世界のエンターテイメントの“今”をお届け!

愛知県名古屋市のレゴランド・ジャパン、テーマパーク初となる名古屋市と包括連携協定を締結

レゴランド・ジャパン合同会社と名古屋市は2022年4月18日(月)、愛知県名古屋市港区金城ふ頭のキッズテーマパーク
「レゴランド®・ジャパン」において包括連携協定締結式を行いました。当日の様子をお伝えします。

【包括連携協定締結式の様子】

日本で唯一のレゴ®ブロックをモチーフとした屋外型テーマパーク『レゴランド®・ジャパン』
開業5周年アニバーサリーを迎える2022年春に「レゴランド®・ジャパンリゾート」が位置する名古屋市と
包括連携協定を締結する運びとなり、4月18日(月)、パークのエントランス付近にて協定式を執り行いました。

パークの重要イベントではお馴染みのラジオDJの平野聡さんがMCを進行を務める中、
今回の締結式の主役である、レゴランド・ジャパン合同会社社長の本多良行氏と
河村たかし名古屋市長が登壇。最初に本多社長の挨拶から。

本多社長「今回、5周年という節目の年に包括連携を締結する事が出来て非常に光栄に思っています。
レゴランド®・ジャパン・リゾートには3つの大きな点がありまして、一つ目はお子様の為のテーマパークという所、
2つ目がそのお子様が笑顔になる事で、ご家族が笑顔になれる所、そして最も大きな3つ目がレゴというブランドと
レゴのスタッフを通じて、遊びを通じて学んでもらうというのが我々のリゾートの大きな特徴だと思っています。
今回の協定のキッカケは、上記3つ目の「遊びを通じて学ぶ」というのが非常に大きな所でして、
「Project Based Learning (プロジェクト・ベースド・ラーニング、PBL) という、
学校で課題を通じて学ぶというやり方が今、名古屋市で行われているのですが、このPBLを
レゴ®ブロックを使用してやってもらおうという施策を2020年には市内のモデル校1校で、
2021年には2校へと増やしてやってきました。このモデル校を我々はどんどんと増やして、
レゴを通じて学んでいく機会を増やしていきたいと思っています。そうした時、どうしたら
この流れを加速させる事が出来るのかを、名古屋市教育委員会に相談をさせて頂いた所、
その時に我々は初めてこの包括連携協定の事を伺いました。この包括連携協定は5つの柱からなっており、
我々、レゴランド®・ジャパン・リゾートとしては特に3つの点で大きく貢献が出来ると思っています。

1つ目は子供が豊かに育つ街として遊びを通じて学んでもらう所、2つ目はシーライフ名古屋を通して海洋ゴミや
様々な海洋生物の保護を通して色んな事を学んでいただく環境と企業が調和をした街作り、
3つ目は我々レゴランド®・ジャパン・リゾートが世界中に楽しい名古屋市の魅力をアピールし、
企業や人を名古屋市の魅力を通じて惹きつける街作りの3つをお手伝いさせていただいているつもりです。
レゴランド・ジャパンはより良い未来をいろんな皆様やご家族に提供したいという風に思っています。
これからも我々の事を応援していただけると嬉しく思います。」

続いて河村市長の挨拶。
河村市長「今、社長が難しい事を言っておりましたけども、まあ兎に角、どえりゃあ面白れえ所でね、
低学年の子供さんやちびっ子ちゃん達に楽しんでもらえる様にと。
デンマークからのお偉いさんが名古屋へ来た時に一緒にここへ来て、名古屋の良い所は東京と大阪の真ん中なもんで、
両方から来てもらう様にせないかん、って盛んに話しましたわ。(社長さんは)PBLとか難しい事を知っておるね。
今、世界中では先生が黒板の前に立って皆同じ教科書で「これをやってこい」「来週、中間試験があるぞ」と…。
あんなのはダメなんですよ。例えば歴史だったら子供さんが織田信長を研究する、
「楽市楽座とは何か」とか、自分等で提案をしてやっていくと。そして月に1回位は発表して、
段々と(学習が)進んで行くと。それ子供さん等がやろうとするとやっぱり学校側が協力せないかんわね。
大いに名古屋市の学校が協力して皆で来れる様にしたい。
地下鉄の駅にレゴブロックで作った路線図を置いてもらえんかね?という事がありましたんで、
これはもうOK!即決ですわ。しっかりと名古屋市もレゴランド応援させて頂きますんで、
大いに子供さん等が楽しめる場所になります様に。(オープンから)5年になるもんね。
30年・50年続いて欲しいので皆さん応援しましょうという事でございます。Thank you very much! I love you」

河村市長の挨拶後、今包括連携協定の協定書に本多社長、河村市長がそれぞれサイン。はれて協定の締結が行われました。

最後に後述する『みんなでつくる レゴ木製ミニフィギュア』の製作に賛同した名古屋市立野跡小学校から
6年生の生徒25名が登場。ここで本来はレゴランドのキャラクター13体と一緒に今協定の締結を祝う
パフォーマンスがなされる予定でしたが、朝方より降り続く生憎の雨の為、キャンセルに。
最後は全員でフォトセッションを行い、締結式は終了しました。

『包括連携協定締結式動画』
レゴランド】名古屋市✕レゴランド・ジャパン合同会社 包括連携協定 締結式 – YouTube

【囲み取材の様子】

包括連携協定締結式の終了後、場所を移して本多社長と河村市長が参加しての囲み取材が行われました。

Q:本日、包括連携協定の締結が行われたが、この締結に今後期待する部分は?

本多社長「今回の協定は我々の強みを活かして、地域を元気づけていくというのが一番の狙いですね。
お子様を元気に育てていただく、ご家族を更に元気にさせてもらう、そこに尽きると思います。」

河村市長「社長は仕事熱心な若い方でございまして、小学校低学年の子供さん等が楽しめる様な施設で
どんどんとやっていきますので。社長に何か提案はにゃあだか?と言ったら、名古屋の地下鉄の駅の案内板を
お願いしますと言っていたのでそれなんか即決ですわな。どっちかというと、ああいう
(地下鉄構内の)無味乾燥な所に可愛い物があると心が楽しいじゃないですか。
後はやっぱり学校を特に応援せないかんですわ。(名古屋市の)小学校には1学年に
(約)2万人の子供さんがおりますから。小学校6学年だけで12万人位になるわけですよ。
そういう子達がこの場所で授業の代わりみたいなね、先生が一方的にああいうこういうんじゃなくて、
皆で何かを作り出していくと。織田信長でも作るか!と。そういう雰囲気です。
(パークの)入場料もお値打ちになってますし、是非、名古屋の方だけでなく、ちびっ子ちゃん達と一緒に遊びに来てもらいたいです。」

本多社長「地下鉄の案内板は、レゴ社との施策で地下鉄の路線図をレゴブロックで再現をしていて、
同じ事を名古屋市でもさせていただけないかと先程、直談判をさせていただいた所、ご快諾いただきました。
また、締結式でのPBLに追記で言わせていただけると、去年、2校のモデル校で実施させていただいたのは、
机と机の間をレゴブロックで繋げましょうという課題なんですよ。レゴ®ブロックはご存じの通り、
1m~2mの高さだと、2層3層だと直ぐに折れてしまうんですね。それを如何いう風に
橋のデザインを組んで行こうか?と、隣の子と議論をしながら社会性や創造性を構築していく授業を
やらせていただいたんですね。それをもっと色々な学校でやらせていただきたいというのが我々の願いとなります。」

Q:金城ふ頭エリアの開発の中で、5周年を迎えた
レゴランド®・ジャパン・リゾートはどの様な役割を果たしていきたいか?

本多社長「我々は当然、金城ふ頭を第一に思いたいというのがあり、我々一社だけでやっている訳ではないので、
メイカーズピアさんやリニア鉄道館さん、日本中や世界中の方が来て楽しんでいただける設備があるという風に思っています。
なので彼等と一緒に魅力をこれからもっともっと拡大をしていく、そこで我々が出来る事は当然しますし、
協力させてもらえるのであればどんどん広げていきたいという風に思います。」

Q:過去、レゴランドでは名古屋市や愛知県の公的機関や企業等とコラボレーションをして
子供達に様々な体験機会を与えていたが、今回の連携協定により、それが更に加速するのか?

本多社長「質問の通り、例えば中部電力さんやトヨタ自動車さん等の企業さんとコラボして、
小学校の方々によりPBLを通じて楽しく課題を解決してもらうというのを務めている所です。
我々の願いは名古屋市の、将来的には全国の小学校でこの様な取り組みを展開していきたいという
将来的な長期の目標は当然あります。」

Q:レゴランド・ジャパンの拡張工事については?

本多社長「拡張工事の件は、私が就任してからマーケット調査だったりとか、会社のあるべき姿を考えながら
着実に進めている所で時期に関しては明確にお答えできないですけども、非常に楽しみなエリアになるという事は
私も個人的に思っていますので、今後のニュースを聞いていただければなと思っております。」

Q:レゴランド®・ジャパン・リゾートがこの5年間で名古屋市に最も貢献したと思う部分は?

河村市長「子供さん、ちびっ子ちゃん達に喜んでもらえるものが名古屋に出来た
というのは大きいんじゃないですか。どっちかというと名古屋は産業の街と言われるでしょう。
金城ふ頭は日本最大の貿易港ですから。そういう所の中で子供さん達が楽しめる物、
❝一人の子も死なせない名古屋❞とこれは同じですわ。
子ども達と自分等で(レゴランドに)来て、様々な物を作って、人生は中々面白いなと、
先生の顔を見るばっかじゃにゃーぞ、という事を味わってもらえるキッカケの所は
5年間かかりましたけど、踏み出せたんじゃにゃーかと思います。」

Q:今後、レゴランド・ジャパンに期待したい役割と、果たしていきたい役割は?

メディアに公開された包括連携協定の協定書(レゴランド・ジャパン合同会社保有分)

本多社長「もっとバリュー、我々の強みを全面に押し出して日本の沢山の方々に我々の事を
まず知っていただいて、来ていただいて我々の良さを全面的に知って貰う事だと思っています。
来ていただいたら殆どの方が満足して帰っていただけるというのは、私が本当に自信を持って言える事です。
色々な方に来ていただいて、名古屋市の魅力度アップに貢献していくというのが、我々のしていきたい将来像です。」

河村市長「❝一人の子も死なせない名古屋❞というスローガンでちびっ子ちゃん達が楽しみ、
お受験ばっかじゃにゃーよというのをやってもらって、名古屋の学校も全面協力しますので、
小学生の皆の中からレゴランドに行って授業をやりましょうという声が上がってくる様になるとええわな~。
そういう声が上がる楽しい所に面白い所にせないかんですわ。」

『囲み取材の様子を動画で』
【レゴランド】名古屋市✕レゴランド・ジャパン合同会社 包括連携協定 締結式後の囲み取材 – YouTube

【 レゴランド・ジャパン×名古屋市 包括連携協定】

レゴランド・ジャパンは、「いましか、家族でできないこと」をブランドメッセージに掲げ、
子どもの笑顔があふれる家族の時間を提供しています。2020年より名古屋市の小学校を対象に、
課題解決型の学習方法「Project BasedLearning」を活用しながらレゴ ブロックの持つ
無限の可能性を楽しく学ぶ出張型ワークショップを展開中。また、レゴランド・ジャパン・リゾート内の水族館
『シーライフ名古屋』では「海洋ごみについて学び、生き物を守る」イベントの実施、そして、
地域の魅力を伝えるプロジェクト「みんなでつくる レゴ 木製ミニフィギュア」の開催など、
これまでの地域貢献への取り組みが評価され、テーマパーク初となる名古屋市との包括連携協定が実現しました。
本協定は、相互に緊密な連携・協力による活動を推進し、市民生活の幅広い分野において、
市民サービスの一層の向上、地域の活性化などに取り組むことにより、
相互の持続的な発展を図ることを目的としたもの。
名古屋市との締結企業としては16社目、テーマパークとしては初となります。

レゴランド®・ジャパンリゾートを運営するレゴランド・ジャパン合同会社と、愛知県名古屋市が
今回締結した包括連携協定は、相互に緊密な連携・協力によって地域の活性化などに取り組むことにより、
相互の持続的な発展を図ることを目的とし、連携の柱事業は、「子どもの未来を育む豊かな教育活動推進に関する協力」
「海の環境保全活動に関する各種協力」「名古屋市の魅力発信への協力」の3つとの発表がなされました。

【レゴランド・ジャパン×名古屋市 包括連携協定に基づく3つの柱事業について】

『子どもの未来を育む豊かな教育活動推進に関する協力』
レゴ®ブロックを活用したオリジナル「Project Based Learning」の出張型ワークショップや
レゴランドならではのプログラミング教育の推進、小学校を対象にした職業体験プログラム等を展開。
本年度は中部電力およびトヨタ自動車と協業し、レゴ ブロックをツ使って「カーボンニュートラル」と
「次世代エネルギー」を楽しく学ぶ体験型の出張授業を名古屋市の小学6年生を対象に7月より実施予定。
近日中に市内小学校へ参加校募集の案内を発送します。 ※応募校多数の場合は抽選にて決定

『海の環境保全活動に関する各種協力』
“見て、さわって、学んで”体験できる水族館『シーライフ名古屋』ではSDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」
の達成に向け2021年7月、名古屋市と協働し、海の環境保全活動に関する取り組みを実施。
子どもたちがSDGsを学べる施設として名古屋市内外で展開している「SDGsフィールド」への参画や
啓発イベントを開催。本年度も夏休み期間中に海洋ごみに関わるテーマのワークショップ・イベント等の
実施を通してSDGsの目標達成に向けた協力を行います。

『名古屋市の魅力発信への協力』
開業5周年アニバーサリー事業の一環として、地域の子どもたちや市営施設、観光協会、「なごやめし20選」など
総勢約80名/社と一緒に、東海地方の観光名所やグルメ、子どもたちの大好きなことなど、
レゴ木製フィギュアにブロックや絵の具で自由にデザイン装飾し、地域の魅力を発信していただくプロジェクト
「みんなでつくる レゴ木製ミニフィギュア」を5月9日(月)まで開催中。第2弾は抽選で選ばれた
年間パスポートを持つレゴランドファンによる約100フィギュアを5月12日(木)より6月下旬まで
ビッグ・ショップ内に展示。今後は、名古屋市のマスコットキャラクターと
レゴランドのキャラクターとのコラボ商品の開発も検討していきます。

以上3つの柱事業が今年展開されます。
そしての名古屋市とレゴランド・ジャパン合同会社との包括連携協定に基づき今後予定されている
主な取り組み事項としては以下の5つとなっています。

①人権が尊重され、誰もがいきいきと過ごせるまちに関する事
:「なごや健康マイレージ」への協力
:人権研修の実施支援
:「ともに選挙を盛り上げよう(TSM)プロジェクト」への参加

②安心して事育てができ、子どもや若者が豊かに育つまちに関すること
(『子どもの未来を育む豊かな教育活動推進に関する協力』)
:「名古屋土曜学習プログラム」の実施支援
:「ファミリーデーナなごや」への参加
:「名古屋市ひとり親家庭休養ホーム事業」の対象施設として契約

③人が支え合い、災害に強く安心・安全に暮らせるまちに関すること
:市内小学生に向けた防犯啓発活動への協力
:消防局関連事業への協力

④快適な都市環境と自然が調和したまちに関すること
(『海の環境保全活動に関する各種協力』)
:なごやSDGsグリーンパートナーズ」への参加
:「小学生ぜん息教室」、「親子ぜん息教室」等への実施協力

⑤魅力と活力にあふれ、世界から人や企業をひきつける、開かれたまちに関すること
(『名古屋市の魅力発信への協力』)
:地域の魅力を伝えるプロジェクトの実施
:名古屋市マスコットキャラクターとのコラボ商品の開発

【『みんなでつくる レゴ木製ミニフィギュア』 Sponsored by 中日新聞】

未来を担う子どもたちにとってより良い社会の実現を目指すべく、地域の人達はもとより、
名古屋市教育委員会や環境局、企業や団体などとの産学官民連携によるCSR活動に注力する
と発表しているレゴランド・ジャパン・リゾート。
その第1弾として、地域の子どもたちや市営施設、観光協会、「なごやめし20選」など
『みんなでつくるレゴ木製ミニフィギュア』と題して、東海地方の観光名所やグルメ、子どもたちの大好きなことなど、
レゴ木製フィギュアにブロックや絵の具で自由にデザイン装飾し、表現してもらうプロジェクトを始動。
総勢約80名/社の作品がレゴランド・ジャパン・リゾート内に展示されています。
その中からいくつかの作品が囲み取材の場に展示されました。

『第1弾作品の一部』(リゾート内展示期間:2022年3月18日(金)~5月9日(月))

「地域の企業、団体」
レゴランド®・ジャパン・リゾートのオフィシャルマーケティングパートナーである、
中日新聞を運営母体とプロ野球チームの中日ドラゴンズの全国的な知名度を誇る
マスコットキャラクターの一人であるドアラが展示。

「なごやめし」
もはや説明不要の名古屋市民、そして愛知県民のソウルフードと言える19のグルメから
「まるは食堂」のエビフライと「しら河」のひつまぶしが展示され、
そのほぼリアルサイズの造形に涎が垂れてしまいそう。

「名古屋市港区野跡小学校」
最後はこのCSR活動に賛同した名古屋市教育委員会よりレゴランド®・ジャパン・リゾートの北、
約3.3キロの場所に位置する名古屋市立港区野跡小学校6年生41名の作品の中から、
「~甘いを届けたい~」と「空手」の2体が展示。生徒児童の様々夢を描いた作品群は
リゾートに訪れた子供のみならず、大人のゲストにも気づきや閃きをくれるはず。

【包括連携協定締結式概要】

レゴランド®・ジャパン・リゾートの公式サイトはこちら

<日時>
2022年4月18日(月)11:00開始

<会場>
レゴランド®・ジャパン・エントランス前

<出席者>
本多良行:レゴランド・ジャパン合同会社社長
河村たかし:名古屋市社長

難波伸治:名古屋市総務局長
武田淳:名古屋市総務局調整監
吉木彰:名古屋市総務局総合調整室部長
小島治彦:名古屋市教育委員会指導室首席指導主事
斉藤牧:名古屋市環境局環境企画課主幹
名古屋市立野跡小学校6年生生徒25名

LEGO, the LEGO logo, the Brick and Knob configurations,
the Minifigure and LEGOLAND are trademarks of the LEGO Group.
©2022 The LEGO Group. LEGOLAND is a part of Merlin Entertainments.

 - News, Theme Park