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林翔太、田村芽実、岡田奈々、神里優希出演 ミュージカル「弥生、三月 –君を愛した30年-」まもなく開幕

現在放送中の2022年1月スタートの連続ドラマ「となりのチカラ」(テレビ朝日系、木曜午後9時)をはじめ、
「家政婦のミタ」「過保護のカホコ」など数々の大ヒット作品を生み出してきた稀代の脚本家・遊川和彦が
監督を務め、2020年3月に公開された映画「弥生、三月 –君を愛した30年-」が、林翔太を主演に迎え、
ミュージカルとして蘇ります。ミュージカル「弥生、三月 –君を愛した30年-」は、
2022年4月21日(木)~5月8日(日)東京、京都、名古屋、大阪の4都市にて上演。運命で結ばれた二人の30年を、
3月だけで切り取った激動のラブストーリーが、オリジナルミュージカル楽曲と共に、全編ピアノの生演奏で舞台上で描きだされます。

本作で主演【山田太郎】を務める林翔太は、ミュージカル「ソーホー・シンダーズ」主演、
ミュージカル「イン・ザ・ハイツ」などの話題作にも続々と出演を果たし、ミュージカルを中心に活躍。
太郎が想う運命の人【結城弥生】を演じるのは、2016年にアイドルグループ「アンジュルム」を卒業後、
女優・ソロシンガーとして精力的に活動し、ミュージカル『ジェイミー』や『GREASE』にも出演し、
その真摯な役作りと歌声で多くの人を魅了する田村芽実。
そして、太郎と弥生の親友であり、二人の運命を握る【渡辺サクラ】を、 AKB48チーム4および
STU48のメンバーとして活動し、今作が初本格ミュージカル作品出演となる、岡田奈々が演じます。
また、ストーリーテラーとして重要な役どころとなる太郎の息子【あゆむ】を、
ミュージカル『テニスの王子様』3rdシーズンやミュージカル『GREASE』など数々の舞台で活躍する
神里優希が務めます。4名のみの俳優陣とkizuku、大倉杏菜の2名のダンサー、そして、
ピアノ・安藤菜々子の生演奏のみで、人を想い合う人間愛の物語を贈ります。

今回、太郎と弥生の30年を舞台上に新たに描きだすのは、Broardway Musicalからスポーツイベント、
さらに近年ではオリジナルミュージカル「天国の本屋」や韓国ミュージカル「Smoke」の
日本版の演出を手掛けている演出家の菅野こうめい。音楽は、劇団四季の創立55周年記念作品
『55 Steps SONG & DANCE』の編曲やアーティストへの楽曲提供、アニメ主題歌、舞台、
ミュージカルなどを手掛ける坂部剛。また、映画でも印象的なシーンで奏でられた
平井真美子によるピアノ楽曲「初恋」をテーマソングとして、本作でも世界を彩ります。

初日の開幕を翌日に控えた2022年4月20日(水)、東京都豊島区のサンシャイン劇場にて
開幕直前取材と公開ゲネプロが行われました。

【開幕直前取材の様子】

開幕直前取材には、山田太郎役の林翔太さん、結城弥生役の田村芽実さん、
渡辺サクラ役の岡田奈々さん、山田あゆむ役の神里優希さんの4名が登壇。

Q:作品にかける意気込みは?

林さん「本当に大変な状況の中ですけども、稽古も皆で感染対策をしっかりとしながら、
ここまでやってくる事が出来て、漸く初日を迎えられるという事で先ずは一安心をしているんですけども、
ここから千穐楽まで最後まで一公演も欠ける事無く、やりきる事が出来る様に引き続き感染対策を
しっかりとしながら、良いパフォーマンスをお届け出来たらなと思っています。」

田村さん「こういったコロナ禍でもここまでやって来れた事というのは、本当にスタッフの皆様だったりとか、
応援してくれているお客様の御蔭だなと思っているんですけど、とても少人数のミュージカルですので、
ここに出ている4人+ダンサー二人しか出演者がいないので、本当に体力勝負になってくる所は
あるとは思うんですけども、皆で心を一つにして千秋楽まで駆け抜けたいと思っています。」

岡田さん「私は自分にとって、初めての本格ミュージカルへの挑戦だったので、凄く不安が大きかったんですけど、
とても温かく丁寧に教えて下さるスタッフの皆さんと、凄く優しく接してくれるキャストの皆さんがいてくれたので、
此処まで無事に来る事が出来て本当に嬉しく思います。お芝居も、歌もダンスも何でも出来る林君が
いつも凄く謙虚でいらっしゃるお蔭で私も「頑張ろう!」って凄く思うので、周りの環境に支えられて
今日を迎える事が出来ました。頑張ります。」

神里さん「僕も今回のミュージカルは本当に挑戦的な感じなので、僕はストーリーテラーという役割が有るので、
本当にお客様に丁寧にこの作品を導きながら、千穐楽まで皆で一緒に頑張っていきたいなという風に思っております。」

Q:劇中で30年間の時の流れが1つの舞台上で描かれるが、これ程の時間の流れは初経験か?

林さん「多分、今までで一番長い期間を演じさせていただくんですけど、なにせこの台本に書かれていない
空白の部分というのが沢山あるので、そこを如何いう風に埋めていくか、という作業とかも
稽古場で皆で話し合いながらやってこれて、良い感じに仕上がっているんじゃないかなと思います。」

田村さん「私の母が丁度30歳上なので、家で母に、どんな高校時代を送ったのかとか、
30代の時はどうだったのかとか、初めて母にお芝居をやる上で取材をしたりして、
何時もとは違った方向から作品に対して向き合ってみました。
例えばその時代に流行っていた音楽とか、テレビでどんなものが流行っていたかとか、
そういった事はよく聞いていたし、その時代の女子高生がどんな感じだったのか、
何に興味が有ったのかという話はいっぱいしました。」

Q:初ミュージカル出演との事だが、「AKB48グループ歌唱力No.1決定戦」で優勝して自信が付いて来たか?

岡田さん「アイドルグループでNo.1になって、そこへの自信というのは意外と持てる物では無く、
凄い方々がいっぱい居るので、そこに追いつく為に兎に角、この稽古期間を必死に食らい付いて来た
という感じなので、全然本当に恐れ多いです。アイドルの歌とミュージカルの歌は全然違いましたね。
演出家のこうめいさんにも稽古初日で「君はアイドルシンガーだね」と最初に言われて。
「普段アイドルなんです~」ってなっちゃって。それ位、アイドルの歌い方と
今回やるミュージカルの歌い方は全く別物なので、普段のアイドルの癖を抜くのが凄く大変でした。
ヴォイストレーナーさんに沢山、歌の練習を教えていただいて、きっとアイドルでは無い姿をお見せ出来ると思います。」

Q:ストーリーテラーという難しい役柄だが?

神里さん「今までもストーリーテラーという役はあったんですけども、歌でストーリーテラーをやるというのは
初めてなので、何時もとはまた違った緊張感を持ちながら今日まで来ました。
まだまだ最中なので、これから本番を重ねる事により、良くなっていけば良いなと思います。」

林さん「一番のイジられキャラなので稽古場を盛り上げてくれました。」

Q:稽古場の雰囲気は?

神里さん「僕は本当に普通に真面目に稽古をさせていただいている中で、気が付いたら皆さんが
笑っていらっしゃって。さっきもメイク部屋で「天然でしょ?」みたいに言われて。」

林さん「天然の人はそうやって言うんだよ。」

神里さん「僕は皆さんと台詞を交わすシーンがそこまで無いので。御三方は序盤で台詞を結構喋っていて。」

岡田さん「私はあゆむ役の神里君と一緒に面と向かって喋るシーンが全くないんですけど、
最後のカーテンコールの時だけ目が初めて合うので、ここで初めて「あっ、どうも~」みたいな。
なので毎回笑ってしまいます。」

神里さん「3人が一所懸命に稽古をされているのを僕はあまり絡みが無いので、それを見ながら
楽しそうにしているのを見ていて…。」

田村さん「見過ぎていてトチった事もあったよね。」

Q:劇中はほぼ歌いっぱなしになるのか?

林さん「特に僕と田村さんは殆ど出ずっぱりで、意外と舞台袖に捌けても着替えたらもう出る、みたいな感じで、
水を飲むタイミングも無いって(田村さんを向いて)言ってたもんね。
ペットボトルの水を冷凍庫で冷やすというのを僕がやっていない時はやってくれて、皆がやっていない時は僕がやるみたいな。」

田村さん「そのペットボトルを首に当ててアイシングをして声帯の筋肉を和らげるみたいな事はしてました。」

Q:自身から見て林翔太のどこが頼りになったか?

田村さん「本当に存在が「歩く空気清浄機」なので、そこに居るだけで周りが癒され落ち着くというか、
癒される座長だなと思っています。」

岡田さん「凄い優しいオーラを普段纏っていて、稽古場に行くと「元気?」って皆に聞いてくれたりとか、
優しい!カッコイイ!紳士!な座長です。」

Q:座長として心がけた事は?

林さん「うーん、そんなに考えないでいましたけどね。それこそ皆とコミュニケーションをとったりして、
30年間を演じるので、例えば稽古期間が一ヵ月あっても時間が足りない様な気がしちゃうので、
なるべく皆とお話し出来たらなと思って、そこは気にしていましたね。」

最後に来場者へのメッセージを。

神里さん「ミュージカル「弥生、三月 –君を愛した30年-」が明日から始まるんですけども、
演出のこうめいさんが稽古の序盤に今回のテーマは「信じる力」だと仰って下さいました。
最近、中々良いニュースが無い中で、この作品に出て来る登場人物もまた、悲しい出来事とか、
逃げたくなる瞬間とか色々とあるんですけども、それでも過去を信じる力だったりとか、
今を信じる力、未来を信じる力、自分を信じる力、相手を信じる力、そして愛を信じる力というのを
劇場に来ていただいてお客様に受け取って帰っていただいて、そして明日からの活力なんかに
なって貰えたら良いなと思っております。」

岡田さん「神里君が良い事言い過ぎて少ないんですけど、私が演じるサクラちゃんは
大好きな幼馴染の2人と一緒に歳を重ねる事は出来ないんですけど、高校生のピュアな気持ちのまま、
素直な思いを皆様にお届けして、それが少しでも皆様の心に刺さって最後まで頭の片隅に
サクラちゃんが居れる様な存在であれたら良いなと思うので、千秋楽まで努めたいと思います。」

田村さん「日本発のオリジナルミュージカルで私達はこのミュージカル「弥生、三月 –君を愛した30年-」の
オリジナルメンバーとして、少人数でここまで稽古場と劇場を経て作品を作って来まして、
稽古中以外の休み時間や稽古終わりの時も皆でいっぱいディスカッションを重ねたりとか、
ミュージカル「弥生、三月 –君を愛した30年-」は本当に一つのチームになったなという感覚があるので、
スタッフも含めて誰一人欠ける事なく千秋楽まで駆け抜けたいと思いますので、
こういった状況下ではありますが、是非、劇場に足を運んでいただけたら嬉しいなと思います。」

林さん「3人が凄く良い事を沢山言ってくれたので、僕も言う事がないんですけど、兎に角、
千秋楽までしっかりと感染対策をしながらこの作品のメッセージを皆さんに届けられたらなと思っております。

最後に…「池袋サンシャイン劇場でミラクルゴールを決めてやるぜ!みんな観に来てくれよな!」
……(田村さんを指さして)この人です、やれっていったのは。」

【あらすじ】

天性の明るさを持つ山田太郎(林翔太)と、自分が正しいと思ったことを貫き通す性格の結城弥生(田村芽実)。
互いに惹かれ合いながらも、親友・渡辺サクラ(岡田奈々)を病気で亡くしたことで想いを伝えられずに、別々の人生を選ぶ。
互いに描いた夢に挑み進むが、順風満帆にはいかない人生。夢を描いて歩いていた二人が、希望を見失い、
人生のどん底に突き落とされていた時、30年の歳月を超えて、亡き友・サクラからメッセージが届く―――。

1986年から2021年までの35年間を9つの3月のある日だけに限定をして描くヒューマンドラマミュージカルとなる本作。
持ち前の明るさで皆を笑顔にさせつつも、夢であったJリーガーへの道を中々掴む事が出来ず、次第に焦っていく山田太郎、
自分の正しいと思った事は必ず突き通す芯の強い女性で、親友のサクラを想い支えるも、劇中のある3月の出来事で心が折れてしまう結城弥生、
弥生と太郎の親友であり、AIDS感染で劇中で若くして命を落とすも、二人の心の原動力であり続ける渡辺サクラ、
そして太郎の息子であり、弥生の直向で諦めない姿に心を動かされ、彼女と同じく教師を目指すあゆむ。
4名の若手俳優に2人のダンサー、そしてピアノ二ストの僅か7名のみが、舞台中央奥に桜の木のセットが据えられた
非常にシンプルな舞台で約2時間の劇中に20曲程(リプライズを含む)のパフォーマンスが全力で行われます。

【ミュージカル「弥生、三月 –君を愛した30年-」公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
東京公演:2022年4月21日(木)~4月24日(日)
京都公演:2022年4月27日(水)・28日(木)
名古屋公演:2022年5月5日(木)
大阪公演:2022年5月7日(土)・5月8日(日)

<会場>
東京:サンシャイン劇場
京都:京都劇場
名古屋:名古屋市公会堂
大阪:サンケイホールブリーゼ

<公演時間>
約2時間5分(途中休憩無し)

<料金>
8,800円
(全席指定・税込)
※未就学児童入場不可

<出演者>
山田太郎:林翔太
結城弥生:田村芽実
渡辺サクラ:岡田奈々
山田あゆむ:神里優希

kizuku
大倉杏菜

『ピアノ生演奏』
安藤菜々子

『テーマ曲』
「初恋」(平井真美子)

<STAFF>
原作:遊川和彦
脚本・作詞・演出:菅野こうめい
音楽:坂部剛
振付:藤林美沙
舞台美術:池宮城直美
照明:柏倉淳一
音響:戸田雄樹
映像:横山翼
衣裳:山下和美
ヘアメイク:中原雅子
歌唱指導:横田裕市
演出助手:山下茜
制作:たけいけいこ
WEB制作:メテオデザイン
宣伝:浜口奈津子、染谷まどか
票券:河野英明、十文字優香
宣伝美術:弾デザイン事務所
宣伝写真:岩田えり
宣伝衣裳:高山良昭
宣伝ヘアメイク:ヘアメイクBELLEZZE
プロデューサー:石橋千尋(エイベックス・エンタテインメント)、神戸丈志(クオーレ)
協力:映画「弥生、三月」製作委員会
東京公演主催:エイベックス・エンタテインメント/クオーレ/サンライズプロモーション東京
京都・大阪公演主催:エイベックス・エンタテインメント/クオーレ
名古屋公演主催:中京テレビ放送
企画:エイベックス・エンタテインメント
製作:エイベックス・エンタテインメント/クオーレ

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