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ミュージカル『メリー・ポピンズ』まもなく本公演開幕!

 

作家パメラ・トラバースの小説『メアリー・ポピンズ』を原作とし、ウォルト・ディズニー・カンパニーによって
1964年に製作され、アカデミー賞5部門を受賞した不朽の名作、映画『メリー・ポピンズ』。
日本でも大変高い知名度を持つこの作品を『ライオン・キング』『アラジン』など
数々のディズニーミュージカルを生み出したトーマス・シューマーカーと、『オペラ座の怪人』『CATS』
『レ・ミゼラブル』『ミス・サイゴン』といった日本でも大人気のミュージカルを生み出したプロデューサー、
サー・キャメロン・マッキントッシュの手によりミュージカル化。2004年のイギリス・ブリストルのヒッポドローム・シアターでの
トライアウト公演を皮切りに、同年にはロンドンのウエスト・エンド、2006年からはブロードウェイで上演され、
2008年のイギリス国内ツアーを筆頭に、ローレンス・オリヴィエ賞9部門ノミネート、トニー賞7部門にノミネートされる、
圧倒的支持を得て、世界中でツアー公演されているのがミュージカル「メリー・ポピンズ」。

日本では2018年3月~6月に日本人キャスト版の初演が東京・大阪にて行われ、ミュージカル・演劇界を
代表するスターや音楽界の歌姫、またはコメディアン出身者等、大変に多彩な顔ぶれのキャストと
圧倒的な作品力を誇るディズニーミュージカルのパワーが話題を集め、のべ約17万人を動員する大成功を収めました。
そして2022年3月~6月、初演と同じく、東京都渋谷区の東急シアターオーブと大阪府大阪市の
梅田芸術劇場メインホールにメリー・ポピンズ達が約4年の時を経て帰ってきます。

2022年1月26日(水)の歌唱披露イベントから約2か月、本公演開始を目前に控えた
2022年3月27日(日)に東京都渋谷区の東急シアターオーブにて公開舞台稽古が行われました。

【公開舞台稽古の様子】

楽曲披露に先立ち、日本プロダクション演出のジャン・ピエール・ヴァン・ダー・スプイ(JP)氏より挨拶が。
JP「自分が滞在しているアパートの前の道に桜の木が植わっているのですけども、実は今朝、
桜の木の花が突然咲いておりまして、沢山の桜の花が咲いている光景に息をのむ様な思いをしてまいりました。
この作品をご覧になった東京・大阪のお客様が今朝の僕と同じ様な「素敵だな、息をのむ様な思いだな」
という様な気持ちになっていただける事を望んでいます。
メリー・ポピンズというお話の一番中心にあるものは、助けを必要としている上手くいっていない家族の物語です。
その家族の下にメリー・ポピンズが舞い降りて来て、そして彼女は人間性であったり、価値観であったり、
何が大切なのかという事を家族の一員達に教えていきます。そして今思うのは、このプロダクションが
今この世の中でいかに大切で意味の有る作品かという事です。そしてメリー・ポピンズの摩訶不思議で
この世のものと思えない様な力によってバンクス家が不思議な物語を経て人生において何が大切か
忘れてはいけないものは何かという事に気付かされていきます。
今回のカンパニーの皆さんが東京のお客様に大きな大きな喜びを届ける事が出来る様に心から祈っています。」

1曲目は「最高のホリディ」(Jolly Holiday)。
大人たちの言うことを聞かないジェーンとマイケルに対して、メリー・ポピンズは何でも「ゲーム」に
変えることで、でやりたくない事も楽しくなる事を教えてくれます。
メリーに連れられていつもの公園にやって来た子供達は絵描きのバートと出会い、
これまでに体験した事がない素敵な体験をすることに。
メリー・ポピンズ役を笹本玲奈さん、バート役を大貫勇輔さん、
ジェーン・バンクス役を弘山真菜さん、マイケル・バンクス役を田中誠人さん、
ブーム提督役をコング桑田さんが演じ、フルカンパニーで歌唱する第一幕序盤の軽快なナンバー。

続く2曲目は「お砂糖ひとさじで」(A Spoonful of Sugar)。
バンクス家のドジでマヌケな使用人のロバートソン・アイはみんなの役にたちたくて張り切りますが、
子どもたちに罵られ、焦った彼は、キッチンを破壊して大失敗。
母親のウィニフレッドから子どもたちは、苦い薬でお仕置きしないと、と言われますが、
メリーが「子どもたちとキッチンを片付けます」と間に入って来ます。
薬を飲む事を嫌がる子どもたちに「ひとさじの薬を」飲ませると…
メリー・ポピンズ役を濱田めぐみさん、ウィニフレッド役を知念里奈さん、ミセス・ブリル役を浦嶋りんこさん
ロバートソン・アイ役を内藤大希さん、ジェーン・バンクス役を西光里咲さん、マイケル・バンクス役を井伊巧さんが演じる
第一幕中盤でメリー・ポピンズの教育力観客に印象付けるナンバー。

最後の3曲目は「チム・チム・チェリー(リプライズ)」(Chim Chim Cher-ee (Reprise))。
「風向きが変わった」と言って、メリーはバンクス家を出て行きます。メリーにとって、
ジェーンとマイケルは良い子たちだと分かっているからこそ世話を焼いているのですが、
子どもたち自身が「この先、自分の事は自分でやらないと」と言って、子どもたちの成長を期待しながら、空に飛び立っていきます。
メリー・ポピンズ役を笹本玲奈さん、バート役を小野田龍之介さん、ミセス・ブリル役を久保田磨希さん
ジェーン・バンクス役を弘山真菜さん、マイケル・バンクス役:を田中誠人さんが演じる、第一幕の最後を飾るナンバー。

以上3曲の楽曲披露が約15分間に渡り、行われました。

【日本公演100回記念特別コメント】

3月27日(日)18時の公演で、ミュージカル『メリー・ポピンズ』日本公演が上演100回目を迎えるにあたり、
また、3月31日(木)からの本公演に向けてメリー・ポピンズ、バート役の4名のキャストより、コメントが届きました。

メリー・ポピンズ役:濱田めぐみ(Wキャスト)

メリー・ポピンズ役:濱田めぐみ(Wキャスト)

「「メリー・ポピンズ」は3/27の公演で、日本上演100回を迎えることになりました。
オーディションから2018年3月の初日、そして4年後の今年の再演まで
長い年月を重ねてきたことを考えると感慨深いです。この間「メリー・ポピンズ」のことが
常にどこか頭の中にありました。これからも長く続いてほしい作品ですし、
お客様にも応援していただけたら嬉しいです。コロナの影響もいろいろありましたが、
ようやく本初日を迎えることができます。再演とはなりますが、新しい風も吹き
素晴らしい作品を皆様にお届けできることになりました。劇場でお待ちしております。」

メリー・ポピンズ役:笹本玲奈(Wキャスト)

メリー・ポピンズ役:笹本玲奈(Wキャスト)

「本日(3/27)上演100回を迎えますが1,000回、1万回と続いていくように、
責任を持ってしっかり努めたいと思います。この作品に出演するのは夢だったので
稽古の前半は寝る時もずっと「メリー・ポピンズ」のことを考えて続けて
夢にも稽古のことが出てくるくらいでした。どこかで素晴らしい作品にしなければ
とプレッシャーが大きかったと思います。舞台稽古が長く、しっかりきっちり準備できたので、
今は初日を前に早く皆様に作品を見てもらいたい、わくわくした気持ちでいっぱいです。
お客様とお会いするのがすごく楽しみですし、ご観劇いただいた方は
きっと温かく楽しい気持ちになって劇場を後にすることができると思います。
皆様に幸せな気持ちになって頂けるよう、私も楽しみながらメリーを生きたいと思います。」

バート役:大貫勇輔(Wキャスト)

バート役:大貫勇輔(Wキャスト)

「本日上演100回を迎えられて、めでたい!!純粋に嬉しいです。もうそんな回数やっていたのか!
とびっくりしました。これからこの先も1,000回を目指して、1公演1公演を大切に積み上げて、
公演に臨んでいきたいと思います。本初日を迎えるにあたって、プレビュー公演と
本公演と分けられてはいますが、僕たちとしてはどの公演も変わりなく全力で挑んでいこうと思っているので、
ここからも大切にバートを演じていきたいと思います。

バート役:小野田龍之介(Wキャスト)

バート役:小野田龍之介(Wキャスト)

「100回の公演の中で、2つの役の視点からこの作品を務めることができたことを、
すごく光栄に思っており、自分の中で大きな財産になっていることを、日々感じています。
節目の時にこの大好きな作品に関わることができて、嬉しいです。まもなく本初日を迎えますが、
プレビューをやっているとか、もう初日だとか気にしていられないくらい
『メリー・ポピンズ』の世界にカンパニー全体が集中して作品に取り組んでいて、
変に気を張ることもなく日々稽古できています。良き公演を皆様にお届けできるよう、
健康第一でカンパニー一同努めてまいりますので、応援よろしくお願いいたします。」

【あらすじ】

1910年のロンドン、チェリー・ツリー・レーンに住むバンクス家。
一向に子守が居つかないこの家に、メリー・ポピンズが舞い降りてくる。
魔法で部屋を片付けたり、カバンから何でも取り出したり不思議な力を持つメリーと、
煙突掃除屋のバートと過ごす素敵な毎日に、子供たちは大喜び。
一方、父ジョージは銀行でのある融資をきっかけに、苦境に立たされてしまう。
しかしこの出来事をきっかけに、バンクス家は家族の幸せを見つけ、
それを見届けたメリーは、また空へ帰っていくのだった。

【ミュージカル『メリー・ポピンズ』公演概要】

公式サイトはこちら

<公演期間>
『プレビュー公演』
東京公演:2022年3月24日(木)~3月30日(水))

『本公演』
東京公演:2022年3月31日(木)〜5月8日(日)
大阪公演:2022年5月20日(金)~6月6日(月)

「スペシャルナイト★アフタートーク開催決定」
https://horipro-stage.jp/event/marypoppins20211025/

◎対象公演日程&トークキャスト
3月31日(木)18:00
大貫勇輔/山路和弘/島田歌穂/浦嶋りんこ

4月5日(火)18:00
濱田めぐみ/木村花代/ブラザートム/石川新太

4月7日(木)18:00
笹本玲奈/知念里奈/コング桑田/内藤大希

4月29日(金・祝)17:30
小野田龍之介/駒田一/鈴木ほのか/久保田磨希

※対象公演回のチケットをお持ちの皆様ご参加いただけます。
※登壇者は急遽変更になる場合もございます。

<会場>
東京:東急シアターオーブ
大阪:梅田芸術劇場メインホール

<公演時間>
約2時間55分(25分間の途中休憩を含む)

<料金>
東京:
『プレビュー公演』
S席12,500円 A席9,000円 B席4,000円
『本公演』
S席14,000円 A席10,000円 B席4,500円

大阪:
S席14,000円 A席10,000円 B席4,500円

(全席指定・税込)
※出演者並びに出演スケジュールは変更になる場合がございますのでご了承ください。出演者変更の場合でも他日への変更、払い戻しは致しかねます。
※4歳以上入場可(チケットが必要になります)。
※膝上でのご観劇はできません。
※車椅子でご来場のお客様は、車椅子スペースに限りがございますので、事前にホリプロチケットセンターまでご連絡ください。

<出演者>
メリー・ポピンズ:濱田めぐみ/笹本玲奈(Wキャスト)
バート:大貫勇輔/小野田龍之介(Wキャスト)
ジョージ・バンクス:駒田一/山路和弘(Wキャスト)
ウィニフレッド・バンクス:木村花代/知念里奈(Wキャスト)
バードウーマン/ミス・アンドリュー:島田歌穂/鈴木ほのか(Wキャスト)
ブーム提督/頭取:コング桑田/ブラザートム(Wキャスト)
ミセス・ブリル:浦嶋りんこ/久保田磨希(Wキャスト)
ロバートソン・アイ:内藤大希/石川新太(Wキャスト)

ジェーン・バンクス:大廣アンナ/西光里咲/弘山真菜/深町ようこ(クワトロキャスト)
マイケル・バンクス:井伊巧/髙橋輝/田中誠人/中込佑協(クワトロキャスト)

ノース・ブルック:石川剛
ミセス・コリー:エリアンナ
ケイティ・ナナ:小島亜莉沙
ヴォン・ハスラー:丹宗立峰
ネーレウス:長澤風海
ミス・ラーク:般若愛実
ヴァレンタイン:樋口祥久

青山郁代
五十嵐耕司
石井亜早実
大井新生(S)
岡本華奈
風間無限
工藤彩(S)
熊澤沙穂(S)
今野晶乃
斎藤准一郎
白山博基(S)
高瀬育海
髙田実那(S)
照井裕隆
東間一貴(S)
長澤仙明
花岡麻里名
藤岡義樹(S)
藤咲みどり
MAOTO
武藤寛
(五十音順)
※(S)…スウィング

<STAFF>
原作:パメラ・トラバース
オリジナル音楽:リチャード・M・シャーマン、ロバート・B・シャーマン
追加歌詞&音楽:ジョージ・スタイルズ、アンソニー・ドリュー
訳詞:高橋亜子
脚本:ジュリアン・フェローズ
翻訳:常田景子
オリジナル演出:リチャード・エア
共同演出/オリジナル振付:マシュー・ボーン
共同振付:スティーブン・ミア
舞台美術・衣装デザイナー:ボブ・クロウリー
照明デザイナー:ヒュー・ヴァンストン、ナターシャ・カッツ
音響デザイナー:ポール・ゲートハウス
編曲:ウィリアム・デヴィッド・ブローン
日本プロダクション演出:ジャン・ピエール・ヴァン・ダー・スプイ
日本プロダクション振付:リチャード・ジョーンズ
東京公演主催:ホリプロ/東宝/TBS/梅田芸術劇場
大阪公演主催:ホリプロ/東宝/TBS/梅田芸術劇場/読売テレビ
東京公演後援:TBSラジオ
東京公演宣伝協力:WOWOW
特別協賛:Sky株式会社
協賛:ディズニー★JCBカード
企画製作:ホリプロ/東宝/TBS/梅田芸術劇場

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