世界のエンターテイメントの“今”をお届け!

東京2020組織委員会 理事会を開催

第49回理事会の冒頭の様子 Photo by Tokyo 2020

東京2020組織委員会(以下、組織委)は2022年3月24日(木)、東京都内某所にて第49回となる理事会を開催しました。

【理事会の様子】

理事会の開始冒頭、橋本聖子組織委会長から挨拶が。

理事会冒頭で挨拶をする橋本会長 Photo by Tokyo 2020

橋本会長「個人的ではありますけども、「IOC女性とスポーツ賞」で最高位となる「世界賞」を受賞する
栄誉にあずかりました。これに恥じぬ様にこれからもスポーツのみならず、女児女性の為に
しっかりとこの賞の意味と意義という物を広めていきたいと思っております。
平和はオリンピック・パラリンピックを貫く根幹のメッセージであり、東京大会でもコロナ禍を乗り越え、
世界中のアスリートが集まる事で連帯を示す事が出来ました。(ロシアのウクライナへの軍事侵攻は)
スポーツの関係団体が結束して対応し、ウクライナに対する連携を示していく事が重要であると思っています。
2014年1月24日に発足した組織委員会も8年以上が経過いたしますが、大会業務については今回の理事会で
大きく目鼻をつけ、一つの区切りを迎えます。この後は6月の解散に向けた最終的な調整に入りたいと考えています。」

理事会終了後の記者会見で発言する武藤事務総長 Photo by Tokyo 2020

そして約2時間に及ぶ理事会の終了後に行われた記者会見にて、武藤敏郎組織委専務理事・事務総長から
開催都市契約で制作が定められた芸術作品である公式映画が河瀨直美監督により様々なシーンでの
撮影が進められ、3月24日に東宝主催の作品発表が行われ、アスリートがメインの物語の「東京2020オリンピック SIDE:A」と
アスリートを支える裏方がメインの物語の「東京2020オリンピック SIDE:B」がそれぞれ、
6月3日、6月24日に全国の東宝系映画館にて公開され、3月28日(月)深夜0時~1時40分にNHK総合テレビにて
「映像記録 東京2020パラリンピック NHK/IPC国際共同制作」(※)がNHKでは「映像記録番組」として放送され、
IPCが再編集し「公式映画」として活用すると発表が。

また、東京2020大会の財務について、2020年12月22日に公表した生涯予算V5(大会経費全体:1兆6,440億円)から
経費の縮小・効率化を続け、最終的な経費確定により、大会経費全体の見通しは1兆4,530臆を少し下まわりそうとの事。
そして予定通り6月末に組織委は解散し、その後は清算法人となり。組織委の人員は
現在の730名から新年度は162名なる等との話がなされました。

※今後、IPCが英語の字幕を付けるなどの編集を加え、「公式映画」として公式サイトで公開予定
(時期未定。映画館での公開予定無し)

東京2020組織委員会の公式サイトはこちら

©Tokyo 2020

 - News, life