサービスの工夫を知り、その背景にある考え方等を理解していく様子を通して、
共生社会とはどのようなものか、自分達がどのようにあるべきかを考える。

<体裁>
PDFデータ・B5 サイズ・表紙等含め全36ページ・カラー

<制作>
東京2020組織委員会およびJPC
※著作権・版権ともにJPCに譲渡済み

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